アニメ『つり球』声優一覧
『つり球』は2012年4月から6月までフジテレビノイタミナ枠で放送されました。江の島を舞台に繰り広げられるSFと青春、フィッシングがミックスしたストーリー。『モノノ怪』『空中ブランコ』『C』などを世に送り出した中村健治監督による完全オリジナル作品です。真田ユキを演じた逢坂良太にとってはアニメ初主演作品にもなりました。
真田ユキ:逢坂良太
この物語の主人公。二人で暮らしている祖母がフランス人のクォーターです。英語とフランス語を話すことができます。転校が多かったためコミュニケーションが苦手で、友達が一人もいた事がありません。緊張したり、焦ったりすると表情が異常に強張ってしまいます。
逢坂良太は徳島県出身、1986年生まれの声優です。『つり球』の真田ユキ役でテレビアニメ初主演を果たしました。『つり球』以降、『はたらく魔王さま!』(真奥貞夫〈魔王サタン〉)、『山田くんと7人の魔女』(山田竜)など多くの作品で主役を獲得しました。第9回声優アワードにて新人男優賞受賞しました。
ハル:入野自由
宇宙から地球へ釣りをしに来たという自称・宇宙人。「友達になって、一緒に釣りをしよう!」と初心者のユキを強引に釣りの世界へと誘ってきます。なぜかいつもハイテンション。
入野自由は東京都出身、1988年生まれの声優、俳優、歌手です。幼少期から子役として俳優活動をしており、主に舞台俳優として活動を続けています。声優としてのデビューは1995年『逮捕しちゃうぞ』のショウ役で、その後『パラッパラッパー』『千と千尋の神隠し』『アイシールド21』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』など多くの作品で主演しています。本人名義での音楽活動に加えて、神谷浩史とのユニット「KAmiYU」などでも活動しています。
宇佐美夏樹:内山昂輝
生まれも育ちも江の島で生粋の地元っ子ですが、自分の地元が気に食わない様子です。そのせいか、いつもイライラしています。釣りが大好きで、釣具店ヘミングウェイでアルバイトをしており、釣りの腕前はプロ並み。釣り好き界隈では「釣り王子」などと呼ばれていますが、学校ではそれを秘密にしています。
内山昂輝は埼玉県出身、1990年生まれの声優、俳優です。1993年に劇団ひまわりに入団以来、子役としてテレビドラマ出演や少年役の吹き替えを主に活動していました。声優として注目されるようになったきっかけは『キングダム ハーツ シリーズ』のロクサス役でした。それ以降は『機動戦士ガンダムUC』(バナージ・リンクス)、『Charlotte』(乙坂有宇)、『心が叫びたがってるんだ。』(坂上拓実)などの作品に出演しており、第5回声優アワードでは新人男優賞を受賞しています。
アキラ・アガルカール・山田:杉田智和
ハルと同時期に江の島に現れたインド人。目的は分かりませんが、絶妙な距離感でハルやユキ達を見ています。いつもアヒルの「タピオカ」を連れています。普段は冷静な振る舞いですが、大好きな釣りの話になると熱く語りだす傾向があります。
杉田智和は埼玉県出身、1980年生まれの声優、ナレーター、作家です。代表作は『ちょびっツ』、『涼宮ハルヒの憂鬱』(キョン)、『銀魂』(坂田銀時)などがあります。第3回声優アワードで助演男優賞を受賞しています。脚本、ゲームのストーリー原案などの作家としても活動するなど多才です。
ココ:加藤英美里
ハルと同時期に江の島にやってきた女の子。見た目と口調がちょっと個性的です。
加藤英美里は東京都出身、1983年生まれの声優、歌手です。第2回声優アワードで新人女優賞と歌唱賞を受賞し、第6回では助演女優賞を受賞しています。代表作は『化物語』(八九寺真宵)、『魔法少女まどか☆マギカ』(キュゥべえ)、『ゆるゆり』(大室櫻子)などほか多数。
海咲:冨永みーな
釣り具屋店「ヘミングウェイ」の女店主のサバサバ系おねえさん。
冨永みーなは広島県出身、1966年生まれの声優、タレント、ナレーターです。代表作は『サザエさん』(磯野カツオ(3代目))、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』(マァム)、『それいけ!アンパンマン』(ロールパンナ/ブラックロールパンナ)など。
えり香:山本希望
江の島在住。ユキたちと同じ高校に通う女の子。
山本希望は青森県出身、1988年生まれの声優です。2011年『僕は友達が少ない』と『UN-GO』でアニメ初のメインキャラクターを演じ、声優としての認知度を上げました。代表作は『僕は友達が少ない』(楠幸村)、じょしらく(防波亭手寅)、『アイドルマスター シンデレラガールズ』(城ヶ崎莉嘉)など。
さくら:小倉唯
夏樹の妹。まだ小学生ですが、どこか大人びてしっかりした性格です。
小倉唯は群馬県出身、1995年生まれの声優、アイドル、歌手です。声優・石原夏織とのユニット「ゆいかおり」のメンバー。2011年から2013年までStylipsのメンバーとして活動していました。個人名義での音楽活動も行っています。代表作は『ロウきゅーぶ!』(袴田ひなた)、『変態王子と笑わない猫。』(筒隠月子)、『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』(寿日和)など。