『全開ガール』相関図・キャスト一覧！子役の現在は？

2011年に放送された最強の女と最弱の男が繰り広げる痛快子育てラブコメディ『全開ガール』は、親子愛や家族愛についても描いた名ドラマです。 この記事では『全開ガール』の相関図・キャスト一覧について詳しく解説していきます。かわいい子役がたくさん出演していた『全開ガール』。子役たちの気になる現在についても紹介していきますので、チェックしてみてくださいね。

キャストのプロフィールや現在の活躍を知りたい人は俳優名をクリック！

主人公の鮎川若葉を演じるのは新垣結衣です。若葉は国際弁護士を目指すキャリアガールで野心をバリバリ燃やす女性の役どころ。貧乏育ちなこともあり金持ちとの結婚を夢見る若葉ですが、苦手な学なし財なし将来性なしの草太と関わり変化していきます。 演じる新垣は当時23歳。連続ドラマ初主演で弁護士役もラブコメディも初挑戦でした。初々しいガッキーがバリキャリ女性を演じ、慣れない育児を通じて成長する様は必見。 その後、『リーガルハイ』(2012・2013年)でも新人弁護士を演じ、『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年)では社会現象を巻き起こし、共演した星野源と結婚しました。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)に出演するなど活躍を続けています。

お人好しのシェフ・山田草太を演じるのは錦戸亮です。草太は元妻の残していった血の繋がらない息子を育てる「イクメンの星」。金も学も将来性もないと若葉からは見下されてしまいますが、次第に若葉に惹かれていきます。 演じる錦戸は演技力が高いことで知られ、歌手・俳優として幅広く活動。『てるてる家族』(2003年)、『ラスト・フレンズ』(2008年)、『流星の絆』(2008年)などに出演していました。 『全開ガール』出演後も、『ごめんね青春！』(2014年)で主演を務めるなど活躍を続けています。2019年に事務所を脱退してからは音楽活動を中心に活動し、テレビドラマで姿を見ることが減ってしまいました。 しかし、2023年には『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』や『離婚しようよ』に出演し再び存在感を見せています。『不適切にもほどがある』(2024年)ではサプライズ出演し、視聴者を驚かせました。

鮫島桜川法律事務所のエース弁護士・新堂響一を演じるのは平山浩行です。新堂は裕福な家庭に育ち野心家でプレーボーイな役どころ。金持ちと結婚したい若葉からの評価AAA(トリプルエー)となっています。 演じる平山は2003年に『高原へいらっしゃい』で俳優としてデビュー。演技未経験だったため厳しい指導を受け苦労しますが、周囲に支えられ乗り越えました。現在では、184cmの長身とルックスの良さで存在感を放つ俳優となっています。 『篤姫』(2008年)、『隣の家族は青く見える』(2018年)、『大病院占拠』(2023年)などの代表作があり、長く活躍を続ける俳優です。

昇子の秘書・汐田そよ子を演じるのは蓮佛美沙子です。そよ子は素直でおっとりとした性格のイマドキ女子。若葉とは同世代で若葉を通じて知り合った草太に惹かれていきます。 演じる蓮佛は映画『犬神家の一族』(2006年)でデビューし、同年に第81回キネマ旬報ベスト・テン日本映画新人女優賞および第22回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞する実力派俳優です。 大林宣彦に「20年に1人の逸材」と言われ、演技力を高く評価されています。『全開ガール』で共演した新垣結衣とは仲が良く、新垣宅で朝まで飲むこともあるそうです。 『お義父さんと呼ばせて』(2016年)、『べっぴんさん』(2016〜2017年)などに出演し、今後の活躍がますます期待できる俳優の1人となっています。

草太のイクメン仲間・西野健太郎を演じるのは鈴木亮平です。草太が勤める「ル・佐藤」の常連客でもあり、イクメンの草太を尊敬しています。草太自身は手づくり木彫り玩具・マルハ工房の工員。 演じる鈴木は幼い頃から俳優を志し、2006年『レガッタ〜君といた永遠〜』で俳優としてデビューを果たします。その後、『HK 変態仮面』(2013年)、『俺物語!!』(2015年)などに出演し、出演作に合わせて体重を増減させることからカメレオン俳優と呼ばれることも。 2018年には『西郷どん』で大河ドラマの主役を務めますが、その際も西郷隆盛を演じるために体重を100kgまで増やしたと話しています。 『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(2021年)、『下剋上球児』(2023年)などで主演を務め、真面目な人柄の滲み出た演技が魅力的な俳優です。

鮫島桜川法律事務所の中堅弁護士・モーリス佐古田を演じるのは佐藤二朗です。モーリス佐古田は音もなく現れて、雑学を披露して去っていくという不気味な役どころ。 演じる佐藤は唯一無二の存在感を放つ、名バイプレイヤーとして知られています。何を考えているかわからないトリッキーなモーリス佐古田役は適役だといえるでしょう。 「勇者ヨシヒコシリーズ」(2011・2012・2016年)、『過保護のカホコ』(2017年)『新解釈・三國志』(2020年)などさまざまなジャンルの作品に出演しています。 2024年にはXで強迫性障害を小学生のときに発症していたことを公表。今後も佐藤にしかできない演技で視聴者を楽しませてくれそうです。

鮫島桜川法律事務所の弁護士・九条実夏を演じるのは青山倫子です。実夏は姉御肌で興奮すると博多弁が出るSっ気のあるキャラクター。若葉は完璧に仕事をする実夏を尊敬しますが、毒舌すぎるので対立もしていきます。 演じる青山はモデルとして100本以上のCMに出演しており、「モデル界のCM女王」とされていました。2006年にモデルから女優に転身し、同年に時代劇『逃亡者おりん』で主役を務め時代劇のニューヒロインとして注目されます。 大河ドラマ『天地人』(2009年)や『逃亡者おりん2』(2012年)に出演しており、凛とした雰囲気が魅力的です。『全開ガール』では美しい顔から繰り出される毒舌に注目！

草太のイクメン仲間・林佐間男を演じるのは荒川良々です。劇団俳優の林はMっ気があり姉御肌でS気質の実夏に惹かれていきます。シングルファザーの林は最終話で実夏と再婚することに。 演じる荒川は1998年に大人計画のオーディションを受け合格すると数々の映画やドラマ・CMに出演し、2008年には映画『全然大丈夫』で主役を務めました。 1度見たら忘れられない強烈なビジュアルが特徴的で、丸刈りに癖のある表情でさまざまな作品の脇を固めています。名バイプレイヤーとして日本演劇界に欠かすことのできない俳優で、『あまちゃん』(2013年)、「いだてん」(2019年)などが代表作です。

三葉の森保育園の園長・花村仁を演じるのは竹内力です。仁は日向や笑太郎や通う保育園の園長で強面だが、とても優しく子どもたちをのびのびと教育しています。対立しながらも惹かれ合う若葉と草太を温かく見守る一面も。 演じる竹内は1986年『彼のオートバイ、彼女の島』で俳優としてデビューし、端正な顔立ちを活かした御曹司の役などを演じていました。しかし、あまりにも自身の性格と違うため自らチンピラ役を志願。「ミナミの帝王シリーズ」(1993年〜)や『仁義』(1991年)などに出演し、「Vシネマの帝王」と呼ばれるようになりました。 現在ではすっかり強面キャラが浸透し、映画だけでなくテレビドラマやゲームキャラの吹き替えなどで活躍しています。

鮫島桜川法律事務所の所長・桜川昇子を演じているのは薬師丸ひろ子です。カリスマ弁護士の昇子は娘の日向を溺愛しており、日向のベビーシッターを若葉に依頼する役どころ。実は苦労人で若葉と同じような経験をしているため、若葉を気にかけています。 演じる薬師丸は、1978年に映画『野性の証明』で中学1年生のときにデビュー。『セーラー服と機関銃』(1981年)の大ヒットで有名となり、映画と同名の主題歌もヒットしました。 その後もヒット作に恵まれますが、1991年に結婚したのを機に演劇や歌手活動からは遠ざかります。1997年には『ミセスシンデレラ』で18年ぶりにドラマ主演。 離婚後は精力的に俳優活動を続け、『木更津キャッツアイ』(2002年)、『あまちゃん』(2013年)などに出演し、日本を代表する女優の1人となっています。

草太のイクメン仲間・鶏井宏を演じるのは皆川猿時です。鶏井は区役所に勤務する公務員で、料理上手。子どものためにキャラ弁を作る腕前の持ち主です。 演じる皆川は宮藤官九郎作品の常連で、グループ魂ではボーカルとして歌手活動も行っています。代表作には『あまちゃん』(2013年)、『初めて恋をした日に読む話』(2019年)、『あなたの番です』(2019年)などがあり、一癖ある人物を演じることが多いのが特徴的です。

花村仁の娘で三葉の森保育園の保育士・花村うららを演じるのは皆藤愛子です。強面の父に似ず優しく明るい性格の美人。保育園に通うイクメンパパたちのアイドル的存在となっていますが、仁への恐怖からうららに近づく男性はいません。 演じる皆藤は2005年にめざましテレビの4代目お天気キャスターを務め、一気にお茶の間に知られる存在になりました。その後、お天気だけでなく情報キャスターとして活躍し、俳優としての活動も始めます。愛らしいルックスとかわいい声が特徴的で、アイドル的存在のうららは適役。 その他の出演作には、『電車男』(2005年)、『スペシャルドラマ版ちびまる子ちゃん』(2006年)、『永沢君』(2013年)などがあります。

昇子の娘・桜川日向を演じるのは谷花音です。若葉が面倒をみることになる5歳児ですが、大人びておりクールで赤ちゃんのおむつを替えるのは若葉よりも上手。しっかりしているように見えて、母親にかまってもらえない寂しさを抱えています。 演じる谷は当時7歳。5月期のドラマ『名前をなくした女神』(2011年)で注目を集めた後で、『全開ガール』への出演となり大きな注目を集めました。その後、小林星蘭とともに「すたーふらわー」として歌手デビューを果たし人気子役となります。 学業との両立もあり露出は減っていきますが、2021年に留学、2023年4月には大学への進学を報告。大きくなった谷の見せる演技が楽しみです。

草太の息子・山田笑太郎を演じるのは高木星来です。笑太郎は草太の元妻の連れ子で草太とは血がつながっていませんが、草太を「おとう」と呼び愛情を受けながら育っています。昔は泣いてばかりいたことから、「ビー太郎」と呼ばれることも。 演じる高木は当時7歳。笑顔が印象的で高い演技力を持ち、『海の上の診療所』(2013年)、『流星ワゴン』(2015年)、『掟上今日子の備忘録』(2015年)などに出演しています。 今後の活躍も楽しみな子役でしたが現在は活動休止中で、『世にも奇妙な物語'17秋の特別編 フリースタイルかあちゃん』(2017年)以降は俳優としての活動はありません。

男女逆転痛快ラブコメディ『全開ガール』は、放送から時間が経っても楽しめる名作です。今も活躍を続ける俳優たちが出演する『全開ガール』のキャスト・相関図をチェックして、作品をより楽しんでみてくださいね。