漫画『悪役継母だけど死刑宣告を免れました』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！転生先は小説の世界

前世で悩んだ末に事故で命を落としたヒロインが、生前読んでいた小説の悪役継母に憑依してしまいます。内容を知っているからこそ、なんとか運命を変えようとヒロインは奮闘します。 この記事では、漫画『悪役継母だけど死刑宣告を免れました』のネタバレやあらすじ、感想を紹介していきます。また、作品をよりお得に読める方法を解説します。本作に興味がある人は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

ヒロインは前世で父親との関係に悩んでいました。しかしある日、彼女は爆発事故に巻き込まれて亡くなってしまうのです。もうこれで自分の人生は終わってしまうのかと思っている彼女。次に目を覚ましたときには、別の人生が待っていました。 なんと彼女が生前読んでいた小説の、悪役継母・ルエラに憑依してしまっていたのです。彼女が生前読んだ内容によると、ルエラは夫の死後に財産を相続し、息子のヒルアを虐待するはず。そして、皇帝に成長したヒルアによって処刑される運命が待っていました。 前世で実の父親に虐待されていた彼女は、小説内とは逆の行動を取ります。ヒルアを取り巻く劣悪な環境を改善し、とにかく運命の流れを変えようとし始めました。

意地悪な継母・ルエラに憑依したヒロイン。ルエラとして新たな人生を送り始めます。まずは過去の自分が行ってきたヒルアへの虐待を謝罪。そして彼の幸せのために尽力していくことを約束します。 さらにラシアス殺されることを知っていたルエラは、体を張って彼を狙っていたスパイを撃退します。そのおかげでラシアスの信頼を勝ち取ることまで成功。彼から1年間の契約結婚への同意をもらいます。これにより、ヒルアを自分の養子にしたいとルエラは願っての行動でした。 この時点で前世で読んだ小説の内容から大きく流れが変わって来ていることに気づきます。ラシアスだけではなく、彼の母親までもルエラを気に入ってくれます。

この物語の結末では、ルエラが義理の息子ヒルアと「家族」としての絆を築く過程が描かれます。 初めは自分が生き延びることを目的として行動していたルエラですが、次第にヒルアの心に寄り添い、彼の過去の傷を癒すことで、彼女自身も成長していきます。ルエラは次第に「悪役継母」から「真の母親」へと変わり、血のつながりよりも、互いを理解し合うことの大切さを身をもって知るのです。

ルエラは、ヒルアが幼い頃に大切にしていたブランコを修理して庭に戻します。その行動は、虐待の記憶に苦しむヒルアにとって、母親の変化を実感する大きな出来事となりました。戸惑いながらも、ヒルアはその優しさに喜びを感じます。 ルエラはヒルアを守るだけでなく、本物の母親として彼に愛を与える存在になりたいと願うようになるのです。

ルエラはラシアス公爵に再び取引を持ちかけます。しかし今回は契約ではなく、本当の家族としてヒルアの幸せを願う真心からの提案でした。 ラシアスの母であるキャメリンは最初は疑念を抱きながらも、息子の愛する女性としてルエラを受け入れ、無条件の愛を示します。この温かな母の姿に触れたルエラは、家族の愛が持つ力を改めて実感し、心を癒されるのです。

漫画『悪役継母だけど死刑宣告を免れました』は、韓国発の異世界転生ものとして注目を集めている作品です。原作は韓国の電子書籍サイト「ridibooks」で公開されており、韓国語で無料で読むことができます。気になる方はぜひチェックしてみてください。 ただし、年齢制限があるためログインが必須。会員登録後、成人認証を行なった上で読むことができますよ。

『悪役継母だけど死刑宣告を免れました』は、父親からの虐待に悩まされるヒロインが生まれ変わります。憑依した先は、なんと前世で自分が読んでいた小説の世界でした。そこで彼女は意地悪な継母に憑依。虐待をする側だった人物に憑依したことで、彼女は継母の運命を変えようと奮闘します。 どんどんと良くなっていく運命に、読みながら幸せな気持ちになってくる作品です。虐待がテーマにあるものの、ハッピーエンドな展開が多いので楽しく読めますよ。