漫画『ROUTE END』最終回まで全話ネタバレあらすじ&感想!謎が謎を呼ぶサイコサスペンス
特殊清掃員の主人公が恩人の死をきっかけに「END事件」と呼ばれる不可解な連続猟奇殺人事件に巻き込まれ、その真相に迫っていくサイコサスペンス漫画『ROUTE END』。 本記事では本作の最終回までのネタバレあらすじや見どころについて紹介していきます。無料で読める配信サービスも合わせて調査しているので気になった人はぜひ参考にしてみてくださいね!
1,2巻ネタバレ感想:END事件に巻き込まれる主人公
特殊清掃員の春野太慈が住む町では”遺体でENDの文字が描かれる”という連続殺人事件が起きていました。ある日END事件現場の清掃担当をした太慈は床下にもう1体の白骨死体を発見し、これをきっかけに刑事の五十嵐秋奈と出会います。 直後から清掃会社の社長の橘浩二とは音信不通。加えてその現場では以前にも人が死に橘が床を張り替えていたことが明らかになります。翌日には橘がEND事件の被害者として発見されて……。捜査に加わった太慈の自宅に仮面をつけた不審者が押し入る事件も発生したものの、事なきを得ます。 翌日、会社に新人を入れて時間を作り橘の地元を訪れる計画を考えた太慈。雇用する前に同僚が清掃現場でセックスをする悪癖の対策を取るため、心理療法士の江崎のもとに通うようになります。
恩人が死んだ部屋の掃除を喜ぶ主人公やエセ神主、現場でセックスする同僚。全員ヤバすぎて怪しい。
3,4巻ネタバレ感想:次々と現れる”同じ顔の男”
橘の地元を訪れた太慈は秋奈と共に橘の知人に会いに行きます。一方、警察署では仮面の男のDNAが身元不明の白骨死体と橘のDNAと一致。3人が一卵性の3つ子だと判明しますが、浩二の卒業アルバムには別人がおり、彼が本物の「橘浩二」のふりをしていたことが明らかに。 会社では現場でセックス出来なくなった同僚の臣が精神的に不安定になり、翌日にはEND事件の被害者として発見されます。 その後、仮面の男と思わしき人物が駅の監視カメラに映り警察が調査に訪れます。しかし彼はEND事件と同様の手口で殺害され森に遺棄されており、捜査途中で不審人物に逃げられてしまいます。 一方その頃、臣と親密だった柳女は自殺を図る最中に死んだはずの橘と出会います。直後、警察署では浩二と思われていた死体と仮面の男の指紋が一致。ありえない状況から、署内にデータを改ざんした裏切者がいると疑い始めます。
橘浩二もどきが一気に4人も。謎すぎる展開に全く先が読めません!
5,6巻ネタバレ感想:ついに逮捕された犯人
裏切者に指紋データを提供したのは何者かに脅されていた巡査長の菊田でした。これを知った亀頭は代わりにその人物に会いに行きますが、そこに拓海と名乗る橘浩二と同じ顔の男が現れて……。拓海は自身の存在を隠蔽する代わりにEND事件の手がかりを教えると告げ去っていきます。 亀頭は菊田が既に拓海に殺されていることを察しますが、同僚には拓海の存在を隠しました。一方その頃、実家に帰省していた太慈はテレビで「END事件」7人目の被害者が出たことを知り――。 同時刻、事件関係者の中に怪しい人物がいることに気が付いた秋奈。「END事件」の犯人が太慈の弟の真人だと判明し、8人目の被害者宅で彼を現行犯逮捕します。真人は母の自殺理由に耐えかね衝動的に見知らぬ男を刺殺したと自供し、男が橘浩二と同じ顔だったことを思い出すのでした。
END事件の犯人がまさかの主人公の弟。しかし、橘浩二の謎は増え続けていきます……。
7,8巻ネタバレ感想:END事件の真相
真人は高校生の頃、橘浩二と同じ顔の男を殺害した翌日に全く同じ顔の男に会っていました。この時に殺害したのが太慈が最初の現場で見つけた白骨死体です。 一方、太慈は弟が臣を殺した事実を柳女に謝罪。太慈にとって真人は自分自身、彼の罪は自分が犯したも同然と思っていたのです。その夜、絶望した太慈は自殺を考えますが五十嵐に会ったことで思い留まります。 翌日、真人の妻の葵が見知らぬ男に突然襲われて軽傷を負い、春野一家は追い詰められて……。しかし警察は真人が被害者全員を殺した訳ではないことを把握していました。彼が殺害したのは橘浩二と同じ顔をした男2人で、他は自殺しそうな人間に目を付けた真人が他殺に見えるよう損壊していたのです。 この頃、江崎のカウンセリングを受けていた太慈は彼が五十嵐の弟や臣に自殺を教唆していたことを確信し、秋奈に伝えます。彼女は半信半疑だったものの、警察署も江崎に自殺教唆の疑いをかけていると知らされて――。
江崎が患者に自殺を教唆し、自殺した人間を真人が他殺に見せかける。なんともモヤモヤする真相ですね……。
「END」事件の真犯人は?その犯行動機も考察【ネタバレ注意】
END事件の犯人は真人ですが、9人の死者のうち彼が実際に手をかけたのは3人でした。その他の被害者は江崎に教唆されたことによる自殺です。 真人は「自殺よりは他殺の方が遺族が悲しくない」と考えた結果、自殺者の遺体を損壊して回ったんですね。この考えは真人が母親の自殺に相当なショックを受けたことから来るものでしょう。 兄の太慈は母の死に向き合い、自分が生きるために特殊清掃員になりました。一方の真人は成長してからもこの悲しみを受け止めることができず、どこまでも死に囚われて続けているのだと思います。
『ROUTE END』の見どころ
『ROUTE END』 |
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死に向き合うヒューマンドラマと予測不能のサスペンス
特殊清掃業と連続猟奇殺人事件。どちらも”人の死”に関連するテーマであり、それぞれの登場人物の死生観を深堀りしていく示唆に富んだ内容となっています。 一方で、END事件の捜査が進むにつれて謎が深まる橘浩二の存在も欠かせません。他の被害者が次々と死亡する中で彼と思われる人物だけは幾度も作中に登場します。犯人の正体と増え続ける橘浩二の謎。この2つのピースが組み合わさることで、予測不可能なブッ飛んだストーリー展開が楽しめるんです。 終盤で明らかになる犯人の動機と橘浩二の正体には度肝を抜かれること間違いナシですよ!
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