「HiGH&LOW/ハイアンドロー」シリーズに出演するキャスト一覧！ハイローのすべてが分かる

元EXILEのHIROがプロデュースを手掛ける「HiGH&LOW」シリーズは、テレビドラマ・映画・コミック・ライブなど様々なメディアで展開する一大エンターテイメントプロジェクトです。 とある街を舞台に、複数のチームの間で繰り広げられる熾烈な権力争いと愛憎の人間模様が描かれる本シリーズは、2016年に映画1作目『HiGH&LOW THE MOVIE』が公開。2年間で4作目「FINAL MISSION」までが相次いで公開されました。 さらに2018年にスピンオフ「DTC -湯けむり純情篇-」、2019年に高橋ヒロシの漫画とのコラボ作「THE WORST」が制作され、2022年にはその続編「THE WORST X」も公開！ この記事では、「HiGH&LOW」シリーズに登場するキャラクター/キャストをチーム別で一挙紹介します。

SWORDのOにあたり、「漆黒の凶悪高校」との異名を持つ全国に名の知れた不良高校。全日制と定時制両方を持ち、特に定時制の生徒の極悪ぶりは札付きです。二十歳を超えた留年組もごろごろしており、あっちこっちの裏組織がスカウトにくるほどです。

小柄でスリムな体ながら、堂々たる鬼邪高校の番長。並み居る極悪生徒たちを従え、高校史上初の統一を成し遂げた正真正銘のリーダーです。実際、戦闘能力とタフなスタミナは校内一。またトップたる頭脳も合わせ持っています。

写真左：一ノ瀬ワタル、写真右：鈴木貴之

副番長で村山の右腕的存在。村山よりはるかに長身の体を駆使し、実際村山につぐ肉体能力を保持しています。

スキンヘッドに強面な容姿と、プロレスラーにも劣らない肉体の持ち主。年齢も留年を繰り返して最年長の25歳です。やや見かけ倒しのところもありますが、村山に対する忠誠にゆらぎはありません。

全日制の転校生で、メガネの知的な外見にも関わらず、中身は狂暴。不良を憎み、不良狩りと称して戦いを挑みます。村山とも互角に戦うほどの力をもっていますが、敗れた結果、内省的な人間へと変貌します。

轟が転校してくる前は、芝マンと共に全日制をしきっていました。轟に敗れたことで、その右腕になることを選びます。

辻とともに全日制の頭でしたが、やはり同じく轟をサポートする側に回ります。苺美瑠狂の芝の弟です。

希望ヶ丘団地の元住人で、鬼邪高校の全日制に進学後2週間で転校。その2年後、鬼邪高校に転入し、親友の高城司が率いる「司一派」と協力関係に。「THE WORST X」では全日制の頭となっています。

楓士雄と同じ中学で、希望ヶ丘団地出身。中学時代は楓士雄の相棒として喧嘩に明け暮れていました。楓士雄の復学後は、彼の全日制覇をサポートします。

全日制の最大グループ「中中(チュンチュン)一派」のリーダーで、2年をまとめています。中学時代に、地元に君臨していた楓士雄と勝負し惨敗。それ以来、その器の大きさにほれ込んで慕ってきました。

希望ヶ丘団地出身の幼なじみ6人を中心としたドラマ『6 from HiGH&LOW THE WORST』のキーマンとなる男。希望ヶ丘団地の元住人で、「THE WOSRT X」では鬼邪高校の全日制に編入しています。

楓士雄と司を慕う「ジャム男」こと宇治原希介は、全日制2年。情報通で、周辺の不良校やSWORD地区の動向にも精通しています。

全日制3年の「泰・清一派」のリーダーで、パワープレイを得意とする横山清史(うえきやサトシ)とコンビを組んでいます。希望ヶ丘団地出身ですが、楓士雄・司とは別の中学でした。

戸亜留市にある不良高校で、灰色の学ランとスキンヘッドがトレードマークの別名「殺し屋軍団」。トップの命令は絶対で、一糸乱れぬ統率力が特徴です。現在トップの上田佐智雄のもと、鈴蘭高校を除く周辺校と平和協定を結んでいます。

鳳仙学園の頭で、細身な見た目に反したパワーを持つ鳳仙史上最高の実力者。無益な争いを好まず、ストイックで責任感が強い性格です。仲間が理不尽な目に遭えば、どんな強敵にも全力で立ち向かいます。

佐智雄を支える鳳仙四天王「小沢仁志」の1人で、冷静な策士タイプ。佐智雄の相談役を務めています。

鳳仙四天王の1人で、佐智雄の中学からの同級生。負け知らずだった中学時代に佐智雄に初めて敗北を喫し、それ以来親友に。

鳳仙四天王の1人で、鳳仙学園の実力ナンバー2。情に厚く、かつては佐智雄とトップの座を争ったこともありますが、今は互いに信頼する関係です。

「シダケン」こと志田健三は、鳳仙学園きっての武闘派。抗争では先陣を切って、敵に突っ込んでいく特攻隊長です。

鳳仙学園の2年で、サバカンとともに2年生を仕切っています。小田島を追い詰めるほどの実力を持つレスリング経験者で、次世代の鳳仙を担うホープ。

モンジとともに2年を仕切っている鳳仙学園の情報通。各校の事情に詳しく、佐智雄と沢村の中学からの後輩です。

SWORD地区にある工業高校で、エンジ色の学ランがトレードマーク。周辺校からは「血ノ門」の異名で恐れられています。SWORD地区の高校完全制圧を目指しており、最大の敵・鬼邪高校を潰すため、鎌坂高校・江罵羅商業高校とともに「三校連合」を結成します。

瀬ノ門工業高校の3年。父親が天下井グループの使用人だったため、公平とは幼い頃いつも一緒にいた仲。別々の小学校に進んで疎遠になりますが、公平が瀬ノ門に転校したことを知り、後を追って転校。公平に従ってSWORD制覇を目指します。

瀬ノ門の頭で、天下井グループの御曹司。私立エリート校に進学するも、持ち前の凶暴性と高いプライドゆえ、問題を起こして転校を繰り返していました。流れ着いた瀬ノ門で須嵜と再会し、彼の強さを利用してSWORD制覇を目論みます。

「サボテン」こと砂防天久は、瀬ノ門の3年。天下井と須嵜が転校してくるまでは瀬ノ門を仕切っていました。頭から陥落した後は2人に取り入ってナンバー3の座を確保し、天下井に「三校連合」を提案します。

鳳仙学園と同じ戸亜留市の高校で、究極のハグレ者集団。別名「カラスの学校」で、鳳仙さえ平和協定から除外して事を構えたがらない別格の“名門”不良校です。頭が存在せず、常に複数の派閥が衝突を繰り返しています。

鈴蘭男子高校の3年で、通称「ラオウ」。数々の伝説を持っており、鈴蘭最強と噂される男です。鬼邪高の楓士雄も興味を持っているよう。

鈴蘭男子高校の3年で、ラオウ一派の特攻隊長。鈴蘭随一のタフさを誇り、何度やられてもゾンビのように立ち上がることから「ビンゾー」という異名も。

鈴蘭男子高校の3年で、ラオウとは中学からの親友。2人を中心に少数精鋭のラオウ一派が形成されています。鳳仙の小田島とは似たタイプで気が合い、たまに情報交換をしているようです。

鈴蘭男子高校の3年で、ラオウ一派「最強の用心棒」。ラオウとは中学時代にタイマン勝負で敗北し、鈴蘭高校で再会しました。孤独を愛する一匹狼タイプ。

鈴蘭男子高校の2年で、ラオウとマーシーの中学の後輩。並外れた運動神経を持ち、敵の縄張り深くに潜り込んで情報を収集する密偵能力に長けています。

鈴蘭男子高校の2年で、ラオウの付き人。孫六の中学の後輩で、その頃から可愛がられていました。

SWORD地区をかつて絶対的な力で支配していたのが、伝説のチームと言われたムゲンです。仲間の死に関わるある事件をきっかけに、突如として解散。そのことが後の権力闘争の引き金になりました。

写真左：青柳翔、写真右：AKIRA

ムゲンの元総長。中学時代の喧嘩がもとで片目に琥珀色の義眼を入れていることが名前の由来。力と知能を兼ね備えた最強の男でしたが、ムゲン解散後は姿を消していました。やがてSWORD地区を壊滅させ、九龍グループにある復讐をするため帰ってきます。

琥珀を理解する忠実な相棒として、チームでも琥珀に次ぐ戦闘能力を保持していた九十九。ムゲン解散の引き金となった事件で一時植物状態になっていました。復帰後は、ムゲンというチームがなくとも、琥珀と共に、ときには琥珀のためを思って行動をします。

琥珀とは幼い頃からの無二の親友でムゲンの創設者の1人。レストランを経営するためチームを脱退しましたが、琥珀を庇ったことで悲劇に襲われます。

アマチュアの格闘家でしたが、好きなバイクを通じて琥珀と龍也に出会い、ムゲン入りしました。小柄ながら、もちろん喧嘩の強さは折り紙つき。プロの格闘家となるためムゲンを脱退し、現在は海外でリングに上がっています。

太田同様、アマチュア格闘家からムゲン入りし、今はプロの格闘家を目指して渡航。太田とは違い、大きく屈強なガタイを駆使した怪力パワーが持ち味です。

かつて絶対的な権力を誇ったムゲンとも互角に戦いあった最強の兄弟。両親の死後、3兄弟で助け合い、生き抜くための力を身につけるに至りました。チームには属さないものの、全く引けを取らない個人の戦闘能力を保持しています。

写真左：TAKAHIRO、写真右：登坂広臣

雨宮兄弟の次男・雅貴は、ムゲンの総長だった琥珀とも互角に戦ったほどの力の持ち主で、足技系を得意としています。かなりの女好きでナンパもたびたび。ムゲンの解散にあわせるように姿を消していましたが、兄の尊龍を探すためSWORD地区に戻ってきます。

雨宮兄弟の三男です。末っ子らしく短気でキレるとコントロールがきかず、トラブルメーカーになることも多々。実は後妻の連れ子であり、尊龍や雅貴と血の繋がりはありません。それでも兄たちを心の中では信頼し、心優しい面もあります。ボクシングスタイルを得意としています。

弟2人を残し、突如姿を消していた長男の尊龍。弟たちを巻き込まずに両親の死の真相を探るため、ひそかに上園会に潜入していました。ついに上園会の秘密を握りますが、結局探しにやってきた弟たちを庇って……。

SWORDのSに相当する山王連合会。「山王街」と呼ばれる商店街を拠点としており、元ムゲンのコブラやヤマトが創設した新鋭のチームです。商店街にあるレストラン「ITOKAN」がたまり場。達磨一家との抗争で一時解散しますが、街を守るために再結成されます。

金髪とイヤリングが特徴の山王連合会総長。かつてはムゲンのメンバーでしたが、幼馴染のノボルのために新しいチームを立ち上げました。クールで寡黙ですが、仲間を思う気持ちは人1倍強いところがあり、プロレス好きの逸話からコブラと呼ばれています。

幼馴染のコブラとはムゲン時代含めて親友のチーム創設メンバーです。ただしクールなコブラとは正反対で何事にも熱い男。正義感が強くまっすぐな性格は、屈強な外見どおりです。強烈なパワーフィッターですが、普段は実家の板金工場で働いています。

写真左：佐藤大樹、写真中央：山下健二郎、写真右：佐藤寛太

関西弁で話すチームのムードメーカーです。野球部出身の俊足ですが、やや抜けたところも。店長をつとめる実家の「壇商店」はいわゆるなんでも屋。テッツとつるむことが多いようです。

長髪のドレッドが特徴のテッツ。コブラとヤマトに憧れてメンバー入りした若手の先鋒です。チーム内では弟的存在ですが、相手に切り込むときの凶暴さは随一。実家は銭湯を経営しています。

鬼邪高校に転校してきた生徒でしたが、初日にトラブルを起こして逃走していたところをヤマトに助けられました。その後は面倒ないざこざを経て、結局は山王連合会の正式メンバーに収まります。

山王街の若者を仕切っていたテッツの後輩・ケン。テッツに紹介され、山王連合会入りした若手メンバーの1人です。

ヒカルも同じく、ケンとまったく同じ形で加入した若手メンバーです。

コブラとヤマトの幼馴染で、3人の中では最もインテリ派。弁護士を目指し大学に進学しましたが、恋人のレイプ自殺未遂から殺人事件を起こして服役。出所後は、家村会の構成員となり先鋒として動きます。 最後は結局、コブラらの説得で山王街に戻ることになりました。家村会の手で一時生死をさまよった末に生還し、山王連合会の情報屋として動くことになります。

実家の「床屋ピューマ」で働く次男坊。とはいえ、真面目に働きもせず、遊び呆けている代わりに意外な情報通。コブラやヤマトとは幼馴染であり、それゆえ山王連合会のメンバーとして行動することも多々あります。苦手なものはトラウマを引きずる「カニ」全般です。

SWORDのWにあたり、その名の通り全身白ずくめのチーム。「誘惑の白き悪魔」とも呼ばれ、男に虐げられた女たちを守り、相手の男には徹底して制裁を加えることが信条。つまりDOUBTとは正反対の敵対派です。ロッキー経営のクラブ「heaven」を拠点に活動しています。

金髪に丸サングラスが特徴のWhite Rascalsリーダー。容姿も存在そのものも不気味で、常に手にしているステッキをときには武器として使用します。育った家族の事情から、女性を守ることを信条に、チームを創設しました。 演じた黒木啓司は、役作りにおいて『ドラゴンボール』のベジータをイメージしながら演じたとコメントしています。

ROCKYの右腕として、クールで穏やかな佇まいを普段はほとんど崩さないものの、ときには驚くほどの残虐性を垣間見せます。

元はDOUBTのメンバーでしたが、ROCKYと出会ったことがきっかけで、White Rascalsを一緒に結成するに至ります。オネエ口調で話すゲイで、行動をいつも同じくするKAITOは恋人です。

KIZZYと同じ経歴を持つ、White Rascalsの結成メンバー。寡黙で普段はクールですが、戦うときは狂暴です。

いつもハットを被ったAIZAWA。BITO、ENARI、SHIMURAと4人で行動することが多いようですが、個性的な4人の中では一番まっとうな存在です。繁華街を熟知し、白いビッグスクーターを乗り回します。

AIZAWAらいつもつるんでいる4人のうちの1人。軽口が特徴。雰囲気は中性的で、つまりメンバーがしばしば口にする「女々しい」存在です。

BITOとは正反対で、むしろ無口なのがENARI。とはいえ、左右色が異なる髪の毛は、これ以上ないほどの自己主張です。

坊主頭にゴーグル型サングラスが強烈な印象のSHIMURA。口調はちゃらいところがありますが、見た目は屈強な筋肉質です。

SWORDのRにあたるRUDE BOYSは、身寄りのない者や訳ありが集うスラム街「無名街」を守るチーム。アクロバティックな攻撃を得意とします。血のつながらない者同士が集まった疑似家族として結束力は強く、侵入者には無慈悲なほど容赦しません。

RUDE BOYSのリーダーで、孤児たちから兄と慕われる存在がスモーキーです。「無名街」の平和を脅かす外部に対しては残酷な仕打ちも厭いません。ときおり吐血し、なんらかの病を背負っている模様。強烈なキックを得意としており、仲間思いの勇敢な心根の持ち主でもあります。

RUDE BOYSの幹部でしたが、家村会と結託して危険ドラッグ製造に関与したことが判明し、チームを追われます。しかしそれはスモーキーの病気を心配し、治療するための資金を稼ぐためでした。脱退後も、スモーキーの身を案じる気持ちは変わりません。

RUDE BOYSの次期リーダー候補。ブレイクダンスを得意とし、リズミカルな動きで相手を倒します。シオンと同じく、兄同然のスモーキーのことを心配しています。

全員がアクロバティックな戦闘を得意とするRUDE BOYSの中にあって、特にその能力が秀でた、赤毛が目立つピー。小さい頃はいつもよく泣いていたことからピーと名づけられました。

RUDE BOYSリーダーであるスモーキーの血のつながらない妹。ともに無名街に捨てられて一緒に育ったため、ある意味で絆は実の兄妹以上。DOUBTによって人身売買されそうなところ、雨宮兄弟に救出されました。

SWORDのDにあたる達磨一家の異名は「復讐の壊し屋一家」。復讐を遂げるまで、達磨のように何度も起き上がって立ち向かうためです。 かつてムゲンの手で消滅した九龍グループ傘下「日向会」の四兄弟末っ子・紀久ら、アンチムゲン派が結成しました。服役していた日向が出所後は、「SWORD狩り」の名の元、武闘派として台頭します。

達磨一家の頭で、元ムゲンのメンバーが属する山王連合会への復讐のため達磨を結成した張本人。兄の仇をうつという強烈な復讐心と覚悟は尋常ではありません。しかしそれゆえに、目的がある程度達成されてしまうと、迷いが生まれてしまうのです。

もう1人の右京とともに饕餮兄弟を組む、達磨一家の幹部。キャップを被った強面で相手を威嚇。かなりの凶暴さが特徴ですが、一方で思慮深さも持ち合わせているという、チームの中ではやや異色な存在です。

日向とともに達磨一家を創設した幹部。赤い番傘と赤髪が特徴という、最も達磨らしい容姿です。かつて所属していたチームがムゲンによって滅ぼされ、しぶとく恨みを抱いています。

山王街を徘徊するレディースチーム。刺繍が特徴のピンク色の特攻服をまとい、改造バイクで駆けるスケバン。とはいえ、やはり普通の女子らしく恋愛事は大きな関心であり、もちろんいちごミルクを愛飲します。

初代総長だった母親の後を継いだ、苺美瑠狂の現総長。気が強く、ツッパリ度は並外れていますが、イケメン好きの女子らしい一面も。コブラのことが好きですが、なかなか素直になれず、かっこつけてしまいます。

苺美瑠狂の副総長。純子を信頼しながら、実はしたたかなところも。内緒で合コンに参加したりと、意外やちゃっかりしています。

長身ゆえ、仲のいい押上とともに「ツインタワー」と呼ばれるうちの1人で別名「東京タワー」。壇商店で働いています。

こちらも身長が高く、芝とともに「ツインタワー」と呼ばれている1人で別名は「スカイツリー」。芝と同じく壇商店で働いています。鬼邪高校の村山に想いを寄せている様子。

鬼邪高校の女生徒でしたが、苺美瑠狂に憧れてついにチーム入りを果たしたという珍しい存在です。

ノノリキと同じタイミングでメンバーになった新入り。とはいえ、外見は筋金入りのスケバン風で、実は苺美瑠狂加入前には、別のレディースチームの総長をつとめていた過去があります。

圧倒的な人数を誇り、湾岸のTOWN地区を拠点する極悪チーム。九龍グループが背後におり、女性の人身売買や詐欺など悪行をつくします。白のWhite Rascalsに対し、こちらは黒い衣装が特徴。

スキンヘッドの極悪顔が特徴のDOUBTのリーダー。追随を許さない圧倒的人数のトップに立つだけあって、組織のためには仲間への制裁も辞さない残酷さがあります。

メンバーの1人ですが、その悪辣さは際立っています。誘拐した女を人身売買することにかけては凄腕。そのためメンバー内での地位は高野に次ぐものがあります。

真っ赤なコートが特徴の、DOUBTの創始者。悲惨な生い立ちのせいで金に執着するようになり、凶暴で冷徹な人間になってしまいました。

湾岸地区を拠点に活動する少数精鋭の比較的新しいチームがMIGHTY WARRIORSです。音楽とファッションを重視していますが、理想郷を作るためなら手段を選ばない残虐性も。メンバーの中にはハーフも多く、平等を尊んでいます。

MIGHTY WARRIORSの不動のリーダーがICEです。アメリカの元傭兵だけあって、圧巻の戦闘能力を保持しています。貧困街で育ちましたが音楽によって救われ、そのため音楽で人を救うという理想を抱くようになります。

チーム唯一の女性メンバー。DOUBTの手で人身売買にかけられそうになっていたところを、MIGHTY WARRIORSのメンバーに助けられました。アイスの信念に共感してメンバー入り。バイクを颯爽と乗りこなすクールな姿が特徴です。

ラッパーとして活動するチーム随一のムードメーカー的存在。アメリカンジョークを口にする陽気な性格と獰猛さの両極を合わせ持っています。

チームのDJをつとめるばかりか、コンピューターに詳しい知性派で、ハッキングなど裏操作でお金を得ています。インスタが趣味で、パールとはよきコンビです。

パール同様、音楽をこよなく愛するラッパーとして活動するメンバー。関西出身のストリートファイターらしく、格闘能力には秀でています。またあらゆる車体の運転技術も随一。

監獄にいる武闘派集団プリズンギャング。新キャストで構成されるこのグループは、NAOTO演じるジェシーを中心に構成されています。監獄の中でも最強と呼び声の高いメンバーが集まり、DOUBTとチームを組んでSWORDに対抗します。

治外法権のリトルアジア地区で育ち、同じ地域の仲間たちしか信じないプリズンギャングのボス。ずば抜けた格闘スキルで刑務所内のチャンピオンとして君臨し続けています。

見た目とは裏腹に子ども好きの性格で、子どもを人身売買から救うために行ったことがきっかけで刑務所に入ることに。もともと優しい性格のため、無意味な争いを好みません。

裏社会を掌握する巨大極悪グループで、「九つの龍」と呼ばれている9の組織から構成されています。しかし内実はそれぞれの組織が敵対し、したたかな権力争いが繰り広げられています。

九龍グループの1つ・黒崎会の会長です。銀髪に着物を着こなす渋い佇まいですが、他を圧倒する威圧感はさすが。SWORD地区に積極的に手を出す家村会や上園会とは、少し距離を置いていますがライバル視しているのは事実です。

九龍グループの1つ・家村会の会長です。グループの後継をしたたかに狙い、SWORD地区に対しても、警察と裏で手を結んで積極的に関与します。しゃべり口調は穏やかですが、その非情さにおいては他の追随を許しません。

MIGHTY WARRIORSのメンバーとして、普段は物静かながら、戦闘時には圧巻の力を誇示。実はその正体は、九龍グループの本家に直属する構成員。グループのドンの命を受けて行動します。九龍グループの上園会の上園会長を暗殺してから、新しいトップとして組織を配下に収めます。

家村会の幹部で、武闘派の1人。刑務所で出会ったノボルを裏社会に導いた張本人です。ノボルを徹底して利用し、目的のためには手段を選ばないという非情さを持っています。武闘のみならず、外国語に堪能な一面も。

家村会の構成員。上昇志向が強く、二階堂に重用されるノボルを嫉妬し、憎んでいます。態度はでかい若造ですが、いまだ内実が伴っていません。

黒崎会の若頭で、殺し屋としての能力が高いことから「ターミネーター」の異名を持っています。雨宮兄弟とも互角に戦うなど、その名通りのスキルを持ち合わせている人物です。

SWORD地区を管轄する山王警察署捜査一課の刑事です。九龍グループの家村会から賄賂をもらい、刑事としてまっとうな仕事をしていません。その態度も陰険さを極め、山王街の人々からひどく嫌われている、絵に描いたような悪徳刑事です。

お調子者のキャラクターから、「縦笛尾沢」と呼ばれて半ば舐められている、山王連合会メンバーたちの先輩です。「床屋ピューマ」の伊集院甲とはパチンコ仲間。実家は不動産会社を経営しており、それなりに裕福です。

九龍グループの頂点に君臨するドンの妻。妖艶な外見にも関わらず、さすが極道の妻らしく圧巻の迫力で配下の幹部を恫喝します。家村ら傘下の会長たちからは「姐さん」と呼ばれています。

上園会と裏で手を結んだ悪徳政治家。目的は、SWORD地区に一大カジノを建設するためです。建設反対派の一覧を記したリストをひそかに上園側に手渡します。

山王街のレストラン「ITOKAN」で働く、ヤマトの幼馴染にして龍也の妹。そのためムゲンの元メンバーとは付き合いの深い、姐御的存在です。

山王街の「床屋ピューマ」を経営している伊集院家の長女です。ふたりの兄とは全く似ていない美女。実はテッツのことが好きですが、強気な性格も手伝って、なかなか成就しません。

ヤマトの母です。苺美瑠狂の二代目総長をつとめたこともある伝説のレディースですが、ヤマトを心配する気持ちは普通の母親。パチンコが趣味です。

コブラたち山王連合会のメンバーが行きつけのバー「小竹」のママ。彼ら若者たちの相談相手となり、ときには的確な助言もし得る先輩的存在です。朝比奈寿子とは親友の間柄です。

敏腕ハッカーとして、尊龍から上園会の機密情報が入ったUSB解読を依頼されるのが古野です。その依頼に身の危険を感じつつ、結局、否応なく巻き込まれていきます。

2015年のドラマ『HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜』から始まった、「HiGH&LOW」シリーズ。最新映画「THE WORST X」で、その世界観をさらに広げています。今後のシリーズ展開にも注目です！