2017年7月6日更新

一番は俺だ!滾りすぎ!爆走・暴走映画TOP10

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クエンティン・タランティーノ タランティーノ 

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映画だから許される快楽がある!さぁ、暴走せよ!

実際にやったらとんでもない事でも、映画なら許せる行為。そのひとつが過激なカーチェイスでしょう。 そんな、スピード感あふれるカーアクション映画を10選チョイスしました。

1:爆走カーアクション映画の金字塔

majimumi_ あんまり覚えてないけどひとつひとつのシーンがすごい印象的だった なんか好き、ドタバタ感が最高にB級
oddo メルギブソンがイケメンだった
広大なオーストラリアを舞台に、暴走族を取り締まる警官マックスの活躍を描いた、数あるカーアクション映画の金字塔ともいえる作品。 2015年の大ヒット作『マッドマックス 怒りのデスロード』の原点がここにあります。

2:スピルバーグの監督デビュー作

southpumpkin スティーヴン・スピルバーグ初期監督作品。初監督作品が『バニシングIN TURBO』だったロン・ハワードと同じく、あの時代の映画監督は低予算カーアクション映画からキャリアを始めるのがセオリーだったのでしょうか。 仕事に向かうため荒野を赤い自動車で疾走する一人の男は、人間の顔が見えない正体不明の巨大なトラックに因縁をつけられます。助けを呼ぼうとすると邪魔され、撒こうとしてもバレる。一つ一つ可能性の芽を紡いで、カーチェイスをせざるをえなくなります。シンプルなプロットながらよくできています。 序盤のカフェで疑心暗鬼になるシーンもすごくよかった。自分を落ち着かせ、なんとか打開策を考えようとするも、焦燥感で頭が回らない。イライラとまずそうなサンドイッチを食べる。ビリヤードの暗喩もしっとりと効きます。 カーチェイスのエッセンスを凝縮したかのような映画です。あらゆる演出が最先端カーチェイスムービーに引けを取らないクオリティです。20代のスピルバーグの凄まじい才能を感じさせます。
shirokumades 「映画の面白さは予算で決まるものではない」という好例。執着質な人に絡まれる恐怖。運転手の顔がわからない恐怖。
スティーブン・スピルバーグが監督デビューを果たしたテレビ用映画ですが、日本ではあまりの面白さから劇場公開された傑作です。 何気なく追い越した巨大トラックに付きまとわれてしまう男の体験を、シンプルながら恐怖感たっぷりに映します。トラック運転手を一度も映さない演出がより不気味度を増しています。

3:わが子を取り戻そうと車を走らす若夫婦と警察隊の追跡劇

Keimiyazato 激突はTV作品なのでスピルバーグの劇場デビュー作はこちらです、、なのに激突に便乗したタイトルに混乱させられます、家庭のゴタゴタ 夫も獄中で裁判所の決定で子供を里子に出されたゴールディ・ホーン、旦那を脱獄させ共に子供奪還へと言う実話を元にしたお話、80年代の脂の乗ったスピルバーグ作品も好きですが70年代の粗っぽいけど若い才気を光らせているスピルバーグも魅力的!何より本作をビリー・ワイルダーが「しばらくこの若者を越えるヤツは出ないだろう、私もかつてはスティーヴン・スピルバーグだった」って評した言葉に感動。
Tomochika_Nakano アメリカンニューシネマのような、俺たちに明日はないのような。変わっていく巡査とだんだんヒーロー扱いされていく夫婦。本当の正義はなんなのか。
『激突!』、『刑事コロンボ』などのテレビドラマ監督を経て、スピルバーグが正式に劇場用監督デビューを果たした作品。『続・激突!』という邦題ですが、元の『激突!』とは何のつながりもありません。 裁判所命令で自分の子が養子に出されてしまうと知った服役中の男とその妻が、警察官を人質に取り、テキサスから子どもがいる町シュガーランドへと向かいます。

4:時速200キロで車を飛ばす男の運命

Tomochika_Nakano だだっ広い中に伸びる長い道、時代を象徴する音楽とファッション、カーラジオ、ドラッグ、ヒッピー、バイクに白のチャレンジャー。そして最後のアメリカニューシネマらしいエンディング。ザ・70'sロードムービー
Keimiyazato 俺に明日はないって感じの作品、全裸の美女がバイクで荒野を突っ走るシーンがやたら印象に残っています、コワルスキーの爆走の結末から色々と感想を汲み取るか単に???となるかで評価が割れるかも。
車の陸送を生業とする男コワルスキーが、デンバーからサンフランシスコまで15時間で車を陸送するという賭けに勝つべく、時速200キロで車を爆走させます。 低予算ながら、スピードに憑りつかれた男の生き様が受け大ヒットし、後に『ロード・オブ・ザ・リング』でおなじみのヴィゴ・モーテンセン主演でリメイクされました。

5:リアル版「マリオカート」

southpumpkin 完全に面白い映画です。アメリカ連邦が世界を征服した2000年。人々はデスレースの観戦に熱を入れるのです。デスレースというのは早さだけではなく、なんとレース中に殺した人間で点数が加点されていくというもの。見事なナンセンスです。一応黒い仮面の男が本作の主人公なのですが、躊躇なく人間を殺していきます。さらに『ロッキー』直前のスタローンも登場しており、僕のように何の予備知識もなく鑑賞するとスタローンが主人公かと思わせます。一応ストーリーらしきものもあるのですが、主人公を応援できません。なのに面白いのはもうこれはロジャー・コーマンのおかげと言わざるをえないでしょう。 新文芸坐で同時上映だった『バニシング IN TURBO』にも同じようなアナウンサー?が登場していました。ドン・スティールという俳優らしいです。
Keimiyazato よくもこんな狂った設定の映画を作ったもんだ!普通なら企画会議か何かの段階でボツですよ、アメリカ横断レースなのですが単に速く走ればいいって訳じやなくポイント制もあり、赤ちゃんをはねたら何ポイント、老人は何ポイントと決められておりキッチリはね飛ばします!ロッキー前のスタローンもいい味出してます。
B級映画の帝王、ロジャー・コーマン製作の荒唐無稽カーアクション。近未来で人気の「デス・レース」に参加した男たちの命を懸けた闘いを描きます。 人を轢き殺せばポイントが加算されるというルールや、登場するレースカーのバカバカしいギミックなど、とにかくブッ飛んだ設定が特徴で、無名時代のシルベスター・スタローンがライバルドライバー役で出演しています。後にジェイソン・ステイサム主演でリメイクされました。

6:若さみなぎる男たちの近未来バイオレンス・カーアクション

Daiki_Kinoshita 脚本・監督 石井岳龍 1980年公開 面白さを感じる以前に感性をくすぐられる気持ち良さがあった。 観ていて飽きが来ないのは衝撃の面で自分の想像を超えたからなんだと思う。
Dan_Ushioi 今観ると少々粗削りな感じはしますが、勢いが伝わってきました。
石井聰亙(現・岳龍)監督の代表作となった一本。日本にあるという幻の街「サンダーロード」を舞台に、特攻隊長の仁が暴走族や右翼集団に戦いを挑んでいく近未来バイオレンスムービー。 製作当時、日大生だった石井監督のパワフルかつエネルギッシュな映像センスに惹かれたファンが後を絶たず、2016年にはオリジナル16ミリネガフィルムの修復プロジェクトも行われました。

7:タランティーノの変態チックなカーアクション

southpumpkin すげえわタランティーノ。マジですげえわ。相変わらずダラッダラの会話劇なのにしっかり観ていられます。40,50分経っても一体何の映画なのかわからない…、あれ?もしかしてこのままみんなで酒飲んで終わるのかなと思いきやアレです。ドカーンです。来るぞ来るぞ!と期待させておいてからまた場面が切り替わりダラッダラの会話劇。からのアレです。タランティーノの「焦らし」の巧さは天下一品ですね。もう最期は手をバンバン叩いて喜んでしまいました。最高。前編はフラストレーションを溜めるためだけに機能し、後編はそれを発散させるためだけに存在しているかのようです。マジで映画作りがうますぎる。 『グラインドハウス』は『プラネット・テラー』も観ましたが、数倍こっちのほうが面白い。 
kinoshitaaaaaa カーアクションが痛快。ハラハラします。全般に渡ってすごくふざけてるんだと思うのですが、僕はよくわからなかったです。
監督のクエンティン・タランティーノが、『バニシング・ポイント』にオマージュを捧げた、本人曰く「車を使ったスラッシャー映画」。 脚フェチのタランティーノ自らがカメラを握って撮った女優陣の脚ショットもふんだんに入った、タランティーノワールド全開の映画です。

8:結婚したけりゃベガスに行け!爆走カップルムービー

southpumpkin おそらく新文芸坐という環境で観られたのが高評価に繋がっているのだと思います。めちゃくちゃ楽しい映画でした。 コーマン謹製。全編カーチェイスのハイテンションムービーです。ラスベガスで結婚するため駆け落ちしたカップルがいろんな人に追いかけられます。両親や政略結婚させられた相手、煽られた一般人などなど。個性をバラまきながら、車を大量にクラッシュさせながら、猛スピードで追いかけます。いとも簡単に車がクラッシュし、これっぽっちも人が死んでいるように見えません。ヒロインと一緒に逃げるなよなよとした男が監督のロン・ハワードです。監督デビュー作がコーマンムービーだったのですね。驚くほど面白いです。
結婚を反対されたカップルがラスベガスの教会目指して車で逃亡の旅に出る、『デスレース 2000年』と同様のロジャー・コーマン製作の爆走ムービー。 それまで若手俳優として活躍していたロン・ハワードが監督デビューを果たし、これ以降『スプラッシュ』、『バックドラフト』、『ビューティフル・マインド』といった大作を手がける名監督となります。

9:超豪華スター共演に超高級スーパーカー登場のお祭り映画

sabiinu 2015/06/02 hulu 再見 何気に豪華。
アメリカで実際にあったルール無視の大陸横断レース「キャノンボール・ラン」を、バート・レイノルズ、ロジャー・ムーア、ディーン・マーチンといった当時のビッグスターたち出演で映画化。ランボルギーニやフェラーリといったスーパーカーが大挙登場したのも話題となりました。 香港の映画会社ゴールデン・ハーベスト製作ということで、日本人ドライバー役として当時まだ世界的知名度が低かったジャッキー・チェンとマイケル・ホイが出演していたこともあってか、日本では大ヒットを記録しています。

10:自由を求めてバイクを滑走させる2人の男

Tomochika_Nakano 男のロマン。バイクに乗って、酒を飲んで、タバコくわえて。BGMはロックンロールがいい。時には女を抱いて。自由を求めて。そんな男のロマンが十二分に詰まったロードムービー。 ただ、本当に自由を手にしてしまう人間は迫害される。人はうらやましいとか好きな人は意地悪してしまうっていうのは人間の性である。特によそからきた珍しいものには顕著にそれを示す。そういう人間たちの世界だから今の社会の構造は仕方ないのだろう。
mataro_mince 大好きな映画だからこそ何度も観られない。 服、音楽、生き方。どれだけ影響されたことか。 パルシネマしんこうえんがまだ新公園劇場やったころの話し。
アメリカ西部から南部をバイク横断するという、特に目的のない旅に出発した2人のアメリカ人、キャプテン・アメリカとビリーを描いたロード・ムービー。 「ワイルドで行こう」の主題歌をバックにチョッパーバイクをかっ飛ばす2人の姿に憧れる若者が続出した、アメリカン・ニューシネマの代表作ともいえる青春映画です。