漫画「レンタル・マーダー」最新話まで全巻ネタバレあらすじを解説！rawを使わず無料で読む方法は？

高校に入学してから悲惨なイジメを受けていた男子高校生が、「レンタル・マーダー」という復讐代行サービスをお願いするサスペンス漫画『レンタル・マーダー～復讐のプロ、お貸しします～』。 ここからは、そんな本作の全話ネタバレあらすじや感想、無料で読む方法まで紹介していきます！また最終回の展開予想や登場キャラクター、作者のほかの作品も解説しますよ。

クラスメイトから悲惨なイジメを受けていた男子高校生・淡路真白は、女装させられ虫を無理矢理食べさせられるという壮絶な毎日を送っていました。他の生徒が助けることはなく、教師も見てみぬふり……。入学当初から続いてきたイジメですが、真白は必死に耐え抜いてきました。 イジメを耐え抜きアルバイトまで頑張る理由は、妹の雪乃を大学に進学させるため。彼女の笑顔で活力がみなぎる真白でしたが、突然雪乃が失踪してしまいます。「今日から彼氏と暮らします」という書置きを残していなくなった雪乃。しかしそれは、イジメ主犯格の1人の罠でした。 泣きながら「もういじめをやめてください 雪乃の居場所を教えてください」と懇願する真白に「いいよ全部終わりにしてあげる あんたが死んだらね」と笑うイジメっ子たちを見て、真白は自分の言葉が届かないことを思い知ります。 そんな絶望の中、真白は「レンタル・マーダー」という復讐代行サービスに、雪乃の大学費用にと貯めたお金を全てつぎ込み、復讐依頼を申し込むのでした。 しかしいつまで経ってもレンタル・ダーマ―から連絡はなく、いよいよ追い詰められた真白は自死を決意します。そして命を断とうとした瞬間、どこからか謎のギャルが現れて……。

寸前のところで真白を助けたギャルは「レンタル・ダーマ―」から派遣されてきたスタッフの聖花(きよか)でした。その後2人はカフェに移動し、契約の内容を確認。 一見ただのギャルのように見える聖花でしたが、その笑顔の裏にある恐ろし気な雰囲気を感じた真白は、彼女に任せようと決意し、ターゲットとなる猪口マリナ・中村アイリ・佐野シンヤの情報を提供します。さらに雪乃の失踪について話すと、聖花から小型のボイスレコーダーを渡されるのでした。 聖花の計画はターゲットたちを社会的に抹殺すること。そのためにSNSアカウントを作成し、イジメの事実を公表しようと考えたのです。 翌日、聖花の指示通りレコーダーを使ってイジメの証拠を押さえようとする真白。しかし、イジメの証拠が残らないように徹底しているマリナは、仲間に自分が写真に写らないよう厳命したり、イジメをしているという言質を取られないように発言をコントロールしたりと隙がありません。 そしてついに、どこかいつもと違う真白の様子に気が付いたマリナが疑いの目を向け始め、またしも真白は窮地に立たされてしまいます。

狙いが加害者たちにバレそうになる真白。そんな絶体絶命のピンチのところに、制服姿の聖花が現れます。なんと彼女は、マリナたちに憧れを抱いていたと話し始め、仲間に加わったのです。 大胆なイジメをしているくせに妙にガードが堅いマリナを見て、聖花は「マリナは親や学校にイジメがバレてもダメージが無い何かを持っていると同時にバレたら大ダメージな何かを隠してる」と予想します。その何かを探るために聖花は加害者に直接近づくことにしました。 そして見事にアイリとシンヤからイジメの言質を取ることに成功。しかし盗聴を疑っていたマリナだけは証拠を残すことはありませんでした。 その後イジメの事実をSNSに拡散する真白と聖花。しかし思いのほか影響力はありません。そして聖花がもっとも警戒しているのは、マリナの用心深さでした。マリナはイジメの光景を写真や動画に残すことを拒絶しているのです。 そこで聖花は、3人の弱みを握ることに。アイリのSNSアカウントを特定し、シンヤからは直接情報を得ることに成功します。そしてシンヤがよく見ている暴露系配信者にイジメの情報をリークし、瞬く間に個人情報を特定されたアイリとシンヤはネット上で大炎上するのでした。

聖花はアイリとシンヤの情報をもとに、2人のSNSを炎上させます。イジメの事実をバラしたであろう真白に怒りを覚えるシンヤ。そんな彼のもとに、頼れる先輩・京介から連絡が来ます。そしてシンヤは、イジメの件で炎上していることに対して怒られ、就職先からの採用話を蹴られてしまうのでした。 さらに学校ではイジメの話題で持ち切りとなっており、世間からのバッシングも絶えない状況。真白のクラスでもマリナたちに対する陰口が止まりません。 自体の大きさに焦ったアイリは学校に来ていないマリナに連絡。しかしマリナは一切焦った様子を見せず、淡々と今後の対応を伝えていくのでした。 一方、真白の周りでは大きな変化が。ずっとイジメを見て見ぬふりしていた同級生たちから謝罪があったのです。さらに騒ぎを聞いた他校の女子生徒がシンヤとアイリの新情報を提供したいと申し出、真白たちに追い風が吹き始めます。

真白は聖花にファミレスへ呼び出されていました。聖花はアイリがパパ活の斡旋をしているという情報を掴み、その事実をネタに復讐を果たすことを真白へと伝えたのです。 そしてもう1つ、聖花には思惑がありました。あまり頭の良くないアイリが自らの考えでパパ活の斡旋をしているとは思えません。つまりこの一件にはアイリを操る黒幕がいると聖花は考えていたのです。 その後聖花は復讐決行と黒幕を突き止めるためアイリの自宅へと向かいます。未だいじめの件を知らないアイリの両親へ、いじめ動画を再生しながらその事実を伝えていくと、アイリの両親は教育方針をめぐって喧嘩を始め部屋から出て行ってしまいます。 アイリと部屋に二人きりになった聖花はパパ活斡旋の事実を暴露し、警察へ通報されたくなければ黒幕が誰なのか教えろと脅し始めました。 アイリは怯え、正直にパパ活の首謀者を話し始めます。黒幕は案の定、マリナでしたーー。

幼い頃からマリナは望めばなんでも手に入れることができる環境にいました。そして、マリナは自分の望みを叶えようとしない人を徹底的に排除してきたのです。 いつも高級バッグを持っていたマリナに、どうやってそんなバッグを買っているのか質問したことをきっかけに、アイリは月10万のパパ活バイトを紹介してもらいました。しかし、アイリはマリナに良いように使われてしまいます。 アイリは真白の妹・雪乃についても話し始めます。アイリは、雪乃の行方は知らないものの、雪乃をパパ活に誘ったことがある様子。しかし、雪乃は中学生だったためパパ活の実行を見送ったようです。 聖花にすべてを白状したアイリは、マリナに対し激しい怒りを見せ始めます。その様子を見た聖花はアイリにマリナへの復讐に協力するよう伝えました。 こうして新たな協力者を得た聖花は、全ての黒幕であるマリナへの復讐、そして雪乃の行方を突き止めるため本格的に始動。別人に変装し、アイリの口利きでパパ活女子としてマリナの懐に潜り込むのでした。

ネット上で動画が拡散されたことで、アイリとシンヤのいじめの事実が学校にも知られることとなります。結果的に、アイリは2週間の停学処分、シンヤは退学処分を言い渡されることに。しかしシンヤは、マリナだけがおとがめなしで済んでいることに納得ができません。 自分が罪に問われないように用意周到に策を張り巡らせていたマリナは、シンヤに真白をいじめることを強要されていたように見える証拠を用意していました。現時点ではマリナを断罪できるだけの証拠はどこにもないのです。 そこに乱入してきたのが、真白の担任の佐々木です。なんとこの佐々木、パパ活のヘビーユーザー。それを知られた聖花にとある協力を約束させられていてーー。

校長がマリナによって脅されていることを暴き、彼女をおびき出すことに成功した聖花。無事に拘束しますが、当の本人は平然としています。そんな彼女の身体にヒルを付着させ、聖花は次々と質問をしていくのでした。 「なぜ真白をイジメたのか」ーー。追い詰められているはずのマリナですがまったく反省しておらず、ぶっきらぼうな態度で接してきます。性根が腐っているのか、それともまだ勝ち筋が残っているのか……。 真相を突き止めようと、マリナの父親の悪事の証拠をばら撒いて脅す聖花。するとマリナは大人しくなり、雪乃の場所を明かします。そしてカザマという男に売られたことが告げられ、聖花は真白の命令通りにマリナを殺すのでした。 その後真白は、殺人の依頼料として1,000万円が請求され……。

マリナ殺人事件の犯人は、アイリとシンヤにされていました。無事に復讐を果たした真白でしたが、事件から数日後に聖花に呼び出されます。もちろん1,000万などという大金を払えない真白は、代わりに「レンタル・マーダー」で働くことに。 そんな中、聖花たちのもとに芽衣子という新たな依頼者の女性がやってきます。彼女曰く「会社のパワハラによって自殺した夫・誠司の復讐をしてほしい」とのこと。 復讐の相手として指定されたのは、誠司の会社の上司である鷹野龍太郎でした。芽衣子は藁にも縋る思いで鷹野の殺人を依頼。大金の用意がないため、芽衣子は鷹野を殺した後は自分も殺してほしいと告げます。凄まじい覚悟ですね……。 一方の聖花は、殺人ではなく安値でできる社会的制裁を勧めるのでした。

SNS上で鷹野の部下である加藤の書きこみを見つけ、彼に詳細を聞くことにした真白と聖花。始めのうちは鷹野の目に余る行動はなく、上司として仕事の指導しているだけに思えました。しかし、次第にそれがエスカレートして藤田の逆鱗に触れてしまったのです。 最初は鷹野の発言を笑って流していた藤田ですが、奥さんを悪く言われたことが気に障り……。それに気が付いた鷹野が面白がって更に悪態をつき、怒った藤田が彼に殴りかかってしまいます。そして鷹野はこの事件を脅しに利用して酷いパワハラをするようになったのでした。 一連の話を聞いた聖花と真白は鷹野が来そうなキャバクラに従業員として潜入。酔い潰れた隙に彼のノートパソコンを抜き取り――。

鷹野のノートパソコンを調べた聖華は、彼が同じ商品の値段を変えて2カ所で販売していることに気づきます。どうやらダミーの店舗を挟むことで差額を懐に入れるという詐欺行為で小遣い稼ぎに勤しんでいたようです。 聖華はダミーの会社に電話をして追及。その上で「鷹野がキャバクラで詐欺の自慢をしていた」と密告しトラブルが起きるように仕向けます。結果的に彼女の策は見事にハマり、鷹野は店に乱入してきたいかつい男に「命が惜しければさっさと消えろ」と脅されて収入源を失う羽目になったのでした。 そしていつの間にか鷹野のスマホを入手した聖華は、路頭に迷う彼に更なる追い打ちをかけていきます。

一体誰が詐欺の件をタレこんだのかと考えながら夜道を歩く鷹野。珍しく予定があると店に行くのを断っていた加藤の姿が頭をよぎります。怒り狂った鷹野は「明日のこのこ出勤してきたらぶん殴ってやる」などと物騒なことを考えていました。 そうこうして帰宅した鷹野ですが、チェーンロックをかけられているせいでドアが開きません。何者かが鷹野と聖華のやり取りを録音したデータを送ったようで、それを聞いた奥さんが離婚を突き付けてきたのです。全ての元凶が加藤にあると思った鷹野は狂気じみたメールを送りつけます。 メールを見た加藤は怯えながら聖華に電話しますが、彼女の言葉を聞いてついに報復を決心するのでした。

妻に家の鍵を開けてもらえなかった鷹野は、家の前に座り込んで夜を明かします。朝になりやっとドアを開けた妻に「なんだ……やっと機嫌直したか 今回は特別に許してやるよ」と上から目線で告げると、妻は無言で電話を手渡してきました。電話口から聞こえてきたのは鷹野をパワハラ上司と嘲る声……。 会社にも家にかかってきたのと同じような鷹野に対するクレームの電話がジャンジャンかかってきます。すべての責任を加藤に被せ、加藤を責め立てる鷹野でしたが、その行為もパワハラです。社内には、もう鷹野の味方をしてくれる人は1人もいませんでした。 さらに鷹野がこれまで行ってきた水増し請求の証拠が上司の元に届き、鷹野は自主退職を促されます。社会的に抹殺された鷹野でしたが、芽衣子が期待していたほどダメージを受けてはいませんでした。そこで芽衣子は鷹野の殺人依頼を決意します。

真白が目を覚ますと、部屋には見知らぬ少女の姿がありました。その少女はじゅんなという名前で、キャバクラで見かけた真白のことが気になって、ついてきたというのです。 聖花や店長の忠告を思い出した真白が、じゅんなにカザマという人物について尋ねようとすると、家のチャイムが鳴って……。 店に移った真白たちは、カザマについて情報交換を行います。じゅんなからカザマの顔を見たことがあると言う話を聞いた店長は、自分の店で彼女を働かせることに決めました。 聖花からは、鷹野を殺すことにしたと告げられます。それを聞いた真白は殺し専門のスタッフに会いに行き……。

殺し専門のスタッフとして紹介されたのはカレンと名乗る女性でした。おっとりとした見た目に反して殺しの腕前は相当なものらしく、鷹野の殺害は彼女に任せられることに。 そして場面は変わり、捕らえられた鷹野が地下室のような場所で目を覚まします。困惑した様子で取り乱す鷹野を淡々と拷問していくカレン。するとそこへ鷹野が反省し謝罪するようであれば拷問を終わらせるよう、聖花から指示が入ります。 しかしカレンが毒を注射すると言っても鷹野の口から出てくるのは言い訳や怒りの言葉ばかり。その様子を見ていた芽衣子は怒りを滲ませて……。

芽衣子と直接電話をする機会を得た鷹野。カレンからしっかり謝罪すれば許してもらえるかも、と伝えられとうとう謝罪をはじめました。 しかし「名前を読んで謝って」という芽衣子の要求に言葉を詰まらせてしまいます。これまで数え切れないほどの人間を追い詰めてきた鷹野は、誠司の名前を思い出せなかったのです。 改めて鷹野が夫の死を何とも思っていないのだと確信した芽衣子は、処刑の続行を決意。最後のチャンスを失った鷹野は、そのままカレンの手で苦しみながら殺されてしまうのでした。 一方真白は店長と2人でとある場所に向かっていました。そしてそこでベッドに横たわる女性の死体を発見し……？

じゅんなに仕事のことを知られてしまった真白たち。さらに店長宅に盗聴器が隠されていたことも発覚し、ピリピリとした空気が漂います。 もしかすると店長は秘密を知ってしまったじゅんなを殺してしまうかもしれない、と思った真白でしたが……。 場面は変わり、店に新たな依頼者が訪れます。依頼の内容は女の子を保護する施設「女神の翼」を運営している、善光ミヤ子に対する復讐。 世間ではいいイメージを持たれている女神の翼でしたが、実は裏で虐待や恐喝といった犯罪を繰り返している団体だったのです。 どうやら依頼人のあけみも被害者のひとりだったらしく……。

善光ミヤ子の悪事を世間にバラし、生きたまま絶望を味あわせて欲しいという依頼を1000万円で受けた聖花たち。依頼者であるあけみは、かつて行く当てもなく夜の街を徘徊していた元家出少女でした。 同じような境遇の少女たちと犯罪まがいな行為をして、その日暮らしを続けていたあけみ。生活に限界を感じ始めたころ出会ったのが女神の翼の代表であるミヤ子でした。 路頭に迷った少女たちの自立を支援したいというミヤ子の言葉に心を動かされたあけみは、女神の翼に入居することを決意します。しかしそこであけみを待っていたのは地獄のような虐待の日々でした。

本作の主人公。学校でひどいイジメを受けており、クラスメイトはもちろん教師からさえ見捨てられていました。唯一の心のよりどころは妹の雪乃で、妹のためなら辛い学校生活もバイト漬けの日々も耐えられる優しい兄。 しかし突然雪乃が失踪してしまったことによって自殺を考えるほど追い詰められてしまいます。そんな折、「レンタル・ダーマ―」を見つけ藁にも縋る思いで復讐を依頼しました。

本作のもう1人の主人公。「レンタル・ダーマ―」のスタッフで、普段の見た目は派手なギャル。その一方で変装の達人という面があり、さまざまな場所に潜入して任務を遂行します。 派手な見た目に反して性格は冷静沈着。頭の回転が速く、任務のためなら手段を問わない非情な一面もあります。年齢や本名などの素性は一切が不明です。

真白の義理の妹。兄のことが大好きで失踪前日には彼に感謝を伝えていました。しかし、その翌日に突然「彼氏と一緒に暮らす」という内容の置き手紙を残し失踪してしまいます。友人を自称するマリナは彼女の行方について何か知っていそうな匂わせをしていますが、実際の関係性は不明なままです。

女子高生で真白のクラスメイト。真白のイジメの主犯で、いじめていることを悪びれる様子は全くありません。雪乃の友人で、彼女の失踪に関して真白には良い男を紹介しただけだと説明し家出は雪乃の意志であると主張。イジメを止め妹の居場所を教えるよう懇願する真白に「真白が死んだら全部終わりにする」と笑顔で言い放ち恨みをかっています。

真白のクラスメイトで彼をイジメているグループの一員。マリナの下っ端的存在で、真白がイジメられている現場をよく撮影していました。マリナの指示で他校の生徒にパパ活を斡旋していたものの、聖花にバレてマリナが黒幕だと暴露。その後はマリナへの復讐に加わり、聖花たちの手助けをするようになります。

真白をイジメているグループの1人。他の2人よりも暴力的で真白に直接手をあげていました。聖花にイジメの証拠を暴露系配信者にリークされSNSが大炎上。個人情報まで特定され、卒業後に予定されていた就職も白紙に。学校に抗議や問い合わせが殺到して校内にもこの事実が広まり、校長から退学処分を言い渡されてしまいます。

真白の妹である雪乃は、第1巻以降登場していませんでしたが、6巻でようやく雪乃の行方のヒントとなるエピソードが。マリナ曰く、雪乃は真白以外の男と駆け落ちし、一緒に暮らしているとのこと。さらにマリナは雪乃や彼氏と繋がりがあるのです。 しかしその後、雪乃はカザマという男によって売り飛ばされてしまったということが判明。マリナたちへの復讐を果たした真白でしたが、雪乃を探し出すという新たな目標ができます。

今のところ真白がアイリたち3人にいじめられるようになった理由は明かされていません。妹思いの彼のことなので、佐野あたりが雪乃に手を出そうとしたところを邪魔した、などのきっかけが考えられます。

マーダー(Murder)は直訳すると「殺害する」という意味です。しかしこれまでの聖花の言動を見るに、直接命を奪うようなことは考えにくいでしょう。社会的に「抹殺する」、もしくは自殺へ追い込む仕事人としてマーダーが使われているのかもしれません。

最終回では恐らく、もう一度真白の復讐が描かれると予想されます。復讐のターゲットは雪乃を危険にさらしたカザマや、その上にいる裏社会の組織になるでしょう。 できれば真白たちには無事に再会してハッピーエンドを迎えて欲しいところですが、もしかすると雪乃は既に亡くなっているかもしれませんね。 最後には自らの手で復讐を終え、完全に一線を越えてしまった真白が、正式にレンタル・マーダーに加入するという結末になりそうです。

1話の依頼人となる真白は学校で凄惨なイジメを受ける高校生です。このイジメ描写がかなり胸糞。真白は唯一の心のよりどころもイジメっ子たちに奪われてしまいます。 正直読んでいるのがキツいくらい残酷なので、人によっては気持ち悪くなってしまうかもしれません。 その一方で、これだけ加害者側がクズだとどれだけ盛大に断罪されても一切罪悪感を抱かなくて済むというメリットも。心の底から思いっきり制裁展開を楽しみたい人にぴったりですよ！

思う存分イライラさせられた後は、制裁ターンでスッキリしたいですよね！正直真白の受けてきた仕打ちがかなり酷いので、仕返しも相応以上のものを期待してしまいます。 そんな読者の期待を背負って登場するのが、レンタル・マーダーからやってきた復讐代行人の聖花。パッと見は普通のギャルですが、仕事の顔になったときの「やってくれそう」感が半端じゃありません。 いじめっ子たちがどんな制裁を与えられるのか、ページをめくるたびにワクワクが増していきますよ！

本作の主人公である真白は、妹のためにクラスメイトからのイジメを耐え、アルバイトで生計を立てる男子高校生です。自らを犠牲にする彼の姿は非常に格好良いですが、妹にも裏切られてしまいます。悲惨すぎる人生に同情するとともに、復讐を誓ったときの姿にはドキドキするはず！ さらに復讐代行者の聖花も非常に魅力的。ギャルのような見た目で常にチャラけていますが、頭の回転と機転思考力は圧倒的です。加害者3人との頭脳対決からも目が離せません！

『レンタル・マーダー～復讐のプロ、お貸しします～ 』は作画・どでんちゃん、原作・八重樫ひのめの2人組、通称「チームでんがし」が出がけている作品です。 ただし体調不良により、どでんちゃんは単話版6巻で作画を降板。7巻からは加藤屋大悟が作画担当になっています。

どでんちゃん初の短編集。超ピュアな極道の娘の初恋や、生傷の絶えないヤンキー女子と人嫌いな吸血鬼の物語、ロリっ子総理が謎のウイルスに立ち向かうお話など、多種多様なジャンルの作品を収録しています！

強面に屈強な体、そして手には竹刀。見るからに恐ろしい教師と噂される主人公・鬼瓦剛志の意外過ぎるギャップに迫る学園コメディストーリー。教師と生徒のハートフルなエピソードが魅力の作品です！

調査の結果、漫画「レンタル・マーダー」はコミックシーモアで独占配信中の作品だとわかりました！(2024年10月時点) そのため他の電子書籍サービスや漫画アプリで本作を読むことはできません。読んでみたい人は、期間限定で1部無料公開をしているコミックシーモアを利用してみてくださいね！