2017年7月6日更新

アカデミー賞の常連!メリル・ストリープに関するトリビア10選

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<1>キャサリン・ヘップバーンに嫌われていた

メリル・ストリープのアカデミー賞授賞は3回ですがこれを超える記録を持つのがキャサリン・ヘップバーン。ところが皮肉なことにこの往年の女優は、アカデミー賞受賞記録を争うストリープを嫌っていたそうです。 彼女の演技を観て、「現代の女優で一番好きではない女優」と話していたというエピソードまであります。

<2>『エイリアン』のヒロイン役のオファーが来ていた

『エイリアン』のプロデューサー、ゴードン・キャレルがエレン・リプリー役にストリープの名前が挙がっていたことを明らかにしました。 しかし、ストリープの当時の婚約者ジョン・カザールが亡くなった直後だったため、オーディションのためにニューヨークまでやってこさせるのは適当でないということでその話は白紙に。もう一人の候補者、シガニー・ウィーバーが演じることになりました。

<3>『クレイマー、クレイマー』では自分で台本を書き直した

ストリープは自分の演じるジョアンナが男性目線で描かれているとして、ロバート・ベントン監督に異を唱えたそうです。そこでベントンは彼女に重要なシーン2つの書き直しを許可しました。そしてその結果、彼女はアカデミー賞主演女優賞を受賞したのです。

<4>そしてそのオスカー像をトイレに忘れた

あまりにも興奮したストリープは、泥酔してオスカーをトイレに忘れてしまいました。運良く誰かが届けてくれたため、像は無事彼女の元に戻ってきたそうです。

<5>『ディア・ハンター』への出演はあまり乗り気ではなかった

『ディア・ハンター』はストリープが初めてアカデミー賞にノミネートされた作品ですが、このとき彼女は闘病中のカザールの看病をしたいという理由から出演を渋っていたようです。

<6>『ソフィーの選択』では監督に頼み込んで主役をゲットしていた

対照的に彼女が心から熱望したのが『ソフィーの選択』でのソフィー役。この映画のためにポーランド語も習得し、ポーランド人ですら彼女がポーランド出身だと思うような腕前を披露しています。この選択は正しく、彼女は2度目のオスカーを手にしました。

<7>グラミー賞にも5度ノミネートされている

オスカーの他に英国アカデミー賞やゴールデングローブ賞でも有名なストリープですが、なんとグラミー賞にも5回ノミネートされています。 実際のところ最初の4回は子ども向けのパフォーマンスでしたが、5回目は『マンマ・ミーア!』での歌唱力が買われたてのノミネートでした。

<8>スパイク・ジョーンズ監督を平手打ちにした

というのは冗談ですが、これは2003年の英国アカデミー賞でスピーチを読み間違えたことが関係しています。『アダプテーション』でタッグを組んだジョーンズへ贈る言葉として、thank(感謝しています)をspank(平手打ちする)と読んでしまったのだとか。

<9>サッチャーが好きではなかったので、彼女を演じることに乗り気ではなかった

監督フィリダ・ロイドに説得され『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』での主役を渋々引き受けたストリープですが、彼女はこの演技によって3度目のアカデミー賞を受賞しています。

<10>初出演作で女優を辞めようと思った

記念すべき初出演作『ジュリア』は、彼女にとって嫌な思い出でしかないようです。出演シーンは大幅にカットされ、カットされていないシーンも編集されており、撮影時とは何もかもが異なりました。彼女はとんでもない世界に足を踏み入れてしまった、もう辞めようと思ったそうです ストリープが考えを変えて、映画女優を続けてくれて本当に良かったですね。