漫画『超弩級チート悪役令嬢の華麗なる復讐譚』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！悪役令嬢の復讐劇

漫画『超弩級チート悪役令嬢の華麗なる復讐譚』は、乙女ゲームの推し悪役令嬢に転生した主人公が、自分を苦しめた者へ復讐していく物語です。復讐相手に情状酌量の余地はなく、手加減無しの復讐劇がここに開幕！ この記事では、本作の1巻から最新巻までのネタバレ感想を詳しく解説していきます。また作品の見どころや配信状況も余すことなく紹介するので、購入の参考にしてください！

主人公は、会社の帰宅途中に落下してきた鉄骨に当たってしまいます。目を覚ますと、なんとお気に入りの乙女ゲームの推しである悪役令嬢・ルナリアに転生していました。 そして主人公に、なぜかルナリアの記憶が蘇ります。周りの者から追い詰められたルナリアは、短剣で自死していたのです。ふと主人公が鏡を見ると、そこには自死したルナリアの姿が！ ルナリアの「自分は頑張れたのか？」という問いかけに、涙で頑張ったと答えた主人公は、ルナリアとして生きていくことを強く決意したのでした。 独り言で会話するルナリアが気になったのか、1人のメイドがルナリアの部屋に入ってきます。いつものように嫌味を放つメイドに対し、ルナリアは魔力で全身を氷漬けに！ ルナリアが次の行動を模索していると、なぜか目の前に乙女ゲームの選択ウインドウが出現します。そしてルナリアは、自分がソルフェージュ家の正当な当主である証の鐘を鳴らすのでした。 鐘を聞いたソルフェージュ家の面々は、それぞれに動き出します。ルナリアに忠誠を誓う者もいれば、当主の座を引きずり降ろそうとするもの……。 そしてゲームではルナリアを苦しめていた張本人である義母と義妹が、ルナリアの別棟へとやって来ます。いつものようにルナリアをコケにする義母でしたが、人格が入れ替わったルナリアは言葉と圧倒的な魔力で一蹴します。 立場を失った義母たちを片付けた後、再びルナリアの前にゲームの選択肢が出現します。選択肢には、「別棟に兄を招き入れる？」との言葉が……。兄もまた、ゲーム内でルナリアを苦しめた張本人なのでした。

義母・義妹をこらしめたルナリアは、目の前に出現した選択肢から兄を迎え入れる方を選択します。他人が居る状況で選択肢が出現すると、ルナリア以外の人物は時が止まってしまうこともわかりました。 兄はルナリアと対面すると、自分がソルフェージュ家の跡取りだと主張してきます。その主張に対し、ルナリアは、婚約者が居ながら義妹と不貞を結ぶ人物は当主にふさわしくないと一蹴！ しかし兄は、その後もいい訳や論点をすり替えるなど、こざかしい手を使い自分の罪を認めようとはしません。そこでルナリアは、すでに懲らしめた義妹・ネヴィアを舞台に上げて、兄に罪を認めさせようとします。 お互いにお互いを利用しようとしていた兄とネヴィアは、ルナリアの誘導により口論する状態に……。追い込まれた兄は、実力行使でルナリアに攻撃魔法を放ちます。 しかし圧倒的な魔力を持つルナリアは、その魔法を一蹴して反撃に！そして自分が住んで居た忌まわしき別棟を、時限式の爆発魔法で解体するのでした。 すべてが終わったルナリアは、ソルフェージュ家の新当主として国王の元へ挨拶に向かいます。国王対面の直前、再びルナリアの前に乱入してくる父と対決するかの選択肢が現れて……。

ルナリアは、幼馴染であるアストリア侯爵家の跡継ぎ・ミトスに案内されて国王が待つ謁見の間に向かいます。クーデターまがいの騒ぎを起こしたルナリアは、警戒して国王と対面しました。 しかし国王は、ルナリアがソルフェージュ家の当主になることを快諾します。ここでソルフェージュ家の侯爵と名乗る人物が乱入！父親・セオドアが、ルナリアを連れ戻しにやって来たのです。 すでにルナリアが公爵位を継いだという国王の発言にも、セオドアは認めないの1点張り!さらにセオドアは、国王に向かって暴言を吐き、王都から追放という命令が下ります。 もはや終焉と誰もが思ったその時、セオドアが高く掲げた手の指輪が眩しく発光し始めました。英雄の指輪と呼ばれるアイテムは、セオドアの筋肉を増強させてフィジカルを強化させたのです。 圧倒的なフィジカルに押され気味のルナリアでしたが、拳に魔力の炎を宿しセオドアを炎上させます。セオドアは、何とか炎を消したものの、魔力を使い果たし筋肉はしぼんでしまいました。 兵に捕らえられたセオドアは、去り際に「お前はルナリアじゃない！」と吐き捨てます。その場をやり過ごしたと思ったルナリアでしたが、ミトスにもセオドア同様に「お前は誰だ？」と問いただされます。 もはや誤魔化しきれないと感じたルナリアは、ミトスを含めた4大侯爵家の主要人物に事実を話すことに……。そして自分が転生したことやこの世界がゲームであること告げ、自分の目的が復讐であることを話したのでした！

数々の復讐を成し遂げてきたルナリアでしたが、ついに乙女ゲームスタート時点まで時が経ちました。ルナリアは、今まで休学していた学園に復帰することを決意！ 学園には、ルナリアの復讐相手である婚約者の王太子デイルとゲームの主人公・聖女マナが居ます。ゲームのお話では、マナはルナリアを追い詰めた人間でした。しかし本当のルナリアが自死した今は、何もしていないマナを復讐相手にしないと決意！ 登校したルナリアの前に、早速デイルが現れます。デイルが嫌味を言ったその時、ルナリアの前にゲームの選択肢が再度出現したのです。その内容とは、気分を害したデイルに謝罪するか否かでした。 もちろん謝罪しな選択をしたルナリアは、デイルと口論に……。ルナリア優勢でしたが、ここでマナが参戦します。ルナリアを踏み台にして、自分の株を上げていくマナの手法はゲーム通りです。 なんとかその場をやり過ごしたルナリアでしたが、マナはなぜか現在起きていないゲームの内容を口にします。その時ルナリアは、マナが転生した人物でゲームをプレイしたことがあると認識したのです。 その後ルナリアは、ゲーム内容のトラブルを回避しながら学園生活を過ごします。しかし大きなトラブルがないことで、聖女マナは自分の株が上がらないと激怒！ことある度にマナは、ルナリアに因縁をつけてくるのでした。 しかしマナの因縁は、本来のゲームに沿った内容です。ゲームのシナリオを変えながら生きているルナリアには、いまいちダメージを与えることができません。マナのイラつきは頂点に達し、間違ったシナリオを元に戻そうと躍起になるのでした。

漫画『超弩級チート悪役令嬢の華麗なる復讐譚』の最大の見せ場は、ルナリアに容赦のない復讐劇です。ルナリアの圧倒的な魔力に、転生前に得たゲームの知識が加わると、どんな敵にも無双状態に！ ノンストップで繰り広げられる復讐劇に、読者は爽快な気分にさせられるでしょう。 また同じ転生者である聖女・マナとの対決も、見どころ満載です。ゲームのシナリオを変えていくルナリアに対し、ゲーム本来のシナリオに戻そうとするマナとの攻防戦は、ドキドキとワクワクが止まりませんよ！ 4巻の時点ではややルナリア優勢となっていますが、今後マナの巻き返し展開があるのかも気になる所です。