漫画『千鶴の夜明け～わたしに一途な旦那さま～』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆無料で読む方法を解説！rawやpdfで読むのはやめよう

村の生贄として捧げられるために名家の嫁に迎え入れられた主人公が、幸せを手に入れるストーリーの女性漫画『千鶴の夜明け～わたしに一途な旦那さま～』。 ここからは作品の配信情報や無料で読めるか、ネタバレ・あらすじを紹介していきます。結末の予想もしているので、最終回の展開が気になる人はぜひチェックしてみてください！

名家の北条家の血を引く北方戦争の英雄・藤四郎と結婚した元孤児の千鶴。幼い頃から藤四郎に恋心を抱いていた彼女は、幸せな人生を送り始めます。 しかし北条家の目的は、千鶴を村の掟となっている生贄として捧げることで……。

孤児として育ち、「山神様の生贄」になるため北条家の嫁になったヒロイン。 子供の頃から藤四郎のことが好きだったものの、目も合わせてくれない藤四郎との結婚生活に寂しさを感じていました。 生贄になる直前に聞いた藤四郎の想いを汲み、二度目の人生では“絶対に藤四郎を幸せにする”という強い決意をもった女性です。 本来は争いを好まないタイプですが、藤四郎のことになると人が変わる一面も。 一度目の人生で起きたことはすべて覚えているものの、自身が生贄になるのは免れないと覚悟を決めています。

名家である「北条家」に生まれた青年。 災厄を収める山神様への生贄を娶るためだけに育てられ、一度目の人生では千鶴に冷たい態度で接してしまいます。 想い人である千鶴に“生贄”という役割を背負わせてしまった自身が許せず、一度目の人生では千鶴とともに生涯を終えることになりました。 “こんな自分は千鶴と心を通わせるにふさわしくない”と思っているものの、実際は千鶴のことが大好き。 かつては軍人として戦果をあげたこともあり、身体にはその時にできた傷が残っています。

千鶴や藤四郎が育った村の村長の娘。 孤児として育った千鶴のことが気に入らず、千鶴が生贄になるのを誰より喜んでいた人物でもあります。 生贄になるのを恐れる千鶴に“役立たずのあんたが山神様の嫁になれるのは誉れ高いこと”だと言って、千鶴の背中を押す腹黒い一面も。 自身の地位と美しさを利用し、村人たちに千鶴を虐げるようそそのかしていました。 藤四郎に対しても特別な思いがあるようで、何があっても千鶴のことを護ろうとする藤四郎の態度が気に食わないようです。

藤四郎と結婚して1年が経った頃、千鶴は自身に生贄の役目を与えられていることを知ります。そして拒否する間もなく、山神様に捧げられた千鶴。 暗闇の中に閉じ込められ、「好きって言われたかったなぁ」ーー。一人悲しく物思いに耽っている千鶴でしたが、突然藤四郎がやってきます。 慟哭とともに藤四郎がどれだけ千鶴のことを想っていたのか聞かされ、「来世でもまた一緒になろう」と微笑む千鶴。 「たとえあなたに信じてもらえなくても、信じてもらえるまで好きだって言います」 千鶴の言葉に大きく頷いた藤四郎は、「君を1人で逝かせはしない」と持っていた短刀を自身の腹に突き刺します。 藤四郎が息絶えたあと、山神様に出会った千鶴は導かれるままに過去に戻り……。

過去に戻った千鶴がカレンダーを見ると、そこには“1907年6月1日”の日付が。 自分が1年前に戻ってきたのだと察した千鶴は、今度こそ絶対に自分の想いを藤四郎に伝えるために藤四郎がおいしいと言ってくれた卵焼きを作ろうと考えます。 卵を売ってくれない農家に、「夫の食事を用意できない妻など存在価値がありません」と鎌を首に当てて農家を脅した千鶴。 千鶴に気圧されて卵を渡す農家を見ていた香織は、千鶴に自身の立場をわからせてやろうと思い立ちます。 そのころ藤四郎と合流した千鶴は「体の傷なんて怖くないですよ」と言葉をかけ、作ってきた弁当を手渡すのでした。 「あなたが生きて帰ってきてくれただけで嬉しかった」 千鶴の真心がこもった言葉と弁当に涙をこぼす藤四郎を見て、千鶴はますます藤四郎への想いを深めます。 一方で、千鶴の後をつけて森に入った村人たちを見たあやかし達は……。

藤四郎が飲む水を汲もうと川へやって来た千鶴は、あやかしたちが村人を襲っているのを目撃します。 もともと千鶴をひどい目に遭わせようとしていた村人たちは千鶴をおとりにして逃げ、千鶴はヘビのあやかしに襲われる羽目に。 千鶴がもがいていると、そこにやって来た藤四郎があやかしと対峙します。 ありえない強さであやかしを退治し、騒動の原因となった村人たちを睨みつけながら“千鶴はこんな人間離れした自分を怖がるのではないだろうか”と不安に思う藤四郎。 しかし千鶴の変わらない優しさに触れた藤四郎は、ほっと胸をなでおろします。 帰宅してから千鶴のケガに気づいた藤四郎はありったけの包帯を出し、千鶴は藤四郎が不器用な優しさを見せてくれたことに喜びを覚えるのでした。

千鶴が負った怪我の手当を済ませたあと、千鶴をおとりにした村人たちのもとへ向かう藤四郎。 「千鶴になにかあったら許さない」 と藤四郎に凄まれた村人たちは、生贄の計画が台無しになってしまうことを恐れて村長のもとへ急ぎます。 一方で、前世からの夢だった藤四郎との食事が叶って嬉しさを隠しきれない千鶴。 千鶴と親密さが増した気がして嬉しくなった藤四郎は、「千鶴に着物を買ってやろう」と思い立ちます。 はじめて藤四郎と村の外に出た千鶴が見たのは、街の人達が藤四郎を英雄として尊敬している姿でした。 街の人々に囲まれてしまった藤四郎でしたが、自身の名を呼ぶ大きな声に気づきます。 藤四郎を呼んだのは、かつて同じ戦場でともに戦った山室という青年でした。 急遽山室の案内で街を回ることになった藤四郎と千鶴は……。

普段とは違う距離感にドキドキしながら、山室の案内で呉服屋にたどり着いた藤四郎と千鶴。 呉服屋に並ぶ洋服はどれも華やかで、藤四郎は千鶴が試着したものを次々に購入していきます。 買い物を終え、「ぜひ我が家に寄ってほしい」という山室の好意に甘えることにした藤四郎と千鶴。 山室の家で、藤四郎は自身と千鶴が結婚した本当の理由を知らずに「藤四郎が幸せそうで良かった」と微笑む山室への罪悪感でいっぱいになってしまうのでした。 夜になって、藤四郎が前世で「1年一緒に暮らしたのに、千鶴の好きなものさえわからない」と泣いていたことを思い出した千鶴。 今度こそ後悔しないように、千鶴は自分の好きなものを次々に藤四郎に言い連ねます。 そして、藤四郎に対する想いをはじめて口にした千鶴は……・。

『千鶴の夜明け～わたしに一途な旦那さま～』の最終回は、千鶴が生贄になる運命を乗り越え、藤四郎と本物の夫婦になるのではないでしょうか。 一度生贄にされる運命を辿った千鶴は強くなり、自身の目的である“藤四郎に想いを伝えること”を達成するためならどんな事もできるという強さを得ました。 いままでは村人たちに馬鹿にされるだけだった千鶴が強くなり、嫌なことにははっきりと抵抗できるようになったことが、運命を変えるきっかけになるのではないかと思います。 ストーリー冒頭では千鶴と藤四郎、あやかしたちの生活が描かれていて、千鶴が生き残る未来が予想できますね。

千鶴が幸せになるエンディングが予想される一方で、結局千鶴は生贄になることを受け入れてしまうのではないかという予想もできます。 なぜなら、千鶴が生贄になるのを回避するには藤四郎の助けがどうしても必要だからです。 藤四郎は千鶴のことを大切に想っているものの、生贄を捧げなければ村が滅びることも十分に理解しているため、藤四郎が今後どんな判断を下すのか気になります。 藤四郎は“男の自分では生贄になれない”という負い目から家の者にも強い態度が取れず、一度目の人生では千鶴を生贄に捧げてしまいました。 藤四郎がしきたりを破ることができれば、バッドエンドは回避できると思います！

調査したところ、『千鶴の夜明け～わたしに一途な旦那さま～』は小説が原作の漫画ではありませんでした。またWEBサイト「小説家になろう」でも配信されていないので、注意が必要です。 本作は漫画が原作のオリジナルコミックとなっています。さらに漫画版が配信されているのはめちゃコミックだけなので、購入する場合はめちゃコミックを利用しましょう！