映画と対バン!閉館を控える京都みなみ会館で最高のイベントが開催される
ライブと映画を楽しむ極上のイベント「Match-up Theater」開催
2018年3月31日、惜しまれながらも一時閉館を迎える京都みなみ会館。同劇場で、映画とライブを同時に楽しめる極上のイベント、「Match-up Theater(マッチアップ劇場)」が開催されます。 同イベントは、映画の上映と前後に約1時間にわたってゲスト・ミュージシャンのライブが楽しめるというものです。 この上映作品のラインナップとミュージシャンのセンスがとにかく最高!というわけでこの記事では、同イベントの紹介をしていきます。
京都みなみ会館とは
京都みなみ会館は、1950年代に存在した「九条みなみ館」を前身にした映画館で、1964年に邦画の封切館として開館しました。 開館当初はポルノ映画館だった同劇場は、1988年に現在の名称である「京都みなみ会館」に改名。以降、様々なオールナイト上映や特集上映に加えて、様々な企画上映が行われ、関西の人々に愛されてきました。
3/10(土)~勧酒一献の宴~
イベント初日の上映作品は、映画『幕末太陽傳 デジタル修復版』。そしてミュージシャンはoutside yoshino(eastern youth)が参加します。「Match-up Theater(マッチアップ劇場)」では、各ミュージシャンの演奏時間は一時間程度ということで、映画と合わせて、濃厚な時間がたっぷり楽しめそうですよね! ちなみに、eastern youthも『幕末太陽傳』も必見です!
3/11(日)~全身音楽家 × 全身芸人 激突!大レース~
2日目の上映作品は、曽根中生監督が横山やすしらをキャストに迎えて製作した映画『唐獅子株式会社』。
そして、ライブは曽我部恵一(サニーデイ・サービス)によるものです。自身が映像制作を行うこともある彼ですが、今回のライブではどんな演奏を披露してくれるのでしょうか?
3/15(木)~西九条すらっぐふぇすと~
3日目の上映作品は、『青い春』の豊田利晃によるドキュメンタリー映画『アンチェイン』。これはボクサー、アンチェイン梶を追った作品になっています。
そして、この日のライブは「向井秀徳アコースティック&エレクトリック」。ZAZEN BOYSのメンバーであり、高い人気を誇る向井のライブだけに、楽しみですね!
3/17(土)~What’s up, Emmet Ray?~
4日目の上映作品は、ウディ・アレンが監督し、ショーン・ペンが架空のジャズ・ギタリストを演じた『ギター弾きの恋』。 本作の演技でショーンがアカデミー主演男優賞に、ヒロイン役のサマンサ・モートンがアカデミー助演女優賞にノミネートした人気作です。
そして、ライブは渡辺俊美(TOKYO No. SOUL SET、THE ZOOT16)によるもの。なお、渡辺は2017年公開の映画『パパのお弁当は世界一』で主演を務めています。
3/18(日)~Time for a new direction~
イベント最終日。上映作品はジョン・カサヴェテス監督の『アメリカの影』。『ローズマリーの赤ちゃん』への出演でも知られる彼ですが、本作では黒人の血を継ぐ白人の3人兄妹の物語を描いています。 本作の上映と合わせてライブを行うのは、BLANKEY JET CITY、ROSSOのメンバーとしても知られる照井利幸です。
京都みなみ会館は2018年3月31日に一時閉館!ラストショーを見逃すな!
こちらのイベントは、特に日本語ロックが好きな方にはたまらないラインナップになっているのではないでしょうか?2018年3月31日に一時閉館を迎えてしまう京都みなみ会館の、素晴らしいラストショーをぜひ劇場で堪能して下さいね!