漫画『ワタシ以外、全員不倫』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！【男女の愛憎劇】

『ワタシ以外、全員不倫』は、男女の歪んだ愛情が恐ろしい愛憎悪へとカタチを変える描写が、驚きの連続で展開されていく女性向け不倫もの漫画です。 本記事では、本作『ワタシ以外、全員不倫』を最新巻までネタバレも含めて徹底解説していきます！全巻無料で読めるかも調査したので、ぜひ最後まで見ていってくださいね！

主人公のOL･紺野瑞穂(こんのみずほ)は、同じ大手化粧品会社に勤める真一(しんいち)と結婚して2年になります。2人の間に子供はおらず、平穏な日々を送ってはいましたが、瑞穂はこの結婚生活に満足していませんでした。 そんなある日、真一の浮気が発覚します。しかもその相手は、瑞穂の同僚の森村理子(もりむらりこ)だったのです。ですが理子は、現在海外支店へ赴任中の宇崎誠(うざきまこと)と婚約中の身でした。そして実は、理子が結婚前恋心を抱いていた相手こそ宇崎だったのです。これはとても複雑な関係性ですね......。 そんな中、海外赴任していた宇崎が日本に帰国することになります。大好きだった宇崎の帰国を知り、恋心が再熱してしまう瑞穂。ここからドロドロの愛憎劇が始まっていくのでした。

瑞穂が新しいプロジェクトのリーダーに抜擢され、なんと宇崎が補佐として瑞穂のサポートをすることになります。心弾ませながら宇崎と楽しそうに仕事する瑞穂。真一の浮気もあり、どんどん気持ちが宇崎に傾いていったんですね。 しかしその状況を良く思っていないのは理子です。2人が接近しすぎないように、あの手この手で嫌がらせをします。瑞穂も言っていますが、理子の性悪女っぷりが存分に出てる場面ですね。 そんな中、瑞穂は宇崎と日帰りのドライブ出張へ出かけることになります。これには、心中穏やかでいられない理子。一波乱待ち受けていそうな状況に、続きがとても気になる終わり方でしたよ。

新しいプロジェクトを順調に遂行していた瑞穂と宇崎は、2人きりで日帰り出張へ車で出かけることになります。 瑞穂が婚約相手の宇崎と2人きりになってしまうことに、焦りを隠せない理子。どうやら理子には何か瑞穂にはバレたくない事情があるようです。このバレたくない事情って何なのかとても気になりますね......。 出張先での仕事を無事に終えた瑞穂と宇崎は帰路につきます。しかし、帰宅中に予期せぬ事態が発生します。なんと帰り道の途中で崖崩れが起きて大渋滞に巻き込まれてしまったのです。2人は密室の車内で長い間一緒に過ごすことになって......。

出張の帰り道で崖崩れがおきて、大渋滞に巻き込まれた瑞穂と宇崎。物語はここから思わぬ展開へと進んでいきます。密室の2人きりの車内で宇崎はなんと、「瑞穂のことが好きだった」と打ち明けたのです。しかし、「好きだった」という過去の表現に肩を落とす瑞穂。 その悲しげな表情を見た宇崎は瑞穂を抱きしめました。瑞穂は驚きとともに、宇崎が今も自分のことが好きなのだと気付きます。どうして理子と婚約したのか瑞穂が宇崎に問いかけます。しかし、バツが悪そうな表情をした宇崎に、答えられないと言われてしまいます。 話しはそれで終わってしまい、この日はそれ以上の関係性に発展していくようなことはありませんでした。宇崎と理子の関係はどうやらワケありって感じなんですね。

宇崎との2人きりでの日帰り出張から無事帰ってきた瑞穂。帰宅後、真一の明らかにおかしな様子に気が付きます。 真一は、瑞穂と宇崎との間に関係が出来てしまったのではないかと瑞穂を疑います。瑞穂が事実を伝えるも信用しない真一は、結婚生活の終わりを察したかのように、悲壮感漂う表情で落胆するのでした。不倫の末路を物語っているような真一の姿は、少し哀れでしたね。 しかし、瑞穂自身もこの出張での一件で、自分の本心と人妻としての立場との間で苦しむことになります。お互いが好き同士であることは分かったし、宇崎と一緒になりたいという気持ちもあるが、自分は結婚している身だと瑞穂は自身に言い聞かせて気持ちを抑え込むのでした。

気持ちの整理が上手く付かないまま、しばらく過ごしていた瑞穂。そんな中、理子がウェディングドレスを試着しに来た様子を、瑞穂に見せつけるようにSNSへ投稿します。この投稿には、瑞穂が宇崎に近寄らないように制止させる意図がありました。やはり理子はとことん性悪ですよね。 その意図に気が付きながらも、宇崎に近づきたいと心の奥底で感じてしまう瑞穂。宇崎も理子との結婚にはまだ迷いがありました。 そんな2人の気持ちに気が付いて様子をそばで見ていたのが新庄部長です。新庄部長は静観しているだけで、2人をサポートするわけではありません。ただ、男と女が愛の中に深く溺れていく様子を見ていただけという理由だったことには、とても悪趣味な感じがしましたね。 そして、なんとか気持ちを抑えている瑞穂と宇崎でしたが、その想いはもう溢れてしまいそうで......。

昨日の出張での一件で、瑞穂に対して完全に疑心暗鬼になっていた真一。そんな真一は、瑞穂の自分への気持ちを確かめるために、瑞穂をディナーデートに誘います。瑞穂は真一との関係を修復するための良い機会だと感じ、2人はディナーへ出かけます。 しかし真一の思いとは裏腹に、宇崎に気がある様子が見え隠れしてしまう瑞穂に気付き始めます。案の定といった感じですね。そして度重なる瑞穂の言動に宇崎に気があると確信する真一。瑞穂へ気持ちが歪んだ愛へと変わってしまった真一。そして次の瞬間、瑞穂の身に驚愕の出来事が起こります。 逆上した真一が、瑞穂に襲い掛かったのです。その後も真一の暴走は止まらず......。

常軌を逸した真一に襲われてしまった瑞穂。一時的な感情で瑞穂を襲った真一は、もう後戻りできない状況に暴走を加速させてしまいます。そして、なんとしても瑞穂との関係を保ちたい真一は、あろうことか瑞穂に睡眠薬を飲ませて、自宅の部屋に監禁します。真一は完全に一線を越えてしまいましたね......。 真一は瑞穂を支配するために、瑞穂が適応障害を患ったと会社に嘘をつくのでした。一緒に働いていた宇崎は、瑞穂が適応障害なんかになるわけないと勘付きます。しかし、他人の夫婦関係に介入していいのかとの思いもあり、どうするべきかと頭を悩ませることになります。 そして、宇崎はどう決断するのか、瑞穂はどうなってしまうのか......。

真一は、瑞穂を自宅で監禁していることを理子へ打ち明けます。理子は、真一に狂気じみた危ない匂いを感じますが、宇崎との関係を邪魔するものが居なくなり、しめしめと笑みを浮かべます。この状況で自分の幸せを優先できる理子も相当狂気ですよね。 瑞穂の安否が気になって仕方ない宇崎は、総務部の女性社員から気がかりな情報を聞き入れます。理子に必死に止められますがそれを押しのけ、瑞穂が監禁された自宅へ向かう宇崎。ついに宇崎が動き出しましたね。瑞穂を無事救出できるのでしょうか。 瑞穂の監禁された自宅のマンションに到着した宇崎は、ベランダの窓ガラスを割って部屋の中へ入り込みます。そこには、意識朦朧として弱った状態の瑞穂がいました。宇崎は瑞穂を救出しようと試みますが......。

作品のタイトル通り、主人公の瑞穂以外の3人が不倫をしているという状況で、ストーリーが展開されていきます。良くある感じの不倫もの作品とは違い、読み進めていくうちに歪んだ愛のカタチが危険でおそろしい姿に変わっていく様子に、ハラハラやドキドキを楽しめる作品となっています。 刺激的な恋愛ストーリーを楽しみたい方には、とてもおすすめの作品です。