「ムービーマヨネーズ」ってどんな雑誌?
????映画情報誌ムビマヨ????
— Gucchi's Free School (@gucchi_school) March 16, 2017
グッチーズオリジナルの映画情報誌
『ムービーマヨネーズ』
アメリカン・スリープオーバーを上映中のアップリンク渋谷さんにて、好評発売中!https://t.co/Aqo8UdfKb9 pic.twitter.com/KlLlnXnZjT
日本では未公開、またはDVDソフトが未発売になっている海外映画を紹介するサイト「Gucchi s Free School」。一番古い作品は1890年代から、最新作は2010年代まで、ジャンルも幅広く網羅しているので、映画ファンにはたまらない素敵なサイトです。 そのGucchi s Free Schoolがこのたび創刊した待望の映画雑誌が「ムービーマヨネーズ」。記念すべき創刊号は、「青春映画」を特集しています。この注目雑誌「ムービーマヨネーズ」をご紹介します。
気になる創刊号の内容は?
またお問い合わせも多くいただいたムービーマヨネーズも増刷しまして、『アメリカン・スリープオーバー』期間中販売予定です!『ビヨンド・クルーレス』や『スラッカー』をご覧頂いた方もぜひ!初日のトークゲストである三宅唱監督にも『スペクタキュラー・ナウ』について寄稿していただいております! pic.twitter.com/E2NitSf0Td
— Gucchi's Free School (@gucchi_school) 2017年3月8日
「ムービーマヨネーズ」の創刊号の内容は、青春映画特集です。『ビフォア』シリーズでおなじみのリチャード・リンクレイター監督の『スラッカー (原題)』や、幻想小説の名手スティーブン・ミルハウザーの短編小説を映画化した『シスターフッド・オブ・ナイト 夜の姉妹団』など、全7作品を紹介しています。 その他、様々な視点から映画を楽しめる内容を紹介しています。例えば、ファッションの観点からの映画鑑賞、ハイスクールの建築空間に注目した解説記事、映画の舞台になった土地の紹介など、ストーリー紹介だけにとどまらない見応えのある記事です。
イベント「青春映画学園祭」で販売されたムビマヨ
2016年にGucchi s Free Schoolが開催したイベント「青春映画学園祭」。「ムービーマヨネーズ」はイベントのガイドブックとして販売されました。通常は980円ですが、イベントでは特別価格の500円。また、特典で上映作品『ビヨンド・クルーレス』の引用リスト「チェックドリル」もつけた豪華版です。 日本未公開作品で、上映映画の関連情報も圧倒的に少ない場合は、このような遊び心のあるガイドブックがあると映画鑑賞の参考にもなるので心強いです。
「ムービーマヨネーズ」の名前の由来は?
「ムービーマヨネーズ(略してムビマヨ)」という雑誌名は、一度聞いたら忘れられないインパクトがあると思います。映画とマヨネーズに何の共通点が?と首を傾げた方もいらっしゃるでしょう。では、この風変わりなタイトルはどうやってつけたのでしょうか? 「ムービーマヨネーズ」の名前は、フランスで1950年代に創刊された映画誌『カイエ・デュ・シネマ』に由来します。フランソワ・トリュフォーなど、ヌーヴェルバーグの監督を多く輩出した伝説の雑誌です。創刊者のアンドレ・バサンが映画を成分がバランスよく混ざったマヨネーズに例えた事が由来です。
「ムビマヨ」第2号はいつ出るのか?
映画『クルーレス』から『ミーン・ガールズ』までのティーン映画を収集、分析した『ビヨンド・クルーレス』。引用本数は約200本!本作配信記念として全引用作品リスト(簡易版)を公開致しました!https://t.co/FWjUngeiHe
— Gucchi's Free School (@gucchi_school) 2017年1月22日
リンク先からPDFダウンロード出来ます! pic.twitter.com/76gUQW81tS
「青春映画学園祭」で創刊号が発行され、多くの人に配られた「ムービーマヨネーズ」。第2号はいつ出るのでしょうか? 実はこの雑誌はイベント会場で配布されたもので、2017年5月現在ネット販売での入手は可能ですが、第2号は発売は未定のようです。 日本未公開の外国映画の道しるべとして心強い存在になりそうな「ムービーマヨネーズ」。今後も第2号、第3号と発行し、これまでの映画雑誌とはひと味違う内容で読者を惹きつけて欲しいですね。