漫画『略奪された花嫁』最新話までネタバレあらすじ＆感想！韓国版小説のネタバレを知るには？略奪先で愛を見つける物語

幼少期から不憫な扱いを受けている少女が、花嫁として略奪された先で愛を見つけていく『略奪された花嫁』は、Kanghee Jamae原作の韓国発女性マンガです。 この記事では本作のストーリーをネタバレも交えて最新話まで紹介していきます。どこで読めるのかはもちろん、お得に読む方法も併せて紹介していきますので、気になった人は是非お得な方法で楽しんでくださいね！

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ベルーク男爵の私生児であるルシナは幼い頃、義母からの虐待に耐えかねて城を抜け出しました。森の中で傷ついたドラゴンを見つけたルシナは不思議な力を使って傷を治療してあげたのです。 時は流れ10年後、ルシナは19歳になり年老いたブリオン国の王へ嫁がされることになっていました。その時、ルシナの兄が持参金目当てにドラゴンの地であるタヤール族の墓メザルクを暴いたことにタヤール族の王ハカンが怒り、城に攻めてきたのです。 義母は命乞いのためにハカンにルシナを嫁として差し出しました。ハカンに怯えるルシナでしたが、次第にハカンの優しさに触れて心を開いていきます。ハカンがルシナを連れ王宮へ向かうとガーレットという女性が出迎えました。そこで王妃となるための義務を聞かされてーー。

ガーレットは先代王妃でありハカンの兄の妻でした。そして、王妃の義務とは王の子を産むということだったのです。ルシナはブリオン王に嫁ぐために髪を金色に染められていました。お風呂や聖水を浴びていく中で染料が落ちルシナの髪は元の美しい銀髪に戻っていたのです。 ハカンはその髪を美しいと褒めてくれました。ルシナの気持ちが整うまで初夜は待つと言うハカンですが、王宮ではハカンはガーレットと再婚するのではないかという噂が立ち始めていたのです。 ハカンがガーレットに片思いしていたという話を聞いてしまったルシナは、ハカンにその話をするのですが、ハカンにはもうその気持ちはないようでした。その後、宴が開かれることになり美しいドレスに身を包んだルシナを見たハカンはーー。

ルシナは宴の会場に遅れてやってきていました。ハカンはガーレットがルシナを妨害していたと知るとルシナを連れて宴を後にしたのです。ルシナとハカンはブドウ酒を飲みながらお互いの話をしました。好きなタイプやお互いをどう思っているかなど、2人は想いを伝えあったのです。 ルシナとハカンの仲が深まっていくのがガーレットには面白くありませんでした。ガーレットは弟のギライを呼び出し、何かをさせようと画策していたのです。ルシナが1人でいるのを見計らったギライはルシナの前に倒れます。ルシナは治癒能力でギライを治しました。 そんなルシナに対しギライはハカンの子を身籠る女は苦しんで死ぬ、そのことをハカンは隠しているということをルシナに吹き込み始めてーー。

ギライの言葉を無視しハカンの元へ向かったルシナ。ハカンはギライの魔術で正気を失った母親に刺され傷を負っていました。ルシナはハカンの傷を治療したのです。 ハカンはルシナが傷を治したことを知ると、10年前にドラゴン姿だった自分の傷を治したのはルシナなのではないかという考えがよぎりました。一方ルシナはハカンの母であるアダーに会っていましたが、アダーはまたもやギライの魔術により正気を失い、ルシナを傷つけてしまいます。 怒ったハカンはアダーを罪人が行く炎の谷に送ったのでした。ルシナはアダーを助けるため炎の谷に向かいます。危険な目に合っているルシナを助けたのはハカンでした。その後アダーと和解することができたハカンはルシナに対してーー。

文字が読めないことに悩んでいたルシナに、ギライが字を教えると言って近づいてきます。その行為にルシナは喜びの表情を浮かべますが、ギライにはルシナに魔術を使うという裏の目的があったのです。 ある日、ルシナがギライに文字を教えてもらっていると突然風が吹き、ルシナの目にゴミが入ってしまいました。ギライがそのゴミをとろうとしている場面を、ハカンは目撃します。彼は2人がキスをしていると勘違いしてしまうのです。 ハカンは声をかけ、2人に近づいていきます。そんな様子を見たティティは、2人の事情を詳しく説明するのでした。自分の勘違いだったと気づいたハカンは、ギライと握手。そして、ルシナに触れたら容赦しないと声をかけたのでした。 その後、ハカンとルシナは子孫を残せる確率が一番高くなる繁栄期について話をするのですが……。

侍女から、ハカンがキャンドルの正体に気づき処分したことを伝えられたガーレット。自分が関わっていることを知られてはまずいと考えた彼女は、その罪をルシオになすりつけようと考えます。 一方、ハカン達は目的地に到着。そこでは結界は破られていたものの、ほかの被害は見られませんでした。被害の少なさに、これは自分をおびき寄せる罠だと気づいたハカンは、慌てて宮殿に戻ろうとします。 しかし、仮面を被った女性らしき人が、ハカン達の前を遮るのでした。その正体は、10年前にハカンの兄を殺害した人物だったのです。 ハカンはその女性と闘い始めるのですが、腹部に矢を刺されてしまい……。 その頃、ルシアは宮殿で眠りについていました。目を覚ますとハカンの姿が見えません。ティティンに居場所を聞くと、ハカンはドラゴンの幼生を守り行ったと聞かされます。

何者かにルシナを連れてくるよう命令されていたルシナの兄・ベロン。彼はルシナのお腹の子どもを心配したふりをして彼女を連れて行こうとしますが、大声を出して抵抗されてしまいます。彼女を黙らせようとベロンは拳を振り上げるのですが、そこにドラゴンの姿をしたハカンが現れ……。 ハカンはドラゴンの姿のまま、ベロンをはじめルシナの周りにいた人を切り裂くのでした。 宮殿に戻ると、ハカンは神官からお腹の子どもが無事であったことを聞かされます。それを聞いた彼は、ルシナを陥れた存在を生かしておけないと怒りの表情を浮かべるのでした。 数日後、ハカンの前にガーレットがやってきます。そこで彼は黒幕はガーレットであったと断罪します。抵抗するガーレットでしたが、ギライが自白したことで万事休す。彼女は地位剝奪と死刑を命じられるのでした。

ハカンとルシナを祝う宴が始まります。ルシナは挨拶をしようと聖皇のもとにやってくるのでした。彼女が聖皇に挨拶をすると、彼はルシナの手を取り、手の甲にキスをします。その姿を見たハカンは、聖皇相手に嫉妬してしまうのでした。 ハカンは晩餐が用意されてる王室に移動して、そこで聖物に関する話をしようと聖皇を誘います。しかし、その話をするのは時期尚早として断り、彼はルシナと2人で話をするのでした。 聖皇から幼い頃の話をしてほしいと言われたルシナは、私生児であったこと、虐待されていたこと、治癒力を持っていることなどを伝えます。両親を恨んでいるかと彼から聞かれますが、彼女は恨む余裕すらなかったと答えるのでした。 その話を聞いた聖皇は、もっと早く会いに来るべきであったと彼女に謝罪します。さらに彼は、ここでの生活に満足しているか聞いてくるのですが……。

漫画『略奪された花嫁』は韓国漫画ですが、原作は漫画ではなく小説です。 原作小説はNAVERという韓国のサイトに掲載されており既に完結しています。NAVERは韓国のサイトであるため、掲載されている小説はすべて韓国語です。そのため、日本語で読むためには翻訳が必要となります。 また、NAVERには年齢認証が必要なR指定版もあり、こちらも完結済となっているようです。小説だけではなく韓国漫画の方もNAVERで公開されています。韓国漫画は毎週木曜日に更新されているようです。 先が気になって日本語版が待てない！という人は韓国語を翻訳するなどして楽しむのもアリだと思いますが、原作通りに終わるとも限らないので注意してくださいね。

小説の最終回では、ルシナはハカンの子供を身ごもります。彼女がハカンの子を宿すまでには、さまざまな苦難がありました。 元王妃であるガーレットは、ルシナに王妃の地位を渡したがらず、陰謀を巡らせました。ルシナに中絶薬や毒薬が混入した食事を与えるために、ルシナの侍女ティティを脅迫して協力させます。それによりルシナは流産し、妊娠することができない体になってしまったのです。 その後、ガーレットは再びタヤールの王妃の地位に戻ることになりました。実は彼女が王妃として復活したのは、ハカンの策略によるものでした。ハカンの部下によって毒を飲まされたガーレットは、悲劇的な末路をたどります。

不妊になったルシナを救ったのは、実の父親であるアンドレアでした。 ハカンに招待され、タヤールにやって来たアンドレアは、成長したルシナと再会しました。アンドレアは、彼女が自分の娘であることを知っていました。ルシナが赤ん坊のころ、彼女をベルーク男爵に預けた父親がアンドレアだったのです。 ルシナが子どもを流産し、不妊になったことを知ったアンドレアは、彼が持つ神性力の8割を分け与えました。アンドレアから力をもらったルシナの体は治癒し、不妊も治りました。しかし、その代償としてアンドレアの肉体は80歳の老人の姿に変わってしまったのです。

ルシナはベルーク男爵家の子どもではありません。作中では本当の両親の正体が明かされています。 ルシナの実の母親マリサの正体は、娼婦ではなくドラゴンスレイヤーでした。ハカンの兄である大王ライカンを殺害した人物はマリサです。マリサは、ルシナのことをベルーク男爵の娘だと偽って捨てました。彼女こそが物語の悪の元凶だったのです。 一方、ルシナの実の父親アンドレアには「神聖力」と呼ばれる能力がありました。神聖力には死にゆく人を蘇らせる力があります。彼の実年齢は80歳を超えていますが、神聖力により若さを保っています。ルシナの治癒力は、実の父親であるアンドレアの遺伝によるものでした。

ルシナは銀髪に銀色の瞳を持つ美少女で、治癒の力を持っています。私生児ということで義母から虐待を受けていたり使用人たちにも蔑まれたりと酷い扱いを受けていました。 更には19歳になった途端、年老いた王に嫁がされるという不憫さです。王の好みだという理由だけで無理やり金髪に染められてしまうのも可哀そうでした。 義母たちの命乞いのためにハカンに嫁いだのですが、ハカンは意外にも優しく、ルシナも心を開き始めているところにキュンキュンしました。ルシナは愛を見つけることができるのでしょうか。

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この記事では、『略奪された花嫁』のネタバレを解説していきました。ルシナはハカンと幸せになれるのか、様々な人物の思惑や王宮の問題も解決していくのかーー。美麗イラストで描かれる本作の今後の展開がますます気になりますね！