2024年5月14日更新

ドラマ「密告はうたう」最終回ネタバレ解説!続編も放送決定

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伊兼源太郎による傑作警察ミステリーを、松岡昌宏の主演で連続ドラマ化した『密告はうたう 警視庁監察ファイル』。「警察の中の警察」と呼ばれる警視庁人事一課、通称「ジンイチ」監察係にフォーカスした本作は、これまでの警察ドラマとは一線を画す作品です。 大好評を博した「密告はうたう」の続編制作が発表され、注目を集めています。 この記事では、『密告はうたう 警視庁監察ファイル』の最終回ネタバレ解説や続編のキャストを紹介します。

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『密告はうたう 警視庁監察ファイル』(2021年)最終回ネタバレ

3年前に宇田が投げ込んだ密告文を闇に葬り、今利用しようとしている者がいると知った佐良は、当時ジンイチにいた吉祥寺署長の堤を疑います。 ライバルの梶原と次期新宿署長の座を争うことになった堤は、かつての部下・皆口に宇田の捜査ミスの噂を吹き込み、彼女は宇田を疑うようになります。次に皆口に関するデマをジンイチ宛てに投げ、彼らが皆口をマークするように仕向けたのです。堤の目的は、宇田が隠している不正をジンイチに暴かせ、彼の上司である梶原を出世レースから蹴落とすことでした。 昏睡状態から目覚めた皆口は、「自分が3人だけで動こうと言ったせいで斎藤は死んだ」と罪悪感に苦しんでいたことを明かします。しかし佐良は斎藤が公安の人間だったことを突き止め、彼が死ぬまでの一連の事件は公安が裏で関わっていたことを暴きました。 能馬は今回の事前監察が佐良がジンイチにふさわしい人間か試すテストだった明かし、彼の能力を認めました。さらに能馬に女性監察官になれそうな人材に心当たりはないかと聞かれた佐良は、あると答えます。

『密告はうたう2 警視庁監察ファイル』続編の放送が決定!

「密告はうたう」の続編「密告はうたう2」が8月に連続ドラマWとしてWOWOWで放送されます。 佐良がジンイチに異動してから2年。初めて陣頭指揮を取ることになった佐良は、1通の密告文により浮上した捜査二課における特殊詐欺捜査の情報漏洩事案に挑みます。しかし調査はやがて警察の存在意義をも揺るがす陰謀にたどり着き……。 果たして佐良たちは警察の「最後の砦」を守れるのでしょうか?

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『密告はうたう2 警視庁監察ファイル』原作情報・あらすじ

ドラマ「密告はうたう」シリーズは、伊兼源太郎による傑作警察ミステリー、「警視庁監察ファイル」シリーズを原作としています。 「警察の中の警察」と呼ばれる警視庁警務部人事一課(ジンイチ)監察係は、4万人を超える警察職員の不正を暴くための部署であり、監察の結果によっては警察官を依頼退職に追い込むこともあり、同僚からは煙たがられる存在です。 シリーズ1作目では、主人公・佐良がジンイチに配属されて1年が経ったころが舞台となっています。

『ブラックリスト 警視庁監察ファイル』

作者 伊兼源太郎
出版社 実業之日本社
発行日 2019年10月17日

「警視庁監察ファイル」シリーズ第2弾。 大型特殊詐欺犯罪の捜査資料が流出し、資料に記された逃亡中の詐欺犯たちが次々と不審な死を遂げる事件が起きます。警察内部からの情報漏洩を疑う佐良は、同僚の皆口とともにマルタイ(監察対象者)の刑事の行動確認(コウカク)をしますが、突如何者かに襲撃されてしまいます。 捜査妨害か、脅迫か。次々と“犯人”が殺され、容疑者は全員警察官のなか、ブラックリストが組織の深い闇を映し出します。

『残響 警視庁監察ファイル』

作者 伊兼源太郎
出版社 実業之日本社
発行日 2021年7月30日

「警視庁監察ファイル」シリーズ第3弾。 佐良は警視庁内に存在するという「互助会」の全容を掴むため、皆口、毛利とともに本格的な監察を始めていました。「互助会」は、法律では罰せられない悪党たちに私刑をくわえているといいます。 その矢先、監察トップの刑務部長が狙われます。これは警察内部の犯行か、それとも犯罪組織による警察への報復なのか、深まる謎。そんななか、佐良と皆口に大きな心の傷を与えた斎藤が殉職した事件に関する大きな手がかりが発見されます。

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『密告はうたう2 警視庁監察ファイル』登場人物・キャスト

佐良正輝(さら まさき)役/松岡昌宏

佐良正輝は警視庁人事一課監察係主任です。捜査一課に所属していた際に後輩を殉職で失い、人事一課に異動してきました。同僚からは裏切り者と敵視され、孤独に淡々と業務をこなす日々を送っています。 佐良を演じるのは、松岡昌宏。男性アイドルグループTOKIOのメンバーである彼は、俳優としても幅広く活躍しており、「サイコメトラーEIJI」シリーズや『死役所』(2019年)などで知られています。近年では「家政夫のミタゾノ」シリーズで人気を博しました。

能馬慶一郎(のうま けいいちろう)役/仲村トオル

仲村トオル

能馬慶一郎は、人事一課の監察官で佐良の上司です。公安出身のエリートで、表情ひとつ変えず容赦なく身内の不正を暴くことから、「能面の能馬」と恐れられています。機密データ漏洩事件の調査のため、佐良に皆口の監察を命じます。 能馬を演じる仲村トオルは、1985年の映画『ビー・バップ・ハイスクール』でデビュー。以降「あぶない刑事」シリーズのほか、「チーム・バチスタ」シリーズや『日本沈没-希望のひと-』(2021年)などへの出演で知られています。

皆口菜子(みなぐち さいこ)役/泉里香

泉里香

皆口菜子は佐良の捜査一課時代の同僚で、殉職した後輩の元婚約者です。佐良の推薦でジンイチに配属され、1年が経ちます。警察官としては優秀ですが、強い正義感から、ひとり突っ走ることも……。 菜子を演じるのは、モデル、女優として活躍する泉里香。2003年から女子中高生向けファッション誌「melon」(祥伝社)でモデルとして活動を始め、同年に実写版『美少女戦士セーラームーン』 の水野亜美/セーラーマーキュリー役で女優デビューしました。2021年には、『高嶺のハナさん』でドラマ初主演を務めています。

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須賀透(すが とおる)役/池田鉄洋

須賀透は、人事一課の監察係長で佐良とバディを組むことになります。公安出身で神出鬼没、「長袖の須賀」の異名を持つ能馬の右腕的存在。佐良とともに菜子の行動確認(コウカク)に当たります。 須賀を演じるのは、バイプレイヤーとして数多くの作品に出演している池田鉄洋。「トリック」シリーズで生瀬勝久演じる矢部の部下・秋葉原人を演じて注目を集め、その後「医龍-Team Medical Dragon-」シリーズや「99.9-刑事専門弁護士-」シリーズなどに出演しています。

毛利洋平(もうり ようへい)役/浜中文一

毛利洋平は、人事一課監察係所属の巡査部長です。サイバーセキュリティ対策本部から異動し、佐良の部下になります。IT知識が豊富で頼りになりますが、なぜジンイチに異動してきたかは不明です。 毛利を演じるのは、関西ジャニーズJr.出身の浜中文一です。舞台を中心に活躍するほか、ドラマ『初めて恋をした日に読む話』(2019年)や映画『鳩の撃退法』(2021年)などに出演しています。

原西道男(はらにし みちお)役/マキタスポーツ

マキタスポーツ

原西道男は、人事一課監察係所属の警部補。佐良や皆口が所属する班の班長で、彼らを見守りながら、ともに捜査にあたります。能馬や須賀と同じく公安出身ですが、公安時代のことを一切語ろうとしません。 原西を演じるマキタスポーツは、お笑い芸人、ミュージシャン、俳優として幅広く活躍しています。俳優としては「闇金ウシジマくん」シリーズや「きのう何食べた?」シリーズ、映画『ゴールデンカムイ』(2024年)などに出演しています。

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斎藤康太(さいとう こうた)役/戸塚祥太

斎藤康太は元捜査一課の刑事です。佐良の直属の後輩で皆口の婚約者でしたが、2年前の夏に殺人事件の捜査中に殉職。そのときの事件は未解決のままです。忘れがたい過去の幻影として佐良の前に姿を現します。 斎藤を演じるのは、男性アイドルグループ・A.B.C-Zのメンバーである戸塚祥太です。俳優としては舞台を中心に活躍するほか、映画『日本のいちばん長い日』(2015年)などに出演。ドラマ『凛子さんはシてみたい』(2021年)では主演を務めました。

「密告はうたう」最終回をネタバレ解説しました!続編にも期待

大ヒットミステリー小説を原作に、骨太な警察ドラマが展開される「密告はうたう」シリーズ。第1弾が好評だったことを受けて、続編「密告はうたう2」が8月からWOWOWで放送スタートとなります。 松岡昌宏演じる佐良は、今度はどんな闇を暴いていくのか、期待が高まりますね!