2017年11月16日更新

ジョン・キューザック、謎すぎる俳優に迫る7つのこと

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ジョン・キューザック
©Marechal Aurore/ABACA/Newscom/Zeta Image

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1:王道じゃない役柄に定評のあるジョン・キューザック

ハリウッドのザ・ヒーローのような役ではなく一癖も二癖もある役を演じることで有名なジョン・キューザック。実際、本国アメリカでも次のように形容されています。
ジョン・キューザックはかませ犬的なキャラクターや奇妙な男を演じることでキャリアを築いてきた。
引用:www.imdb.com
王道からそれたキャラクターを演じながらも成功してきた俳優の1人と言えます。

2:家は芸能一家!

そんなジョン・キューザックは1966年イリノイ州生まれ。彼の家族はアイルランド系アメリカ人で、数学教師の母親以外は全員ショウビズ界で活躍している芸能一家。父ディックは俳優で映画製作もしており、4人いる兄弟姉妹(ジョーン、アン、ビル、スージー)は全員俳優です。 ジョンが演技を始めたのは小学生の時にピヴェン・シアター・ワークショップでのことで、12歳の頃にはすでに舞台やコマーシャルに声で出演したりとキャリアを築いていました。

3:青春映画への出演で名を広めた

映画デビュー後は青春映画へ多く出演し、トップスターの仲間入りをします。

デビューは17歳!少年たちの友情ストーリー

17歳の時にロブ・ロウとアンドリュー・マッカーシー主演の『恋のスクランブル』(1983年)で映画デビューしました。この映画はシカゴ郊外のプレップ・スクールを舞台に繰り広げられる少年たちの友情の物語。中産階級で育ったジョナサンと財閥社長の息子スキップが恋愛や学生生活を通して成長していく姿が描かれています。 ジョン・キューザックはロスコーという少年役を演じました。

姉との共演作!

1984年の『すてきな片想い』ではザ・青春映画といった具合の高校生たちのおバカっぷりが描かれています。16歳の誕生日を誰からも忘れられてしまったサム。その夜学校のダンス・パーティーに出かけた彼女は…。 ジョンは端役での出演でしたが、姉ジョーンと共演しています。

主演で冴えない少年を演じる

1985年公開の青春コメディ『やぶれかぶれ一発勝負!!』では主演を務めました。何をやってもダメな少年レインは恋人ベイジャーまで横取りされる始末。ベイジャーを奪ったスキーの名人ジョニーと事もあろうにスキー勝負をすることになってしまい…。ジョン・キューザックは冴えないレインを演じて笑いを誘いました。

漫画家志望の少年の一夏の恋

1986年には『ワン・クレイジー・サマー』でデミ・ムーアと共演。家族が代々バスケットボール選手なのに、漫画家を目指すフープス。お洒落なラブストーリーを描くため、まずは自分が体験しなくてはと恋愛をするためにバカンスへと出かけます。 アニメーションと実写の両方のシーンがある、1980年代らしい青春コメディとなっています。

永遠に残る名作で主人公に影響を与えた重要な役どころを演じる

少年たちの一夏の冒険を描いた『スタンド・バイ・ミー』。今でも語り継がれる名作に、ジョン・キューザックは主人公ゴードンの兄、デニーを演じました。バスケットボール選手としての才能があり、両親にも期待されていたデニーは交通事故で亡くなっており、ゴードンの回想で登場します。兄の活躍に埋もれて目立たない存在のゴードンのことも認めている好青年というキャラクターでした。

4:劇団を設立し脚本も手がけるジョン・キューザック

20代の頃は青春映画で名を馳せたジョン・キューザック。キャリアを重ねていくうちに、脚本や製作を手がけるようになりました。また、自身の劇団New Criminals Theater Companyを設立しており、俳優の枠に留まらず活動の幅を広げています。

5:奇想天外な作品がお好み

出演映画数は80近くととにかく多くの映画に出演しているジョン・キューザックですが、彼が出演する映画はキテレツなものが多いのが特徴。

これぞジョン・キューザック!ユニークすぎるストーリー

1999年に主演を飾った『マルコヴィッチの穴』。キャメロン・ディアスとの共演でした。キューザック演じるクレイグはある日オフィスの壁に穴を発見しますが、それは15分間だけ俳優ジョン・ホレイショ・マルコヴィッチの頭の中に繋がるというもの。それがきっかけでクレイグは大儲けすることになりますが…。 この映画のためにキューザックは操り人形のレッスンを受けたのだとか。奇想天外な映画の中でのキューザックの好演が光ります。

ロック好きにはたまらない!脚本も手がける

2000年には脚本も手がけた『ハイ・フィデリティ』で主演を務めます。この映画でキューザックが演じたのは冴えないレコードショップのオーナー、ロブ・ゴードン。音楽を愛するあまりに恋人に愛想をつかされてしまいます。 この映画では数々のロックナンバーが流れ、マニアにはたまらない仕上がりとなっています。

6:ジェレミー・ピヴェンと仲良し

そんなジョン・キューザックの親友は俳優のジェレミー・ピヴェン。実はキューザックが在籍したピヴェン・シアター・ワークショップはジェレミー・ピヴェンの両親が経営していたもの。2人はその頃からの仲で、一時期ルームメイトだったこともあります。

7:プライベートは謎なジョン・キューザック

あまりプライベートをオープンにしていないことで有名なジョン・キューザック。そもそも彼はあまり俳優として騒がれることを好まないようで、自身が10代の頃に活躍していたことを次のように話しています。
僕はティーンスターだった。それだけでもう十分気持ち悪いよね。
引用:www.imdb.com
カナダ人女優ネーブ・キャンベル(写真)と交際していたことは知られていますが、本人はあまり自分の私生活を明かさないようです。