1:14歳で事務所アミューズに所属したホラン千秋
ホラン千秋は、アイルランド人の父親と日本人の母親の間に誕生したハーフ。東京都出身、1988年9月28日生まれのタレントです。
もともとは、SPEEDやモーニング娘。の影響で歌手に憧れていたそうです。しかし、現在の事務所アミューズに所属すると、なぜか芝居をやることになったのだとか。レッスンを重ねるうちにその魅力に気づいたと語っています。
芝居の道に進もう!と決意したそうですが、芸能活動の始まりは明るくはありませんでした。芽の出ない時期が続き、アルバイトに明け暮れていたそうです。
2:『魔法戦隊マジレンジャー』でナイ役を演じ女優デビュー
ホラン千秋は、2005年1月からテレビ朝日で放送された『魔法戦隊マジレンジャー』に出演。主人公たち扮するマジレンジャーに敵対する2人組「ナイとメア」のナイ役を演じ、女優デビューを果たしました。
ナイとメアは、敵組織「地底冥府インフェルシア」の幹部・妖幻密使ヴァンキュリアが分離した姿。ナイは、パンクファッションに身を包んだ少女で、ギターを弾く描写もあるため、ホラン千秋の貴重な演奏を聞くことができます。
ちなみに、相方のメアは芸能界を引退した元女優・グラビアアイドルの北上朋美が演じました。
3:ショートヘアがトレードマークのホラン千秋!実はロングヘアだった
ホラン千秋は、ショートヘアの印象が強くトレードマークにもなっています。しかし、デビュー後から約10年間はずっとロングヘアだったのです。
髪を切ったのは、2011年に出演したドラマ『陽はまた昇る』の役作りのため。その後、なぜか急にバラエティ番組やキャスターの仕事が舞い込むようになりました。本人も「髪を切っただけでこんなに変わるなんて」と感激しています。
ロングヘアの頃は、可愛らしい印象がありますが、ショートヘアになってからは大人っぽさと聡明さが増しています。おバカキャラに食傷気味だった世の中が、知的なタレントを求めていたのかもしれませんね。
4:芸能活動をしながらも青学に進学!留学先では成績優秀者に
芸能活動と並行して、名門私立の青山学院大学に入学!2009年から2010年にかけては、オレゴン州立大学に留学して舞台演劇を専攻しました。留学先では、成績優秀者として表彰されるなど優秀な学生だったようです。
しかし、当時なかなか芽が出ないことに悩んでいたホラン千秋にとって、大学進学は”負け”以外の何物でもなかったとインタビューに応えています。
4年間通して学園祭に参加せず、サークルや部活にも入らなかったのだとか。自分が売れないことを、世間に責任転嫁していた時期だと語りました。
5:ホラン千秋の英語力は?
ホラン千秋は、NHK WORLDで放送された『imagine-nation』でMCを務め、訛りのない流暢な英語を披露したことで話題になりました。父親の母国アイルランドが、英語も公用語にしているため、父親との日常会話の中で身に付けたのだそうです。
ハーフタレントが、英語が話せなくて弄られるという場面が多く見られる中、常にネイティヴの発音に触れられたのは幸運だったのでしょう。番組でも、綺麗な発音で聞き取りやすいと評判だったそうで、今後も得意の英語を活用した仕事が増えるかもしれませんね。
6:実はアナウンサーになりたかった?
留学経験を通して、「芝居じゃなくても”何か”を伝えることが好き」と気づき、キャスターやタレント業に興味が湧いてきたのだとか。帰国後、キー局のアナウンサー試験を受けたものの全敗だったそうです。
その後しばらくは、スーパーのアルバイトをしながら生活していたと語っています。しかし、2011年の秋ごろからTBS『ビジネス・クリック』などの報道番組・情報番組に出演。2012年4月から2013年3月まで、『NEWS ZERO』のキャスターを務めたことをきっかけに、徐々に夢が叶い始めています。
7:ハーフ会の一員!でも意外と人見知りな性格
タレントのSHELLYが、「ハーフのみんなで集まろう」とウエンツ瑛士に持ちかけたことで発足した「ハーフ会」。ホラン千秋も所属しており、ローラ・JOY・ユージ・トリンドル玲奈など豪華なメンバーが参加していることで有名です。
主な活動は、ハーフ仲間で番組に出演したり、食事会を開いて集まったりなど。メンバーのSNSを通してその様子が公開され、「豪華!うらやましい!」という声が上がっています。
ハーフと聞くとフランクで社交的と思われがちですが、ホラン千秋は意外と人見知りだそうです。休日も誘いがない限り外出はせず、必要最低限以外は自分の部屋からも出ないという生粋のインドア派。部屋着も学生時代のジャージで過ごすと明かしています。
8:吉高由里子と仲良し!ホラン千秋の交友関係は?
大学生時代は、学業とアルバイトだけの孤独な日々を送った。と語るホラン千秋ですが、芸能界では事務所の同僚・吉高由里子と、下積み時代から交流があることを明かしました。2014年に発売されたフォトエッセイ『ホラン千秋』では、吉高由里子との対談が掲載されています。
そのほか、ハーフ会メンバーはもちろん。ブログ上で、お笑いコンビ・ハリセンボンの箕輪はるかを「お姉ちゃん」と紹介するなど、交友関係を持っていることが伺えます。