映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』あらすじ・キャスト解説!岡田准一×松坂桃李×仲野太賀が“689トリオ”に
世界で歌い継がれてきた一曲は、どのように生まれたのか——。映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』が2026年12月25日(金)より全国公開されます。 主演は岡田准一。作曲家・中村八大を演じ、作詞家・永六輔役に松坂桃李、歌手・坂本九役に仲野太賀が並びます。メガホンを取るのは瀬々敬久、脚本は港岳彦。「上を向いて歩こう」誕生から65年の節目に、三人の絆と名曲の裏側が描かれます。 この記事では、『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』のあらすじ・キャスト・見どころを解説していきます。
映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】
| タイトル | SUKIYAKI 上を向いて歩こう |
|---|---|
| 公開日 | 2026年12月25日(金)全国公開 |
| 監督 | 瀬々敬久 |
| 脚本 | 港岳彦 |
| 企画・プロデュース | 高明希(AX-ON) |
| 音楽 | 音楽監督・音楽:岩崎太整 , 音楽:林正樹 |
| 出演 | 中村八大役/岡田准一 , 永六輔役/松坂桃李 , 坂本九役/仲野太賀 , 梓みちよ役/幾田りら ほか |
| 製作国・製作年 | 日本 , 2026年 |
| 製作幹事 | 日本テレビ放送網 |
| 制作プロダクション | AX-ON , 制作協力:ツインズジャパン |
| 配給 | 東宝 |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』は、作曲家・中村八大、作詞家・永六輔、歌手・坂本九という三人の物語です。名前の数字にちなんで“689(ろくはちきゅう)トリオ”と呼ばれた彼らが、どのようにして「上を向いて歩こう」を生み出したのか。事実をもとにしたフィクションとして描かれます。 手掛けるのは、企画・プロデュースの高明希。岡田准一に声を掛けたところから松坂桃李と仲野太賀という布陣が固まり、三人はいずれも大河ドラマの主演が決まっている顔ぶれです。製作幹事は日本テレビ放送網、制作プロダクションはAX-ON、配給は東宝が担当します。 公開は2026年12月25日(金)。海を渡った「SUKIYAKI」が1963年に全米ビルボードで3週連続1位を獲得するまでの道のりが、初めて映画として描かれます。音楽監督・音楽は岩崎太整、音楽に林正樹が名を連ねました。
あらすじ
戦後の日本。ジャズピアニストとして人気を集めていた中村八大の前に、歌謡曲という未知の道が開かれます。背中を押したのは、その才能を見出し、新たな道を示した鍋山プロデューサーでした。 やがて八大は、テレビ草創期を駆け抜ける作詞家・永六輔、そして歌声で人の心をつかむ歌手・坂本九と出会います。三人が持ち寄った音と言葉から、のちに世界へ広がる一曲が生まれます。 「上を向いて歩こう」は海を越え、「SUKIYAKI」の名で歌い継がれていきました。その道のりの裏側には、家族や仲間との日々、そして時代の激流がありました。本作のオリジナルキャラクターとして登場する、渡米先で八大が出会う日系アメリカ人・アリスの存在も大きな鍵を握ります。
映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』キャスト解説!岡田准一×松坂桃李×仲野太賀ら豪華キャストが集結
中村八大役/岡田准一
天才作曲家・中村八大を演じるのは岡田准一です。劇中のピアノは岡田がすべて自ら弾いていると聞いた、と共演した上白石萌音が語っています。 岡田は共演のふたりについて「彼らは最高で、映画の中でですが、ともに偉大な名曲「上を向いて歩こう」を作り上げていく作業は、僕の人生の中で特別な時間になりました」と語りました。時代に色褪せない名曲を生み出す三人の姿を、スクリーンで見てほしいとも呼びかけています。
永六輔役/松坂桃李

作詞家・永六輔を演じるのは松坂桃李です。企画・プロデュースの高明希は、松坂を「発するセリフに、魂と血を通わせることのできる俳優」と評しました。 撮影を見学した永六輔の娘たちが「父が居る!」と驚いたというエピソードも明かされています。言葉で時代を切り拓いた人物が、どんな熱量で立ち上がるのかに注目です。
坂本九役/仲野太賀

歌手・坂本九を演じるのは仲野太賀です。歌に感情を乗せられる俳優として起用され、劇中では自ら歌声を披露します。 観客役として現場にいた人たちが、初めて聴く仲野の歌声に驚いたと高明希は振り返りました。母・大島いくを演じる薬師丸ひろ子は過去にも仲野と共演しており、再会をとても楽しみにしていたといいます。妻・柏木由紀子役の土屋太鳳とは10代からの旧知で、夫婦の関係性を演じるうえで支えになったそうです。
梓みちよ役/幾田りら

梓みちよ役を演じるのは幾田りらです。YOASOBIのボーカルikuraとしても知られる幾田にとって実写映画初出演となり、劇中では中村八大と永六輔が生んだ名曲「こんにちは赤ちゃん」を歌い上げます。第5回日本レコード大賞に輝いた一曲です。 幾田は、当時永六輔が梓みちよへ送ったアドバイスも参考にしながら撮影に臨んだと振り返りました。「映画の現場と音楽がリンクする場所で歌えたことがすごく幸せでした」という言葉からも、音楽家としての手応えが伝わってきます。 この曲は、中村八大の長男が誕生した際に永六輔が祝いの詩を書いたことから生まれたと高明希は説明しています。ふたりの関係が大きく動く重要な場面で流れるため、清らかに響く歌声が必要だったと明かしました。
689を取り巻く豪華共演陣——妻たち、レジェンド、そして支えた人々
3人を支えた妻たちも豪華です。中村順子役に清野菜名、永昌子役に仲里依紗、柏木由紀子役に土屋太鳳が名を連ねました。坂本九の母・大島いく役は薬師丸ひろ子が演じます。柏木由紀子本人も「名曲『上を向いて歩こう』誕生から65年という節目に、この物語が映画になることを心から嬉しく思います」とコメントを寄せました。 伝説のバラエティ番組『夢であいましょう』(1961年)を彩ったレジェンドたちも登場します。黒柳徹子役に吉岡里帆、渥美清役に前野朋哉、三木のり平役にこがけん、坂本スミ子役に辻凪子。吉岡は黒柳徹子本人からの指名で起用され、黒柳からは「吉岡里帆さん!私のことを、たくさん研究してくださって感謝してます。応援してますね」という言葉が届いています。 さらに、鍋山プロデューサー役に阿部寛、毒島ディレクター役に戸塚純貴、女子学生役に八木莉可子、八大のマネジャー役に井之脇海、男の子の母役に山田真歩、番組ディレクター・佐藤役に佐野弘樹が加わります。本作オリジナルキャラクターである日系アメリカ人・アリス役の上白石萌音は、全編英語のセリフとタップダンスに挑みました。タップダンスの監修を務めたのは『座頭市』(2003年)や『浅草キッド』(2021年)のHideboHです。
監督は瀬々敬久——脚本は港岳彦、音楽は岩崎太整と林正樹が支える
メガホンを取るのは瀬々敬久です。共演者たちは口をそろえて現場の熱さを語っており、阿部寛は「瀬々監督の現場はいつもパワフルで、本当に映画らしい良い雰囲気があります」と話しました。演じる鍋山プロデューサーの役作りでは、渡辺プロダクションの創業者・渡辺晋を参考にしたといいます。 戸塚純貴は、撮影中に思いついた言葉をそのままセリフへ反映させていく作り方に触れ、作品が膨らむ感覚が楽しかったと振り返っています。実在した人物たちの魂を掬い取るような演出だったと吉岡里帆も語りました。 脚本は港岳彦、企画・プロデュースは高明希。音楽監督・音楽を岩崎太整、音楽を林正樹が担当します。ドラムの石若駿、テナーサックスの松丸契、ウッドベースの須川崇志は、八大とセッションするメンバーとして劇中に演奏者として出演。『夢であいましょう』のダンサー役で登場するNOSUKEは、ラストコンサートシーンの演出も手掛けました。
映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』見どころ解説
誕生から65年——「上を向いて歩こう」がどう生まれたのか
誰もが口ずさめるのに、生まれた経緯まではあまり知られていません。本作が扱うのは、まさにその空白です。ジャズにいた中村八大が歌謡曲へ導かれ、永六輔の言葉と坂本九の歌声が重なるまでの道のりが描かれます。 涙がこぼれないように上を向くという歌詞の奥にある感情も、物語を通して立ち上がってきます。誕生の経緯を知ったあとでは、曲の聴こえ方そのものが変わるはずです。
岡田准一×松坂桃李×仲野太賀——大河主演トリオが並ぶ贅沢
689トリオを演じる三人は、いずれも大河ドラマの主演が決まっている顔ぶれです。岡田准一は『軍師官兵衛』(2014年)、仲野太賀は放送中の『豊臣兄弟!』(2026年)、松坂桃李は2027年の『逆賊の幕臣』で主演を務めます。企画・プロデュースの高明希は、岡田准一に初めて会った日に妄想で口にしたふたりの名前が、そのまま現実になったと明かしました。 岡田は劇中のピアノを自ら演奏し、仲野は自身の歌声で坂本九を体現します。演じるだけでなく、音そのものを担う三人の姿は、音楽映画としての厚みに直結しています。こがけんが日本版『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)と呼ぶほどの本格音楽映画になりました。
実在のスターたちが甦る——「夢であいましょう」の空気ごと再現
本作のもうひとつの魅力は、昭和のスターたちが並ぶ画そのものです。黒柳徹子、渥美清、三木のり平、坂本スミ子。伝説のバラエティ番組『夢であいましょう』(1961年)を彩った面々が、令和のキャストによって甦ります。 吉岡里帆は、モノマネではなくその時代を生きたひとりの人間として立ちたいと語り、黒柳徹子ならではの「発声」にこだわったと明かしました。阿部寛は古い建物での撮影に触れ、何十年も前の空気感にワクワクしたと話しています。
映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』は2026年12月25日(金)全国公開!名曲誕生の物語に注目
涙がこぼれないように上を向いた——その一節が、なぜ海を越えて世界を動かしたのか。映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』は2026年12月25日(金)より全国公開されます。 中村八大役/岡田准一を軸に、松坂桃李と仲野太賀が689トリオを結成。監督は瀬々敬久、配給は東宝です。名曲が生まれた瞬間を、ぜひ劇場で見届けてください。