漫画『夜伽の双子―贄姫は二人の王子に愛される―』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！【双子王子とのちょっぴりHな三角関係】

憧れの王子と子作りをするはずが、相手はまさかの双子で――！？ 『夜伽の双子―贄姫は二人の王子に愛される―』は、子作りの使命を与えられたヒロインと双子王子の三角関係を描いたラブストーリーです。 この記事では、「夜伽の双子」1巻から最新巻までのネタバレを一挙公開！配信状況や見どころなども紹介していくので、作品が気になった人はぜひチェックしてみてくださいね！

憧れのユオ王子と結婚するために努力し、国1番の魔力を手に入れたヒルマ。ユオと契りを交わし彼の子供を産めるかと思いきや、王子はまさかの双子。彼女はアームとユオの2人と夜伽をすることになりました。 王はヒルマにそれぞれの息子の子供を産ませ、より強い子を産ませた者を王にすると言います。ユオは「女を使って王になるなんて」とヒルマを気遣う優しい心の持ち主。一方、アームは彼女がお金や権力欲しさに王太子妃になろうとしていると疑う感じの悪い青年でした。 始めは見知らぬヒルマに冷たい態度を取る王子2人でしたが、彼女の人柄を知ってからは互いに対抗心を燃やすようになり――。

ユオと夜を共にし良い雰囲気になったヒルマですが、彼のために作ったクッキーに毒が盛られており刺客と疑われてしまいます。 必死で弁明するも信じてもらえずピンチに陥ったヒルマですが、アームからの助け舟が。ヒルマの世話係が犯人だと判明し難を逃れたと思いきや、彼女が王子たちを殺そうとしてきて……。咄嗟に2人を庇ったヒルマは怪我を負ってしまいます。 アームがヒルマを心配し毎日看病をしにくる一方で、ユオはその日から一向に姿を見せません。しかし彼はヒルマが寝ている隙にこっそりと様子を見に来ていたのでした。 そんなことは露知らず、元気になり王に王子との夜伽を命じられたヒルマは自分を気遣ってくれたアームを相手に選んで――。

ユオから直接謝罪され、彼が自分を好いてくれていると気が付いたヒルマ。この状況が面白くないアームは新しい妃候補ウィリデを迎え入れ、彼女を抱くことでヒルマに嫉妬させる作戦に出ました。ヒルマはアームのことが気になり、せっかくのユオとの情事も上の空です。 ウィリデは始めのうちは鬼畜なアームにすっかり怯え泣いていましたが……。ヒルマをユオに取られた不憫な彼を救いたいという気持ちが芽生え、彼に恋をするようになりました。 ヒルマとユオ、ウィリデとアームがそれぞれうまく行けばみんなが幸せになるはず。ウィリデは媚薬を作り自分はアームに、ヒルマはユオに飲ませようと提案してきて――。

アームがウィリデに媚薬を盛られたと聞き、心配してやってきたヒルマ。しかし彼は既に媚薬を飲んでしまった後で、抱かせるようにと命令してきました。アームはわざとヒルマが傷つくようなことを言いつつ彼女の全身を責め立てて……。 一方、ヒルマが媚薬を盛られたアームの相手をしていると知ったユオ。彼はアームがわざと媚薬を飲んでヒルマを呼び寄せたことに気が付いていました。ユオはそれまではどんな女性にも執着しなかったアームがヒルマに異常に執着していることに苛立ちます。 結局アームはヒルマと直接繋がることはなかったものの、シーツに血を垂らして彼女が処女でなくなったように偽装工作をして――。

アームに部屋に引きずり込まれ、ドアの前で身動きができない状況になったヒルマ。壁を隔てた向こう側にはユオがいました。アームがヒルマを束縛し自分だけのものにしようと考える一方で、ユオは彼女を尊重するべきだと彼を諭します。 ユオの考えは甘いのだと思い知らせるようにヒルマの身体を愛撫し、彼女の嬌声をユオに聞かせます。頭に血が上ったユオは扉を無理やりこじ開け、部屋に押し入り……。衣服が乱れ胸がはだけたヒルマを見てしまいます。 10巻では過去のアームの回想シーンに。ユオとアームの溝が深まるきっかけのエピソードと、彼らとヒルマの出会いまでが語られます。

幼少期からアームに劣等感を抱いていたユオ。才能に満ち溢れたアームは何でも簡単にこなして見せるのに対し、ユオは必死に努力をしても彼に追いつけませんでした。それでもたゆまぬ努力を重ね、いつかはアームを超えて父王に認めてもらおうとしていました。 そんなユオの前に現れたのがヒルマです。他人に関心が持てなかった彼にとってヒルマは唯一興味の持てる特別な存在。しかし最近の彼女はアームと親しげな様子で……。 一方、孤児院暮らしだったヒルマはその日の食事にも困るような日々を過ごしていました。そんな辛い状況で手を差し伸べてくれたのがユオで、心優しい彼と結ばれたいと思うようになったのでした。

夜伽のために一緒に部屋で過ごしていたヒルマとユオ。ヒルマはユオと会話を重ねるうちに、彼が何かに悩んでいるのに気が付きます。こんな状態のユオに抱かれても彼が一層苦しむだけ……。そう思いユオと距離を置こうとしますが、彼は拒まれたことにショックを受けます。 ヒルマはアームに心を奪われたのかもしれない。そんな考えがよぎったユオはなんとしてもヒルマを抱きたくなります。やや強引な手段を取りつつも、話をしてすれ違いを解消した2人。ついに子作りのためにエッチをする仲になりました。 ユオがヒルマを妊娠させられなければ次はアームの番。誰にも彼女を奪われたくないユオは「絶対に俺の子を孕むように」と告げて――。

ユオと幸せな時間を過ごしたヒルマですが、妊娠の兆しがないと知った王はアームと夜伽をするよう命令。気乗りしないものの、王に逆らえないヒルマは自分を奮い立たせてアームの部屋へ向かいます。アームの到着を待つ間、彼女は罰を受けるのも承知で夜伽を拒もうと考えていました。 しかしヒルマは訳あって少年の姿になっていたアームに虚を突かれ、押し倒されてしまいます。いつもと違う彼に振り回されつつも、すぐに終わらせて欲しいと懇願するヒルマ。アームに優しく抱かれ、自分の気持ちが揺らいでしまうのが怖かったのです。 そんなヒルマが不満なアームは、抱かない代わりに意地悪く愛撫することにして――。

ユオとアームの部屋で突然火事が発生。どちらに先に向かうべきか選べず悩んでいたヒルマの元に、ユオが助けにきます。火事に向かっていた彼女を抱き上げ一緒に王宮の外へ避難します。しかし、ヒルマはユオの姿に違和感を感じ……。アームがユオに成りすましていることに気が付きました。 この事件により、自分がユオとアームを同じくらい好きなことを自覚したヒルマ。アームに抱かれ一層気持ちが揺らぐものの、子種を注がれて不安になってしまいます。もしアームとの子供ができれば彼がこの国の王になるのです。 激しい行為は朝まで続き、ぐったりとしたヒルマはアームに抱きかかえられて部屋を出ます。そんな2人の前に、恐ろしい顔をしたユオが現れて――。

双子に振り向いてもらえなかったウィリデの八つ当たりにより、ヒルマは妊娠できない身体に。子供が出来なくなった今、彼女に居場所はありません。ヒルマは王の決定によって王宮を追い出され、故郷に帰ることになりました。 ヒルマが王宮を出て1ヶ月後、彼女は元居た教会で子供たちに魔力の授業をしていました。子供たちは慕ってくれるものの、王宮の話題がでるとつい気分が暗くなります。時間が経っても、ユオやアームと離れ離れになったヒルマの心の傷は癒えないままでした。 成人のヒルマは孤児院でずっと暮らすわけにもいかず、いつかは出て行かなければなりません。不安に満ちた生活を送っていた彼女の元に、ある日アームがやってきて――。

仕事の都合で偶然傍を通るから、と孤児院を訪れたアーム。院長に1泊する許可を貰い、ヒルマの部屋に夜這いをしにやってきました。ヒルマは気づいていたものの、眠ているふりをして……。 翌朝、アームの従者が孤児院の手伝いにやってきました。アームが来ると思っていたヒルマは従者に彼が来なかった理由を尋ねます。そこでヒルマは彼がとある条件と引き換えに王の許可を貰い、ヒルマにかけられた呪いを解こうとしていることを知ったのです。 更に、アームが村に来た理由を聞いたヒルマは伯爵邸で彼を出迎えます。メイド服姿の彼女に大喜びしたアームは彼女に自分の想いを語り――。

王宮で子作りの道具として扱われ、子を成せない身体になったヒルマは自分には価値がないと悩んでいました。アームはそんな彼女に「ヒルマと何かをすることに価値がある」と言ってくれたのです。この言葉が何よりも嬉しかったヒルマは、アームと一緒になりたいと思いました。 アームと目が合うと顔が真っ赤になるヒルマ。恥ずかしがる姿が可愛くて仕方がないアームはご機嫌な様子で彼女をからかいます。しかし彼もまた、無自覚にヒルマと同じ顔をしていたのです。 「ヒルマにだけ本心を見せるから、ヒルマも僕にだけ全部見せて」。アームはヒルマの耳元で甘く囁き、彼女の洋服に手をかけて――。

必死に呪いを解こうと頑張っているアームの役に立ちたいヒルマ。アームはそんな彼女に自分を想う気持ちを言葉にして伝えキスをして欲しいとお願いしました。ヒルマは恥ずかしがりつつも、彼の願いに応えます。 そんな中、メイドのミレーが部屋のドアを開けて……。彼女はアームに好意を抱いており、どうにか彼に近づこうとしていました。ヒルマは彼らの距離感の近さにモヤモヤしてしまいます。 一方、アームはヒルマに嫉妬してもらう方法を模索していました。自分が嫉妬深い人間だと自覚した彼は、ヒルマの初恋の相手がユオであることにすら我慢なりません。更には、彼女がユオを思い出すことも浮気だとお仕置きをして――。

憧れのユオ王子と子作りする資格を得て王宮にやってきたヒルマ。しかし、彼女が相手をすることになったのは双子の王子でした。始めはユオに一途だった彼女ですが、意地悪してくるアームの本心を知ったことで2人とも好きになってしまうんです。 双子たちは互いに対抗心を燃やし、ヒルマの心を射止めようと躍起になります。イケメンたちが必死に1人の女性を奪い合う姿にはドキドキしちゃいますよね。 激しく揺れ動く乙女の恋心。ヒルマが最終的にどちらを選ぶのかにも注目です！