漫画『ララの結婚』最新巻まで全話ネタバレあらすじ＆感想！切なくも情熱的なBLラブストーリー

双子の妹に変装して富豪と結婚した男性が、夫となった男に翻弄されるストーリーのBL漫画『ララの結婚』。 そんな本作は、切ないけど情熱的な純愛ストーリーが見どころの作品です。 ここからは作品の配信情報や無料で観られるか、最新巻となる6巻までのネタバレ・あらすじやお得に読めるサービスを紹介していきます。

大切な相手と駆け落ちした妹・ララに変装して、富豪の家の息子・ウルジとの婚儀を終えたラムダン。隙を突いて逃げるつもりでしたが、ウルジに酒を飲まされて初夜を迎えてしまいます。いきなり過激なエッチシーン！ 婚儀を終えてから一週間が経ち、その間にラムダンは何度もウルジと身体を交えていました。そんなある日、兄弟の契りを交わしたタシがやってきて、逃亡に協力してもらうことに。しかし故郷の友人たちや親に裏切られ、挙句の果てには男たちに襲われる始末。 辛うじてウルジに助けられて家に帰ると、彼は最初からララではなくラムダンと結婚することが目的であったと明かされ……。

世話係のヤンを探していたラムダンですが、謎の男に捕まってしまいます。パドマと名乗る彼は、なんとウルジの兄であり正当な家の継承者でした。 そして突然パドマはラムダンを賭けた決闘をウルジに申し込み、翌日に立射3本の戦いが始まります。勝者はウルジでしたが、ラムダンが婚約者に選んだのはパドマでした。何か考えがあるのかな……？ パドマと話し合いの場を設けたラムダン。そこで彼から、ウルジを守るために家を出たこと、決闘を申し込んだのもウルジのためだったことが明かされます。翌日ウルジは村から出ていき、ウルジは無事に帰還するのでした。 そんなある日、ウルジのもとに第二の妻・アリアナがやってきて……。

ララを探すために黙ってスラム街へと向かったラムダン。少年・トーマーに助けてもらいながら難を逃れますが、何者かによって娼館へと連れ去られます。しかしそこにいたのはパドマ。どうやら娼館を牛耳っているらしく、他の娼婦たちのもとに連れていかれます。 一方ブルクティーン家では、ウルジとアリアナの婚儀の準備が進められていました。最初は抵抗していたウルジですが、初めて父親に頭を下げられお願いをされます。「ブルクティーン家を頼む」ーー。父親は家のことが大事なのよね。 ウルジが苦悩しているとき、なんとララがやってきます。さらにブルクティーン家にトーマーと、ララの駆け落ち相手・ロサンも現れ……。

ララたちの話を聞き、ラムダンを迎えに行ったウルジ。そこで本気の想いを告げ、次第にラムダンも心を許していきます。結果的にアリアナとの婚儀を蹴ったことになりますが、2人で笑い飛ばしてしまうのでした。 パドマのもとにやってきたラムダンとウルジ。現在ブルクティーン家は大騒ぎになっており、アリアナの家との関係も悪化し始めているとのこと。愛のためとはいえウルジはとんでもないことをやらかしましたからね～。 その後娼館の常連である貴族・ミジドという男に出会ったラムダン。無事に商談も終え、ウルジとともにブルクティーン家へと戻ることに。その途中、倒れていた男を助けて連れて帰りますが、その男はラムダンが男だと見抜き……。

男の言葉を聞いたウルジの父・ブルクトから罵声を浴びるウルジ。必死に説得を試みますが、ブルクトは聞く耳を持ちません。 あまりにも重いブルクティーン家の家督を継がせるには、ウルジを正しき道へと進ませる必要があり……。物語が一気に不穏な方に向かっていますね。 一方ラムダンは、指輪を置いてウルジのもとを去ることに。そして先ほど救った男・ルカと街を離れます。ウルジと対等で居たかったラムダンは、ルカとともに自分のルーツであるかもしれないグリナザ族を探す旅に出るのでした。 しかし夜盗に襲われて船に乗せられる2人。そこで船乗りの呪いを解いたラムダンは、呪術師として活動することになり……。

ウルジは屋敷で複数の女性とお見合いをすることに。しかし女性と結婚する気は最初からなく、彼女たちに求める条件は「自分を愛さない」こと。ウルジはラムダンが帰ってこないと理解しつつも、忘れられずにいました。 その頃久しぶりの陸に辿り着いたラムダンは、船長のアウラと一緒に行動します。その後降り立った地でグリナザ族を探そうとしますが、強引に船に乗せられるのでした。 そしてどういうわけか、船はミンシンへと帰っていきます。振り出しに戻ってしまう感じですね～。 王宮へと連れていかれたラムダンでしたが、隙を突いてアウラから逃げようとします。そこへウルジがやってきて……。

ミンシンへと戻った矢先、ウルジが王女シーシィと結婚したという噂を耳にしていたラムダン。もう彼と共にいることはできないと分かっていながらも、久しぶりの再会に気持ちが高まり、そのまま長い夜を共に過ごします。 そして再びウルジの元を去ろうとしたラムダンは、2人の結婚が偽装だと知らされました。 家のために何としても世継ぎ問題を解決する必要があったウルジは、王に疎まれていた王女シーシィと出会います。そして彼女が誰の子とも分からない子どもを身籠っていると知り、偽装結婚をして腹の子をブルクティーン家の世継ぎにしてしまおうと考えたのです。 自分と人生を共にするため、ウルジが処刑されかねない大罪を犯したと知ったラムダンは、彼の元に留まる覚悟を決めます。

ウルジと再会を果たしブルクティーン家の使用人となったラムダンは、彼を連れて故郷へ里帰りすることに。ウルジが父親や村の人と交流しようと努めている様子を見て、彼の愛情を再確認します。 そして村から帰る直前、ラムダンは父親から拾われたときに身に付けていたおくるみを渡されました。しかしその布の刺繍は災厄をもたらすとされるグリナザ族のもので、ラムダンはブルクティーン家の人々から避けられるようになってしまいます。 ラムダンがまた自分の存在が迷惑をかけてしまうと気落ちする一方で、ウルジは全く気にも留めていない様子。さらにはラムダンが負い目を感じることなく生きられるよう、ある壮大な計画を企てているようで……？

一難去ってまた一難な展開が続く、漫画『ララの結婚』。ラムダンは無事にウルジの元へ戻ることができましたが、夫婦ではなく使用人と主という関係になってしまいました。 さらに双子の出生の謎や、偽の世継ぎといった問題が山積みなので、まだまだハッピーエンドを迎えるには時間がかかりそうですね。 とはいえ、最終的にはラムダンとウルジが誰にも気後れすることなく共に人生を過ごせるようになると予想します。 このままブルクティーン家に居ては公に一緒になることはできないでしょうから、世継ぎ問題が片付いたのち、ウルジはラムダンと共に家を出るかもしれません。 また最終回では、「ララとウルジ」としてではなく、「ラムダンとウルジ」として再び婚姻を結ぶ姿が描かれるのではないでしょうか。

本作は幼い頃からラムダンに恋をしていたウルジが直球に想いをぶつけ、徐々にラムダンも好きになっていく純愛ストーリーです。しかし幸せになるまでの道のりは非常に厳しいものでした。 男同士の婚姻を許可しない者、2人の恋路を邪魔する因果……。一度くっついたと思ったら、また離れ離れになるもどかしい展開には悶絶してしまいそうです。 2人の最後は幸せなものなのかそうでないのか、目が離せません！

甘く刺激的なベッドシーンも非常に魅力的な本作。特にウルジに抱かれるたび、艶っぽさを増していくラムダンの容姿にも注目です。 美しい外見に反して、ケンカっぱやく、どちらかというと少年っぽい性格のラムダンですが、ベッドの中では別人。全身から女性顔負けの色香が醸し出されていて、ウルジでなくてもクラクラしちゃいそうです。 そして体を重ねるたび愛情が増していくのも感じられ、幸せいっぱいのベッドシーンに心も目も満たされますよ！