漫画『もっと可愛くなっていい』最新巻まで全話ネタバレあらすじ＆感想！鬼上司×M男部下の甘い同居生活！

『もっと可愛くなっていい』は、クールな鬼上司×褒められたがりな部下の同居生活を描いたBL漫画。M男な性癖を上司に知られた主人公が、上司にどろどろに甘やかされて言葉責めされる物語です。 この記事では、『もっと可愛くなっていい』の最新巻までの全話ネタバレや感想、作品の見どころについて解説します。本作の内容が気になる人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

真中航は、怖い上司・剣崎怜士に怒られてばかりのサラリーマン。彼はそんな鬼上司の剣崎と同居中でした。 1週間前、借金を抱えていた実家が家業を畳むことになり、真中が家に仕送りすることになりました。家賃と更新の都合で、今の家に住み続けることが難しくなった真中は安い家を探すことに。彼の事情を知った剣崎が「余っている部屋があるから」と居候させてくれることになったのです。 ある日、寝る前にふと性欲が湧いてきた真中は、「M男向け言葉責めボイス」を聞きながら自慰行為を始めます。その時、剣崎が部屋に現れて真中の性癖がバレてしまいました。剣崎は「こういうのが好みなんだ？」と迫り、「続きをしてやる」と真中のモノをシゴき始めて……。

翌日、剣崎に言葉責めされる夢を見て目覚める真中。昨日の出来事があって以来、真中は職場でも剣崎のことを意識してしまいます。 帰宅後、いつも剣崎の世話になっていることを気にしていた真中が、マッサージを申し出ました。剣崎の寝室でマッサージを終えると、今度は剣崎が「マッサージしてやる」と言い出します。 真中は剣崎のマッサージで思わず勃起してしまいます。剣崎に勃起を指摘されて謝ると、「謝り癖がついている」と言われ、本当は何を求めているのか問われました。真中が「褒めて欲しい」と言うと、剣崎は真中のことを褒めながら下半身を弄りだして……。

休日、真中は剣崎と一緒に寝具を買いに行くことになりました。剣崎は真中と同じベッドで寝ると言いだし、キングサイズのベッドを購入します。 買い物が終わると高級レストランで食事をし、ホテルに連れて行かれて一緒に夜景を眺めました。一日中、女の子のように扱われ、剣崎にエスコートされていることに真中は戸惑いを覚えます。 すると剣崎は真中にキスをしてベッドに押し倒し、「今までMの願望を満たしてくれた女はいたのか？」と尋ねました。真中が「女性には引かれてしまう」と答えると、剣崎は「俺なら、お前の願望を満たしてやれるかもしれない」と迫って……。

ホテルで真中と一夜を過ごした翌日。剣崎は、真中の寝顔を眺めながら彼との出会いを思い出していました。 4年前、真中はインターン生として会社にやって来ました。そのときから、剣崎は真中のことがやけに気になっていたのです。 真中が入社後、彼の部署が業績不振で解体されることになりました。剣崎の希望で、真中は剣崎の部署に異動することに。剣崎は真中を早く一人前に育てようと厳しく指導しました。その結果、真中が萎縮してしまったことに気づきます。 過去を振り返りながら、真中を想うあまり彼を追い詰めてしまったと悔いる剣崎。休みが明けて仕事が始まると、剣崎は職場での態度を改めて……。

ある日、真中は買い物中に剣崎が女性と一緒にいる姿を目撃して動揺します。 翌日、女性のことが気になって仕事に集中できない真中。剣崎に好きと言われたことがない真中は、彼の気持ちが分からず不安になります。仕事終わり、剣崎に一緒に帰ろうと誘われました。剣崎の本心を知って傷つくことを恐れた真中は、彼に「上司と部下の関係でいたい」と告げたのです。 帰宅後、剣崎は真中にいきなりキスをして「好きだ」と告白しました。真中が昨日の女性のことを尋ねると、元婚約者だと答えます。 その後、剣崎は元婚約者と別れることになった経緯を話しました。真中と出会い、初めて人を本気で好きになった剣崎。改めて、真中に「つき合って欲しい」と想いを伝えます。その言葉で、剣崎に対する気持ちに気づいた真中は「剣崎さんのことが好きみたい」と告げて……。

主人公の真中は、怖い鬼上司の剣崎に職場で叱られる日々を送っていました。しかし、本当は彼に「褒められたい」という願望を抱いていたのです。 そんな真中は、家庭の事情で剣崎と同居しています。剣崎の意外に優しい一面に触れる中、真中のM男な性癖が剣崎にバレて急接近する展開に。家の中では、剣崎に言葉責めで甘やかされる日々を送るようになります。 2人の関係が深まっていく過程で、クールで感情を表に出さない剣崎の真中に対する愛情が見えてきてキュンキュンさせられる作品です。