『地獄に堕ちるわよ』思想家・安永のモデルは安岡正篤?死後や利用された経緯を解説
「大殺界」「地獄に堕ちるわよ」といった名言を残し、占い師として名を残した細木数子。彼女の人生を描いたNetflixオリジナルシリーズ『地獄に堕ちるわよ』が配信されています。 この記事では、『地獄に堕ちるわよ』に登場する安永正隆について、モデルや死後や利用された経緯について解説します。
『地獄に堕ちるわよ』思想家・安永正隆の基本情報
| 名前 | 安永 正隆(やすなが・まさたか) |
|---|---|
| 職業 | 昭和最大の思想家 |
| 細木数子との関係 | 細木の最後の結婚相手 |
| 初登場話 | 第8話 |
| キャスト | 石橋蓮司 |
安永正隆は昭和最大の思想家と呼ばれ、情報の収集能力に長け、それに基づいた冷徹なまでの洞察力を持っていたと言われています。 細木は絶対的な権力を持っていた安永正隆に目をつけ、彼の懐に入り込んで結婚。安永の死後婚姻関係は認められないこととなったのですが、実質細木の最後の結婚相手となりました。
モデルは安岡正篤!政治家とも交流のある思想家はどんな人?
安永正隆のモデルは、実在した安岡正篤ではないかと言われています。安岡は「東洋思想をもとにリーダーのあり方を説いた思想家」と言われており、歴代総理の指南役としても活躍。多くのリーダーに影響を与える人物であったため、細木も狙いを定めたと言われています。 まさに「昭和の影の実力者」であり、ドラマの安永のイメージともマッチしています。明言はされていませんが、恐らく安岡正篤をモデルにしたといえるでしょう。
【実話】細木数子と安岡正篤の出会い!最初は師匠だった?

溝口敦による『細木数子 魔女の履歴書』では、細木と安岡の出会いについても描かれています。出会いは細木が45歳、安岡が85歳の時。8年前に妻を亡くしていた安岡は、かつての細木の客・山田栄一の食事会で細木と知り合ったそう。すでに安岡は認知症を発症していて、正常な判断力を失っていたようです。 細木は「陽明学の大家、故・安岡正篤」とよく使っていますが、安岡は四柱推命の具体論は展開しておらず、安岡が教えたというのも無理があります。2人は師弟関係だったのいうのも嘘である、とも綴られています。
【実話】細木が安岡をたぶらかした?なぜ結婚したのか
細木は金になる安岡に目をつけ、「結婚の誓約書」を書かせます。細木は酒で安岡を酔わせ、何度も書き直させたそうです。細木の姉や弟も安岡との関係をバックアップし、細木ファミリーとして金のためにこの計画が進んでいたことが分かります。 安岡は四柱推命に信を置いており、細木は安岡を占いの師として宣伝としても使うように。細木は安岡の体調が悪化すると、待っていたかのように結婚誓約書を文京区役所に提出。ですが安岡の家族は細木をよく思っておらず、ついに細木に対抗して婚姻無効の調停を申し立てました。 その後、安岡は亡くなってしまいます。安岡が最後に想っていたのは、細木ではなく亡き妻。安岡の家族は、細木への危機感を募らせていきます。
【実話】安岡の死後はどうなった?高額な墓や安岡家との確執
細木は安岡の死後、初七日で籍を抜いて安岡の蔵書1万2000冊を手にします。すぐに韓国の大学校に寄付をして名誉文学博士の称号を手にした細木でしたが、これは安岡の家族が雑本の類を細木にくれてやっただけのこと。 細木は安岡の墓を京都の嵯峨野と東京・港区の青松寺に建てたようですが、安岡の家族がお骨を分骨するはずもなく、細木の2つの墓は完全なカラ状態だそう。その後細木は墓を建てた時の申告漏れを指摘され、2400万円の過少申告加算税を科されていたのでした。
【キャスト】Netflixドラマで安永を演じた俳優は石橋蓮司

安永役を演じたのは、石橋蓮司です。圧倒的な存在感を放っており、第8話と終盤での登場でしたが見事な演技を披露しました。 石橋は1950年代の昭和から活躍するベテラン俳優。80歳を超えてもさまざまなドラマや映画に出演しており、Netflix作品には『全裸監督2』(2021年)に続いて2作目の出演となります。
『地獄に堕ちるわよ』安永のモデルとは?実話から細木との関係を解説
ドラマ終盤で圧倒的な存在感を放っていた安永。細木とは85歳で出会い、結局戸籍上の婚姻関係は否定されることとなりました。 細木が占い師として人気を獲得するまでの半生に欠かせない人物であることが分かりました。ぜひドラマ・実話ともにチェックしてみてくださいね。
