漫画『略奪婚』原作小説の最終回まであらすじをネタバレ！無料で読む方法はある？hitomiやrawで読むのは危険

『略奪婚』は異世界の王女がヒロインのタテヨミ漫画です。 婚姻を控えた王女が、自分を苦しめてきた王室への復讐として男を買い処女を捨てるのですが、実はその男の正体は獣の血を引く一族の王だった……というラブストーリー。 綺麗な絵とロマンチックなお色気シーンが人気で、広告で話題沸騰中の作品です。 複数のサイトを調査した結果、残念ながら漫画『略奪婚』の全話を完全に無料で読めるアプリやサービスはありませんでした。 ですが、めちゃコミックなら今すぐ9話までを無料で読めることが分かりました！ この記事では『略奪婚』のあらすじネタバレと見どころを紹介していきます。さらに『略奪婚』を無料で読む方法はあるのか？を詳しく解説します！

調査の結果、漫画『略奪婚』は韓国の人気小説が原作となっているとわかりました！原作小説の原題は『약탈혼』。2021年に完結済みで、韓国の電子書籍サービス・RIDIBOOKSにて掲載されています。 ただし原作小説は韓国語版しか配信されていません。日本語では読めないので注意してください！またR指定作品に指定されているため、閲覧にはRIDIBOOKSの年齢認証が必要です。 なお2024年10月現在、本作が日本語で楽しめるのは2024年4月から連載開始になった漫画版のみとなっています。まだ連載中なので、続きが気になる人は最新話を先行配信しているめちゃコミックをチェックしてみてください！

美しく華やかな王国・エスティア。この国の王女として育ったレアは、オーベルド辺境伯との婚姻の儀が執り行われる前夜、暗い面持ちで遺書をしたためていました。 レアは辺境伯との初夜を終えたら自殺をするつもりなのです。 王女として自らのすべてを国のため、王室のために捧げ、自由のない生涯を送ってきたレアは、いわば“国の商品”……。 そんな人生に嫌気が差し、レアは自ら命を断ち“商品”を傷物にすることで王室へ復讐することを心に決めていました。 婚姻の儀の当日、空は清々しく晴れています。真っ白なドレスに身を包んだレアは、家の使用人に惜しまれながら辺境伯の元へ向かいます。 しかしその時、声を張り上げてレアを呼び止めた男がいました。それはレアの腹違いの弟でこの国の王子であるブリアンでした。 レアに近づいたブリアンは、レアの耳元で「おとこを捕まえたビッチめ」と囁きました。その声には恨みがこもっており、ブリアンは王女のことや婚姻のことがどうにも気に入らない様子です。 そんなブリアンに構わず馬車に乗り込んだレア。生まれ育った王室を離れることは、レアにとってはさほど悲しいことではありませんでした。 なぜなら、王室にはレアの居場所などなかったから……。 しかしレアにはただ1つだけ未練がありました。思い浮かぶのは、体格の良い褐色肌の“あの男”にカラダ中を愛された記憶。 その未練を振り払うようにレアがため息をついた瞬間、プウーッと笛の音がけたたましく響き、馬車は何者かの集団に襲われてしまいました。 倒れた馬車から這い出たレアの目の前にいたのは、なんと褐色肌の“あの男”でした。 男は口元に笑みを浮かべこう言いました。「言っただろ？おまえの人生めちゃくちゃにしてやると」

お母様からオーベルド辺境伯との結婚を命じられたあの日。 それは「王女としての務め」「エスティア王国のため」だと言い渡されたレアは、自分は婚姻の返礼品に過ぎない存在なのだと深く絶望します。 そんななかで、レアはある決意をしました。王室への復讐として、屈辱の痕を残すこと。そのために男娼を買い王女の純潔を捨てることです。 変装をしたレアは、今夜の相手となる男娼に声をかけて狭いベッドルームに2人で入り込みます。 驚くことに、男は「クルカン」でした。クルカンとは大陸では「野蛮族」と呼ばれ見下されている、獣の血を引く種族です。一方で、獣のような浅黒い肌や鮮やかな瞳など、その外見は人気があるのです。 男娼がクルカンであることに驚き怖気づいたレアですが、覚悟を決めて男とベッドに入ります。 男はレアの身分に気付いても余裕な様子で「ご主人さま…とでもお呼びしようか？」と言って、レアに足を開くよう命令します。 恥ずかしがるレア。男と密着した姿勢になった瞬間、男の下半身にグリッとした触感が。こんなモノを挿れるの！？」と焦るレアに対し、男は「そこはまだだ」と言ってレアに舌を絡めるキスをします。 男がレアの秘部に触れ甘い声を漏らしてしまうレア。自分でも触ったことがない場所なのに、快感を覚えます。 ついに男はレアに中に挿入します。痛がるレアが処女であることに気付いた男は、レアのカラダを気遣いながらも激しく腰を打ち付けます。 痛みの中にしびれるような気持ちよさを感じるレア。男はレアの中に出します。無礼にもほどがあると怒るレアですが、男は「次はバックだ」と言って後ろから彼女を抱きしめ、また腰を打ち付け始めるのでした……。

激しくカラダを貪られたレア。ベッドの上で目が覚めると、男に彼女の肩を抱きながら眠っていました。 処女を捨て王女のカラダを汚すという目的を果たしたレアは、この場を立ち去ろうとした瞬間、男に引き止められました。 この時レアは気づきます。クルカン族の体にはタトゥーが彫られているはずなのに、この男にはタトゥーがないのです。 「オレの質問に答えたらおまえの質問にも答えてやる」と言う男。なぜ風俗の男に処女のカラダを差し出したのかと問われます。 自分の大切な純潔を年配の辺境伯に捧げるぐらいなら、王室を汚してこんな人生を潔く終わらせたいと願うレアは、まっすぐに男を見つめてこう答えます。 「わたし…死にたい」 男は、タトゥーの話は今度してやるからそれまでは生きろと言い、レアにパンとスープを渡します。痩せ過ぎだからよく食べろと言いました。 昨夜の花代としてレアが男に硬貨を渡すと、男は「もらいすぎだ だからまた会おう」と言ってレアの手の甲に口づけました。 二度目など無い……そう思いつつも、レアは、男に抱かれた時の自分が苦しみから解放されたありのままの自分であったことを思い出し1人涙を流すのでした。

どこよりも美しい国と謳われるエスティア王国。しかしそれは表向きの姿でしかなく、失墜した王室の権威に代わり、実際に力を持っていたのはクルカンから国を守っていたオーベルド辺境伯でした。 そのため辺境伯が王女を妻にと申し出た際に、王室は意を唱えることなくレアを差し出したのです。そしてレアはせめて自分が王族であるうちに、国民のためになる政策を1つでも多く発布しようと考えていました。 そんなある日のこと。突然クルカンの王から和睦を求める書状が届きます。 もともとバラバラだったクルカンの部族を1つにまとめた現王は、クーデターによってその地位に上り詰めた人物。レアはそれほど好戦的な王が和睦を申し出るとはにわかに信じられませんでした。 万が一、王を怒らせるようなことになれば、戦争にも発展しかねない。そう考えたレアは覚悟を決め、王とその使節団を賓客として迎える準備を始めます。 丁度その頃、闇の中で王宮を眺める1人の男の姿がありました。イシャカンと呼ばれるその男の正体はクルカンの王。そしてレアがまぐ合いあった、あの男娼でした。 使節団を迎えるために開かれた舞踏会で、イシャカンと対面したレア。純潔をささげた男がクルカン王だったと知り困惑を隠せません。 しかしその一方で、イシャカンに見つめられるとあの晩のことを思い出し、無意識のうちに体が火照ってしまうのでした。

エスティアの王女であるレアは幼いころから継母である王妃・セルディナから、洗脳を受けていました。そのため彼女は自らの身を犠牲にすることも厭わず、異常なまでに王国の平和に執着していたのです。 またとセルディナの呪術によって、レアはイシャカンと過ごした日々の記憶を全て消され、義弟のブリアンを愛するように。最終的にレアはイシャカンの子どもを授かったことで、セルディナの呪いと洗脳から解かれ、記憶を取り戻しました。

イシャカンは過去に自分を救ってくれたレアのことをずっと思い続けていました。そのため彼女が一夜の相手を探しているという情報を耳にし、男娼と偽ってレアの前に現れたのです。 その後クルカンの王としてレアと再会したイシャカンは、少しずつ距離を縮めていきます。 しかしレアは王室に連れ戻されてしまった挙句、記憶を改ざんされ、イシャカンに向けていた愛情を義理の弟・ブリアンへと向けるように。このような背景があったため、イシャカンはレアに執着していたのです。

原作小説では、最終局面で全ての黒幕であるセルディナとイシャカンの、レアを巡った争いが描かれます。 同時に記憶を失っていたレアも、自分の感情に漠然とした違和感を抱くようになり、少しずつ記憶を取り戻していくのでした。 レアが記憶を取り戻すきっかけとなったのが、お腹に宿ったイシャカンとの子どもの存在。変異種であるイシャカンの血を受け継いだ子どものおかげで、セルディナの呪術を弾き返せたのです。 最後には無事に全ての記憶を思い出し、**イシャカンと2人でセルディナの悪事を暴きます。

外伝ではイシャカンがクルカン王として台頭する以前の話が描かれます。 純血主義者だったクルカン族の王から、混血特異種という理由で殺されそうになっていたイシャカン。 その希少性に興味を持った奴隷商人のおかげで生きながらえ、奴隷としての価値を高めるための教育を施されます。しかし好戦的なイシャカンは教育官と対立し、最終的に相手を殺してしまったのです。 教育官を殺した罪で監禁されてしまったイシャカンは、絶望の中で自死を決意します。そんな彼を救った人物こそ、エスティアの王女・レアでした。 大人になり、全てを忘れてしまったレアに反して、彼女に命を救われたことをずっと覚えていたイシャカン。そしてレアが男娼を探しているという情報を聞きつけ、彼女の前に現れたのです。 その後エスティアと手を結んだことで、クルカン王として更に力を付けたイシャカンは、クルカン国内の奴隷を開放。最後にはレアとの間に生まれた子ども・レシャの姿も描かれ、外伝は終幕となっています。