漫画『傷だらけ聖女より報復をこめて』3話までネタバレあらすじ＆感想！悪女堕ちした聖女の復讐劇

欠陥聖女と呼ばれた聖女候補が親友の裏切りをきっかけに悪女に堕ちてしまう『傷だらけ聖女より報復をこめて』は、SORAJIMAで連載されている女性マンガです。2023年5月9日時点での最新話は34話。 本記事ではそんな『傷だらけ聖女より報復をこめて』のあらすじを紹介していきます。感想やネタバレも含むので、どんな作品か詳しく知りたい人はぜひチェックしてみてくださいね！

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ルーアは神殿で働く聖女候補。怪我や病気を患った人の治癒が仕事です。ルーアの治癒の方法は他の聖女とは少し違っていて、一度自分に症状を移さないと患部を治すことができません。このことから、ルーアは欠陥聖女と呼ばれ貶められてきました。 ルーアは神殿の中で肩身の狭い思いをしながらも、親友のアリアンと憧れの人ガロットを心の支えに、お勤めに励んできました。 そんなある日、ガロットが瀕死の重傷で運び込まれてきます。部下を庇って魔獣に襲われたという傷はあまりにも深く、聖女の力をもってしても治すことはできません。しかしルーアは命懸けでガロットの治療にあたります。 ガロットの治療後、気を失ったルーアが目覚めた時、世界は一変していました。

1ヵ月ぶりにルーアが目覚めると、ルーアが治療したガロットの傷は、アリアンが治したことになっていました。さらにアリアンとガロットはこれがきっかけで婚約が決まったというのです。 ルーアはその間、神殿を抜け出して男と遊び歩いていたという嘘の噂を流されていました。しかもその噂を流したのは親友だったはずのアリアン。ガロットまでがその噂を信じ、ルーアに冷たく当たります。 すべてに絶望したルーアの美しい金髪は一瞬にして白髪に変わり、ルーアは今まで隠していたもうひとつの能力を解放します。それは、これまで癒してきた症状を他人に与える能力。「もう誰のことも癒さない」と誓ったルーアの新しい人生がここから始まります。

一晩で姿も中身もまるっきり変わってしまったルーア。もう子供じみたいじめに屈することはありません。そして、これまでのいじめを先導してきたのがアリアンだということにも気づきます。 そんなルーアの前に怖いくらいに美しい男性が現れます。彼はスウェン=ジード＝クロウン。ジード王国の第二王子です。神殿に隠された闇を知りたいと言うスウェンは、ルーアに手を差し伸べてこう言いました。「俺と手を組んで復讐をしないか？」 スウェンは何を知っているのか、一体誰に復讐したいのかーー。今後の展開が気になる幕引きです。 また、聖女候補や神殿についても新たな情報が明かされます。神殿の歴史と「聖女」という存在。これらがストーリーにどう絡んでくるのかも楽しみですね。

明らかに他とは違う能力を持っているルーアですが、人と違う特別な力を持つ者はその世界にとっての重要人物であるというのがファンタジーのお約束。『傷だらけ聖女より報復をこめて』でも、ルーアの能力が今後大事なキーになりそうな予感がします。 聖女であるにもかかわらず、加害能力を持って生まれてしまったルーアは、覚醒後のビジュアルや性格も含めてとても魅力的なダークヒロインです。

今回は、親友の裏切りがきっかけで悪女に堕ちてしまう聖女候補の復讐劇を描いた『傷だらけ聖女より報復をこめて』を3話までネタバレ解説しました。闇堕ちした聖女候補がどのように復讐を成し遂げていくのかぜひ見届けてくださいね！