漫画『田舎のホームセンター男の自由な異世界生活』ネタバレあらすじ＆感想！思いがけないチート能力で自由気ままな異世界ライフ！

なろう小説発の異世界ファンタジー漫画『田舎のホームセンター男の自由な異世界生活』。平凡なホームセンター店員だった主人公が、これまでに培ってきたノウハウと新たに手に入れた力で第二の人生を切り開いていきます！ ここからは本作のストーリーをネタバレ込みで8巻まで解説。作品の見どころや、最終回の予想なども紹介していきます。

田舎のホームセンタースタッフとして働いていた鳴海優は、ある日突然、勝手に神々の賭けの対象にされ、女神・ビクティニアスが管理している異世界へと転移させられてしまいます。 特権として付与された生産系のスキルとホームセンターでのノウハウを駆使して、兎人族の集落を改修し始めた優。資材を集めていく中で獣人族が奴隷にされていることを知り、彼らを開放するため沿岸騎士団の司令であるランスロットと一騎打ちをすることになります。 見事戦いに勝利した優は、獣人開放の約束と不可侵条約を取り付け、獣人が自由に暮らせる新しい街の建設を決意するのでした。

兎人族の協力のもと、新たな街づくりに乗り出した優。その最中、森に凶悪な魔熊が住みついていると知り、街の平和のためと討伐を決意します。そして生産系のスキルを応用し、見事に魔熊を仕留めるのでした。 魔熊の障害が無くなったことで一気に街づくりが進みだします。そんなある日のこと、偶然王国騎士団の部隊長・フリードと知り合った優は、彼らが魔獣退治に苦戦していることを知りました。 彼らが標的にしていた魔獣を既に優と兎人族が討伐したと知ったフリードは、態度を一変させます。そして彼の態度に商機を見出した優は、王と交渉するため王都へと向かったのでした。

最初は優に対して高圧的な態度をとっていたアクシオン王でしたが、彼が女神・ビクティニアスと親しいと知り、態度を一変させます。その結果、納得できる形で交渉がまとまり、続いて優はもう1つの目的である買い出しへ。 様々な資材や家畜を手に入れ、さらに新たな移住希望者も仲間に加え街に帰っていた優は、その道中でダークエルフの女王・エメルラルダと出会います。そしてその腕前を認められ、ダークエルフ族の国までの護衛を依頼されるのでした。 丁度ビクティニアスの妹であるアイラセフィラからダークエルフの国に関する依頼を受けていた優は、エメルラルダの頼みを引き受けることにします。

石のゴーレムとの激闘を終えランスロットの元を訪れた優は、どういう訳か再戦させられたものの、その後は有益な交渉を行い獣人の街へと帰ってきました。 元奴隷たちも街へと移住し、住民の爆増によって街はますます発展していきます。そして大きくなった街に、優はヴィンターリアという名前を付けました。 それからヴィンターリアの噂はたちまちに広がり、周辺には多くの集落が立ち並び、気が付けば王都と遜色ないほどに発展。新たな国として独立することになり、ランスロットの姪であるアデリナを初代国王とした新王国「ヴィンターリア王国」が建国されました。

漫画『田舎のホームセンター男の自由な異世界生活』は小説家になろう初のWebコミックが原作となっているコミカライズ作品です。既に原作は完結済みとなっていて、このまま原作通りに漫画版が進むとすれば、今後物語は激しいバトル展開へとなだれ込んでいくことになりそうです。 優の前に立ちはだかるのは魔王や邪神といった人間の枠を超えた強大な敵ばかり。生産系スキルしか持たない優が、はたしてどのように悪を打ち倒していくのか注目です！ また魅力的な女子キャラが大勢登場しているだけに、優の恋路も気になるところ。女神・ビクティニアスと何だか良い雰囲気になっている気もしますが……？気になる物語の続きは、ぜひ漫画でチェックしてみてください！

本作の見どころは、やはり主人公・優の成長していく様子です。 元の世界では平凡なホームセンター店員だった勝。転生後も肉体強化と生産系スキルのみというパッとしない能力しか持っていなかった彼ですが、異世界での様々な経験を通して驚くべき才能を開花させていきます。 そのため物語中盤からは異世界ものらしい迫力満点のバトル展開も盛りだくさん！能力を覚醒させた優の雄姿にワクワクが止まりませんよ！