漫画「恩を仇で返された令嬢の家族」ネタバレ全話！原作は小説家になろうで無料で読める？

『恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない』は、七ツ河ほづみがCOMIC MOONで連載している女性漫画で、2024年4月現在はコミックシーモアで4巻まで先行配信されています。 この記事では、そんな『恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない』の各巻ネタバレ感想やあらすじ、見どころをお得に読む方法も併せて紹介していきます。気になった人は是非お得な方法で本作を楽しんでくださいね！

レッドサム侯爵家の長女であるカレンは婚約者であるクリスとの結婚披露宴を1週間後に控えていました。しかし、クリスと父親であるリチャードはカレンとの婚約を破棄させて欲しいと言ってきたのです。理由はクリスがカレンの親友であるメアリーを愛してしまったから。 カレンはクリスを狙って自分に近づいてきていたメアリーを見抜くことができなかった自分を責め、皆に迷惑をかけまいとクリスとメアリーの婚約披露宴を開催するという話を聞き入れます。そんな妹を見て、兄であるアランはクリス達に鉄槌を与えるために動き出すのでしたーー。

アランはとある計画をカレンたちに話していました。そしていよいよ、クリスとメアリーの婚約披露宴の日がやってきたのです。クリスとメアリーは、カレンが自分たち2人の婚約を祝福してくれていると思い幸せに満ちあふれていました。 会場にいる人たちはクリスとカレンの結婚披露宴だと思っていたため、クリスがメアリーを連れていることに驚くばかりです。人々の注目を浴びていることに優越感で満たされていくメアリーでしたが、突如花道へと続く扉が開きました。 そこには、ドレスに身を包み、アランにエスコートされて花道を歩くカレンの姿があったのです。

カレンが花道を歩く姿にメアリーは驚くばかりです。メアリーはクリスに「どういうことなの？なぜカレンが？」と自分のものになったはずの結婚披露宴にカレンが来たことに対して問いかけますが、クリスも状況を把握できないでいました。すると、花道へと続く扉が再度開いたのです。そこには隣国ベルリア王国の第3王子であるステファンが立っていました。 ステファンはカレンの前に跪き、カレンへ愛と忠誠を誓ったのです。ステファンは素性を隠して学校に通っており、そこでカレンに片想いをしていました。クリスが婚約破棄したことでステファンはカレンへと想いを伝えることにしたのです。メアリーはカレンの姿に憎しみを膨らませるのでした。

メアリーはカレンの引き立て役になっていることに腹を立てていましたが、相手は大国の王子であるため何も言うことはできませんでした。控室へと戻っていたメアリーたちの元にカレンとアランがやってきたのです。 暴露されたのはクリスの女性関係でした。なんとクリスはメアリーの他にも関係を持っている女性が複数おり、更には子供までいることが判明したのです。ショックを受けているメアリーにカレンは話しかけます。 メアリーのおかげでクリスとの婚約が破棄されて良かった、メアリーは自分を守ってくれたのだと感謝を伝えました。そして、メアリーにあなたならやっていけると続けたのでした。

カレンがベルリア王国に嫁いでからというもの、レッドサム家は益々の発展を見せていました。 アランの父親であるジャックは王都で外務大臣として実力を発揮し、アランは事実上の後継者として領地経営を担っています。国王もレッドサム家を国内3番目の公爵として推挙を検討しているほどでした。 アランの妹で、レッドサム家の次女・セリアは、女性でありながら領地経営の先頭に立っていることもあり、周囲から冷徹令嬢との声があがっています。舞踏会には婚約者であるベルモンド伯と参加していたのですが、銀山の開発の件を巡って2人は口論をしていしまいます。 近隣の住民を移住させてまで開発をしていることにベルモンド伯は不満に思っているようで……。

レッドサム家に対して怒りを露わにしているメアリー。婚約を餌にしてクリスを利用してレッドサム家を陥れようと画策しましたが、成果は得られませんでした。クリスを事故物件呼ばわりして、屋敷から追い出した後、彼女は父親に泣きつきます。 父親もこのままでは国王がレッドサム家を公爵家に推挙するかもしれないと危機感を抱いていました。彼はメアリーを王太子に嫁がせてレッドサム領を手に入れて銀山を手に入れようと考えていたのです。 父親に触発されて、メアリーはスコット家がこの国を支配すると高らかに宣言するのでした。 一方、メアリーの屋敷から放り出されたクリスの前にとある人物が現れます。その顔を見たクリスは驚きの表情を浮かべるのですが……。

カレンは息子を連れて3年ぶりに実家を訪問。彼女の実家と嫁ぎ先のベルリア王国は離れた場所にあり、片道数か月を要してしまいます。嫁いで以来、最初の帰郷を果たしたカレンを妹のセリアを始め、家族が出迎えるのでした。 カレンの息子の名前はジャックマンダール。カレンの父親の名前をもらったものでした。久々の家族との会話を楽しむカレンでしたが、セリアの結婚式の話題に触れた瞬間、なぜか空気が凍り付いてしまい……。 実はセリアはメアリーの手によって婚約をさせられてしまっていたのです。カレンの父はその報復としてスコット公爵を叩き潰すことを決意していました。彼は事情を説明し、カレンに知恵を貸してくれるよう頭を下げます。

メアリーの画策によってセリアの婚約破棄の話は社交界に知れ渡っていました。そんな中、レッドサム家は夜会を開催します。カレンが一時帰郷していることも貴族たちに伝わっているため、レッドサム家は注目の的となっているのです。 夜会が始まって暫くの後、セリアが見目麗しい青年・キールと踊り始めます。貴族たちは突如現れた見覚えのない青年が気になって仕方ありません。女性たちから質問されたアランは、思わせぶりな態度で「彼はハルミッヒ辺境伯領の方から来た」と語りました。 女性たちの間で「青年の正体はハルミッヒ辺境子息では？」という憶測が広まります。実はこれはアランの策略で、スコット公爵家に繋がる人物へと噂話が届くよう狙っていたのです。 そんな噂の中心となっているキールの正体はアランの親友でジゴロ。当初、たとえ兄の友人であっても、詐欺師まがいのことをするキールを全く信用していなかったセリアでしたが……。

レッドサム家の力がこれ以上大きくなるのをどうにかして止めたいスコット公爵家。そこでメアリーは、姉・ソフィアの夫であるマキシマム大公家主催の夜会を開くことを提案します。やや渋る父親を強引に言いくるめ、メアリーは自分の思い通りに計画を進めるのです。 大公家主催の大掛かりな夜会には王太子も参加していました。メアリーはハルミッヒ辺境伯子息(？)のキールや王太子も自分の虜にしてしまえばいいと、自信満々な様子。 過去のことなどまるでなかったかのような態度でカレンに接するメアリー。そのままキールに目をつけるとダンスに誘います。誘いを受け入れ、ダンスホールの中央でメアリーと踊るキール。そんな彼を見ていると、何故かセリアは胸を締めつけらるような気持ちになるのでした。 夜会が進む中、アランと王太子が親しげに会話を始めます。実は2人は「紳士クラブ」のメンバーであり身分を超えて親しくなっていたようで……？

なぜか王太子と踊ることになったセリア。冷徹令嬢と呼ばれていることや、婚約破棄の時の話を持ち出され、気まずくなってしまいます。 しかし王太子はセリアを責めるのではなく、自分も同じ考えだと言ってきました。どうやら王太子も恋と結婚を分けて考えているらしく、セリアの割り切ったところを気に入ったようなのです。 一方のメアリーは、セリアと王太子が良い感じだとも知らずキールとのダンスに夢中。焦ったメアリーの父は無理やりメアリーを王太子の元へと連れていき、1曲踊って欲しいと頼み込みます。 しかし王太子と踊っている間もメアリーの頭の中はキールのことでいっぱいでした。メアリーはすっかりキールの魅力にハマってしまったのです。 その後目的を果たしたセリアたちは屋敷へと帰ることに。キールとセリアがともに帰っていくのを目撃したメアリーは……。

すっかりキールに心を奪われ、彼と婚約すると宣言したメアリー。できれば王太子に嫁がせたいと思っている父親はもちろん反対しますが、メアリーは聞く耳を持ちません。 一方のキールはセリアの仕事に同行し、鉱山開発の現場を訪れていました。キールの助言のおかげで問題が片付き、セリアは自分が少しずつ彼に惹かれていることを自覚し始めます。 そんな中、アランが「メアリーが策にハマった」という知らせを持ってきました。そこで初めてセリアは、この後キールが国外へ逃亡する手はずだと言うことを知ります。 突然のことに思わず悲しみが顔に出てしまったセリア。それを見ていたカレンは、セリアがキールのことを好きなのだと察します。 しかしそのことを知ったアランは、キールだけはダメだと猛反対してきて……！？

どうしてこうなったのかアランに問い詰められるキール。最初は申し訳なさそうにしていたキールでしたが、アランの侮辱ともとれる言葉に顔をしかめます。 そこから2人は良い争いになり、王都にあるレッドサム紳士クラブで殴り合いの決闘をすることになってしまいました。そして感情が高ぶったキールは「勝ったらセリアをもらう」とアランに宣言。その言葉を聞き、アランの拳にも力が入るのでした。 そして2人はボロボロになるまで殴り合った末、辛くもアランが勝利します。しかしキールが本気でセリアを思っていると知ったアランは、温情としてセリアと話す機会を設けることに。 セリアを前にしたキールは、正直な気持ちを伝え婚約を申し込みました。その言葉にセリアは自分も同じ気持ちだと答えます。しかし家族のためにも婚約はできないと、断ってしまって……。

どうして2人のことを応援してあげないのか、とカレンから責められ、アランは了承できない原因を明かしました。 本当はハルミッヒ辺境伯家ではなく、地方貴族である由緒ある伯爵家の三男だったキール。しかし長男以外を家来のように扱う父親の方針に我慢できず、現在は家族と絶縁状態になっていました。 レッドサム家の人間として、何の後ろ盾もない人間を家に迎えるわけにはいきません。アランは父親と和解して伯爵家との繋がりを作れるのなら、セリアとの関係を認めてもいいと言いましたが、キールはその申し出を断ります。 しかしそれは意地を張っていたわけではなく、性格に難のある父親をレッドサム家に近づけさせないための気遣いでした。 こうしてキールはセリアとの婚約を諦め、当初の計画を遂行することに。嘘の情報を渡すためメアリーの元へと向かおうとしましたが、なぜかアランもついてきて……？

メアリーたちを前にしたアランは、唐突に「キールはジゴロだ」と話し始めました。 思いがけない言葉に取り乱すメアリーとスコット伯爵。メアリーはアランの言葉が信じられないらしく、そんなの嘘だとキールに詰め寄りましたが、「君を落とすのは簡単だった」と言われ激昂します。 さらにアランから「あなたがカレンやセリアにしたことと同じことをしたまで」と追い打ちをかけられ、つい手を出してしまうのでした。 しかしすでに完全にキールに心を奪われ、彼への執着心を手放せずにいたメアリー。アランと組んで自分を嵌めたクソ野郎だと思いつつも、どストライクすぎるキールの顔に性懲りもなくときめいてしまいます。 そしてキールの正体を知ったうえで、それでも彼と婚約したいかとアランに聞かれ……。

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婚約破棄から始まりましたが、無事に元婚約者と親友に仕返しすることができた本作。まだまだ話数が少ないですが、最終回はどうなるのか予想してみました。今後はステファンとの物語が始まると思われます。 そして、メアリーやクリスに邪魔をされながらも最終的にはカレンとステファンは結婚し幸せに暮らすのではないかなと思いました！ 物語が進むにつれてカレンに対するメアリーの逆恨みは大きくなる一方です。メアリーだけでなく、メアリーの父親まで巻き込んで、カレンの幸せを壊そうとしてきます。しかしそれが逆にカレンの家族を刺激し、一致団結した復讐劇に発展していきそうです。 邪魔が入れば入るほど、カレンの才気が発揮され見事な報復行為を見ることができるでしょう。結果、彼女の嫁ぎ先であるレッドサム家での評価もあがり、ステファンとの関係も深くなっていくものだと思われます。 メアリーに追い出されたクリスの動向も気になるところです。彼は彼でカレンを逆恨みして何か仕掛けてくることも考えられるでしょう。敵の多いカレンですが、どんなスカッとする展開が待っているのか楽しみです。

本作の主人公でレッドサム侯爵家の長女。クリスという婚約者がいて、1週間後に披露宴を控えていました。しかし、3か月ぶりに会ったクリスから、カレンの親友であるメアリーを好きになったという理由で婚約解消を申し出されてしまいます。 ショックを受けるカレンでしたが、兄であるアランの提案でクリスとカレンの披露宴を開催することになります。

エリオット侯爵の息子でカレンの元婚約者。カレンの親友であるメアリーと相思相愛になりカレンとの婚約を破棄したいと申し出ました。レッドサム家から受けた援助の恩よりも、メアリーへの愛の方が上回ってしまったようです。 カレンにはメアリーとの婚約を許してもらい、メアリーの親友として祝福してほしいと思っています。

スコット公爵家の令嬢で、カレンの親友。宝石のように可愛らしくカレンよりも身分が高いにも関わらず、カレンと対等に関わってくれていました。しかし、それはカレンの婚約者であるクリスを狙ってのことだったのです。 思惑通りにクリスと相思相愛になり、クリスはカレンとの婚約を破棄。そしてクリスとの婚約披露宴を開くことになるのですがーー。

レッドサム侯爵家の長男でカレンの兄。クリスがカレンとの婚約破棄を申し出た場にはいませんでしたが、泣きながら寝室へ向かったカレンを見つけて父親に事情を聞きます。 カレンの気持ちも考えずにクリスとメアリーの婚約発表披露宴を開くという話を逆手に取り、レッドサム家の威厳やカレンの名誉を守るためクリス達に鉄槌を与えようと画策するのでした。

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なろう系とは無料で小説が投稿できるWEBサイト「小説家になろう」から発表された作品の総称です。書籍化をはじめコミカライズやアニメ化を果たしている人気作品も多く、既にひとつのジャンルとして広く認知されています。 有名作品の一例は『転生したらスライムだった件』や『オーバーロード』、『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…:』など。主に異世界を舞台にした作品が多く、最近では当たり前となった異世界転生ものや悪役令嬢系がメジャージャンルになったのも、なろう作品の功績が絶大です。 『恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない』もなろう系で人気の復讐令嬢ストーリーだということ。そしてなろう系によく見られるタイトルということの2点を踏まえ、なろう系作品だと混同されることがあるようです。

クリスが好きになってしまった人というのは、実はカレンの貴族学校時代の親友でした。メアリー・ヴァン・スコットというその令嬢は、家柄がいいだけでなく誰もが羨む美貌を持ち合わせている少女です。 カレンはメアリーにクリスのことを婚約者として紹介していたにもかかわらず、結婚準備のために学校を離れている間に2人が恋仲になっていることに動揺を隠せません。親友と婚約者に一度に裏切られたカレンが選んだ道とはーー。

エリオット家は、一方的に婚約解消を求めてきただけでなく、クリスとカレンの結婚披露宴になるはずだったパーティーをメアリーとの婚約発表の場にしてくれと言い出します。そしてレッドサム家には仲介役と幹事役を担ってほしいと……。 長年援助を続けてきたエリオット家にこんな舐めた態度を取られてはレッドサム家の名誉にも関わります。そこで立ち上がったのが、カレンの兄のアランでした。王都で培った人脈を駆使して、妹の屈辱を晴らします。

漫画『恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない』の作者・七ツ河ほずみは、SNSのX(旧Twitter)で定期的に最新情報を発信しています。 2022年11月18日には、美しい王太子と彼を護衛するヒロインの純愛を描いた漫画『今日からあなたの護衛です　～王太子殿下の十年目の執愛～』が発売されました。美しい作画は本作でも健在で、今後の展開を楽しみにしている声が読者からあがっていました。

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