【2021年6月】ドコモの「ahamo」と「ギガホプレミア・ギガライト」を比較！結局どっちが良いの？

低価格とシンプルな料金プランで注目されているドコモの新サービス・ahamo。 ドコモからはこれまでギガプラン(ギガホプレミア・ギガライトプラン)も提供されていますが、果たしてどれが一番お得に利用できるのでしょうか。この記事ではahamoとギガホ・ギガライトを徹底比較していきます。 合わせて契約前に知っておきたいahamoのデメリットや、乗り換え方法も確認していきましょう。 ※記事中の金額は全て税込表記となっています。

ドコモでは20代の利用者が少なく、将来的なユーザーの減少が懸念されていました。そのため若い世代の獲得に向けて提供され始めたプランが、低価格帯のahamoです。 申し込みはオンラインのみとし、ターゲットをデジタルに強い20代に設定。 サポートをオンラインに絞ることでコストを抑え、格安SIMに対抗可能な低価格を実現しています。安定した通信品質と利用料金の安さが魅力のプランです。

ahamoと従来のドコモの主力プランである「ギガホ プレミア」「ギガライト」の3プランは容量ごとに分類されています。 小容量のギガライト、中容量のahamo、大容量のギガホプレミアという棲み分けです。ユーザーが求める容量を幅広く網羅したプラン展開といえます。

以下ではドコモの料金プランを比較して、よりお得に利用できるプランがどれなのか明らかにしていきます。 ギガライトプランは割引適用の有無で月額料金も変わります。

ahamoは20GBの容量で3,000円以下の料金設定が魅力のひとつです。ドコモの他プランと20GBまでの基本料金を比較しても、ahamoが最も安く利用できます。 「ギガライト」は使用した容量に応じて支払額が変わりますが、データ通信を全く使わなかった月でも3,465円の月額料金が必要です。 「ギガホ プレミア」は60GBの大容量プランですが、7,205円と月額料金も高く設定されています。月々のデータ使用量は平均5~10GBと言われており、60GBは多すぎると言う人が多いため、「ギガホ プレミア」はあまりおすすめできません。

毎月のデータ通信容量が3GB以下の場合は「ギガライト」プランに割引を適用することで、ahamoよりお得に利用できる可能性があります。 以下の表はギガホプレミア・ギガライトに ■みんなドコモ割 ■ドコモ光セット割 ■dカードお支払割 を適用した場合の料金を比較したものです。

このようにahamoがドコモの他プランに比べて高くなるのは、家族で3回線以上を契約する予定で、なおかつドコモ光を契約しているという、かなり限られたシチュエーションのみです。

料金面では良いことづくめのahamoですが、何かデメリットはあるのでしょうか。 契約してから後悔しないよう、ahamoのデメリットを5つをきちんとチェックしておきましょう。

「docomo.ne.jp」のドメインを使用するドコモのキャリアメールですが、ahamoでは使用できません。 そのためドコモの他プランからahamoに乗り換える場合は、連絡先の変更が必要になります。 しかし最近では「Gmail」などのフリーメールの使い勝手が十分に良い上、普段の連絡はLINEで済ませる人も多いため、あまり大きなデメリットではなくなりつつあります。

留守番電話や転送でんわサービスもahamoでは使用できません。ドコモの他プランで使用していた場合でも、プラン変更の際に自動解約されます。そのため折返しの連絡や別の連絡手段が必要です。 ただし、圏外にいる場合や電源がオフの場合に、SMSで着信があったことを知らせてくれる「着信通知サービス」は使用可能。また使用している端末次第では、伝言メモ機能で代用できる場合があります。

ahamoで利用できる支払い方法は「クレジットカード」と「口座振替」の2種類のみです。 ドコモの他プランで請求書払いを利用していた場合は、プラン変更時に支払い方法を変更する必要があります。 支払い方法の変更が必要な場合は、dカードの作成を検討するのがおすすめです。ahamoでは支払いにdカードを使用すると「dカードボーナスパケット特典」という、データ容量が増量される特典を受け取ることができますよ。

ahamoの各種サポートは、オンラインでの対応が基本です。申し込み方法や各種手続きに疑問がある場合は、「よくある質問」から自分で解決策を探すか、公式ページのチャットから質問する仕組みになっています。 どうしてもオンラインで対応が難しい場合には、別途料金はかかりますが実店舗でサポートを受けることもできます。 店舗で受けられるサポートは「ahamo WEBお申込みサポート」「ahamo WEBお手続きサポート」の2種類。どちらも3,300円の利用料金です。どうしてもスタッフと直接やり取りしたい場合に利用しましょう。

ドコモは「ファミリー割引」の適用で、家族間の国内通話が無料になるのが魅力です。しかしahamo回線からの発信は割引の対象外なのがデメリット。 家族からahamo回線への発信は無料のため、電話をかける回線に注意しましょう。 しかしahamoは5分以内であれば、誰とでも無料で通話できる仕様になっています。5分を超える通話は別途料金がかかるため、通話時間が長くならないように気を付けましょう。

ここまで見てきたように、ahamoにはいくつかのデメリットがあります。 しかしそれぞれに対処法が存在する上、普段の使用感は大きく変わらないため、基本的には料金がお得になるahamoの方がおすすめです。 ギガライトプランにおける割引適用の可否や、データ通信の利用頻度を加味しながら自分にあったプランを選択しましょう。

ahamoへのプラン変更は「ahamo手続きサイト」から可能です。案内にしたがって、情報を入力するだけで簡単に乗り換えが完了します。

ドコモの他プランからahamoに乗り換える場合は、手数料や解約金がかかりません。追加費用を気にせず手軽に乗り換え可能です。

乗り換えの申し込み日当日からahamoのプランが適用されます。

変更月の基本使用料は、月額料金が高い方のプランの料金が引き落としされます。つまり多くの場合、ひと月目はギガプランの料金がかかると考えて良いでしょう。

ahamoとギガホプレミア・ギガホライトを比べてきました。 デメリットはいくつかあるものの、20GBと十分なデータ容量が使えて、料金もギガプランより安いため、基本的にはahamoの方が多くの人におすすめできます。 反対に、ギガプランがおすすめな人は以下に当てはまる人です。当てはまらない人はぜひahamoを検討してみてください。