漫画「俺、勇者じゃないですから。」最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！トッププレイヤーがゲーム世界に転生

VRMMOのトッププレイヤーがゲームの中に転生する少年漫画『俺、勇者じゃないですから。 1 VR世界の頂点に君臨せし男。転生し、レベル1の無職からリスタートする』。「小説家になろう」の人気作がついにコミカライズされました。 この記事ではそんな「俺、勇者じゃないですから。」最新話までのネタバレや配信状況について紹介していきます。

VRMMOゲーム「テンペスト」のラストダンジョンを世界初のソロで攻略した直後にゲーム内に転生した主人公。勇者として召喚された彼は、王様直々に「王女の病気を治すためにエリクサーを手に入れて欲しい」と頼まれました。 エリクサーの入手するにはBランクダンジョンの踏破が必須です。転生前であれば簡単にクリアできる難易度ですが、今の主人公「SR」はレベル1の無職。余命20日と言われている王女のため、早急にキャラを育成する必要があります。 SRはダンジョン攻略をしながらレベルとステータスを上げて派生二次職の「武闘剣士」に転職。あと2週間でBランクダンジョンをクリアできる目途が立ちました。

王女の容体が急変し、残る余命はわずか10日。このままでは時間が足りないと悟ったSRと女騎士セラはパーティーに3人の仲間を加えました。 SRが持つ前世の知識のおかげもあり、一行のステータス値は一気に上昇。Bランクダンジョンに挑戦できるようになり、仲間と協力して第4層まで攻略します。後はSRがソロで挑むボス戦のみです。 寝不足と過労で最悪な体調の中、前世で幾度となく戦ったボスと対峙するSR。見慣れた行動パターンを先読みして一方的に攻撃を仕掛けますが……。靴底が剥がれて転倒した彼はボスの攻撃をまともに受けてしまいます。 仲間たちは「引き返そう」と説得しますが、SRは決死の覚悟でボスを討伐。エリクサーを入手し王女を救ったSRには「勇者」の称号が与えられました。

「ダンジョンに行くのが昔からの夢だった」というフェノン王女がSRに鍛錬を依頼。一国の王女を危険に晒す訳にはいかないと渋るも結局断れませんでした。SRはギルドの仕事で忙しいため、代わりにセラと侍女シリーが一緒にD級ダンジョンでフェノンのレベル上げを手伝います。 そして1ヶ月後、仕事が片付いたSRはセラやフェノンたちとダンジョンで修行することに。SRとセラが王都のダンジョンをしばらく出禁になったため、レーナスにあるBランクダンジョンに向かいます。 一足先にダンジョンに入場したSRとセラは修行ついでに攻略に挑みますが……。行き止まりにある石板に触れるとダンジョンの外にワープしてしまい、2日経ってもクリア方法が分かりません。

ダンジョン攻略の糸口が掴めないSRとセラ。待ちくたびれたフェノンが「4人でダンジョンに入ろう」と提案します。安全確保のために1度はクリアしておきたかったSRですが、フェノンとシリーに説得され一緒に行く決心をしました。 セラと他の3人で二手に分かれて石板に触れるとボス部屋にワープします。セラは1人だけ天地が逆転した天井側に飛ばされ、同じ空間に居ながら分断された状態に。そこに右半身と左半身に分かれたゴーレムが出現し、SRとセラが1体ずつ討伐してダンジョンをクリアします。 その後王都に戻ったSR一行はギルド内でセラの兄レイと遭遇。実力至上主義のレイはセラに「武闘大会でオレに負けたら探索者を辞めろ」と言い放ちました。

手の内を知られないために短剣1本で予選を勝ち進んでいくセラ。レイの油断を誘い、少しでも勝率をあげようとSRが考えた秘策です。 決勝でレイと対峙したセラは愛剣のロングソードを手に勝負を挑みますが……。幼少期のトラウマである兄を前にした彼女は萎縮して本来の実力を発揮できません。防戦一方で「つまらない腑抜けの剣だ」と罵られ嬲られながらも、しぶとく食らいつきます。 「お前は誰に戦い方を教わったんだ」。SRの叫びを聞いて我に返ったセラはレイの猛攻を軽やかにさばき、彼の喉元に短剣を突き付けます。その後の10本勝負にも完勝し、セラは自分が望む生き方を勝ち取りました。 一方、国一のパーティー「迅雷」と3対1の勝負をしたSRは激戦の末引き分けに。それでもなお自分が勇者ではないと否定したSRは最強職「魔王」の存在を明かします。

SRが目指す三次職「魔王」は職業樹系図の頂点に位置する魔法職の最高峰です。最短で「魔王」を目指したいSRは、パーティーメンバーと共に隣国リュウトにあるAランクダンジョンを目指すことにしました。 リュウトはダンジョンを神聖視する国教「ドミヌス教」を信仰しており、他国の人間はダンジョンに立ち入り禁止です。SRは女王陛下にエリクサー100本を献上する条件でAランクダンジョンへの入場許可を得ます。 SRはダンジョン近くの森に小屋を建ててダンジョンに通う計画を立てました。しかし"聖域を荒らす邪教徒"と認定され、ドミヌス教の信徒10人から一斉襲撃を受けてしまいます。

最終的にSRは2度目のラストダンジョン踏破を達成すると思います。1度目はソロでクリアしましたが、おそらく次はセラたちパーティーメンバーと共に挑むことになるでしょう。 前世では気の遠くなるような試行錯誤と幾度もの死を経てラストダンジョンをクリアしたSRですが……。ゲーム世界が現実となった今、彼は1度たりとも死ねません。そのため、仲間との協力が必須となる可能性が非常に高いと考えられます。 ラストダンジョンの難易度の高さを理解しているSRは万全を期すため、攻略前に三次職「魔王」への転職を目指すかもしれませんね。序盤は戦力として頼りなかったセラも彼の影響を受けて確実に強くなっているので、心強い相棒になるのではないでしょうか？

ゲームクリア直後にゲーム内に転生した主人公。それまでソロでダンジョンに潜っていた彼は、王女救出をきっかけにたくさんの仲間と出会います。パーティーメンバーと共に苦楽を共にしながら、前人未踏のダンジョンを次々と攻略していく様子は非常にワクワクしますよ。 また、主人公の異常なまでのダンジョンへの執着ぶりにも注目です。前日まで未踏破だったダンジョンに不眠不休で通い詰めたり、周回のために近くに小屋を建てたり……。次から次へと突拍子もない行動に出るので目が離せません！