『探偵!ナイトスクープ』の神回10選を紹介!爆笑ものや感動ものなど名作数々
1988年から放送されつづけている人気バラエティ番組『探偵!ナイトスクープ』。関西のテレビ局製作で、深夜放送ながら、その人気は全国区です。長寿番組だけに多くのファンを獲得しています。 今回は、数ある依頼のなかから神回10選を紹介しましょう。
『探偵!ナイトスクープ』の基本情報
放送日時 | 金曜 23:17〜 (2023年6月現在) ※地域によって異なります |
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放送局 | 朝日放送テレビ(ABCテレビ)系列 |
視聴者からの依頼に答えるため、芸人の探偵を派遣して調査を行う『探偵!ナイトスクープ』。たとえ解決しなくても、それまでの探偵の調査や個性的な依頼人とのやりとりで楽しませてくれます。 依頼の内容も幅広く、感動回やホラー回、爆笑回など、ファンの間で語り草になっている回も多くあります。
1位「謎の爆発卵」
1993年に放送されたこの回。依頼人いわく、彼の友人があるとき、卵をレンジにかけてゆで卵をつくり、かじった瞬間、卵が大爆発したとのこと。それ以来、友人は大の卵嫌いになってしまったそうですが、そんなことが本当に起こるのか、調査してほしいという依頼でした。 派遣されたのは、桂小枝探偵。早速依頼人と調査を始めますが、爆発卵を作るのは難しく、何度も試行錯誤を重ねて、ようやく……。 ちなみに卵を直接レンジにかけると、通常はレンジ内で爆発してしまい非常に危険なので、絶対にマネしないでください。
2位「4歳児、岐阜へ」
2015年に放送されたこちらの依頼。「宮崎県に住む4歳の男の子が、手術を控えた妹のために、岐阜のおばあちゃん家にある栗林の栗を食べさせてあげたい!と岐阜へ行こうとするので、探偵さん同行してあげてください」というものでした。 派遣されたのは、たむらけんじ探偵。自宅から電車、飛行機、バスなどを乗りついで、おばあちゃんの家を目指します。目的地近くに到着したことに気づいた男の子は、喜びで走り出します。その姿に多くの人が感動しました。
3位「5歳児が自転車で伊勢へ」
2015年に放送されたのが、大阪市在住の男性からの依頼。彼の5歳になる息子が「自転車でおじいちゃんの家がある三重県伊勢まで行きたい」「(「ナイトスクープ」の)探偵さんと行きたい」と言い出し、止められないので手伝ってほしいとのことでした。 大阪から伊勢までの道のりは162kmもあり、しかも山をいくつも越えなければいけません。派遣された田村裕探偵は、自転車の整備士や鍼灸師などを引き連れて万全の準備で出発。しかし冬場のロケであったため、それまで気丈に振る舞っていた依頼者の息子も、あと数10kmというところで初めて弱音を吐いたりもします。 しかし出発から2日目の夜に無事に祖父の家に到着!感動回となりました。
4位「ニャーと鳴くカエル」
2016年に放送されたこちらの依頼は、「ニャーと鳴くカエルを探してほしい」というもの。依頼人は、友人から小学生のときにウシガエルを猫じゃらしでくすぐったところ、ニャーと鳴いたという話を聞きましたが、信じられないので探してほしいとのことでした。 派遣されたカンニング竹山探偵は、「ガセネタだ」と乗り気ではない様子。そんな彼は依頼人とともに、蛙・川魚販売業を営むご家庭を訪れます。そんななか、ご主人は「200匹に1匹くらいはいるよ、ニャーって鳴くやつが」と驚きの証言! そして1匹ずつ確認していくのですが、一向にニャーと鳴くカエルは見つけられず。100匹を越え、あきらめムード漂うなか、ついに……! 竹山探偵が1匹ずつカエルを掴んでいくシュールな絵面や、カエルの鳴き声に爆笑させられます。
5位「23年間会話のない夫婦」
2013年に放送されて話題となったこの回。依頼人である18歳の男性は、「生まれてから喋っているところを見たことがない」と語り、原因究明と解決のためにナイトスクープに依頼したとのこと。番組が調査したとろ、母親から父親には話しかけるものの、父親は彼女の言葉を無視し続けていました。 そこで探偵のカンニング竹山は、家族に聞き取りを開始。そこで父が語った原因は、とくに大きな夫婦喧嘩があったわけではなく、子どもが生まれてから妻の愛情が子どもにばかり向けられていることに腹を立て、口をきかなくなったのだとか。 そのうち引っ込みがつかなくなってしまい、20年以上会話がないままになってしまったと言うのです。あきれた理由ですが、さらに話を聞くと「喋りたい気持ちはある」。そこで2人を若い頃よくデートしていた奈良公園に連れ出し、2人で話す機会を設けたところ、父はぽつぽつと話し始めました。 この様子を離れたところから見ていた3人の子どもたちは号泣。意外な感動回になりました。
6位「四つ葉のクローバーの声が聞こえる少女」
2012年に放送された衝撃回。長野県に住む女性からの「5歳の娘の不思議な能力を調べてほしい」という依頼が来ました。その娘は、「四つ葉のクローバーの声が聞こえる」というのです。 たむらけんじ探偵が女の子とともに公園を訪れ、実験を開始すると、彼女は5分間でなんと10本もの四つ葉のクローバーを見つけてきました。「わかんないけど、急に言ってくるの」と女の子。 専門家に電話で事情を説明したところ、「原因は不明だが、そういう能力があってもおかしくはない」とのこと。近年の研究で、植物は聴覚を持っており、音波を発することがわかってきたのでだとか。彼女は、四つ葉のクローバーが発する音波を感じ取る能力があるのかもしれませんね。
7位「納豆になりたい少年」
2006年に放送されたこの回。小学5年生の男の子からの「納豆になりたい夢を叶えてほしい」という謎すぎる依頼にカンニング竹山探偵が挑みます。 依頼人は、納豆が大好きすぎるために、自分が納豆になりたいと言います。そこで2人は納豆製造会社に行き、納豆を作る工程を見学。ここで人間は納豆にはなれないことを知った依頼人。意気消沈するものの、なんとか納豆に近づきたいと、納豆風呂を用意することに。 自宅のお風呂を納豆で満たし、そこに入った依頼人は至福の表情を浮かべていました。
8位「亡くなった父の匂いを残したい」
2018年に放送されたこの回は、涙なしには見られない感動回となりました。福岡県の女性からの依頼 は、次のような内容です。 「昨年末、夫ががんで他界し、3人の子どもたちは亡くなった日に着ていたパジャマをビニール袋に入れて保存。匂いがなくならないように開けたくない、でも開けたいとケンカしている。闘病中、子どもたちは夫のベッドで添い寝していたので、匂いから父の記憶が蘇ると思う。なくなりつつあるパジャマの匂いを再現してください」 派遣された石田靖探偵は、子どもたちの想いを聞き、「ナイトスクープ」ではおなじみの山本香料の山本社長に再現を依頼。試行錯誤の末、ようやくお父さんの匂いにたどり着きました。 よみがえったお父さんの匂いを嗅いだ子どもたちは、耐えきれずに泣き出してしまうのでした。
9位「謎のビニール紐」
1992年に放送されたこの回は、番組史上初めて途中で調査が打ち切られ、話題になりました。東大阪市の男性からの依頼は、「市内の至る所にビニール紐がくくりつけられている。誰が何のためにやっているのか調べてほしい」というもの。 トミーズ雅探偵が派遣されますが、一向に情報が得られず、調査は難航。警察に相談するも、「事件性がない」として取り合ってもらえず、市役所に電話をしても対応を断られてしまいます。 そんななか、依頼者の自宅付近から3キロほど離れたある場所に、おびただしい数のビニール紐が結んであるのを発見! その不気味さにトミーズ雅がギブアップし最終的に調査は打ち切りに。さらに「本件に関する情報は今後一切、取り扱いません」とテロップが出ため、真相について視聴者の間で憶測が飛び交いました。
10位「究極のウォシュレット」
2016年に放送されたこの回は、あまりにバカバカしく、「ナイトスクープ」らしい回となっています。 ウォシュレット機能を使用しているときが、もっとも癒やしを感じるという依頼者の男性。しかし使用しすぎたせいか、最近普通のウォシュレットでは満足できなくなってきたとのこと。そこで、満足できるウォシュレットを探してほしいとの依頼でした。 早速たむらけんじ探偵が依頼者とともに各社のウォシュレットを検証するも、どれも満足いかず。ホースから水を出し、ちょうどいい水圧を決めます。しかし専門家に話を聞いたところ、そこまでの水圧のものはなく、メーカーによる差もないとのこと。そして「思い切って作ってしまえば?」とアドバイスされます。 専門家からトイレ診断士の力を借りて、水圧のリミッターを外すことで強力なウォシュレットが完成。依頼者の満足のいく出来になりました。
『探偵!ナイトスクープ』の神回10選を紹介!
『探偵!ナイトスクープ』の神回10選を紹介しました。「ナイトスクープ」は感動回やホラー回、爆笑回など幅広く、それぞれにお気に入りのエピソードがあると思います。 人気番組でこれからも神回が放送されることを期待したいですね!