大人向けおすすめアニメランキング【過激?難解?】

2017年7月31日更新

アダルトな雰囲気を持つ過激な作品から、難解で考えさせられる作品まで、様々な種類が存在する大人向けアニメ作品。今回は著名な作品からちょっとマイナーな作品、知る人ぞ知る傑作まで、バラエティー豊かな大人向けのアニメ25作品をランキングしました。

おすすめの大人向けアニメ25本をランキング形式でご紹介!

「アニメは子供だけのもの」といわれることがありますが、これは完全な誤解です。アニメーションの黎明期、映画館に足を運んだ観客の多くは大人でした。大人向けの実写作品と併映される短編アニメーションには、大人向けの作品が必要とされたのです。 TVアニメが生まれ、ゴールデンタイムに多数の子供向けアニメが放送されるようになって以降も、散発的に大人向けのアニメが制作されていました。中には映画倫理委員会から成人指定を受けた映画も存在します。当然ながら、成人指定の作品が子供向けであるはずがありません。 近年では深夜アニメの普及に伴い、大人向けのアニメのほうが多い状況が続いています。作品数が多すぎて、どのアニメを見ればいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか? 今回はそんな方のために、数ある大人向けアニメ作品の中から、特におすすめの25作品をピックアップしてランキングにしてみました。

25位:複雑な世界観を複雑な構成で描く『ガサラキ』

1998年から1999年にかけてテレビ東京系列にて放送。『装甲騎兵ボトムズ』を産んだ高橋良輔監督・サンライズ制作のタッグによる作品となっています。 自衛隊の協力を得て新型兵器を開発する豪和インスツルメンツが開発した二足歩行兵器、タクティカルアーマーがメインとなるロボットアニメです。シャーマンの能力を買われてタクティカルアーマーの開発に従事する少年、豪和ユウシロウを主人公とし、日米の戦争と謎の力ガサラキを巡る思惑、そして過去の歴史が交錯します。 本作の特徴は、ユウシロウを中心とした現在の物語や、平安時代を舞台にした過去のストーリーといった複数の話が複雑に絡み合う構成です。群像劇を意識したこの構成は、どの話も1話で完結しないことや、個々のストーリーに明白な区切りがないことから、最終話まで見なければ理解出来ない難解なものとなっています。 その分、一気に伏線が回収される終盤は見ごたえ十分です。

24位:過酷な運命が話題に『魔法少女まどか☆マギカ』

2011年にTBS系列にて放送された魔法少女アニメです。メインスタッフは監督・新房昭之、キャラクター原案・蒼樹うめ、脚本・虚淵玄、制作・SHAFT。2013年には続編映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』も公開されました。 主人公・鹿目まどかが謎の転校生・暁美ほむらから魔法の使者・キュゥべえを助けるところから物語は始まります。人を襲い、絶望を振りまく魔女と、願いを叶える代わりに魔女と戦い続ける運命を背負う魔法少女の戦い。そして、魔法少女が背負う過酷すぎる運命の数々。魔法少女アニメとは思えない凄惨な戦いや、魔法少女たちの行末、主人公である鹿目まどかがなかなか魔法少女とならない展開などが話題を呼びました。 大人向けのダークな世界観を持ったファンタジーです。魔法少女の絶望的な運命を紡ぐ物語が、深く心に突き刺さる強烈な作品となっています。

23位:セクシーなアニメならこれがおすすめ!『sin 七つの大罪』

2017年にUHFアニメとして放送。よしもときんじが監督・ストーリーコンセプト・シリーズ構成を担当し、アートランドとティー・エヌ・ケーが共同で制作しました。 本作の主人公は神に背き、傲慢の罪を背負って地獄に堕とされた大天使のルシファー。地獄で七つの大罪を司る魔王たちに破れた彼はその力を封印されて地上に降り立ちます。ルシファーは自身を慕う魔王であるレヴィアタンと、女子高生・十束真莉亜を連れ、傲慢の魔王として魔王たちへの逆襲すべく旅に出ます。 本作の原作は、ホビージャパンが販売するオリジナルフィギュアです。ホビージャパンによるフィギュア主導のメディアミックス作品はセクシーさを売りにしたものが多いのですが、本作はその中でも特に過激なものとなっています。 露出度の高い衣装や女性同士の耽美的なシーンの数々など、過激でセクシーなシーンが満載の作品です。

22位:アニメ業界を赤裸々に描いた傑作『SHIROBAKO』

2014年から2015年にかけてUHFアニメとして放送された作品です。監督・水島努、シリーズ構成・横手美智子、制作・P.A.WORKS。P.A.WORKSが展開するお仕事シリーズの一作です。 本作はアニメ制作の現場を描いています。タイトルのSHIROBAKOも、番組制作会社がテレビ局に納品する完成映像を指す業界用語、白箱から取られました。 主人公は、アニメ制作会社に就職し制作進行となった宮森あおい。スタッフの過労や退社、下請け構造の難点など、業界の内情と過酷さが描かれています。 1日単位で設定された制作状況の推移などの緻密な描写が多く、アニメ会社自らが描く本格派の業界ドラマとして、アニメ業界に興味のある視聴者だけでなく業界内からも注目されました。また、社会人なら誰もが経験する苦労や挫折に直面するキャラクターに共感する視聴者も多かったといわれています。

21位:表現規制に下ネタで挑む!『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』

2015年に放送されたUHFアニメ。監督・鈴木洋平、シリーズ構成・横谷昌宏、アニメーション制作・J.C.STAFF。原作は赤城大空執筆の同名ライトノベルです。 性的な言葉、すなわち下ネタを禁止する公序良俗健全育成法が施行された日本を舞台に、下ネタテロ組織SOXのメンバーによる「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」への挑戦が描かれます。 タイトルとは裏腹に、本作には下ネタが多数登場します。理由は先述の通り、退屈な世界を破壊しようとするSOXメンバーの戦いが作品のメインとなっているから。非常に過激な下ネタの数々が登場する理由を用意しつつ、表現規制や心理的抑圧の是非を真正面から問う世界観は圧巻です。 映像や音声を絡めて原作以上に過激になった下ネタの数々は強烈の一言につきます。

20位:丁寧に描かれる異世界に魅了される『十二国記』

2002年から2003年にかけて、NHKBS2(現在のBSプレミアム)にて放送。監督・小林常夫。 小野不由美の手がける同名のファンタジー小説を原作としており、脚色は1話から40話を會川昇、41話から45話を藤間春夜が担当しました。神仙や妖魔が存在し、12の国がある異世界を舞台とした歴史物の趣が強いストーリーとなっています。 海外ファンタジー小説を参考に、東洋の雰囲気を色濃く絡めた唯一無二の世界観と、その中で描かれる複雑な人間や国家の関係が特徴的な骨太のハイ・ファンタジーアニメです。各原作の長さに合わせ、きっちり長めの話数を割いた丁寧な構成でストーリーをまとめているのも大きな魅力といえます。

19位:元気あふれる和製カートゥーン!『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』

2010年にUHFアニメとして放送。制作・GAINAX。監督の今石洋之とキャラクターデザインの錦織敦史のタッグは熱血ロボットアニメ『天元突破グレンラガン』で有名です。その他、製作スタッフの多くが『天元突破グレンラガン』から続投しています。 悪魔の町ダテンシティに降り立った二人の天使、パンティとストッキング姉妹を中心に、新婦のガーターベルトや子犬のチャックらダテンシティの面々の巻き起こす騒動を描く、活気あふれるスラップスティックコメディーです。 『シンプソンズ』を始めとした大人向けカートゥーン(海外アニメ)を参考に製作された作品です。デフォルメの効いたキャラクターたちが繰り広げる放送コードギリギリの下ネタを中心とした過激なやり取りが元気のいい笑いを届けてくれます。

18位:アニメで描かれるフィルム・ノワール『Phantom ~Requiem for the Phantom~』

2009年にテレビ東京系で放送。制作・ビィートレイン、監督・真下耕一、シリーズ構成・黒田洋介。原作はニトロプラスのR-18ゲーム『Phantom -PHANTOM OF INFERNO-』。 海外旅行中に暗殺者としての才能を見出され、犯罪組織であるインフェルノに攫われた日本人男性・玲二。記憶を消去され、インフェルノの誇る最高の暗殺者アインに激しい訓練を施された玲二は、インフェルノの暗殺者ツヴァイとして暗殺をこなしながら、組織に従う以外の生き方を模索し始めます。 真下が得意とするガンアクションアニメの一作。フィルム・ノワールに類するクライムアクション的な側面が強く、犯罪組織内部での権力闘争や追っ手が迫る逃避行など、ギャング・ヤクザ映画のエッセンスもふんだんに盛り込まれています。衝撃的で多様な解釈が可能なラストシーンは大きな議論を呼びました。

17位:もしも人間とよく似たアンドロイドが社会にいたら?『イヴの時間 劇場版』

2010年に公開された映画作品。制作はスタジオ・リッカ。原作をはじめ、脚本、絵コンテ、演出、監督、3DCG、撮影、編集、音響監督の主要役職9つを吉浦康裕が1人で手がけました。2008年から2009年にかけて公開されたwebアニメ『イヴの時間』を再編集し、新作シーンを加えてブラッシュアップした完全版として制作されました。 アンドロイドが実用化されて間もない時代。アンドロイドは様々な社会問題をもたらし、アンドロイドは頭上にリングの表示を義務付けられるなど、様々なルールに縛られています。作品の主な舞台は、社会的な人とアンドロイドを区別しないというルールを設けた喫茶店・イブの時間です。 主人公の向坂リクオがアンドロイドとの関係に悩む中で、自分の感情や社会との付き合い方に折り合いをつけていくという哲学的なストーリーが印象的な作品となっています。

16位:まるで昼ドラのような愛憎劇『WHITE ALBUM』

2009年にUHFアニメとして放送された作品。原作はLeafがリリースした同名のR-18ゲーム。監督は吉村明(1話から13話)・吉田泰三(14話から26話)、全話の脚本を佐藤博暉が担当しました。 舞台は1986年。藤井冬弥は新人アイドルの森川由綺と恋人関係にでしたが、由綺は仕事が忙しく、すれ違いが続きます。そんな彼に接近してきたのは由綺の先輩、緒方理奈。冬弥は理奈と浮気関係に陥ってしまい……。 浮気とすれ違いをテーマにしたアニメです。主人公は優柔不断な性格で、ズルズルと理奈との関係を継続してしまいます。 ドロドロとした昼ドラ的展開が好きな方におすすめの作品です。

15位:ゾンビ映画の遺伝子を受け継ぐ怪作!『学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD』

2010年に放送されたUHFアニメです。監督は荒木哲郎、シリーズ構成は黒田洋介。アニメーション制作はマッドハウス。佐藤大輔原作・佐藤ショウジ作画の同名漫画を元にしています。 授業をサボりがちな高校生・小室孝は、校門の前に現れた不審者に教師が噛まれるのを目撃する。教師は噛み付くことで感染する生ける屍「奴ら」となり、他の生徒や教師に噛み付いて仲間を増やし始めます。 孝は友人の井豪永、永の恋人の宮本麗と共に逃走を図りますが、永が「奴ら」に噛まれてしまったため、やむなく永を殺害する事に。孝と麗は学内で仲間を作り、学園から脱出。過酷なサバイバルをはじめます。 スプラッター映画の定番、ゾンビ物のアニメです。スプラッター映画のお約束であるエログロやゴア描写とアニメならではのスタイリッシュなアクションが融合しており、見ごたえは十分です。