漫画『モラハラサレ妻のシタ復讐』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！復讐として妻がとった驚きの行動とは？

漫画『モラハラサレ妻のシタ復讐』は、モラハラ夫のDVに苦しめられてきた主人公による愛憎まみれの復讐ストーリー。女として抱かれる喜びや愛に餓えた心が主人公の不倫や過激な行動に拍車をかけていき……。 今回の記事では『モラハラサレ妻のシタ復讐』の最新話までのネタバレやお得に読む方法などを紹介していきます。

主人公・高槻薫は10歳年上で教育熱心な夫・誠司と10歳になる1人息子・守の3人で暮らす専業主婦。一見子ども想いのいい家庭を築いている高槻夫妻ですが、実は薫は家庭内で長年誠司に支配される生活を強いられていました。 毎日レシートを提出させ買ったものを全てチェック。家計に文句を言い終わると薫に口淫を強制。そんな薫の意思を全て無視したモラハラを繰り返す誠司。さらに、マザコン気味の誠司は息子の教育方針もすべて義母に頼る始末です。 薫は家のお金を自由に使うことも子育てに口を出すことも許されません。守の10歳の誕生日すら義母に邪魔されて祝えなかった薫。ついに堪忍袋の緒が切れて反論したところ、誠司は薫に暴力をふるってきて……。

誠司に殴られ、衝動的に家を飛び出した薫。行く当てもないままフラフラと街の中を彷徨っていると、酔っぱらいの男2人に絡まれてしまいました。不幸まみれの人生に絶望し薫が自暴自棄になりかけた時、1人の男が助けに入ります。 妙な色気と雰囲気がある男に思わず見入ってしまう薫。腕にタトゥーのある男・AKIRAは酔っぱらいを追い払うと、薫に優しい言葉をかけてくれます。薫の弱った心は男の魅力に引き寄せられ、気付けば店で酒を口にして家庭事情を話していました。 AKIRAの甘い誘惑に逆らえず、そのまま抱かれてしまった薫。セックスレスで燻っていた薫の体は本能のまま女の快感に酔いしれてしまうのです。そのセックスをAKIRAが盗撮していることも知らないまま……。

AKIRAと過ごした夜を忘れるべく、日常に戻ってきた薫。相変わらず誠司のモラハラは続いていますが、守の存在が薫にとって人生の支えとなっていました。 暴力を振るった手前負い目があるのか、誠司は薫が帰宅しなかった夜のことを追及してきません。薫も不倫した事実がバレずに済み、ホッとしていました。しかし、AKIRAからのSNSメッセージが届いた瞬間、薫の平和に不穏な影が差し始めます。 実はAKIRAはヤバい系の動画を加工・ライブする動画配信者だったのです。AKIRAはセックス動画の出演報酬を薫に渡そうとします。動画の削除だけ要求してお金は受け取らなかった薫。しかし、AKIRAに触れられたときの熱を忘れることができなくて……。

誠司の友人に招かれて小料理店の開業祝いに出席した薫。誠司の命令で黙って微笑んでいた薫に対し、誠司の友人は「美人な奥さんができて感謝だな」と言いながら学生時代の話を口にします。普段は高学歴エリートぶっている誠司にも初心な時代があったのです。 昔のことを恥だと思っていた誠司は、帰宅後薫に逆ギレ。薫は顔が腫れるほど理不尽に殴られます。さらに誠司はたった1000円の図書カードで薫にDVの口止めをしました。薫は呆れるを通り越してドン引きしているのですが、誠司は全く気付いていません。 そんな中、ネットの海に拡散され完全に削除されていなかった薫とAKIRAのセックス動画を、スナック経営者である薫の母親が見つけてしまい……。

息子のスイミングスクールで出会ったママ友・仲本真奈美と意気投合した薫。しかし、それを良しとしない義母がわざと捻挫したことにより、真奈美との交流は中断。自宅だけでなく義母の家事まで薫がすることになります。 誠司はより薫を支配しようとしてかモラハラに拍車がかかり、強引な口淫などで薫は心身ともに追い込まれていました。そんな薫に追い打ちをかけるように、実母がAKIRAとのセックス動画をネタにお金の無心にやってきます。 動画が拡散されていたことを知り、AKIRAを責める薫。しかし、AKIRAは薫の体には価値があることを伝え、以前薫が受け取らなかった報酬を差し出してきました。仕方なくそのお金で実母に10万を渡した薫。AKIRAの熱の心地よさや自分の体で得たお金が、少しずつ薫の理性を壊していき……。

捻挫はとっくに治っている義母でしたが、薫に家事や面倒を押し付けることのできる生活を楽しみ始めます。誠司に命令されている手前、義母に逆らえない薫は言うことを聞くしかありません。 薫を奴隷のようにしか思っていない義母は、あろうことか誠司に「2人目は別の女性に産んでもらってはどうか」と言い始めます。誠司はその言葉に怒るどころか、まるで薫を玩具か娼婦であるかのような発言をしながら義母と談笑していました。 その夜、誠司は嫌がる薫を無理やり押さえつけ、ローションを使って挿入セックスを強行。性道具のような扱いに本気で怒る薫でしたが、誠司に再び殴られそうになり抵抗できません。薫はついにAKIRAの話に乗ることを決めて……。

理不尽と不幸にまみれた今の人生から脱却したいとようやく決意した薫。しかし、いきなりAKIRAの元へ行ってもまた前回のように利用されて終わるかもしれません。 自分の現状と今後のため、薫は自己分析を始めます。しかし、義母のいびりや誠司の性的モラハラに加えて、実母の金の無心という3重苦の状況に薫の心は疲弊するばかり。 元々精神的に限界がきていたのもあり、誠司から無理やり大人の玩具を挿れられそうになった瞬間、薫の全身に蕁麻疹が発症。驚いて行為を止めた誠司ですが、翌朝には薫の身体を詰る最低発言を繰り返していました。 それを受けて完全に誠司を見限った薫。AKIRAに対し、条件付きで動画出演すると話を持ち掛けて……。

動画出演において、AKIRAに2つの条件を出した薫。1つは目隠しやマスク、モザイクで顔を絶対隠すことと、その上でパソコンの使い方も教えてほしいこと。AKIRAは承諾し、自分のアシスタントである楓からパソコンを習えるよう手配します。 2つ目の条件は、AKIRAに優しく抱かれたいこと。薫は結婚してから10年ずっと心身をズタボロにされてきたため、優しさや愛情を誰よりも求めていたのです。この条件もAKIRAは快諾。快楽に流されるのではなく、将来を見越した条件も提示してきた薫にAKIRAは好感をもったのでした。 一方、同級生に誘われ人生で初めてキャバクラを訪れた誠司。サクラというキャバ嬢と話している内に、酒と口が程よく回り始めて……。

AKIRAから「kao」と名付けられ、出演契約を結んだ薫。早速、AKIRAとのセックス動画を撮影することになります。撮影であることを忘れるほどAKIRAに優しく抱かれた薫はトロトロに溶かされて何度も絶頂。官能的な薫の痴態は予想以上の反響がありました。 仕事と割り切っているとはいえ、やっていることは不倫。罪悪感から薫は今まで以上に誠司の前では大人しい妻を演じていました。しかし、動画の再生回数が伸びれば伸びるほど女として求められていると感じ、薫の自己肯定感は増していくのでした。 薫の不倫など全く気付いていない誠司。義母に子作りを急かされ、サクラの元へ通っては愚痴る日々を送っています。キャバクラにお金を使い始めた誠司は、その分薫に節制を強いるようになって……。

キャバ嬢のサクラにぞっこんの誠司。田舎の親が入院してお金がないから店を辞めて実家に帰るという、明らかな嘘すら初心な誠司は見抜けません。入院費用を貸してほしいというサクラに強請られるまま、50万もの大金を渡してしまいます。 誠司は守の教育資金に手を出したのですが、見栄っ張りの誠司はサクラに貯金がたくさんあると口にして借用書を作りませんでした。サクラは虎視眈々と誠司から大金を搾り取ろうとしている様子。サクラは妖艶に微笑むと、誠司を誘惑し始めます。 一方、AKIRAの動画に出演し自分で稼ぐようになった薫。しかし、実母の脅迫は続いておりお金を渡し続けていました。義母や誠司の精神的支配から脱却し、少しずつ前進していく薫にとって厄介なのはやはり実母のようで……。

DVやモラハラで心身ともに苦しんできた妻・薫。彼女は動画配信者であるAKIRAとの出会いやセックスから、不倫という倫理的には危うい方法で夫からの脱却、復讐を画策していきます。 薫が受けるモラハラや性的虐待が生々しくリアルに描かれる本作品。あまりにもえげつない描写に不快感すら覚えてしまうほど。しかし、その生々しさがより薫の復讐劇に味わいをもたせてくれるのです。 復讐がどのような形で終わりを迎えるのか、薫がたどり着くのは天国か地獄か、結末の予想が全くつかないため続きが気になってしまいます。