漫画『偽装結婚のススメ』全話ネタバレあらすじ＆感想！嘘から始まる純愛

本記事では『偽装結婚のススメ』のあらすじを全話紹介していきます。感想やネタバレも含むので、どんな作品か詳しく知りたい人はぜひチェックしてみてくださいね！ 結論、『偽装結婚のススメ』を読むのにおすすめのサービスはコミックシーモアです！コミックシーモアでは、70%オフクーポンを利用することで本作をどのサイトよりもお得に読むことができます！

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園部紗雪は全国でも有名な老舗和菓子店のお嬢様。近所では大和なでしことして評判です。25歳になった紗雪は、業界最大手食品メーカーの御曹司・水嶋優介とお見合いをすることになりました。 しかし、お見合い写真を見た紗雪は驚きます。優介は、以前道でぶつかって突然頬を舐めてきた変質者だったのです。そして不可解なことに、会う前から先方にお見合いを断られてしまいます。少々複雑な家庭で育った紗雪は自己肯定感が低く、今回の優介の仕打ちにも深く傷つきました。 それから間もなく、偶然優介と再会した紗雪は、優介からプロポーズをされます。意味が分からず混乱する紗雪に、優介は、お互い家のために「偽造結婚」をしようと持ち掛けて……。 優介の軽々しい行動にブチキレた紗雪。「こんなヤツ いつかいつか絶対 私に惚れさせてとことん利用してやる……！」と決意する紗雪と、どうにも考えていることが読めない優介の結婚生活が始まります。

優介の幼馴染だという八木沢賢人と野間美花を紹介された紗雪は、優介が美花に向ける視線を見て、優介の本命が美花であることを確信します。その事実がおもしろくない自分に動揺し、うっかり優介に告白してしまう紗雪。 一方優介は紗雪のことがかわいくて仕方ないようで、外面のいい紗雪が他の男に惚れられるんじゃないかと心配な様子。「俺以外にはあんなカワイイ顔見せてほしくない」と言う優介にキュンときてしまった紗雪は、その日初めて優介とくっついて眠ります。 そして2巻では紗雪との出会いまで遡って優介の気持ちが語られるパートがあります。なんと優介は道でぶつかった時に紗雪に一目惚れしていました。そしてお見合い相手が紗雪だとは知らず、お見合いを断ってしまったのです。 紗雪と出会って初めて恋を知ったものの、アプローチの仕方で空回りまくる優介と、女子高育ちで胸キュン耐性が低い紗雪の本当の恋がここから始まります。

両想いになったことで紗雪への衝動が抑えられなくなっていく優介ですが、鬼の理性でなんとか自分を押さえつけます。恋愛経験の少ない紗雪とは少しずつ段階を踏んでいきたいという気持ちと、でも一緒には寝たいという気持ちが戦う優介がかわいいです。 改めて紗雪の実家に挨拶に行くことにした2人。しかし、沙雪の父に「優介君との婚約は解消だ おまえにはほかの縁談を受けてもらう」と言われてしまいます。愛人の子供である弟の真也ばかりかわいがる父に少しでも認められるため、ずっと言いなりになってきた沙雪ですが、初めて父に反抗します。 改めて入籍の決意を固める優介と紗雪でしたが、なにかを企んでいるらしき真也に騙され、沙雪は新しい縁談相手とお見合いをさせられてしまいます。 その相手は、久住グループ会長の息子・久住麻琴という男でした。この久住、なんと優介の中学校の同級生。そして優介のことをあまりよく思っていないようでーー。

沙雪のために父を排除したという真也。愛人の子供である真也は、8歳で沙雪たちの家族になってから、ずっと沙雪に特別な感情を抱いていました。そして沙雪に冷たく当たる父を沙雪から遠ざけるため、父の腹心であるフリをしていたのです。 父を会社から追い出した真也は、「安心して帰ってきていいよ」と言いながら沙雪を監禁します。沙雪が父から逃れるために優介と結婚するんだと思い込んでいるのです。沙雪が「優介のことを好きになったから結婚したいんだ」と言っても、聞く耳を持ちません。 そこに優介が紗雪を助けに現れます。やっと家族の重みから解放された沙雪は、改めて優介への想いを確信します。入籍日も決定し、優介の家族にも会い、これからは順風満帆かと思いきや、ここで久住が再登場。 会社に訪れた久住に一目惚れしてしまった同僚のアシストをするため、久住を含めた何人かで食事に行くことになった沙雪でしたが……。

酔った久住に口説かれて困惑する紗雪でしたが、酔っ払いをそのままにしておくわけにもいかず、タクシーまで送り届けます。そこに紗雪を迎えに来た優介が現れ、久住と再会。ここで初めて久住が優介のことをどう思っていたのかが明かされます。久住は家族仲が悪く、いつも両親と祖父に溺愛されている優介が妬ましかったんですね。 久住と再会したことで学生時代の話になった紗雪と優介は、紗雪のアルバムを見るために実家に行くことに。ここでシスコン弟vs妻溺愛夫の紗雪秘蔵写真を賭けた戦いが勃発します。最終的に紗雪に本気で怒られてしょんぼりするところも含めて、なんだかんだで相性の良さそうな2人につい頬が緩んでしまう一幕でした。 そして5巻では新キャラも登場。筧詩子という美人な女性です。優介と高校時代の1年間だけ同級生だったという詩子は、どうやら優介の元カノのようで……。波乱が巻き起こりそうな予感に紗雪も気が気ではありません。

高校時代に恋人のフリをしていたという詩子と優介は、お互いに恋愛感情はなく悪友のようなものだと言います。それをすんなりと受け入れられない紗雪はモヤモヤを隠し切れません。さらに詩子に牽制まがいのことをされ、詩子は優介のことが好きなのではないか……と疑うようになります。 嫉妬のあまり「筧さんと仲良くしないで」と言ってしまう紗雪。優介は紗雪のヤキモチが嬉しくてニヤニヤしてしまいます。 ここで新たに市川芽依という女性が現れます。芽依も優介のかつての同級生で、詩子と優介が恋人のフリをするきっかけを作った人物でした。当時優介にぞっこんだった芽依は何度も優介に告白しては断られていて、しつこくされて困っていた優介に詩子が「彼女のフリをしてあげようか？」と持ち掛けたのが始まりだったのです。 しかしこれには裏があり、実は詩子が好きだったのは芽依だったということが明らかになります。今回優介にちょっかいをかけに来たのも、芽依と痴話喧嘩をしたからのようで……。

芽依が用意してくれた別荘デートを満喫し、愛が深まったかのように見えた紗雪と優介。しかし、紗雪は、ここ最近優介が過保護気味なことが気になっていました。黙って紗雪にボディーガードをつけるほど何かを心配しているのです。 その過保護なまでの心配性は、紗雪の父が行方不明になったことが原因でした。優介に恨みを抱いているであろう紗雪の父が何をするかわからないというのです。案の定、優介は錯乱した紗雪の父に襲撃されてしまいます。 怪我をした優介は、この機会にと紗雪にべったり甘え、看病プレイを楽しみます。どんな状況もイチャイチャに変えてしまう2人がかわいいような呆れてしまうような7巻でした。 優介の襲撃事件をきっかけに、紗雪の両親は離婚。長い間夫に蔑ろにされていた母が父から解放されることを誰よりも喜んだのは紗雪でした。真也と優介の仲もだんだん深まっていっているようで、名実ともに家族になっていく様子に胸がいっぱいになります。

今回は、嘘から始まった結婚が純愛に変わっていく様子を描いた『偽装結婚のススメ』を全巻ネタバレ解説しました。優介＆紗雪カップルは本当にかわいいので、甘々ラブラブの恋愛物語が好きな人はぜひ読んでみてください！