漫画『ホタルの嫁入り』最新話までネタバレあらすじ&感想！最終回の結末予想や無料で読む方法の調査も！

本作は、人気作『プロミス・シンデレラ』の作者として知られる橘オレコの新作！ 薄命の令嬢とヤンデレ系殺し屋が繰り広げるバイオレンス・ラブストーリーとなっています。 この記事では、そんな超話題の漫画『ホタルの嫁入り』のストーリーを最新話までネタバレ込みで一挙紹介していきます。正反対の2人が紡ぐ、歪で不器用でどこか温かいドラマに注目です！

ここからは『ホタルの嫁入り』の物語がこれからどう展開していくのか、編集部による予想と考察を解説していきます！

今でこそ紗都子にゾッコンの進平ですが、もともとは彼女の命を奪うために何者かによって雇われた殺し屋。いずれは進平に紗都子の殺害を依頼した黒幕の正体が明らかになっていくはずです。 現段階で最も怪しいのは紗都子を疎んでいる継母か、その娘である義妹といったところでしょうか。ただしそれではあまりに単純なので、全く違う予想外の人物が黒幕とも考えられそうです。

心臓に不治の病を抱え、長くは生きられないといわれている紗都子。ハッピーエンドを望む読者としては、病が治って殺し屋から足を洗った進平と添い遂げて欲しいところですよね。 とはいえ時代背景を考えると新薬や移植といった治療で完治、という劇的な展開は無理がありそう。完治とまでは行かなくても、進平と穏やかな夫婦生活を送るだけの延命に成功*するといったラストも予想できます。

若いうちに紗都子が亡くなって進平が取り残されるというバッドエンドも予想されます。もちろん病で亡くなる可能性もありますし、黒幕の手で殺されてしまう可能性も。 絶望した進平が復讐で黒幕一味を皆殺しにする、なんていう絶望エンドだけは勘弁してほしいですね。たとえ亡くなるにしても、進平に看取られながらの穏やかな最期を期待せずにはいられません！

1話の冒頭では正体不明の老人が手紙を読んで涙を流しているシーンが描かれています。もしこの老人の正体が年老いた進平の姿だとすれば、手紙は紗都子の遺書と考えるのが妥当。どのタイミングかは分かりませんが、紗都子は進平よりも早く亡くなるようです。 ただし病気が治り寿命で亡くなったとも考えられるので、例え老人の正体が進平だとしても一概にバットエンドとはいえません。

紗都子は自分の進平への気持ちに気づきます。果たして2人が結婚へと向かうのかがこの漫画の見どころですが、それに一歩近づいた気がしますね。しかしそこに至るには、まだまだ紗都子の気持ちの準備ができていないように感じます。それというのも、まだ彼女は父親を喜ばせる結婚を考えているからです。 また今回、島の脱出をするためには邪魔な存在である三枝。彼との約束で朝霧を身請けするように説得することを約束しました。

朝霧は紗都子から身請けの話を聞き、いくつか課題を聞いて欲しいと言います。しかしその課題というのが一体にいくつになることやら……。紗都子は朝霧にとってはおもちゃも同然の存在です。そもそも三枝が手を焼いているのが朝霧です。そう易々と身請けを引き受けるとも思えません。 果たして本当に朝霧の課題をクリアして、朝霧がちゃんと身請けしてくれるのか今後の展開が気になるところですね。

紗都子は名家の令嬢かつ誰もが見惚れる美貌の持ち主でありながら、心臓が悪く長くは生きられない体といわれていました。そのうえ継母と義妹から罵られ、肩身の狭い思いをする毎日。 唯一自分を愛してくれる父に報いるべく、家のために利益ある結婚をすることが彼女の夢でした。 そんなある日、凄腕の殺し屋に狙われ紗都子は絶体絶命のピンチに。何とかその場を切り抜けるため、彼女は殺し屋に結婚を申し込みます。 すると殺し屋は紗都子の提案をまさかの承諾。紗都子は身を守ることとひきかえに、笑顔で人を切り捨てるような危険な男・進平進平と婚約を交わしてしまうのでした。

今紗都子がいる場所は家から遠く離れた天女島という孤島。一見華やかで極楽のように見えるこの島は、男たちが遊女を買いにやってくる巨大な郭でした。 法律の及ばぬこの島に入った女が外に出るには身請けされるか死体になるか。紗都子は遊女になり、身請けされてみせると決意するのでした。 そして警視総監の息子である新渡戸と出会った紗都子は、人のよさそうな彼に身の上を話し同情を引くことに成功します。しかし酒を飲んだとたん新渡戸の様子が豹変。 凶暴化した彼に襲われそうになったところを、2人を見張っていた進平に助けられます。相変わらずヤバイやつだとは思いつつも、自分を守ってくれる進平に少しずつ心を開いていく紗都子なのでした。

連日の無理がたたり寝込んでしまった紗都子は、進平の思いがけない優しさにほだされていきます。そしていつか彼をこの島から連れ出し、自由にしてあげたいと思い始めるのでした。 それから数日後、進平から島を出る方法が見つかったと知らされ、それまでの間、郭の下働きをして過ごすことになった紗都子。一方で遊女たちに囲まれる進平の姿を見るたび、もやっとした気持ちが広がっていくのを感じていました。 そんな矢先、紗都子は進平がとある遊女の情夫だったことを知ってしまい……。

進平が遊女の1人と抱き合っている現場を目撃してしまった紗都子は、苛立ちを隠せない自分に驚きつつも、進平に対して特別な感情があると自覚します。 しかし自分は家のためにいずれ政略結婚をしなくてはならない身。真っすぐに好意を伝えてくれる進平への罪悪感から、「本当は結婚できない」と進平に打ち明けるのでした。 もちろん紗都子が嘘をついていたことに対して進平は激怒。しかし涙ながらに謝罪する姿を見て、結婚を諦めない様子を見せつつも「紗都子がそばにいてくれたらそれでいい」と彼女を抱きしめるのでした。 一方、郭では進平を慕う遊女が紗都子を排除するため動き出していて……。

無事に薪小屋から脱出し、進平に部屋まで送ってもらった紗都子。裏切られなかったことに安堵しながらも、どこか嬉しく感じていました。考え事をして眠れない状態が続きますが、突然何者かによって押さえつけられます。 その人物は、紫・早蕨・初音の3人。紫の指示で下の口を縫われそうになりますが、以前よりも心は大きく成長しています。今まで受けた屈辱を力に変え、早蕨と初音を言葉巧みに操って紫を抑え込むことに成功した紗都子。 一方進平は、三枝から忠告を受けていました。新渡戸に制裁を加えすぎたこと、そして紗都子に傾倒してすぎていること。怒りを覚えた進平は刀を手にしますが、紗都子の言葉を思い出して遊郭へ向かいます。 そこで紗都子が紫たちから危害を受けたことを知り……。

遊女の葵は、自分が惚れている男が紫に迫ったという話を聞き、裏切られたと腹が立っていました。屈辱と絶望を感じた葵は紗都子を裏切り、崖から身投げしようとします。そこへ進平と紗都子が止めに入ります。この機会に紗都子と葵は2人の友情を改めて確認することができ、そして葵は好きだった男性に身請けされることになります。 しかし紗都子と進平は島を脱出する必要があり、紗都子はそのことを葵に伝えました。その日の夜、2人は島を脱出するために小舟に乗り込みます。しかし悲しくも後ろから追っ手が……。三枝が2人を追ってきたのです。進平は紗都子を守るために追っ手の船へ乗り込みますが、そこで敵に刺されてしまいます。 紗都子は進平が死んだのではないかと心配して号泣し、2人は結局追っ手に捕られられてしまうのです。あわや死んだかと思った進平は、葵たちの協力でなんとか一命を取り留めます。

紗都子が幼い時、康太郎という護衛がいました。護衛といえど半分友達のような存在で、2人はよく一緒にいました。そんな康太郎と、突然の再会を果たす紗都子。久しぶりの再会に思わず感激し、康太郎は紗都子に一緒に帰らないかと誘います。しかしそんな様子を進平は見ていたのです。 進平の存在を知った康太郎は、彼女を諦めてくれますよねと詰め寄ります。しかし紗都子が大好きな進平が承諾するはずがなく、決断は彼女自身に託されることに。紗都子は康太郎に進平も一緒に桐ヶ谷の家に連れて行って欲しいと頼みますが、断られてしまいます。 その日の夜。康太郎は媚薬を盛られたことに気づきます……。そしてタイミングよく現れる1人の遊女。そこでこれは進平に仕組まれたものだと気づくのです。

康太郎に毒を盛ったのかと進平を問い詰める紗都子。彼は雨の中去って行ってしまいます。康太郎のことは心配だけれど、結局進平を探すために後を追います。進平が怒っていた理由は、紗都子が康太郎と親しくしていたことに嫉妬したからでした。泣きながらあなたと離れないからと告白する彼女に、進平も思わず涙を流します。 進平は康太郎に謝罪。しかし康太郎は怪しい彼を心から許すことはできず、進平の方もヤキモチから心を開くことができず、2人はバチバチです。紗都子を思う気持ちはどちらもかなり強いようです。そんな中、紗都子たちに三枝から誘拐した黒幕について明かされます。それはなんと彼女の義理の母親だったのです！ 信じられない思いの紗都子や康太郎。そこで三枝は依頼書を見せます。字面からして間違いなく、義理の母親のものだということを確信する紗都子。ここで三枝は逆に彼女たちに力を貸してやっても良いと、条件を突きつけてくるのです。

進平と2人で買い物に出かけることになった紗都子。彼は梅干しを食べたことがなかったりと、新しい一面を彼女に見せてくれます。また、立ち食いをしたことがなかった紗都子が団子を食べる時に隠してくれたり、口紅を買って贈ってくれたりと、進平が見せる優しい姿に心を奪われる紗都子。そんな彼女に朝霧が手紙を書けばいいと勧めてきます。 さっそく便箋5枚分の手紙を書いて進平に送る紗都子。彼は5時間も部屋に閉じこもったっきり出てきません。何かまずいことでもしたのか焦った紗都子ですが、実は進平も彼女に手紙を書いてきてくれたのです。そんな彼にますます心を奪われていく彼女は、康太郎を呼び出します。 2人っきりで話がしたいと進平に断りをいれて、康太郎と対峙する紗都子は、大声で進平が好きになっていしまったことを康太郎に告げます。しかし彼は大反対。桐ヶ谷家を捨てるつもりなのか問い詰めます。しかしもはや紗都子に進平と離れることはできません。すると康太郎は進平を殺すと言い出しーー。

桐ヶ谷家の長女で16歳。華族として生まれ、また長女として家を継ぐ身でありながら、心臓に病を抱えており医者から長くは生きられないと言われています。また実の母親を幼い時に亡くしています。

紗都子を誘拐していた男たちに暗殺者として雇われていたのが進平です。紗都子を助ける代わりに結婚するという約束をします。18歳ながら人を殺すことに何のためらいもなく、並外れた能力を持っています。

体が弱い紗都子をずっと心配し、支えてくれる父親。彼女の幸せをとにかく祈っており、縁談の話をいくつも持ってきます。桐ヶ谷の家の中で、父が紗都子にとって唯一の味方です。彼女が生き続けると心から信じている人物でもあります。

紗都子の父の後妻。紗都子の実の母親は彼女を産んですぐに亡くなります。自分の実の娘である美和子のことを紗都子が邪魔していると考え、紗都子のことをとにかく嫌っています。

紗都子の腹違いの妹。紗都子ほどではないものの、容姿端麗な女性です。とにかく姉である紗都子に対して嫉妬心を燃やしており、彼女のことを嫌っています。また何かと紗都子に嫌味を言って、対抗心を持っている模様。

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『ホタルの嫁入り』は、単話版だけではなく単行本も発売されています！第1巻にはエピソード4まで収録。また、2024年4月現在、単行本は3巻まで発売されています。 複数のエピソードを一気読みしたい方や単行本読みが好きな方は、ぜひコミックシーモアでチェックしてみてください！ また、単行本を記念してスペシャルムービーが公開されています。後藤進平の声を担当しているのは人気声優の内山昂輝さんです。話す進平ならではの魅力を、この機会にチェックしてみてくださいね！

以上、『ホタルの嫁入り』のネタバレ解説でした。倫理観のぶっ飛んだ進平と箱入り令嬢・紗都子の噛み合わない掛け合いが最高です！前途多難すぎる2人の恋路がどうなっていくのか、今後の展開からも目が離せません！