2019年12月25日更新

『クレヨンしんちゃん』アクション仮面の素顔を徹底解剖!

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アクション仮面はしんのすけが大好きなヒーロー!作中での活躍を解説

アクション仮面は『クレヨンしんちゃん』の中で放送されているテレビ番組に登場する正義のヒーロー。しんのすけいつも彼の人形を持ち「ワッハハハ」と決めポーズを真似ています。 得意技は両手を握って発射するアクションビーム。その他にアクションパンチ、アクションキックなどヒーローとしてお約束の技を取り揃えています。 悪の組織“メケメケ団”や“雀の涙”と日夜死闘を繰り広げているアクション仮面ですが、マナーには厳しく、メケメケ団のボス、メケメケZがタバコをポイ捨てする度に「タバコのポイ捨てはやめろ!」と大きな声で注意します。

しんちゃんの憧れ!会った時の反応は?

漫画とアニメでしんのすけとアクション仮面の出会いは異なっています。アニメ版では第17話「アクション仮面に会うゾ」が初対面。しんのすけはアクション仮面のヒーローショーに出かけます。ショーのなかで彼は、メケメケ団に狙われる子供役を任されることに。 これがきっかけで、アクション仮面との念願の対面を果たしたのです。このとき握手を求められたものの、しんのすけは感動のあまりショーの途中にも関わらずアクション仮面にしがみついてしまいました。 そのまま2人で共闘のような形になり、最後に彼はアクションビームを出すようせがむのでした。本来は出ないはずのビームが発射され、無事敵を撃退。どちらにとっても忘れられない出会いとなりました。

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アクション仮面を演じる“中の人”は郷剛太郎

アクション仮面の“中の人”は郷剛太郎。アニメ内では茶髪の爽やかな青年で、実際にアクション俳優としても活躍してるという設定です。さすがはアクション俳優、ということもあって柔道、空手、剣道、ムエタイ、少林寺拳法、カポエラなど様々武術を会得しています。 原作の漫画版にも郷郷太郎が登場しますが、こちらは筋骨隆々で目付きが悪い渋目の男として描かれています。

アクション仮面を支える個性豊かな仲間たち

正義の味方として活躍するアクション仮面に欠かせないのが心強い仲間の存在、劇中を小気味良く盛りたてる名脇役の3人を紹介します。

桜ミミ子

パートナーの少女である桜ミミ子。事あるごとにピンチに陥りますがアクション仮面がいつも助けに来ます。彼の放つ”アクションビーム”のエネルギーを送る役割も担っています。

北春日部博士

映画『アクション仮面VSハイグレ魔王』に登場し、ハイグレ魔王が繰り出す攻撃を防ぐバリアを開発するなど活躍しています。また映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』の劇中の映画にも登場します。

郷博士

超科学研究所を設立したアクション仮面の生みの親。一説には郷剛太郎の父という噂もあります。映画版では屋台の親父に姿を変えて登場していました。

劇場版でもたくさん活躍している!

4作目「ヘンダーランドの大冒険」では、しんのすけが魔法のトランプを使用したことでアクション仮面が登場します。オカマ魔女を追い払うため、ともに呼び出されたカンタムロボ・ぶりぶりざえもんと戦いました。 13作目「伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃」でも、対怪獣戦で同じように3人が登場しています。この2作品はアクション仮面の戦う姿を見られます。 テレビ画面での登場となったのは、11作目「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」と16作目「ちょー嵐を呼ぶ金矛の勇者」の2作。 18作目「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」では、しんのすけが向かう未来都市でもアクション仮面が人気のヒーローとして描かれています。続く19作目「嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」ではしんのすけの司令官として登場したかと思いきや、その正体はアクション仮面ではありませんでした。

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『アクション仮面VSハイグレ魔王』では特殊な設定で活躍

テレビシリーズではしんのすけ好きなテレビ番組のヒーローですが、映画『アクション仮面VSハイグレ魔王』では野原家が時空移動マシンによってパラレルワールドにワープしてしまったため、現実に実在するヒーローとして登場します。 正真正銘の正義のヒーローとしてその超人ぶりを遺憾なく発揮し、ドラマではなく本当に世界を救うために活躍します。 劇場版『クレヨンしんちゃん』の第1作目で重要な役割を担ったアクション仮面。映画ならではの迫力のある作画や、秀逸な設定、宇宙人ハイグレ魔王との追いかけっこ対決など、名作揃いの劇場版シリーズの中でも本作は見劣りのしない作品になっています。

『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』では郷剛太郎が演じるアクション仮面として活躍

劇場版の第8作目『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』でも姿を見ることが出来ます。本作では、『アクション仮面VSハイグレ魔王』のように超人としてではなく、役者の郷剛太郎が演じるキャラクターとして登場します。 “アクションビーム”を打つことができませんが、それでも“正義のヒーロー”としてジャングルの支配者、パラダイスキングと精一杯戦います。 劣勢を強いられる中、勝利を信じるしんのすけに答えようとするアクション仮面の姿は子供よりもむしろ大人が感動してしまうかもしれません。

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これまで作中に登場した「アクション仮面」シリーズは何作品ある?

しんのすけが愛する「アクション仮面」は、作中で10年以上放送されている設定の作品。子供だけでなく大人にも多くのファンがいます。 無印と呼ばれる「アクション仮面」からはじまり、「アクション仮面Z」や「アクション仮面V7」、「アクション仮面777(フィーバー)」といったタイトルが確認されています。 後半では、アクション仮面は腰痛を患うことに。彼の後継者とされる八潮ミサトがアクション仮面ムスメに変身する「アクション仮面MUSUME」が登場しました。さらに作中で3度の映画化やOVA化されていることも明かされています。正真正銘の人気作といえるラインナップです。

アクション仮面が主人公のスピンオフ漫画がある!?

「月刊アクション」にて、西脇だっとによるスピンオフ漫画『アクション仮面』が連載されました。その設定は、本編や劇場版とも違っており、作風も大きく違います。 本作では本編のゆるさやギャグテイストは封印され、シリアスなヒーローアクション漫画として展開されました。ここでのアクション仮面は、敵を倒しません。攻撃されても一切反撃せず、言葉による説得を試みるのです。 彼の言葉が怪人の心に響くと、体内に埋め込まれた憎しみの種が姿を現します。最後にそれをアクションビームで破壊する、というのが本作のアクション仮面の戦い方です。 人間の憎しみの心に迫る、リアルなヒーロー漫画となっています。

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アクション仮面の声優はシュワちゃんの吹き替えでおなじみ玄田哲章

アーノルド・シュワルツェネッガー「ターミネーター」
©TriStar pictures/zetaimage

アクション仮面を演じている玄田哲章は、岡山県出身、1948年5月20日生まれ、81プロデュース所属の声優です。 1972年、テレビアニメ『科学忍者隊ガッチャマン』でデビュー。その一度聞いたら忘れられない、渋くて低い声はシュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替えでお馴染みです。 アニメ『シティハンター』の海坊主役や、『幽☆遊☆白書』の戸愚呂・弟役など、どちらといえば厳つい役のイメージがある声優だけにアクション仮面の声をしているのは少々意外なのかもしれません。