2018年5月14日更新

ホームレスからプロスケーターに華麗に変身!『アイ・アム・タレント』を徹底解剖!

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アイ・アム・タレント
(C)2016, Made To Stray Film, llc All Rights Reserved.

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ホームレスの少年が輝かしい未来を手に入れるために奮闘する姿を追ったドキュメンタリー

南アフリカのストリートで長年ホームレスとして生活してきた少年タレント・ビエラ。スケートボードと出会ってから彼の人生に変化が訪れます。そしてついにホームレス生活から抜け出し、スケートボードの本場アメリカで未来を掴むチャンスを手にするのです。 そんなタレントがアメリカで成功するまでの様子に迫ったナタリー・ジョーンズ監督のドキュメンタリー映画『アイ・アム・タレント』がついに日本で2018年6月に公開されることが決定しました。 今回は2018年6月に日本公開を控えた『アイ・アム・タレント』の詳細を徹底解剖していきます。

スケートボードがホームレス少年の人生を変える!

南アフリカの都市ダーバンに生まれたタレントは暴力的な養父からストリートでドラッグを売ることを強いられる日々を送っており、いつかその生活から抜け出したいと考えていました。 そしてついに9歳のときに養父からの暴力に耐えかね、家を飛び出しストリート生活を始めます。学校にもろくに通うことができず、読み書きもまともにできないタレントにとって、まともな仕事を見つけることは難しく、一旦始めたストリート生活から脱却することができませんでした。 そんなストリート生活の中でタレントが唯一夢中になったのはスケートボード。スケートボードはタレントの自己表現の手段、また辛いストリート生活からの逃げ場となりました。そして日々練習を重ね、その類いまれな才能をどんどんと引き延ばし、スケートボードが彼の生活に潤いを与え、そしてその才能に注目が集まるようになっていくのです。 そんな彼の才能がプロスケーターであるケニー・アンダーソンの目に留まることに。そして自力で渡米することを条件に援助の提案を受けるのです! ストリート生活から脱却すべく、自力でアメリカへ旅発つことを誓い日々奮闘し、そしてついにアメリカの地に降り立ち、夢の地アメリカで人生を再スタートさせるのです。

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主役はホームレス生活から脱却したスケーター、タレント・ビエラ

9歳でストリート生活を始めたタレント・ビエラ。スケートボードに出会うまで彼は先の見えない生活を送っていたタレントは、スケートボードにより新たな人生を掴み取りました。 プロスケーターのケニー・アンダーソンの援助によりアメリカのアスリートビザを取得し、自力で渡米したタレント。今後のプロスケーターとしての活躍に注目が集まります。

監督は南アフリカ育ちのナタリー・ジョーンズ

アイ・アム・タレント
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本作でメガホンを取ったのは、ジンバブエ生まれでタレント・ビエラと同じく南アフリカで育ったナタリー・ジョーンズ。 当初は音楽向けの映像制作の道に進む予定だったものの、ドキュメンタリー映画に興味を持ち、ロンドンでドキュメンタリーフィリムの制作に携わりそのキャリアをスタートさせました。そして既にエミー賞でのノミネート経験を持ち、また本作ではロサンゼルスフィルムフェスティバルでベストドキュメンタリー部門のオーディエンス賞を受賞しました。 ナタリー・ジョーンズは本作でタレント・ビエラが輝かしい未来へ歩き出したその様子を見事にとらえており、ドキュメンタリー作品の監督として、今後の作品に注目が集まっています。

海外では高い評価を得る!

アイ・アム・タレント
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『アイ・アム・タレント』には有名な俳優や女優が出演しているわけでもなく、また監督も興行的に大成功するようなハリウッド映画を手掛けた経験はない、若手監督。 それでも映画評論家からの評価は概ね良く、タレントの輝かしい未来を手に入れようと懸命に努力するタレントの姿は夢に向かって突き進んでいる若者たちを励ましていると評され、またその姿を忠実に撮ったナタリー・ジョーンズの手腕に多くの映画評論家が良い評価をしています。

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日本公開は2018年6月29日に決定

『アイ・アム・タレント』の待望の日本公開は製作から約3年の月日を経て2018年6月29日、ヒューマントラスト シネマ渋谷に決定しました。 すでに前売特別鑑賞券も劇場、またインターネトで販売が開始されています。多くの人に希望と未来を与えてくれることこと間違いなしの『アイ・アム・タレント』、公開が待ち遠しいところです!