漫画『やさしいミルク』は全巻無料で読める？オトクに読めるサービスやあらすじネタバレを解説！

近年話題の女性用風俗を題材にした高田ローズの女性コミック『やさしいミルク』。この記事では、本作をお得に楽しむ方法を解説します。あらすじや見どころなども読むことができますので、ぜひこの記事を読んで本作をお得に楽しんでくださいね！

『やさしいミルク』はコミックシーモア先行配信作品ですので、2023年3月8日時点でコミックシ－モア以外で配信しているサービスはありませんでした。コミックシーモアでは初回会員登録限定で1冊70%オフクーポンが使えるため、本作をお得に購入することができますよ。 さらに、2023年5月30日まで1巻目が無料！まずはお試しでたくさん読めるのが嬉しいですね。

無料漫画アプリでの配信状況も調査しましたが、『やさしいミルク』を配信しているアプリはありませんでした。本作を今すぐ読みたいならコミックシーモアで70％オフクーポンを使って作品を購入するのが一番安全でお得ですよ。

デビュー作で注目を浴びたものの、その後は鳴かず飛ばずのまま35歳を迎えた作家のよもぎ。そんな彼女の家には、美青年の家政夫・金城(かねしろ)が通っていました。新作の題材に「女性用風俗」を提案された彼女ですが、どうしても乗り気になれません。 長年大人の関係を続けてきた元編集者の東雲(しののめ)に相談するも、「結婚するから会うのは今夜限りにしたい」と言われてしまいます。空いた心の穴を埋めるため、勢いで女性用風俗に電話を入れてしまった彼女。しかもやって来たセラピストが家政夫の金城だとわかり……。

自分が予約したセラピストが家政夫の金城だと知り驚くよもぎ。一方の金城は落ち着いた様子で「今日はシロって読んでください」と彼女に告げるのでした。 流石に家政夫の男の子に施術してもらうわけにもいかず、よもぎはお金だけ払って帰ってもらおうとしますが、シロの優しい言葉に引き止められてしまいます。そして彼に流されるまま、あくまで客とセラピストとして施術を受けることに。 しかし施術開始間際、よもぎが緊張で震えていることに気がついたシロは行為を中断。「今日はやめよう」と伝え、ただただ優しくよもぎを抱きしめるのでした。

金城との一件から数日後、よもぎは女性用風俗を題材にした連載作の執筆にとりかかっていました。担当者からいい反応をもらえ、滑り出しは上々。一方、もともと担当していた家政婦が休職から復帰したため、あの夜以来よもぎは金城と会えずにいました。 それからしばらく経ったある日、家政婦の提案により力仕事担当として再び金城がよもぎ宅を担当することに。 時を同じくして、関係を断ったはずの東雲から突然連絡がきてよもぎの心は大きくかき乱されてしまいます。そしてもう2度と彼に振り回されることのないよう、よもぎは意を決して東雲の番号を着信拒否するのでした。

順調に新連載の原稿を書き終え、猫と戯れる金城を横目によもぎが清々しい気持ちに浸っていたある日のこと。突然よもぎの自宅に絶縁したはずの東雲がやってきました。東雲は来月から自分がよもぎの担当編集になると伝えに来たのです。 ただでさえ心の整理が付いていない状況で、別れ際の話を蒸し返してきた東雲に対してよもぎは激怒。書類を投げつけて彼を追い返してしまいました。 そんなよもぎの姿を見ていた金城は帰り際、「僕を呼んでくれたらまた抱きしめられるのに。」と彼女に告げます。その言葉を聞いたよもぎは思わず金城の背中に「シロくん」と呼びかけてしまい……。

思わず「シロ」を呼んでしまったよもぎを優しく抱きしめるシロこと金城。家政夫である金城にこんなことをさせてはいけないと思いつつも、よもぎはついつい彼の優しさに甘えてしまうのでした。 そして2人の唇が重なりそうになった次の瞬間、スマホの着信音が鳴り響きます。電話は先ほど送った原稿に対する担当編集者からのダメだし。電話を終えるとすっかり金城は家政夫の顔に戻っていました。 セラピストの人物像が薄いと言われ、思い悩むよもぎ。するとよもぎが女性用風俗をテーマにした作品を書いていると知った金城が、自分を取材対象にしないかと提案してきて……。

本作の主人公であるよもぎは、なかなか頑なな印象の女性です。もう自分が作家として崖っぷちにいるのは分かっているのに、今までの清純派路線から一歩踏み出す気にはなれないという彼女のリアルなジレンマが感じられます。 このような「今の状況から進みたいけど、自分がいる環境が壊れるのは怖い」という葛藤は誰もが抱えたことがあるのではないでしょうか。これから彼女は自分の殻を破って新しい道に進んでいく事になるのですが、その道のりで彼女が何を感じていくのかが見どころです。

本作では主人公・よもぎの元カレで相談相手の東雲と、家政夫として派遣されている金城という2人の男性が登場します。主人公をはじめとした登場人物の心情が丁寧に描写されていおるおかげで、彼女がこの2人にどういった感情を抱いているのかが分かりやすくなっています。 金城が野良猫を抱き上げた時に彼女がつい発してしまった一言には、共感できる読者も多いでしょう。東雲との思い出も丁寧に描かれていることで主人公の心の痛みがより理解できますし、その後の展開にもドキドキが止まりません。