漫画『おしかけ王子は2度おいしい』4巻まで全話ネタバレあらすじ＆感想！拾った子供の正体はイケメン御曹司！？

『おしかけ王子は2度おいしい』は、壱乃リョウがマンガMeeで連載している少女漫画で、2024年3月現在の最新話は8巻です。 この記事では『おしかけ王子は2度おいしい』のストーリーをネタバレ込みで解説していきます。どんなお話なのか気になっている人も、結末だけ知りたいという人も、ぜひ最後までチェックしてみてください！

キサラギ製薬で働く葉山ゆりは、多忙な毎日を送っていました。徹夜残業も珍しくない仕事だけど、やりがいがある自分の仕事に誇りを持って働いているゆり。しかし、それが原因で彼氏から別れを切り出されてしまいます。 ゆりが付き合っていたのは次期社長とも噂されている上司の浅見でした。突然「新しい恋人ができたから別れてくれ」と言われ、悲しみに暮れるゆり。そんな帰り道、道端で倒れている子供を発見します。とりあえず家に連れ帰って看病しているうちに眠ってしまったゆりが目覚めると、隣には半裸のイケメンがいました。 なんとそのイケメンは昨日の子どもだというのです。目の前で大人になったり子どもになったりする瞬間を見せられては信じるしかなくてーー。

自分が拾った男の子がキサラギ製薬会長の孫・如月レンだということを知ったゆりはとても驚きますが、レンに押し切られるような形で2人の同居生活は続いていました。 そもそもレンが子どもの姿になってしまったのは浅見に盛られた謎の薬が原因のようで、次期社長の座を狙う浅見は会長に目をかけられているレンを排除しようとしていたのです。レンが元の姿に戻るには浅見が持った薬のデータが不可欠。ゆりは少しでも早くレンが元に戻れるように協力することにしました。 ひとつ屋根の下で一緒に暮らしているうちにお互いのことを意識し始めるレンとゆり。一方会社では、浅見がゆりを専属秘書に任命してーー。

浅見が作ったキサラギ製薬の事業計画書を手に入れたレンは、浅見がキサラギ製薬の経営破綻を回避するため森薬品の傘下に入ろうとしていることに気づきます。森薬品といえば浅見の婚約者の父親の会社。どうやら浅見はビジネス目的で森薬品の娘との結婚を目論んでいるようです。 自分よりも浅見の方がキサラギ製薬のことを真剣に考えていたことにショックを受けるレン。キサラギ製薬のことはしばらく浅見に任せて、自分は他の分野でキサラギ製薬のためになることをしようと決意します。そして、ゆりもそんなレンについていくことを決めたのです。 プライベートでもついに両思いになった2人の同居生活はドキドキの展開の連続でーー。

キサラギ製薬を辞めてレンと新しい会社を立ち上げようとするゆりを真剣に引き止める浅見。そこにレンが現れ、たくさんの社員がいるロビーでゆりと付き合っている宣言をします。絶句する浅見に対して、レンはキサラギ製薬のこれからについての取引を持ちかけました。 その夜、帰宅したゆりとレンの元にレンの父が現れます。そこで、レンが幼い頃に母を亡くしていること、世界を飛び回る画家の父と共にあちこちを転々とする生活をしていたことが明かされました。 誰とも深く付き合えない寂しい生活をしている時に出会った祖父と、そんな祖父が大切にしているキサラギ製薬はレンにとってとても大切なものだったのです。

『おしかけ王子は2度おいしい』は、10歳下のイケメンから溺愛されるアラサーOLを描いた少女漫画です。しかもこのイケメン、薬の副作用でいつもは子どもの姿。かわいい子どもの姿とかっこいい大人の姿の両方が楽しめる、まさに2度おいしい漫画なんです！ レンが祖父の大事な会社を守ろうとしている研究者だというところもすてきで、キサラギ製薬がこれからどうなってしまうのかというところも気になります。