『ムルシエラゴ』ネタバレあらすじを最新刊まで解説!バイオレンス×エロはアニメでどう描かれる?
タップできる目次
- 『ムルシエラゴ』のあらすじ【ネタバレなし】
- 『ムルシエラゴ』1〜3巻ネタバレ:殺人Partyと仮面蒐集家事件
- 『ムルシエラゴ』4〜6巻ネタバレ:純潔の薔薇とまりも學園の爆破
- 『ムルシエラゴ』7〜9巻ネタバレ:桜剪会との全面戦争
- 『ムルシエラゴ』10〜13巻ネタバレ:サメが吐いた左手と剣聖
- 『ムルシエラゴ』14〜16巻ネタバレ:下水道の怪物と喜劇作家
- 『ムルシエラゴ』17〜19巻ネタバレ:魔弾の射手と少女の誘拐
- 『ムルシエラゴ』20〜21巻ネタバレ:山津神家の一族の連続殺人
- 『ムルシエラゴ』22〜25巻ネタバレ:調香師とトザクラの謎
- 『ムルシエラゴ』26〜29巻ネタバレ:消えた少女とAIのHiToMi
- 『ムルシエラゴ』のひな子は何者?屠桜計画とトザクラの謎は?
- スピンオフ『アラーニァ』ネタバレ:スナイパーの怜子が主人公
- アニメ『ムルシエラゴ』は2027年1月から放送!声優とスタッフを紹介
- 『ムルシエラゴ』は元死刑囚が悪を狩るアンチヒーロー譚!アニメと原作で黒湖を追いかけよう
『ムルシエラゴ』のあらすじ【ネタバレなし】
本作は、よしむらかなが『ヤングガンガン』で連載している漫画です。主人公の紅守黒湖(こうもりくろこ)は、715人を殺した元大量殺人者です。本来は死刑になるはずでしたが、執行を無期限に延ばされ「国選処刑人」として凶悪犯を狩っています。相棒は、運転の腕に優れた少女・屠桜ひな子(とざくらひなこ)です。 タイトルのムルシエラゴは、スペイン語でコウモリのこと。主人公の名字「こうもり」と重なる題名です。黒湖の恋人で極道の娘の柳岡千代も加わり、事件ごとに個性の強い人物が登場します。性と暴力の描写が強く、読む人を選ぶ作品でもあります。
漫画は何巻まで?完結している?
漫画は2026年10月時点で29巻まで出ていて、完結していません。2013年に『ヤングガンガン』で読み切りが載り、同じ年から連載が続いています。出版社はスクウェア・エニックスで、単行本はヤングガンガンコミックスから出ています。 最新の29巻は、2026年7月24日に発売されました。累計発行部数は、2022年5月の時点で160万部を突破しています。30巻の発売日は、まだ発表されていません。直近の5巻は、おおむね半年前後の間隔で新刊が出ています。
主な登場人物を一覧で紹介
物語の中心は、黒湖とひな子、そして黒湖の恋人の千代の3人です。千代は極道「柳岡会」の会長の一人娘で、黒湖のことを誰よりもよく分かっています。 事件ごとに出会った人物が、のちの事件で黒湖に力を貸すのが本作の特徴です。敵として出会った相手が仲間に加わることもあります。警察の側では、警視庁捜査零課の課長・御剣燈悟が黒湖のお目付け役を務めています。黒湖の周りには、事件のたびに仲間が増えていきます。主な登場人物と立場を、下の表にまとめました。
| キャラ | 立場 |
|---|---|
| 紅守黒湖 | 主人公。715人を殺した元大量殺人者で、国選処刑人 |
| 屠桜ひな子 | 黒湖の相棒。運転の腕と空間認識能力に優れた少女 |
| 柳岡千代 | 柳岡会会長の一人娘で、黒湖の恋人 |
| 浅葱凛子 | 仮面蒐集家の事件で出会った少女。のちに黒湖の家で暮らす |
| 朽葉怜子 | 凄腕のスナイパー。スピンオフの主人公 |
| 桃山照美 | 殺人Partyに招かれた格闘家。のちに怜子の側近 |
| 桃山鳴海 | 元「純潔の薔薇」の幹部。照美の妹で、黒湖の情報屋に |
| 御剣燈悟 | 警視庁捜査零課の課長。黒湖のお目付け役 |
| 君原茶々 | 捜査零課の刑事で、御剣の部下 |
| 藤浪ユリア | 柳岡総合病院の医師で、監察医も務める |
『ムルシエラゴ』1〜3巻ネタバレ:殺人Partyと仮面蒐集家事件
1巻の最初の事件「力の代償」で、黒湖は薬物で異様に強くなった元プロレスラーの処刑を任されます。銃弾も効かない相手を前に、黒湖は薬の出どころを探りに柳岡会を訪ねました。そこで新型ドラッグ「夢中遊行」の存在が浮かび、のちの事件にもつながっていきます。 続く「殺人Party」では、黒湖がとあるパーティーに招かれます。それは、悪人を裁くことを生きがいにする老人の罠でした。屋敷に閉じ込められた黒湖は、格闘家の桃山照美やスナイパーの朽葉怜子と手を組み、脱出を目指します。招かれた犯罪者たちは、屋敷の仕掛けで次々と命を落としていきました。 2〜3巻の「D・K〜ドメスティック・キラー〜」は、「仮面蒐集家」の手口をなぞる連続殺人です。黒湖は容疑者の娘・浅葱凛子を誘拐し、それを口実に容疑者へ近づきます。しかし犯行を重ねていたのは、9歳の凛子本人でした。凛子はこの事件のあと、黒湖の家で暮らすようになります。
『ムルシエラゴ』4〜6巻ネタバレ:純潔の薔薇とまりも學園の爆破
4巻の「薔薇色の牢獄」で、黒湖は女性だけが暮らす教団「純潔の薔薇」に入り込みます。千代の友人から、入信した妹を連れ戻してほしいと頼まれたためです。ところが黒湖は教団に染まり、自分を「ハルフェティ」と名乗るまでになってしまいました。千代は覚悟を決め、たった1人で教団へ乗り込みます。 5巻の「空と僕のあいだに」では、雨の日に幼い女の子が殺される事件を追います。証拠が雨で流され、困った警察が黒湖を頼りました。黒湖はここで、教団の元幹部・桃山鳴海と再会します。 6巻は、ひな子や凛子が通うまりも學園で起きた爆破事件です。高等部の蘇芳皆子が自首しますが、事件はそこで終わりませんでした。
『ムルシエラゴ』7〜9巻ネタバレ:桜剪会との全面戦争
7巻から始まる「忘却の“桜”」は、本作の大きな山場です。過激組織の元幹部・緋垣刀吉郎が刑務所から脱走し、「桜剪会」を名乗って警察に宣戦布告します。黒湖は、これまでの事件で出会った鳴海や皆子の力も借りて、アジトの場所を突き止めました。 8巻では警視庁で化学兵器のテロが起き、黒湖たちは桜剪会のアジトに総攻撃を仕掛けます。9巻で、緋垣との決戦に決着がつきました。最期の緋垣はひな子を見て、「屠桜計画」という言葉を口にします。 続く「白い流星」では、無人島で休暇を過ごす黒湖たちを、巨大なロボットが襲いました。黒湖の旧友の科学者・トキワサキを追ってきた相手です。
『ムルシエラゴ』10〜13巻ネタバレ:サメが吐いた左手と剣聖
10巻の「THE DEEP ONE」は、水族館のサメが人の左手を吐き出す場面から始まります。左手は刃物で切り落とされたものと分かり、黒湖とひな子は港町へ向かいました。2人はそこで、サメを捕まえた少女・長月睡蓮と出会います。 11巻からは「剣聖」です。買い物中の藍子と凛子が、名の知れた剣術家の遺体を見つけます。現場から走り去ったのは、かつて藍子を「お姉ちゃん」と慕っていた少女・宮本玄流でした。その後も剣術家が斬り殺される事件が続きます。13巻で、事件の裏には玄流に宿った姉・宮本玄乃がいたと明かされます。
『ムルシエラゴ』14〜16巻ネタバレ:下水道の怪物と喜劇作家
14巻の「死が2人を分かつまで」は、ある遺体が棺から消える場面から始まります。消えたのは、教団の元最高幹部ゴールドマリーの遺体でした。同じころ、血をほとんど抜かれた女性の遺体が見つかりました。手がかりを追って下水道へ入った鳴海は、そのまま姿を消します。下水道に潜む“化け物”の正体は、鳴海がよく知る人物の成れの果てでした。 15〜16巻の「THE ENTERTAINER」は、人々がアドバルーンに吊るされる怪事件です。手口は、10年前に姿を消した犯罪者「喜劇作家」を思わせるものでした。被害者が事件のことを覚えていないのも共通点です。ひな子と凛子はサーカスの控室に潜り込みます。16巻でサーカスの団長に疑いが向かい、この事件は決着しました。
『ムルシエラゴ』17〜19巻ネタバレ:魔弾の射手と少女の誘拐
17巻では、柳岡会のヤクザ・鉄善八が刑務所から戻ってきます。同じころ、歩道橋で男性がめった刺しにされる事件が起きました。警察が目を付けたのは、元フェンシング選手の千堂把月です。千堂は、かつて唯一倒せなかった善八に執着していました。柳岡会が手薄になるなか、善八は千代を守るために千堂と向き合います。最後に千堂を撃ち抜いたのは、依頼を受けた怜子でした。 18巻でこの「魔弾の射手」は完結し、一家惨殺事件と転校生・戸隠のえるの話が始まります。19巻では、誘拐されたのえるの行方を、黒湖が手紙と作文から2つに絞り込みました。
『ムルシエラゴ』20〜21巻ネタバレ:山津神家の一族の連続殺人
20巻の舞台は、山津神家の温泉旅館です。遺産相続の話し合いのさなかに三男の三四郎が殺され、「アヤコ」という名がささやかれます。その後も、山津神家の子どもたちが次々と命を落としていきました。遺体のそばには、おはじきやお手玉など古い遊び道具が残されています。 アヤコは、山津神家のせいで亡くなった少女でした。旅館の女将・哀里は、アヤコの復讐のために当主の葉蔵を狙いますが、怜子に止められます。21巻では「純潔の薔薇」と同じ薔薇が見つかり、「山津神家の一族」編は完結しました。
『ムルシエラゴ』22〜25巻ネタバレ:調香師とトザクラの謎
22巻からは、毒を自在に操る国際指名手配犯「調香師」セリーヌたちが、日本へひそかに入ってきます。黒湖たちはFBIと手を組み、調香師の目的を探りました。 23巻では蘇生薬の実験で多くの死者が出て、ここで“トザクラ”という名が浮かび上がります。24巻では、山津神家の山にいたひな子が調香師に見つかってしまいます。25巻で、“トザクラ”を取り込んで異形の姿になった調香師との争いが決着へ向かいます。 ひな子の名字と同じ響きを持つ言葉が、物語の中心に出てきた事件です。4巻にわたる長いエピソードで、ひな子の周りにある謎が一歩前へ進みます。
『ムルシエラゴ』26〜29巻ネタバレ:消えた少女とAIのHiToMi
26巻では、行方の分からなくなった少女“きらら”を追い、画家の疋田英秋に目を付けます。手がかりは、疋田が描いた「色欲」という絵でした。 27巻からは、フルダイブ型のRPG「A-EYE-S」が舞台です。ゲームに不正アクセスしたユーザーが倒れる事件が起きました。カギを握るのは、ゲームの中のAI「HiToMi」です。28巻で、HiToMiは記憶を失っていく少女の「心」を残すためのAIだと明かされます。 最新29巻は、消えていく少女の想いが中心に描かれる巻です。これまでの殺し屋の物語とは手ざわりの違う、切なさの残るエピソードになっています。この事件がどこへ向かうのか、続きの巻が待たれます。
『ムルシエラゴ』のひな子は何者?屠桜計画とトザクラの謎は?
ひな子は黒湖の相棒で、13歳と推定される少女です。高いところから見下ろすだけで地理を覚え、車でビルを駆け上がるほどの運転の腕を持っています。黒湖のことは「くーちゃん」と呼んで慕っています。血のつながった両親については「わるい人だった」と語り、黒湖に始末されたことがほのめかされています。 「忘却の“桜”」で、緋垣が死の間際にひな子を見て口にしたのが「屠桜計画」でした。23巻からは、“トザクラ”という名が事件に絡みます。ひな子の名字と同じ響きを持つこの言葉が、ひな子とどう関わるのかに注目です。
スピンオフ『アラーニァ』ネタバレ:スナイパーの怜子が主人公
スピンオフの正式な題名は『MURCIELAGOBYPRODUCT ARAÑA-アラーニァ-』です。本編の朽葉怜子が主人公を務めます。原作はよしむらかな、作画はアラカワシンです。マンガアプリ「マンガUP!」で2018年1月に連載が始まりました。単行本は全5巻です。 怜子は物静かな凄腕のスナイパーで、男と間違われるのを何より嫌う人物です。スピンオフでは、大手ゼネコン「下鴨建設」や中国マフィアが絡む事件に怜子が挑みます。
アニメ『ムルシエラゴ』は2027年1月から放送!声優とスタッフを紹介
TVアニメ『ムルシエラゴ』は、2027年1月から放送されます。放送局は、TOKYO MX・関西テレビ・BS11です。黒湖を上田瞳、ひな子を鈴木みのり、千代を上坂すみれが演じます。総監督とシリーズ構成は直谷たかし、監督は浅見松雄です。アニメーション制作は、サテライトとStaple Entertainmentが手がけます。 2026年10月21日にはティザーPVが公開されました。放送日時と配信サービスは、まだ発表されていません。
『ムルシエラゴ』は元死刑囚が悪を狩るアンチヒーロー譚!アニメと原作で黒湖を追いかけよう
『ムルシエラゴ』は、悪を狩るのもまた悪という、ひと筋縄ではいかない物語です。事件ごとに出会った人々が黒湖の味方になり、物語は29巻まで広がってきました。殺し屋の物語でありながら、人と人のつながりが積み重なっていくのも魅力です。 アニメの放送は、2027年1月からです。原作で先の事件を知ってからアニメを観るのも、アニメから入って原作で続きを追うのもおすすめです。気になった人は、まず1巻から試し読みしてみてください。











