2026年5月13日更新

映画『わたしの知らない子どもたち』あらすじ・キャスト解説!西川美和監督×二階堂ふみ「少女を棄てた12歳」の衝撃の戦後ドラマ

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映画『わたしの知らない子どもたち』
(C) 2026 K2Pictures

西川美和監督の最新作『わたしの知らない子どもたち』が、2026年10月16日(金)より全国公開されます。 約500人のオーディションから選ばれた新星・小八重葵美二階堂ふみのW主演で、戦後の混乱の中で生き延びるために自らの性別を隠し"少年"として生きることを選んだ12歳の少女の物語を描くオリジナル作品です。第96回アカデミー賞視覚効果賞を受賞した白組チームのVFX、作曲家・原摩利彦による音楽など日本映画界最高峰のスタッフが集結しました。 この記事では映画『わたしの知らない子どもたち』のあらすじ・キャスト・見どころを解説していきます。

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映画『わたしの知らない子どもたち』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】

タイトルわたしの知らない子どもたち
公開日2026年10月16日(金)全国公開
原案・脚本・監督西川美和
出演茅野琴子 役/小八重葵美 , 曽根文美子 役/二階堂ふみ , 茅野孝一 役/竹野内豊 , 茅野律朗 役/櫻井海音 , 花瀬琴音 , 羽山由一郎 , 小林丞之介 , 岩田龍門 , 渋谷そらじ , 武内ひなた
音楽原摩利彦
撮影笠松則通
製作・配給K2 Pictures

映画『わたしの知らない子どもたち』あらすじ

音楽家の父(竹野内豊)のもとで穏やかに暮らしていた12歳の少女・琴子(小八重葵美)は、敗戦によってすべてを奪われます。進駐軍相手の慰安施設や路上売春が広がり、低年齢の少女たちまでもが性的搾取の危機に晒された時代——生き延びるために、琴子は自らの性別を隠し"少年"として生きることを選びます。 一方、かつて琴子が疎開した学校の教師・曽根(二階堂ふみ)は、戦時中は軍国主義教育に加担していましたが、敗戦によって信念も立場もすべてを失います。加害と被害のどちらにも割り切れない現実の狭間で揺れながら、それでも今日を生き延びようとする曽根。 「少女」を棄てた琴子はどこへ向かうのか。そして曽根は、再び人として立ち上がることができるのか——戦争によって運命を大きく変えられたふたりの、生と再生の物語です。

映画『わたしの知らない子どもたち』キャスト解説!小八重葵美×二階堂ふみ×竹野内豊ら実力派が集結

茅野琴子 役/小八重葵美

主人公・琴子を演じるのは小八重葵美です。約500人が参加したオーディションで選ばれた当時11歳・小学5年生の新星で、本作が映像作品初主演となります。 「少女を棄てて少年として生きる」という過酷な役どころに真摯に向き合い、撮影を重ねるごとに変化していく表情と佇まいが共演者・スタッフを驚かせています。

曽根文美子 役/二階堂ふみ

二階堂ふみ

元教師・曽根文美子を演じるのは二階堂ふみです。第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品された『遠い山なみの光』への出演、エミー賞で高評価を受けた「SHOGUN 将軍」への出演など、国際的な評価を確立している俳優。 軍国主義教育への加担という過去と、加害でも被害でも割り切れない現実を生きる複雑な役どころを体現します。

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茅野孝一 役/竹野内豊

竹野内豊

琴子の父・茅野孝一を演じるのは竹野内豊です。数々の主演作・受賞歴を持ち日本映画界を牽引してきた実力派俳優が、音楽家として穏やかに娘を育てていたが戦争によってすべてを失う父親の姿を演じます。 「西川監督が長い時間をかけて紡いだ物語は、限りなくノンフィクションに近い映像になる」と語っています。

茅野律朗 役/櫻井海音

櫻井海音

琴子の兄・茅野律朗を演じるのは櫻井海音です。音楽・映像の両分野で活躍し若年層からの支持を集める次世代俳優で、バイオリンの練習を重ねて撮影に臨んだといいます。「今この時代だからこそ意義のある作品」と本作への強い思いを語っています。

監督は西川美和——初の「女性主人公」×アカデミー賞VFXチームが再現する1945年の日本

『すばらしき世界』
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会

原案・脚本・監督を務めるのは西川美和です。『ゆれる』『ディア・ドクター』『すばらしき世界』など数々の名作で人間の業と複雑な心理を世界に問い続けてきた映画作家で、本作では初めて「女性主人公」を中心に据えた物語に挑んでいます。 VFXは映画『ゴジラ-1.0』で第96回アカデミー賞視覚効果賞を受賞した白組チームが担当し、1945年の焼け野原の街並みをリアルに再現。音楽は『国宝』で数々の音楽賞を受賞した原摩利彦が担当し、イタリア・ローマでの収録も実施しています。撮影は日本アカデミー賞最優秀撮影賞受賞の笠松則通が務めます。

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映画『わたしの知らない子どもたち』見どころ解説

「12歳が少女を棄てる」——戦後を新しい視点から描くオリジナルストーリー

生まれながらのアウトローではなく、どこにでもいたはずの普通の少女が、戦争によって「自分自身を手放す」という選択を迫られる——本作はこれまで語られてこなかった「知られなかった子どもたち」の側から戦後を描く新しい視点の物語です。 「もし自分がその時代に生きていたら何を選んだのか」という問いを、今を生きる私たちに静かに投げかけてきます。

アカデミー賞VFX×ローマ録音の音楽——日本映画最高峰のスタッフが結集した映像体験

『ゴジラ-1.0』(2023年)

第96回アカデミー賞視覚効果賞を受賞した白組チームが再現する1945年の焼け野原の街並み、瓦礫の空気感——単なる背景ではなく時代そのものが登場人物として立ち上がる映像表現が本作を支えています。 また原摩利彦がイタリア・ローマで収録した音楽は、「心を鷲掴みにされるような」と西川監督自身が絶賛しており、映像と音が一体となった圧倒的な映画体験が届きます。

映画『わたしの知らない子どもたち』は2026年10月16日(金)全国公開!西川美和監督渾身の戦後ドラマを劇場で

映画『わたしの知らない子どもたち』は、2026年10月16日(金)より全国公開となります。 茅野琴子 役/小八重葵美が体現する12歳の覚悟、曽根文美子 役/二階堂ふみが向き合う加害と被害の狭間——「12歳。私は"少女"を棄てました」この言葉が問いかける重みを、ぜひ劇場でお受け取りください。