漫画『純潔の罪』を最終回まで全話ネタバレあらすじ＆感想！多彩なイケメンたちとの淫らなお遊戯

漫画『純潔の罪』は、とある会員制の施設に足を踏み入れた主人公が、そこで淫らな遊戯に興じつつ1人の男性に心を奪われていく姿を描いたTL漫画です。本作はすでに完結している作品のため、ドキドキしながら最終話まで一気に読み進めることができます。 この記事では『純潔の罪』の配信状況を調査し、お得に読める電子書籍サービスを厳選して紹介していきます！さらに物語のあらすじとネタバレについても徹底解説。気になる最終回の結末やストーリーの見どころも分かりやすく紹介し、本作の魅力をたっぷりとお伝えします。 どんな作品なのか詳しく知りたい人や購入を検討中の人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

平凡なOLの七海には人には言えない密かな楽しみがありました。それは1人になった終電の中で1人エッチをすること。 その日も1人きりの時間を楽しんでいましたが、気が付くと車内に1人の美青年が。行為を見られてしまったかもしれないという恥ずかしさからうつむいていると、青年は七海に近づき「あなたにピッタリな場所がある」と名刺を渡してきました。 青年のことが忘れられなかった七海は、後日名刺に書かれた場所を訪れます。ピーチと呼ばれるその場所は、見ず知らずの大人同士が安全に淫らな遊戯を楽しめる会員制の施設でした。七海はそのまま体験という形で3人の男性とともに遊戯をすることになり……。

終電の中で1人エッチをしていたところに謎の青年から大人の遊び場を教えてもらった七海。そこは、セックスは禁止、タッチやスキンシップだけを楽しむことができる会員制のプレイ施設でした。 体験プレイをしてみないかと言われた七海は、下着の上に短いワンピースを着ただけの姿で白い部屋に案内されます。そこにはシップルなマットと3人の男性がいました。そして、手を使わずにプレイヤーの誰かの体に隠されている宝物を見つけ出す「宝物探し」というゲームが始まります。 3人の男性たちから体を愛撫され、ドキドキしてしまう七海。しかもその一部始終をこの施設を紹介してくれた青年に見守られているという状況でーー。

謎の少年の名前が乃蒼だということを知った七海は、彼のことが気になっている自分に気づきます。ゴールドクラスの監視員として働いている乃蒼とプレイするにはポイントをためてランクを上げる必要があり、そのためにはピーチに通いつめなくてはいけません。 しかし、乃蒼はピーチのオーナーとは血のつながらない姉弟であり、性的玩具として飼われている存在でもありました。そして、ピーチのお客様の大多数から本気で恋されているほどの人気者でもあります。 ある日、七海が参加する一般会員クラスの監視員を乃蒼が担当することになりました。乃蒼に見られていると思うと、七海の興奮度も高まってきます。プレイ後、一緒にゲームに参加していた伊崎徹也にホテルに誘われているところを助けてもらいーー。

七海を車で送り届けた乃蒼。しかし、車内での会話はオーナーに盗聴されていました。帰宅した乃蒼は、オーナーの手で激しいお仕置きをされてしまいます。 一方、ピーチの客の1人で、乃蒼の友人の琉清は、オーナーのセックス相手としてオーナー宅に潜り込んでいました。どうやら何かを探しているようです。そこで、お仕置き部屋でひどい姿で転がされている乃蒼を見つけました。お互いにここで会ったことは忘れようと持ち掛ける琉清ですが……。 そして七海に本気になっている徹也は、乃蒼に七海を連れ去られてからというもの、七海に会いたくてピーチに通い詰めていました。しかし七海はなかなか現れません。そこで、プレーヤー仲間の由貴が自分が溜めたポイントを七海にプレゼントしてくれることになりました。

琉清に乃蒼の作品が展示されている展覧会に誘われた七海。しかし、琉清は七海を乃蒼の元に送り届けるとあっさり帰ってしまいます。乃蒼と2人で食事に行った七海は、そこで遠回しに「七海の家に行きたい」と言われ……。 思わせぶりな態度を取るくせにはっきりしない乃蒼に、思い切って気持ちを伝えた七海。しかし、オーナーから散々性具として扱われてきた乃蒼は、「好きな人とそんな汚い行為はとてもできません」と悲し気に目を伏せます。 一方、乃蒼の姉であるオーナーの弱みを見つけたい琉清は、乃蒼に執着するオーナーの出方を伺うために乃蒼と七海の仲を進展させたい様子。オーナーに何か恨みがあるようですがーー。

由貴からもらった1万ポイントでシルバーランクにランクアップした七海は、徹也と由貴に誘われて初めての招待ルームでのプレイに参加します。 それをデバイスで見ていた乃蒼は複雑な表情。しかし、オーナーに弱みを握られ、したくもないプレイの駒として扱われている自分が七海と普通のお付き合いができるとは思えず、じっと胸の痛みに耐えることしかできません。 一方、徹也から真剣に告白された七海は、「徹也くんと付き合ったら普通のカップルみたいに平凡であったかい恋愛ができるんだろうな……」と考えてしまいます。 答えを出せないままでいると、琉清から2人だけのルームに招待されます。それを知って気が気でないのは徹也も乃蒼も同じでーー。

琉清は姉の死の真相を解明するために、学生時代の乃蒼を知る人物から情報を集めていました。その中で、佳代と乃蒼の複雑な関係性が徐々に明らかになっていきます。 一方、徹也は友人の美容師に髪を切ってもらい、七海との初デートに出かけました。デート中に七海は乃蒼のことが好きだと打ち明け、徹也とは付き合うことができないと別れを告げます。 徹也と別れた七海は、デート後に乃蒼の絵が展示されている展覧会に向かいますが、閉館時間だったため入れませんでした。その際、七海は乃蒼の父親と出会い、彼から「失礼ですが、あなたのご両親は日本人ですか？」と質問されてーー。

乃蒼は琉清からピアスを見せられます。そのピアスは乃蒼の母親の物だったのですが、彼女が12歳の時に母親はフランスで事故死していました。そのため乃蒼はそのピアスが日本にあるわけがないと疑問に思うのですが……。 その頃、七海は徹也と激しく身体を重ねていました。徹也は七海が感じる場所を何度も責めながら、優しく愛の言葉をささやきます。翌朝、手紙を残して徹也が公園に行くと、由貴の母親から連絡が入り、由貴が行方不明になっていることを知るのでした。 一方、目を覚ました七海は昨晩のことを思い出していました。徹也と過ごせば乃蒼のことを忘れられるだろうと思いを馳せながらカフェに向かいます。カフェに入るとそこには乃蒼がいて……。

乃蒼と一緒に風呂に入り、彼にキスをする七海。乃蒼が反応している姿を見て、彼女は喜んでいる様子を見せます。乃蒼は七海を大事にしたいからと言い、これ以上の行為はしたくないと口にしますが、そんな彼を七海は優しく抱きしめるのでした。 風呂から上がり、ベッドに移動すると彼は昔話を始めます。フランスから帰国した乃蒼が同級生と話をしていると、ドイツから帰国した笹本に話しかけられ……。 とある日。乃蒼がトイレに行くと個室からうめき声が聞こえてきます。声の正体は笹本で、彼は自慰行為を行っていたのでした。笹本は乃蒼に射精し、その場を去っていきます。さらに笹本は乃蒼に絡むようになってきて、乃蒼もそんな彼と一緒に登校するようになるのですが……。

決して目を背けてはいけないと命令された乃蒼は、佳代の母親が男性と行為をする姿を見せつけられます。夫は違う男性との行為を見続けていた乃蒼を救出したのは佳代でした。ただ佳代の提案は、佳代の母親のいいなりになるくらいなら、彼女のいいなりになりなさいというもので……。 その提案を拒否する乃蒼に対して、佳代はある薬を使おうとします。 佳代の母親が乃蒼に対して冷たくするのは、乃蒼の母親との関係が影響していました。佳代の父親が乃蒼の母親を愛していると知った佳代の母親は、その怒りを乃蒼にぶつけていたのです。またそんな両親からの愛を感じられない佳代は両親との関係を諦め、乃蒼に執着をするしかなかったようで……。

ベッドのなかで七海が目を覚ますと、目の前には乃蒼がいておはようと外国語で話しかけてきます。くっついて寝ていたこと影響で、彼の下半身は恥ずかしい状況になっていて……。 昨晩とは全く違う姿を見せる乃蒼を七海は優しく包み込みます。彼の下半身を彼女のなかに挿入する際に、乃蒼は少し入れただけで過敏に反応し、可愛らしい反応を見せるのでした。いつもと違うピュアな彼の姿を見た七海は、その可愛さと色っぽさにおかしくなってしまいそうになります。 乃蒼の下半身が奥まで挿入されると、七海の身体から力が抜けていきます。下手でしょと謝る乃蒼に、七海は優しく大丈夫と返答。その言葉に反応するように、七海のなかで彼の下半身が大きくなり……。

琉清と佳代の家で2人の証拠を捜していた乃蒼。しかし彼が写真を撮っているところを使用人に見られてしまいます。使用人はすぐに佳代に報告。駆けつけた佳代によって乃蒼は拘束され、薬を飲まされてしまうのでした。 薬を飲んで身体が熱くなってしまった乃蒼は、佳代を拒否することができず弄ばれてしまいます。 一方、乃蒼が佳代に対して行っている行為を知ってしまった七海でしたが、それでもピーチに通い続けていました。ただそんな七海を、彼女の友人である徹也や由貴は気にかけていましたが……。 七海はプレイルームで男性たちから、身体を触られて感じている姿を見せていました。その姿を拘束されている乃蒼も見ていたのです。

少し前まで想像できなかった風景が七海の前に現れていました。それは乃蒼が彼女と同じオフィスにいるということ。彼が初対面の人ともすぐに打ち解けている姿を見て、彼女は一緒にいる嬉しさを感じつつも、危険な香りも感じ取っていました。オフィスでは他人のフリをしなければならず、いつバレるかもしれないスリルを七海は味わっていたのです。 乃蒼がオフィスにやってくた日の朝、七海は乃蒼に他人のフリをしようと提案していました。もし知り合いだとバレれば周囲からいろいろと聞かれ、事実でもない噂が広がるかもしれないと心配したからです。 彼女からオフィスでの振る舞いに関する提案を受けた乃蒼は、代わりに出勤前にイチャイチャしようと言い出して……。

乃蒼は大学を辞めて家を出ることにしました。家から出ると彼はとある夫人に呼び止められ捕まえられてしまいます。そして、彼女は乃蒼にその場で行為をするように命令してきますが、彼はそれを拒否。すると彼女は佳代が使っていた薬よりも強力なものを使うと彼を脅してくるのでした。 その薬は一度使用するとその効果が長時間継続し、性欲が増大するあまり人としての理性も失ってしまうほど強力で……。 一方その頃、七海は壁の中に拘束されていました。それも胸とアソコを露わにした状態で……。そんな彼女を男たちは弄びます。七海は自分がどういう状況で誰から何をされているのかわからないまま、何度も絶頂に導かれてしまうのでした。

由貴と一緒にいる乃蒼が、彼に対しておもむろに質問します。なぜ男のなかで自分だけ「ちゃん」付けで呼ぶのかと。由貴が言うには、初めて会った時にハーフのような容姿をしていた乃蒼を女の子のようにきれいだと思ったからでした。それで仲良くなりたいと思った由貴は、乃蒼を「ノンちゃん」と呼ぶようになったのです。ただ、ほかにも由貴には理由があるようで……。 七海が帰宅すると由貴はすでに帰ったあとで、乃蒼はベッドで先に寝ていました。その後、一緒に風呂に入った2人。七海は服を着たまま乃蒼の身体を洗おうとするのですが、彼女のTシャツが濡れて胸が透けて見える状態に。そんな彼女を見て乃蒼は欲情してしまい、彼女の胸に手を伸ばすのでした。

乃蒼が七海と一緒に暮らし、同じ会社で働くことになりました。そこに義父が現れてある提案をしてきます。彼は乃蒼の才能を惜しんでいる様子で、提案を受け入れてくれるなら何でもすると言ってくるのです。 彼が乃蒼にした提案というのは、七海を諦めさせて家に帰すこと。その話を聞いた乃蒼は……。 一方その頃、琉清はピーチの捜査をするように知り合いの刑事に依頼していました。彼は自らが調べたピーチの内情について刑事に伝えていたのです。さらに依頼された刑事もピーチに関して重要な証拠を握っている様子を見せます。これから本格的な捜査が始まっていきそうです。 また由貴は徹也に、留学することを決めたと伝えるのでした。

ベッドのなかでうずくまっている男は尋問を受けていました。彼のピーチでの仕事は佳代が命じた相手を秘密裏に始末すること。そう言われた男は聖良が自分のことを密告したのかと思い、焦った表情を見せます。 その男は聖良が由貴に近づき話をしたのかと疑いの目を向けるのでした。徹也の後ろに隠れる由貴に代わって、引き続き徹也が追及を続けます。彼が言うには、聖良は勝手に由貴に近づいてきただけで、彼は聖良を相手になんかしていないとのことです。もし男が逆恨みして由貴に指でも触れたらただでは済まさないと脅しをかけて……。 男はあきらめたように口を開き、自らの犯した罪を認めます。徹也はその話を刑事に聞かせていたのでした。

ある日、七海は上司から嫌味を言われます。理由は乃蒼が出勤していないことにありました。彼の欠勤が七海のせいだと言われた彼女は、負けじと上司に反論します。 その頃、聖良は由貴が徹也と一緒にいる場所に現れるのでした。そして彼女は由貴に抱きつき、一緒にいたいと泣きついてきます。それを見た徹也は怒りを露わにし、2人を離れさせようとするのですが、聖良はあきらめきれない様子を見せて……。 一方、琉清はとある外国人に依頼をしていました。その外国人は佳代から被害を受けており、同じ佳代から被害を受けていた琉清は彼に協力をお願いしたいようでした。 会社を欠勤していた乃蒼が久しぶりにピーチに現れます。するとそこには彼にそっくりな人がいて……。

琉清は自身が協力を依頼した外国人を監視していました。手首を鎖に繋がれベッドの上に軟禁されていたがその外国人は、その部屋から出してくれるように懇願します。さらに彼は佳代に勝てると思っているのかと聞いてくるのでした。琉清は彼が殺してきた人のなかに、自分の姉がいるのか知りたいのに彼が覚えていないから閉じこめているのだと返事をして……。 一方、ベッドの上で目覚めた乃蒼は隣で眠っている七海に覆いかぶさります。七海の姿に欲情した乃蒼は彼女の鎖骨にキスをして、下半身に手を伸ばしていくのでした。 朝から乃蒼に責められた七海はすっかり感じてしまいます。さらに彼の興奮が乗り移ったように、顔を赤らめて隠しきれないほど興奮するのでした。

乃蒼は監視員を辞めようとしていました。それは嫌がらせの正体が佳代だと思ったからです。しかし佳代も一筋縄ではいきません。さらなる計画をしていたのです。その計画とは、乃蒼に七海に似た女性が、乃蒼に似ている男性に押し倒している場面をみせることでした。 それを知った乃蒼は佳代のもとから逃げ出すのですが、その先には自分に似た男性が捕まっていたのです。彼は乃蒼がVIPルームに来ない代わりに、婦人たちに弄ばれていました。乃蒼は今まで来なかったことを責められて……。 一方、ルークは佳代との約束通り国外へ脱出しようとするのですが、何者かに捉えられてしまいます。彼らは佳代の手下で、実は佳代はルークを騙していたのです。

七海と電話で話をしていた乃蒼は突然電話を切ります。亜門の部屋に入っていったことは七海に伝わりましたが、それ以外の状況は彼女にはわかりません。乃蒼について書かれた封筒はかなりの数に渡っており、すでにネットでも拡散されてしまっていました。 もしその情報を乃蒼が目にしたら、彼は姿を隠すだろうと予想します。徹也はこれは亜門が考えたことかもしれないと推測するのでした。 今回の事件に佳代がどんな風に関わっているのか調査をするなかで、秘書の山村が佳代の腹違いの妹であることが判明します。ただ、佳代の父親はそのことを知りません。 一方、乃蒼は亜門の前で気を失っていました。亜門がそんな彼に目を向けていると山村から電話がかかってきて……。

記憶を失くしていた亜門は乃蒼に変装していました。とある薬を使えば彼の記憶を取り戻せるかもしれないことが判明します。その薬自体は聖良も使ったことがあり、一般的な病院でも使用されているものです。その情報を聞き、以前使ったものがあると手渡された徹也と由貴は、亜門に会いに行こうとするのでした。 一方、亜門は乃蒼の変装をして過ごしているので、バレる危険性を常に抱えています。そんななかで徹也と由貴から薬を受け取ろうとしても、佳代の監視もあるため簡単ではありません。 何とか隙を見て亜門は家を出て、薬を受け取ろうとある場所に向かいます。その一方で、佳代は部下に指示を出して亜門を始末するように動き出すのでした。

亜門は人を殺してしまったと思い込んでいました。その人に生きてられては困るからと自分に言い聞かせて、自らの記憶を取り戻すことに集中します。亜門の犯した罪はきっと佳代が隠蔽し、上手く処理するだろうと彼は考えていたのです。 一方で、亜門が殺してしまったと思った相手は死んではいませんでした。しかし、そこに現れた男によって薬品を嗅がされ意識を失ってしまいます。意識を失っていく最中、彼は亜門の名前を呼び、乃蒼に会いたいと口にするのでした。 乃蒼はその頃、暗闇の中の水槽に理解できない態勢でねじ込まれた渚の死体を見つけます。死んでいるはずの渚ですが、乃蒼には彼が助けを呼ぶ声が聞こえてきて、恐怖のあまり部屋から出ようとするのですが……。

徹也たちに保護された乃蒼は目を覚ますと全ての記憶を失ってしまっていました。そして治療のため入院した彼に徹也が付き添うことに。このまま記憶が戻らないのではと思われた乃蒼でしたが、徹也との他愛のない会話の中で全ての記憶を思い出すのでした。 そして記憶が戻ったと連絡を受けた七海は急いで乃蒼のもとへ。そこから思いがけない展開があったものの、様々な苦難を乗り越え気持ちを確かめ合った2人は結婚という形で将来を誓い合います。 そこから他の登場人物たちの問題も収束へ向かい始め、再び普段通りの日常が戻ってきました。 乃蒼はこれまで通り店にも顔を出していて、相変わらず女性客から大人気。しかしそこには以前とは違い、本当の愛を見つけ自分を取り戻した彼の姿がありました。

『純潔の罪』の結末では、乃蒼と七海が互いの気持ちを確かめ合い、結婚することを約束しました。2人の想いが深く通じ合った後、ラブラブなキスを交わします。そして、バルコニーから夜空を見上げながら、幸せなひとときを過ごしました。 一方、お店での乃蒼は、昔と相変わらず女性客からの人気を誇っています。店の開店前に乃蒼は七海とエッチしますが、時間がなく途中で終わってしまう出来事もありました。 また、体調がよくなった乃蒼を由貴が誘う一幕も。そんな現場を目撃した七海は嫌がるそぶりを見せず、2人を見守るような様子を見せます。 このように、最終回では登場人物がそれぞれの道を歩み始める姿が描かれていました。これから先、結婚した七海と乃蒼が幸せな家庭を築くことを予感させつつ、物語は幕を閉じたのです。

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本作の主人公。M気質かつアブノーマルなプレイへの憧れを持つ25歳のOLで、乃蒼に誘われピーチの会員になります。いろいろな人とのプレイを楽しみつつも、乃蒼のことが気になって仕方ないようです。

ピーチで監視員をする美青年。電車で七海に興味を持ち入会を勧めた張本人です。オーナーである佳代とは義理の姉弟で、とある事情から佳代の言うことには逆らえません。

ピーチのオーナーであり乃蒼の義理の姉。義弟に並々ならない執着心と歪んだ愛情を持っていて、夜の相手もさせています。

ピーチのシルバー会員。体験のときに相手をして以来すっかり七海を気に入り、何かとちょっかいを出してきます。

ピーチのシルバー会員。可愛らしい見た目をしたジェンダーレス男子。女性も男性もどっちもいけます。

ピーチのシルバー会員。乃蒼と同じ大学に通っている学生で、女性にはあまり興味がなさそう。どうしてピーチに所属しているのか不明です。

大人たちが安全に淫らな遊戯を楽しめる場所・ピーチ。簡単に言うとハプニングバーのような場所ですが、毎回準備されている「遊戯」が中々に凝っていて読者の興奮を誘います。 例えば手を使わずに相手の体を調べたり、体に塗った絵具を口でキレイにしたり……。非日常的なアブノーマルプレイにニヤニヤ、ドキドキが止まりませんっ！ また主人公・七海がプレイを共にする他の会員たちが軒並み魅力的な男性ばかりで、イケメンたちに取り囲まれる七海が羨ましくなってしまいます。

他の会員たちとの遊戯を楽しみつつも、七海の心は自分をピーチに引き入れた張本人であるスタッフの乃蒼に惹かれていきます。一読者としても2人の恋の行方は気になるところですが、とにかくこの乃蒼くん、超訳あり青年なんです。 ただならない事情を抱えた彼との恋愛は、どう考えても一筋縄ではいかなそう。素直で優しい七海が打ちのめされる未来が見えてソワソワしてしまいます。 果たして七海と乃蒼は障害を乗り越え、無事に結ばれるのか。ストーリー展開からも目が離せません！