2022年11月28日更新

九龍グループのメンバー・キャストまとめ【HiGH&LOWの黒幕は誰?】

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九龍グループ一覧

九世会 九龍グループを仕切る 会長・九世龍心はグループの最高権力者
黒崎会 「RED RAIN」からの新勢力 「善信会」と並ぶ二大派閥 上園会の代わりに新たに構成された
善信会 「黒崎会」と並ぶ二大派閥 『HiGH&LOW THE MOVIE2』より登場
克也会 少数精鋭の武闘派 リトルアジアが縄張り
植野会 九龍グループの金庫番 会社を経営する 『HiGH&LOW THE MOVIE2』より登場
源会 暗殺部隊として活動 琥珀と九十九を襲ったことも
藤森会 暗殺後の清掃・片付け担当 証拠を全く残さない
家村会 国双地区を中心に活動 イメージカラーは黒 新型ドラッグの売買をする
日向会 ムゲンに敗れ破門される この後「達磨一家」に
上園会 グループで初めて壊滅した組織 雨宮兄弟の両親を殺した イメージカラーは白
劉会 壊滅した上園会の後釜 会長はMIGHTY WARRIORSの劉

九龍グループを仕切る「九世会」

九世龍心役/津川雅彦

日本に多大なる影響力を持つ闇組織・九龍グループ。その中でも組織を仕切り9人の会長のボスも務める、トップ中のトップが久世会会長・九世龍心(くぜ りゅうしん)です。 九龍グループにおける全ての権限を握っており、所属する組織の会長やその部下たち全員の生殺与奪の権利も龍心が握っています。そんな物語に欠かせない龍心役を、津川雅彦が演じました。映画『マノン』で人気を不動のものとし、時代劇や渡辺淳一原作作品に多く出演した大御所俳優です。 また、時に龍心に代わり会長たちに指示を出し、他の会長達から“姐さん”と呼ばれている典型的な極道の妻を、飯島直子(1968年2月29日生)が演じています。

二大派閥の一派である「黒崎会」

黒崎君龍役/岩城滉一

岩城滉一

黒崎君龍を筆頭に、静かに君臨する九龍グループ「九つの龍」の一つ。「RED RAIN」から新たに登場した新勢力ですが実力は確かで、「善信会」とともに九龍グループの二大派閥。

九龍グループのボス・龍心の側近として活動していましたが、上園龍臣が抹殺され空席となった上園会の代わりに新たに構成されました。 元々は湾岸地区を支配し、SWORD地区と相対するチーム・MIGHTY WARRIORSのメンバーとして多くの謎を残していた劉を筆頭とした組織で、主に「MOVIE2」から詳しく描かれていく模様。これから中心的な活躍を見せて行く主要組織の一つです。

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「ハイアンドロー2」からの新勢力「善信会」

善信吉龍役/岸谷五朗

岩田剛典、岸谷五朗『HiGH&LOWハイアンドロー』
ⓒ2017「HiGH&LOW」製作委員会

「黒崎会」と並び二大派閥といわれている「善信会」。『HiGH&LOW THE MOVIE2』より登場します。九龍グループの中で最も勢いのある黒崎会に匹敵する勢力を持ち、好戦的な姿勢を崩しません。 会長である善信吉龍(ぜんしん よしたつ)は、総裁の跡目争いでも先頭に立ち黒崎君龍に対して敵対心むき出しの様子も描かれました。善信を演じた岸谷五朗(1964年9月27日生)は、ベテラン俳優ながらも幅広い役どころを演じ活躍。 映画『夜明けの街で』では不倫に陥る主人公を演じ、ドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』にも出演しています。

九龍グループきっての武闘派「克也会」

克也龍一郎役/加藤雅也

加藤雅也

九龍グループ内で武闘派として知られる「克也会」。『HiGH&LOW THE MOVIE2』より登場する一派です。プリズンギャングの出身地であるリトルアジアを縄張りに活動。所属メンバーは少ないながらも戦闘力は高く、シルバースーツが特徴の会長・克也龍一郎(かつや りゅういちろう)は次期総裁候補です。 そんな克也を演じた加藤雅也(1963年4月27日生)は整った顔立ちからモデルとしてキャリアをスタートさせています。最近では『テラフォーマーズ』や『真田十勇士』などにメインキャストとして出演しました。

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九龍グループの金庫番「植野会」

笹野高史

植野龍平役/笹野高史

飄々とした雰囲気を持っていますが九龍グループの金庫番である「植野会」。『HiGH&LOW THE MOVIE2』より登場します。会長である上野龍平(うえの りゅうへい)は金が関わることには人一倍厳しく、利益を優先する性格。植野コーポレーションという会社を経営し、久世会に資金を回しています。 演じる笹野高史(1948年6月22日生)は『男はつらいよ』シリーズや『釣りバカ日誌』シリーズので知られ、コミカルな演技からシリアスな役までこなす、様々な顔を持つことが魅力な俳優です。

暗殺部隊として活動する「源会」

源龍海役/高嶋政宏

九龍グループの暗殺部隊として活動している「源会」。『HiGH&LOW THE MOVIE2』より登場します。源会は過去に琥珀と九十九を襲ったことも。会長の源龍海(みなもと りゅうかい)は、ミッションを遂行しきれなかった部下に対して、優しい態度を見せたかと思うと急に態度を変え踏みにじるなど狂気的な人物です。 演じる高嶋政宏(1965年10月29日生)は過去5回も大河ドラマに出演した経験があるベテラン俳優。出演作も話題作が多く、近年では『信長協奏曲』や『本能寺ホテル』に出演しています。

九龍グループのスイーパー部隊「藤森会」

藤森龍生役/木下ほうか

木下ほうか

暗殺が起きた際、証拠を全く残さずに掃除を行うスイーパー部隊「藤森会」。『HiGH&LOW THE MOVIE2』より登場します。会長である藤森龍生(ふじもり たつお)は、淡々とした口調で話しますが、何を考えているのかわからない常人とはかけ離れた狂気をはらんでいます。 演じる木下ほうか(1964年1月24日生)は1990年代よりバイプレイヤーとして活躍していましたが、「痛快TV スカッとジャパン」の再現VTRのネチネチとした上司役が受け、名が広く知られるようになりました。

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ムゲンメンバーの復讐の的「家村会」

九龍グループ「九つの龍」の一つ。組織のイメージカラーは黒です。家村龍美が会長を務めている組織で、国双地区を中心に活動し勢力拡大としてSWORD地区にも進出を狙っています。 九龍グループの跡目争いに参入する為、SWORD地区内での新型ドラッグの売買や、SWORD地区一帯の土地買収なども行っている家村会。組織内の組員は会長を含めみな武闘派で、力はありますが他人の心情や空気を読む力が備わっていない者ばかりです。 「THE MOVIE」では、ムゲンに所属する龍也を殺した黒幕が家村会の構成員だった事が明らかになったことから、ムゲンメンバーの復讐の的となっています。

家村龍美役/中村達也

九龍グループの跡目を狙う家村会会長・家村龍美(いえむらたつみ)は、構成員相手に敬語を使ったり部下を君付けで呼ぶなど、普段は穏やかな口調で振る舞っていますが実はかなり乱暴で凶暴な人物です。 計画が思う様に進まないと一変して乱暴口調になり、裏切りと失敗をした者を断じて許さないという冷酷な一面を持っています。SWORD地区には裏で警察に手を回すなどなんとか我が物にしようと画策していきますが、武闘派な為か毎度詰めが甘く、なかなか手中に収める事に成功していません。 そんな家村を演じたのが、中村達也(1965年1月4日生)です。BLANKEY JET CITYのドラマーとしてバンド活動をし、2009年頃からは『蘇りの血』や『涙そうそう』、『Crazy Dolls』などに出演し俳優として活躍しています。

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二階堂役/橘ケンチ

橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)

家村会幹部で一番の武闘派。殺人未遂で逮捕されていた町田啓太演じるノボルと刑務所で知り合い、生きる目的を失っていたノボルに手を差し伸べ家村会に引き入れた人物です。しかし上昇志向が強く、失敗した際はノボルに全責任を押し付けようとするなどノボルの事は単なる捨て駒程度にしか思っていません。 以前仕事で失敗し刑務所に入ったという苦い経験をした事から、ミスした部下には容赦せず暴力を振り続ける事もある非常に短気で暴力的な性格。ですが、韓国語や北京語などが堪能な一面もある有能な構成員です。 そんな二階堂はEXILE、EXILE THE SECONDの兼任メンバーの橘ケンチ(1979年9月28日生)が演じています。18歳からダンスを始め25歳でEXILE主演舞台に出演、その後2007年の28歳からJ Soul Brothersとしての活動を始めました。現在は舞台やドラマでも活躍中です。

キリンジ役/小野塚勇人

口や態度だけはでかい上昇志向の強い家村会の構成員。二階堂に目をかけられているノボルに対して強い嫉妬があり、あわよくば足を掬おうと狙っていますが青臭い一面が多く未だ実力が伴っていません。 キリンジ役を演じているのは、劇団EXILE所属の俳優・小野塚勇人(1993年6月29日生)です。歌手を目指しオーディションを受けるも落選続きでしたが、2012年に出演した舞台『あたっくNo.1』をきっかけに劇団EXILEに加入しています。 『仮面ライダーエグゼイド』では、九条貴利矢役や仮面ライダーレーザー・ターボの声も演じておりこれからの活躍に期待できる注目株です。

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山王連合会の復讐に燃える「日向会」

達磨一家『HiGH&LOW/ハイアンドロー』
ⓒ2017「HiGH&LOW」製作委員会

過激派集団として名を馳せていたギャングチーム・日向四兄弟を中心に構成された九龍グループの傘下組織。旧SWORD地区への進出の為ムゲンと戦うも敗れ、九龍グループから見離され破門されてしまいました。 日向四兄弟の末っ子・日向紀久は、これをきっかけに復讐の為のギャングチーム「達磨一家」を結成。SWORD地区の「D」にあたる5大勢力の一つとして頭角を現しています。山王連合会を潰すためなら何度でも甦るという並々ならぬ復讐心を持つことから、「復讐の壊し屋一家」と呼ばれ恐れられているグループです。

長男役/島津健太郎

兄弟の長男で日向会のリーダー。サングラスと金髪が特徴で、口から右耳にかけて大きな傷があります。ムゲンとの抗争ではコブラを襲わせるなどして一歩リードするも、太田との勝負に敗れてしまったことから日向会は壊滅してしまいました。 そんな長男役を演じたのは島津健太郎(1969年6月11日生)です。『ALWAYS 三丁目の夕日』や『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』、『アウトレイジ』など有名作にも多数出演し、近年では『予告犯』や『シン・ゴジラ』などにも出演しました。

次男役/足立雲平

長髪でパンクな格好をしているのが日向四兄弟の次男です。ムゲンとの闘いでは九十九と対決し、車で撥ねようとしましたが隙をつかれ倒されてしまいました。 次男役に抜擢されたのは、独特な存在感を持つ足立雲平です。劇団に所属し自身が出演するのはもちろん、振付や演出までマルチに活躍。近年では「電気羊」という名でDJを務めたり、SKE48の楽曲「チキンLINE」のミュージックビデオに出演するなど映像・音楽方面にも活動の場を広げています。

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三男役/波岡一喜

明日、日曜23時〜、NHKにて。 #火花 #神谷

波岡一喜さん(@kazuki_namioka)がシェアした投稿 -

ムゲンとの抗争でスパナを用いて闘ったコーンロウの男が日向四兄弟の三男です。琥珀に闘いを挑むも、あっけなく負けてしまいました。 そんな三男役を演じたのは名脇役・波岡一喜(1978年8月2日生)。『パッチギ!』で演じたモトキ・バンホー役が評価され、現在存在感のある狂気的な犯人役からちょっとした武士の役まで幅広く活躍する存在感のある俳優です。

雨宮兄弟の因縁の相手「上園会」

組織のイメージカラーは白です。SWORD地区でのカジノ建設を目論み、手を組んでいた政治家からカジノ法案反対派の人間の抹殺までをも任されていました。 しかし過去に雨宮兄弟の両親を殺した事で、兄弟たちの復讐の的となっていた上園会。ある日兄弟たちによって本拠地が襲撃され上園会会長が死亡してしまいます。 事実上壊滅となった上園会の後釜は、会長側近の立場から昇格した劉が務める事となり、上園会は九龍グループで初めて壊滅した組織となっていしまいました。

上園龍臣役/石黒賢

石黒賢

「RED RAIN」にのみ登場した上園会の会長・上園龍臣(かみぞのたつおみ)。冷酷な上に残虐で、目的の為なら躊躇なく人も殺す極悪非道な性格の持ち主です。 雨宮兄弟に対してはかなり警戒し、大量の拳銃や重火器を用意していましたが少しの油断から隙をつかれ危機的状況に陥ってしまいます。命は助かったものの九龍グループのボス龍心に用無しと称され、龍心の指示で動いた劉によって抹殺されてしましました。 上園龍臣を演じたのは石黒賢(1966年1月31日生)です。1990年代はトレンディ俳優として人気を博し、数々のテレビドラマや映画に出演。近年では俳優としての活躍はもちろんのこと、児童文学翻訳家やテニスのスペシャルナビゲーターとしてなど活躍の場を広げています。

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上園会に代わって新たに構成された「劉会」

劉役/早乙女太一

早乙女太一

かつてヒップホップ系の多かったMIGHTY WARRIORSの中で、唯一スーツを着用し異色の存在だった劉(リュウ)。チームが盛り上がっている際に一人だけ哲学書を読むなど物静かな性格ですが、戦闘の際には青竜刀を使い回し確かな実力を有する人物です。 MIGHTY WARRIORSとして活動していた際は前髪を下ろしていましたが、九龍の側近として登場した際には前髪を上げ、より冷酷で迫力のある表情を見せています。人を殺めることに全く躊躇がなく、龍心に上園暗殺を命じられた際にもあっさり使命を果たし、劉会の会長として君臨しました。 現在LDHに所属する早乙女太一(1991年9月24日生)が、劉を演じています。幼少期から劇団に所属し、出演した舞台で北野武に才を見出された事から『座頭市』や『TAKESHIS'』に出演し知名度が上がっていきました。2017年は『22年目の告白 -私が殺人犯です-』や『たたら侍』など、映画などに多数出演しています。

九龍グループの壊滅を目論む「張城」

シリーズ初の海外マフィアとなる張城(チャンソン)。韓国から勢力拡大の為SWORD地区や湾岸地区への進出を目論んでいる組織です。 九龍グループとは一見友好的に見えますが実際は対立関係にあり、九龍グループの壊滅を望んでいる張城は日本の裏社会の支配を目的としています。しかし表立った抗争には参入せず、あくまでも水面下での工作を続けているコリアンマフィアです。

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張役/白竜

韓国を拠点に日本にシマ拡大を目論む張城のボス・張(チャン)。息子である李とともに、日本の裏社会支配の為SWORD地区狙っています。 張を演じるのは、ヤクザ映画・Vシネマの常連、白龍(1952年10月3日生)です。その強面とドスの効いた声から圧倒的威圧感を示す白竜は、今やヤクザ映画やVシネマの象徴であり、欠かせない存在となっています。 また、白竜は戸籍上の名前が田貞一(チョン・ ジョンイル)という在日韓国人2世だという事から、今回のコリアンマフィア役にぴったりな人物です。

李役/V.I

張の息子で張城の御曹司・李(リー)。SWORD地区支配の為、徹底的に調べ上げた琥珀の過去を用いて琥珀を思い通りに動かしたかなりの切れ者です。 韓国語のほか日本語や英語、北京語も流暢で、御曹司の為豪邸といえるほどの別荘を所持しています。SWORD襲撃の際には大金をはたき、精鋭の傭兵チームであるMIGHTY WARRIORS雇い襲撃させました。李自身は闘わず戦略を練っていく策士で、筋書き通りに物事が進んでいく事に喜びを感じています。 そんな李を演じたのは、韓国の大人気ダンスヴォーカルグループ・BIGBANGのメンバー、V.I(1990年12月12日生)です。韓国では俳優として数本の映画に出演していますが、日本で出演する映画は本シリーズが初となります。 いかがでしたでしょうか?全員が真の黒幕でもおかしくないほど極悪人だらけの九龍グループ。これからの展開にも目が離せませんね。

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「HiGH&LOW」九龍グループの最後は?

「HiGH&LOW」シリーズきっての巨大悪役組織である九龍グループ。その影響力は政界・警察にまで及び、ドラッグやカジノ建設まで目論む危険な組織でした。 しかし最後は内部分裂や摘発によって消滅。9つの龍を束ねる九世龍心の力あってこそ、束ねられてたグループだったのでした。 実は九世龍心は最初、弱い者を守るために組織を作りました。しかし時間が経つにつれて権力と癒着しなければ生き残れないことを悟り、組織が腐敗していったのです。 アングラ世界の哀愁を漂わせる九龍グループ、そんな設定も知りながらいまいちどシリーズを見返してみてはいかがでしょうか。