© 2009 TWENTIETH CENTURY FOX

【女子の悪口ばかり言う】男の失恋コメディ映画8選!

2018年3月23日更新

人間は誰しも楽しく心地よい恋愛をしたいもの。それを疑似的に叶えてくれるのが恋愛映画です。しかし中には、女性への恋愛感情をこじらせるあまりに醜態をさらす男が主役の映画も……。ここではそんな男の失恋コメディ映画をチョイス!

失恋&恋愛ベタ男子は観るべし!女性へのグチ・未練が満載のラブコメディ

現在進行形で付き合っていながら、ついつい出てしまう彼女へのグチ。または片思いをこじらせたあまり、ついつい意中の相手を悪く言ってしまう……。そんな男性が主人公のラブコメディ映画は、失恋したての男性にはうっぷん晴らしとして、恋愛経験が乏しい男性には指南書代わりとなります。 恋愛の仕方は十人十色。ここで挙げた映画は、男女問わず観ておいて損はしない内容なのは間違いありません。

女性関係が続かないコメディアンを描く都会派ラブストーリー【1978年】

スタンダップコメディアンをしているバツ2男性のアルビー(ウディ・アレン)は、歌手志望の女性アニー・ホール(ダイアン・キートン)と出会い恋に落ちます。 2人は同棲生活を始め、アルビーはアニーに自分が持ってる知識を与えたり、一緒に映画館に行くなどの楽しい時を過ごすのでした。アルビーによって次第に洗練されていくアニーでしたが、それによって2人の関係に変化が生じ……。 ニューヨークを舞台にした作品を撮り続けるウディ・アレン監督が、主演・脚本も兼任したラブコメディで、アカデミー作品、監督、脚本、主演女優賞を受賞しました。 前妻を理論立てて罵倒したり、教養を身に着けたアニーから「あなたは人生を楽しめない人」と罵倒されるシーンなど、アレン自身が抱える恋愛におけるダメな点を赤裸々に描いています。 なお、本作製作前はアニー・ホール役のダイアン・キートンとは実際に恋人関係にあり、「ホール」という苗字はダイアンの本名なのだとか。

少々ワケありな女性に恋したオタク漫画家の苦悩【1997年】

漫画家のホールデン(ベン・アフレック)は、ある日出会った同業者のアリッサ(ジョーイ・ローレン・アダムス)に一目ぼれし、晴れて付き合い始めます。 ところが実はアリッサはレズビアンで、ホールデンにプラトニックな関係を求めるのでした。セックスはおろかキスもさせてくれない状況に、ホールデンは次第に苛立ち、アリッサに当たりますが……。 1994年の処女作コメディ『クラークス』で注目されたケヴィン・スミス監督が、アリッサ役のジョーイ・ローレン・アダムスとの過去の恋愛体験を元に描いたラブコメディ。 ホールデン同様にオタクだったスミスは、ジョーイとの恋愛によって人間的に成長できた「お礼」として、彼女にアリッサ役をオファーしたと語っています。軽快かつユニークな会話のやり取りも見どころです。

数々の名曲をバックに展開する音楽マニア男のラブロマンス【2001年】

中古レコード店を経営する音楽オタクのロブ(ジョン・キューザック)は、ある日突然、同棲していた恋人ローラ(イーベン・ヤイレ)に出て行かれます。なぜ出て行かれたのか分からないロブは、過去に体験した失恋のトップ5の女性をリストアップし、彼女たちにその理由を訪ね歩くのでした。 『アバウト・ア・ボーイ』などの作家ニック・ホーンビィの同名小説を、主演のジョン・キューザック自ら製作・脚本を手がけて映画化。 リストアップした女性の中にローラがいないことを勝ち誇りつつ、未練タラタラなのを隠せないロブのダメ男ぶりが哀愁を誘います。過去の恋愛を、ボブ・ディラン、スティーヴィー・ワンダーなどの名曲に合わせて綴っていく構成も見事です。

癇癪持ちの独身男は恋を成就させることができるのか?【2002年】

雑貨の卸売会社を経営するバリー(アダム・サンドラー)は、情緒不安定な性格が災いし恋人がいない生活を送っていました。 そんなある日バリーは、姉が彼の職場を訪れた際に連れてきた同僚のリナ(エミリー・ワトソン)を気に入ります。元々リナもバリーに興味を抱いていたことで、2人の交際は順調に進むかと思われましたが……。 『ブギーナイツ』『マグノリア』など、新作を発表する度に話題を呼ぶポール・トーマス・アンダーソン監督のキャリアの中でも、異色のラブロマンスです。 女性に小言を言われることがトラウマとなり、ついついキレてトラブってしまう主人公のバリーが、いかにして「パンチドランク・ラブ(強烈なひと目惚れ)」を成就させるのか?強烈ながらもチャーミングなストーリーとなっています。

辛い恋愛の記憶を消そうとする男の葛藤【2005年】

恋人のクレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)とケンカ別れしてしまったジョエル(ジム・キャリー)は、仲直りしようと数日後に彼女が勤める本屋に行きます。 ところがクレメンタインから赤の他人扱いされショックを受けることに。実はクレメンタインが「記憶除去療法」を受けて過去の思い出を消してしまったと知ったジョエルは、同じ療法を受けて彼女との記憶を消すことにしますが……。 『マルコヴィッチの穴』『アダプテーション』など奇抜なストーリーを発表するチャーリー・カウフマンの原案脚本を、ミシェル・ゴンドリー監督が映像化。 クレメンタインの浮気を疑うあまりケンカをした辛い思い出とともに、楽しかった甘い思い出もよみがえってしまい、記憶を消すことを苦悩するジョエル。コメディ要素もありながら、切なさも残すラブロマンスとなっています。

小悪魔的な女性に翻弄される青年の500日の軌跡【2009年】

グリーティングカード会社で働くトム(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)は、秘書として勤め始めた女性サマー(ズーイー・デシャネル)にひと目惚れします。 その3日後に音楽という共通の話題を通じてサマーと親しくなったトムは、ひと月後に遂に告白。しかしサマーの返事は、「友だちでいましょう」でした……。 ロマンティックな恋愛に憧れる青年がたどる500日の日々をユーモラスに描いた、ラブコメディの新たな佳作。男女仲を進展させてくれない少々小悪魔的なサマーに苛立ちを覚えるも、やっぱり嫌いになれないトムの姿は、多くの人が共感するのでは。 監督のマーク・ウェブは、本作の瑞々しい恋愛描写を評価され、マーベルコミックヒーロー映画「アメイジング・スパイダーマン」シリーズに抜擢されます。

4人の美女にモテまくるサエない男は、本当の愛を見つけられるのか?【2011年】

しがないライターをしている幸世(森山未來)は、恋愛とは無縁のモテない日々を送っていました。 ところがある日から、彼氏持ちの雑誌編集者のみゆき(長澤まさみ)や、彼女の親友のるみ子(麻生久美子)、ガールズ・バーに勤務する愛(仲里依紗)といった4人の美女にモテ出すという、「モテキ」が幸世に到来します。 久保ミツロウの同名漫画を、『バクマン』の大根仁が映画化。先行して放送されたドラマ版から1年経ったという設定の、オリジナルストーリーが展開されます。 四者四様の性格を持つ美女たちに振りまわされまくってついついグチってしまうも、「一番好きな人ができた。これが本当のモテキだ」と語る幸世の、恋の行方に注目です。

女性とは遊びで付き合うだけ!生涯独身を誓ったアラサー男たち【2015年】

ニューヨークに暮らすジェイソン(ザック・エフロン)と一緒に住む大学時代の友人ダニエル(マイルズ・テラー)は、女性とはその夜限りの関係で終わらせるというモットーを貫いていました。 そんななか、2人の友人マイキー(マイケル・B・ジョーダン)が離婚を決意したのを機に、3人揃って一生独身でいようと誓うのですが……。 女性との後腐れのない恋愛を楽しみたいという、大人になりきれないアラサー男たちの身勝手な本音をユーモラスに描きます。生涯独身を誓うも、次第にその決意が揺らいでしまうダメ男3人は、はたして本当の愛にたどり着けるのか? 『ハイスクール・ミュージカル』のザック・エフロンや『セッション』のマイルズ・テラー、そして『ブラックパンサー』のマイケル・B・ジョーダンといった実力若手俳優の共演も見ものです。

おわりに:失恋は人生の糧となる

以上、いろんなパターンの失恋コメディ映画を紹介しました。中にはハッピーエンドで終わる作品もありますが、ここで断言したいのは、「失恋自体は悪いことではない」ということです。失恋することは確かに悲しいことですが、その経験もまた人生の糧になります。 ここで挙げた以外にも、失恋が要となっている作品はたくさんあります。コメディではありませんが『ソーシャル・ネットワーク』もその1本。世界最大のSNS「フェイスブック」を立ち上げたマーク・ザッカーバーグ。彼の原動力となったのは、「フラれた女性に振り向いてほしい」という男の哀しい意地なのです。 フラれた男を見て泣くも良し、笑うも良し。映画を見たあとは、自分の恋を楽しんで下さいね!