漫画『ELDEN RING 黄金樹への道』最新巻まで全話ネタバレあらすじ＆感想！人気ゲームをギャグに全振りで公式コミカライズ

『ELDEN RING 黄金樹への道』は、RPGゲーム「エルデンリング」を原作に、飛田ニキイチ作画でヒューコミックスで連載している青年漫画で、2024年2月現在は4巻まで配信中です。 この記事では『ELDEN RING 黄金樹への道』のストーリーをネタバレ込みで解説していきます。どんなお話なのか気になっている人も、結末だけ知りたいという人も、ぜひ最後までチェックしてみてください！

かつて世界にはエルデンリングという至宝が存在しました。しかし、それはすでに砕け、永遠の女王と名高いマリカは姿を消します。マリカの子ども・デミゴットたちはエルデンリングの破片を手にし、その力に狂わされ、破砕戦争を起こします。その結果、土地は荒んでしまいました。 失われた祝福を再び勝ち取るため、エルデンリングを探す旅が始まります。そして、それは、同時に今はまだ名もなき人物がエルデの王になるための戦いなのです。 エルデの王候補として選ばれたのは、褪せ人の褪夫(あせお)。下着1枚で旅をしているところをエルデという女性に声を掛けられます。エルデンリングを求める冒険は困難の連続でーー。

デミゴット・接ぎ木のゴドリックを倒すためストームヴィル城に入り込んだ褪夫。逃げている途中の宝箱で見つけた擬態のヴェールを駆使して城の中を動き回ります。そして、接ぎ木の犠牲者が積み上げられている場所で、不思議な光を放つブローチを見つけました。 それを拾い上げ、さらに奥に進むと、蜘蛛のような姿をした化け物に襲われます。どうやって逃げようかと褪夫が思案していると、ネフェリ・ルーという戦士が助けに入ってくれました。しかし、褪夫が一対一の真剣勝負をしているところだと勘違いしたネフェリはその場を立ち去ろうとします。 ネフェリから戦士の心得を叩き込まれ困惑する褪夫。仕方なく戦う覚悟を決め、体中にゴドリック石鹸を塗りたくります。

ストームヴィル城にてゴドリックを討ち果たし、彼女が持つ大ルーンを手に入れた褪夫は、次にどこに行こうかと考えます。そこに再び現れた魔女ラニ。ラニは「湖のリエーニエ」を目指したらどうかと提案します。 デミゴットを倒した褪夫の名は、狭間の地でじわじわと広がりつつありました。名前がへんてこだと言われていることを知り、もっといい名前にするべきだった……と後悔する褪夫。しかも、名が知れ渡れば命が狙われる危険も増えるというから恐ろしい話です。 魔女ラニから改めて自分に仕えないかと誘いを受ける褪夫。ラニは、配下になり頼みを聞いてくれたら褒美も出すと褪夫に装備を与えてくれました。しかし、ずっと裸同然だった褪夫に鎧は重すぎ、血を吐いて倒れてしまいます。

湖のリーニエで魔術学院レアルカリアに侵入した褪夫。狙うは大書庫です。大書庫の前では魔女ラニが待っていました。褪夫がポンコツすぎて怒り心頭のラニ。しかも自分が与えた装備を燃やしてしまったという褪夫にあきれ果ててものも言えません。 ここでカーリア王家の女王レナラがラニの母だということが明らかに。そして、レナラは今レアルカリアの大書庫に囚われているというのです。レナラの持つ大ルーンをレナラを殺さずに手に入れてほしいと言うラニ。 褪夫はラニの願いを叶えるためにも大書庫に足を踏み入れます。そこにはたくさんの子ども達の世話をしているレナラがいてーー。

『ELDEN RING 黄金樹への道』は、フロム・ソフトウェアの人気RPG「エルデンリング」の公式コミカライズ作品です。しかもただのコミカライズではなく、ギャグに全振りした世界観という驚きのアレンジが加えられているんです。 主人公はケツ丸出しのふんどし一丁で登場という笑うしかない冒頭に始まり、ギャグ展開満載のストーリーなので、ゲームファンの人もそうでない人も新鮮な気持ちで楽しめる漫画になっています。