2017年10月28日更新

あの名作が帰ってくる!2018年冬のおすすめ続編アニメランキング9

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2018年冬アニメ、人気シリーズの続編が大豊作の予感!

1月、3月、7月、10月。年に4回やってくる新番組が始まる時期は、いつもワクワクしてしまいます。次はどんな傑作に出会えるのだろうと期待が膨らむ季節。もちろん2018年の冬クールも、楽しみな新作の数々が放送を予定しております! とくに注目したいのはヒット作品の続編たち。今冬クールにはサスペンスやほのぼの系、ナンセンスギャグなどバラエティに富んだジャンルが揃っています。中にはなんと10年以上も経って、新しいシーズンが始まる名作も。 そんな話題性たっぷりの続編ラインナップを、注目度・人気度順にランキング形式で紹介!シリーズの魅力と新作の見どころをまとめて予習しちゃいましょう。

9位:イケメン刀剣男子が明るくシリアスに活躍『続 刀剣乱舞-花丸- 』

『刀剣乱舞-花丸-』は近未来の日本を舞台に、歴史を守る「刀剣男子」の活躍を描いたファンタジーです。ちなみに「刀剣男子」とは、特殊な力によって擬人化された刀のこと。イケメン揃いの彼らの日常を中心に、物語は進んでいきます。 歴史上の有名人が愛用していた刀剣男子たちは、強い個性の持ち主ばかり。ご飯も食べます、花も愛でます。ともに新撰組の沖田総司が愛用したふたりの刀、大和守安定と加州清光を中心にさまざまなエピソードが時にコミカルに積み重ねられていきます。 一転、剣劇シーンは迫力満点。刀剣男子たちが過去を訪れ、歴史の流れを乱す妖たちを切り捨てていきます。第1期では本能寺や池田屋などの「名場面」に出陣。第2期の続『刀剣乱舞-花丸-』では、どんな歴史上のターニングポイントが戦いの舞台になるのでしょうか。

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8位:駄菓子オタクの美少女がたらふく食べて熱く語る『だがしかし2』

田舎の駄菓子屋を舞台に、さまざまな駄菓子(だがし)にまつわるエピソードがコミカルに紡がれていく『だがしかし』。主人公は高校1年生で駄菓子屋の息子・ココノツですが、圧倒的なパワーで物語を引っぱっていくのは巨乳の社長令嬢・ほたるです。   駄菓子に関する彼女のうんちく濃度は、マニアの域を超えたもの。それを語る時のハイテンションぶりにはかなりの残念感が漂います。それでも日本人離れした容姿とその豊満なバストで、しっかりココノツを魅了しています。 そして、ほたるとは対照的なヒロインがもうひとり。ココノツの幼馴染サヤが彼に対して抱いている淡い恋心もまた、この物語の重要なエッセンスでしょう。微妙な三角関係の行方は、第2期の重要な見所と言えそうです。

7位:山ガールの友情物語が3度目のシーズンイン『ヤマノススメ』

第3期のスタートに合わせてOVAが発売される『ヤマノススメ』は、もともと1話・5分の短編作品でした。主人公は、高所恐怖症で人付き合いが苦手な高校生あおい。どちらかと言えば後ろ向きだった彼女が山登りを通じて友達を作り成長していく物語を、ほのぼのとしたタッチで描いています。 山登りの基本から楽しさや厳しさまであおいに教えてくれるのは、幼馴染のひなたと先輩のかえで、可愛い中学生のここなの3人。あおいとともに視聴者も山登りのノウハウを学べるところが、この作品ならではの魅力です。 実在する山を訪れているので、実際に登る前のシミュレーションにも役立ちそう。この作品をきっかけに、山登りに目覚めた女子たちも多かったのだとか。ファン待望の第3シーズンは果たして、どんな山に連れて行ってくれるのでしょう。

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6位:日本のファンタジーとはひと味違う魅力『銀の墓守』第2期

『銀の墓守り(ガーディアン)』の原作は、全世界で累計40億PVを突破した超人気ウェブコミック。配信元である中国のIT大手企業テンセントとともに、日中合作でアニメーションが製作されました。 主人公は孤独な少年ゲーマー。オンラインゲームを通してひとりの少女と知り合い、リアルでも心を通わせていきます。しかし彼女はある日、何者かに連れ去られて異世界へ。少年は少女を助けるために後を追い、ゲームの世界で大冒険を繰り広げます。 キャラクター設定や演出、台詞回しなど日本のラノベやコミックを原作とする作品とは少し違ったテイストが新鮮。第2シーズンでは新世代のアニソン歌姫、暁月凛がオープニングテーマ『マモリツナグ』を熱唱します。

5位:お姫様に迫る新たな脅威とセクハラ?『七つの大罪 戒めの復活』

原作は週刊少年マガジン連載の漫画。人間だけでなく妖精や魔物などが生きている太古の時代のブリタニア・リオネスを舞台に描かれる冒険ファンタジーです。ちなみにブリタニアはイギリスの古い呼び名、リオネスは海中に没したといわれる実在の地域です。 ヒロインは、そのリオネス王国の王女エリザベス。彼女が、行方不明になっている伝説の騎士団「七つの大罪」のリーダー・メリオダスと出会うところから物語は始まります。ふたりは荒廃した王国を復活させるために、離散した七つの大罪たちを探す旅に出るのでした。 第1期は原作コミックの第13巻半ばをベースに作られました。それに次ぐ新しい章では七つの大罪全員が揃い、恐ろしい力を持つ魔神族に挑む物語が描かれています。アニメ版の第2期もおそらくそれがベース。メリオダスのセクハラもまた、さらにパワーアップしているかもしれません。

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4位:魔王が明るく残酷に世界征服『OVER LOAD(オーバーロード)Ⅱ』

Web発のライトノベル『OVER LOAD(オーバーロード)』が初めてアニメ化されたのは、2015年のこと。約2年ぶりの第2期スタートに先駆けて、2017年初頭には第1期総集編が劇場版二部作として公開されました。原作は12巻まで発行され、アニメ第1期はその第3巻までをベースにしています。 主人公は、バーチャルRPGの世界に取り残された元プレーヤーのアバター。ドクロ顏のアンチヒーローが、現実化した魔物と魔獣が闊歩する魔法の世界で「守護者」を率いて活躍するダークファンタジーです。第1期では主人公が仲間たちとの絆を深め、やがて世界征服を目指すまでが描かれました。 第2期の詳細はまだ明らかにされていませんが、原作どおりならば主人公が対峙するのは蜥蜴人たち。高い知性と優れた身体能力を持つ巨大なトカゲ族リザードマンとの戦いが描かれるハズです。全編を通じて主人公たちの所業はかなり悪魔的。それなのに妙な爽快感がクセになるから不思議です。

3位:新世代の総北勢が再び激戦に挑む『弱虫ペダル GROLY LINE』

2008年に週刊少年チャンピオンで連載がスタート。コミックスはすでに52巻が発行されている超人気スポコン青春ストーリー『弱虫べダル』が、新たなテレビシリーズとして4度目のアニメ化を果たします。 主人公はちょっと気弱なメガネ高校生、小野田坂道。実は自転車競技のヒルクライマーとして、天賦の才能を持っています。そんな彼が個性的で実力派揃いの総北高校自転車競技部の面々とともに、過酷なロードレースに挑戦。友情を育みながら選手としても人としても成長していきます。 第4シーズン『弱虫ペダル GLORY LINE』の見どころは、新世代のメンバーで挑むインターハイに向けての戦い。二連覇を目指す彼らはどんな障害にぶつかり、どうやってそれを乗り越えながら勝利を目指すのでしょうか。

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2位:エスパーの悩みは第2期でも重くバカバカしい『斉木楠雄のΨ難』

主人公は、テレパシーやサキコキネシス、透視に予知などさまざまな超能力を生まれながらにして使いこなす天才エスパー。しかし普通の生活を愛する彼は、超能力が使えることを周囲に隠して生活しています。けれど現実はそううまくはいきません。 使いたくない超能力を使わざるを得ず、目だちたくないのに目立ちまくり。そんな災難な日常をシニカルな笑いで描いたSF学園コメディが『斉木楠雄のΨ難(さいきくすおのさいなん)』です。もっとも主人公にとって最大の災難は、同級生から実の父母まで関連キャラ全員が自覚なき変人であるということでしょうか。 第2期のキャッチコピーは「1度ならず2度もアニメ化とは……制作委員会はどうかしているな」。自虐的なコメントに漂う製作スタッフの自信満々ぶりは、相当なもの。新たなシーズンも、ズレた変人たちのズレたやりとりが笑いのツボを絶妙にくすぐってくれそうです。

1位:約12年ぶりに復活『フルメタル・パニック! Invisible Victory』

2002年に第1期、翌年第2期、2005年に第3期とWOWOWやフジテレビ系列で初放送されたのが『フルメタル・パニック!』。シリアスな戦闘シーンとユルユルな学園ラブコメシーンのギャップが印象的な快作が、久しぶりにアニメーションとして帰ってきます。 主人公は、世界規模の紛争を武力で解決する秘密組織「ミスリル」のエージェント・相良宗介。彼が護衛する女子高校生・千鳥かなめをヒロインに、ハードなロボットバトルあり、キュートな青春模様あり、ほのぼのしたコメディパートありの盛りだくさんな物語が繰り広げられてきました。 第4期では、XEBEC(ジーベック)がアニメーション製作を初めて担当。監督の中山勝一など実力派で知られるスタッフ陣を揃え、さらにスケールアップが期待されます。宿敵アマルガムの猛攻、追い詰められる宗介とかなめ。緊迫した展開が予想される新生「フルメタ」は2018年冬クールのイチオシです。

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番外編:異なる世界線の闇を暴け『STEINS;GATE 0(シュタインズ・ゲート ゼロ)』

SFミステリーRPGゲームの傑作『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』が初めてアニメ化されたのは、2011年。時間を遡る機械を作った自称マッドサイエンティストの青年が、大切な人の死をなかったことにするために平行世界をさまよう物語が、美しくも緊迫感溢れる映像で描かれました。 主人公の岡部倫太郎は第1期で、ヒロイン・牧瀬紅莉栖の死という歴史を回避することに成功します。続いて放映された劇場版はこのストーリーの後日談。しかし2015年の第1期再放送ではなんと、異なる結末が放送されて多くのファンを驚かせました。 第2期はその「異なるルート」の結末を受けて物語が展開されます。ラボメンの仲間たちと倫太郎は再び、謎めいた事件に巻き込まれることに。その先に待つエンディングは果たしてハッピーでしょうか、それともやはりバッドなのでしょうか。放映日は未定ながら、とても気になる注目の続編です。

2018年冬アニメに備えるために、予習復習は絶対必須!

2018年冬クールの続編たちを一気にご紹介してきましたが、気になる作品はありましたか?初めて興味を持つ「これ!」というシリーズを見つけたなら、まずは前作をチェックしておくことをオススメします。 アニメ専門の配信チャンネルなどを活用するのは、もっともお手軽。劇場版など、総集編の放映が予定されている作品もあります。物語の背景やキャラたちの関係性をしっかり把握しておけば、新シーズンの面白さも倍増するハズです。 前作からのファンも、もう一度見直しておくのがオススメ。もしかすると、新シーズンに関係する重要な伏線を忘れているかもしれません。名作の続編を思い切り楽しむためにはやはり、予習と復習が大切なのです。