『アウトレイジ』木村(中野英雄)の最期は?なぜ殺されたのか&「帰ろう」の指詰めシーンも徹底解説
北野武監督による大人気バイオレンスアクション「アウトレイジ」シリーズ。そのなかでも、人気のキャラクターが木村です。 この記事では、「アウトレイジ」シリーズでの木村の活躍を紹介します。 ※「アウトレイジ」シリーズのネタバレと捉えられる可能性のある記述があります。未鑑賞の方はご注意ください。
『アウトレイジ』木村は元村瀬組若頭

木村はもともと弱小暴力団・村瀬組の若頭でした。しかし関東最大勢力である山王会会長・関内の命令で、組長の村瀬は大友組組長・大友に殺されてしまいます。村瀬組はすでに解散していましたが、以前大友に顔を切りつけられていたこともあり、木村は大友を恨むように。 その後、刑務所で大友と再会した木村は大友を刺します。出所した木村は、木村組組員の遺児である嶋と小野の面倒を見るようになり、「木村一派」としてバッティングセンターを経営しながら堅気の生活を送ろうとしていました。
木村はなぜ大友を刺した?和解の理由も解説
池元の命令で村瀬組を解散させようとした大友は、木村の顔面をカッターで切りつけ、木村はそのことを根に持っていました。さらに村瀬が殺されたことで、彼の復讐心に火がつきます。 山王会の介入で村瀬組と大友組の抗争は手打ちになったにも関わらず、大友を襲撃した木村は逮捕。復讐心が収まらない木村は、後から刑務所に入ってきた大友を刺します。一命を取りとめた大友は、木村が犯人だとは言いませんでした。 出所した大友は過去の行いを悔いており、木村に謝罪。木村の頼みで花菱会に向かいますが、一触即発の事態となり、木村が指を詰めてその場をおさめます。そのことに恩義を感じた大友は、木村と兄弟盃を交わしました。
「木村、帰ろう」はなぜ話題に?指詰めの理由は

山王会との抗争をめぐって、花菱会に協力を仰ぎに行った大友と木村。しかし花菱会若頭の西野と中田は高圧的な態度で彼らを威圧します。 最初は応戦していた大友でしたが、そのうち「木村、もういいよ帰ろう」と言います。これは、相手の威嚇は自分たちには効かない、助けは必要ないと態度で示したものでした。 しかしそこで木村は自ら小指を噛みちぎって指を詰めます。花菱会の協力は不可欠と思っていた彼は、大友のために体を張る覚悟を見せたのでした。
木村は死亡した?殺した山王会・加藤派や真の黒幕に迫る

最終的に木村は、加藤の側近に殺されてしまいます。この側近は片岡から加藤を殺したのは木村だと吹き込まれ、木村に復讐したのでした。 しかし実際に加藤を殺したのは大友であり、片岡は加藤の側近に嘘をついて木村を殺させたのです。 真の黒幕である片岡は、木村を殺させることで彼と協力関係にあった花菱会ひっぱり出し、山王会との間で抗争させようとしていました。 その後、大友に木村の復讐を促した片岡でしたが、大友は彼の魂胆とこれまでの計略を見抜いており、片岡を射殺しました。
木村の舎弟・嶋と小野はどうなった?

木村は木村組組員の遺児である嶋と小野を、舎弟として面倒を見ていました。木村は彼らに堅気になってほしかったらしく、バッティングセンターを手伝わせています。 その後、大友がかつて彼を裏切った石原から狙われるようになり、木村は嶋と小野に大友の警護につけました。しかし結局大友は襲撃されてしまいます。 そのことに責任を感じた嶋と小野は、木村の忠告を無視して山王会に乗り込み、リンチの末殺されてしまいました。
『アウトレイジ』木村を演じた俳優は中野英雄

「アウトレイジ」シリーズで木村を演じたのは、1992年のドラマ『愛という名のもとに』で人気を獲得した中野英雄です。 1984年に劇男一世風靡に加入した彼は、1987年に『あぶない刑事』へのゲスト出演でテレビデビュー。トレンディドラマや時代劇など、幅広く活躍するなか、1990年代後半からVシネマへの出演が増え、数多くのヤクザ映画で主演を務めるようになりました。 近年では、ゲーム「龍が如く」シリーズにも出演しています。
義理人情に篤い木村に注目!

木村は大友と同じく、任侠の精神を大切にする昔気質のヤクザです。かつては敵対していながら、兄弟盃を交わした大友のために自ら指を詰めるなど、その熱い気概はかっこいいですね! 「アウトレイジ」シリーズでは、ぜひ木村にも注目してみてください。




