2026年11月5日更新

映画『まだ見ぬ君へ』あらすじ・キャスト解説!松村北斗×堀田真由、声と視界だけで繋がるラブストーリー

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映画 まだ見ぬ君へ
ⓒ2027「まだ見ぬ君へ」製作委員会

松村北斗が単独主演を務める映画『まだ見ぬ君へ』が、2027年4月2日(金)に全国公開されます。原作は大林利江子の小説『副音声』(2022年)で、ヒロインを演じるのは堀田真由です。 東京で暮らす青年と、函館で暮らす女性。ふたりを結ぶのは、パソコン越しに届く“声”と画面に映る“視界”だけ——。顔も名前も知らないまま惹かれ合っていく、切なくも温かいラブストーリーとなっています。 この記事では、『まだ見ぬ君へ』のあらすじ・キャスト・見どころを解説していきます。

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映画『まだ見ぬ君へ』作品概要【ネタバレなし】

タイトルまだ見ぬ君へ
公開日2027年4月2日(金)全国公開
原作大林利江子『副音声』(河出書房新社、2022年)/文庫版『副音声 まだ見ぬ君へ』(河出文庫、2026年11月9日発売)
監督山岸聖太
脚本大林利江子
音楽富貴晴美
出演陽介役/松村北斗、望海役/堀田真由
製作幹事松竹、テレビ朝日
制作プロダクションザフール
配給松竹
公式サイト公式サイトはこちら

『まだ見ぬ君へ』は、脚本家・大林利江子が自ら書き上げた小説を原作とする映画です。原作小説は2022年に河出書房新社から刊行された『副音声』で、2026年11月9日には加筆・修正を施した文庫版『副音声 まだ見ぬ君へ』が河出文庫から発売されます。 物語の軸となるのは、目の見えない人の前に広がる景色を、リモートで音声に置き換えて伝える「副音声」システム。東京にいる青年が函館に暮らす女性の“目”となり、日々の景色を言葉にしていくうちに、ふたりの心が少しずつ近づいていきます。 撮影は2026年3月下旬から5月上旬にかけて、主に東京と函館でおこなわれました。製作幹事は松竹とテレビ朝日で、配給は松竹が担当します。

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あらすじ

司法試験に落ち続け、引きこもりのフリーター生活を送っている陽介。ある日彼は、厚生労働省の「副音声」システムのモニターのアルバイトを始めます。 仕事の内容は、1日30分だけリモートで依頼人とつながり、目の見えない依頼人の前に広がる情景を機械的に音声で伝えるというもの。陽介のパソコンに映し出されたのは、函館で暮らす依頼人・望海の視界でした。望海もまた、生きる希望を見失ったまま日々を過ごしていたのです。 副音声には「依頼人のプライバシーには一切立ち入らず、依頼人の目に徹すること」というルールがあります。感情を挟む必要などない仕事だったはずが、陽介は望海の世界を共有するうちに、彼女のことを知りたいという思いを抑えられなくなっていきます。顔も名前も知らない、出会うはずのないふたり。望海の“視界”を通じて、モノクロだった陽介の世界は少しずつ鮮やかに色づき始めるのでした。

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映画『まだ見ぬ君へ』キャスト解説!松村北斗×堀田真由が出会うはずのないふたりを演じる

陽介役/松村北斗

松村北斗

主人公・陽介を演じるのは、SixTONESのメンバーとしても活躍する松村北斗です。第49回日本アカデミー賞では『秒速5センチメートル』(2025年)で優秀主演男優賞、『ファーストキス 1ST KISS』(2025年)で優秀助演男優賞に選ばれ、話題賞(俳優部門)とあわせてトリプル受賞を果たしました。 ドラマ『告白-25年目の秘密-』(2026年)では地上波ドラマ初の単独主演を務め、2027年1月8日には映画『九条の大罪』(2027年)の公開も控えています。 陽介は、司法試験に落ち続けて未来を見失っている青年。松村は原作について、架空の物語でありながら「世界のどこかで本当にあったのではないか」と思えるリアリティに強く惹かれたとコメントしています。声と視界だけでつながるふたりの、もどかしい距離感をどう体現するのか注目です。

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望海役/堀田真由

堀田真由

ヒロイン・望海(のぞみ)を演じるのは堀田真由です。映画『かぐや様は告らせたい』シリーズやドラマ『教場』シリーズ、『アンチヒーロー』(2024年)、日曜劇場『御上先生』(2025年)など話題作への出演が続き、2024年にはエランドール賞新人賞を受賞しました。 配信ドラマ『地雷グリコ』(2026年)や、主演声優を務める劇場アニメ『ghost/夜の果て』(2027年)など、出演作が相次いでいます。『ghost/夜の果て』は2027年2月11日に公開予定です。 望海は、光を失い、生きる希望を見失ったまま函館で暮らす女性。堀田はこれまでラブストーリーに気恥ずかしさを感じていたものの、本作には「飛び込んでみたいと思わせてくれる力がありました」と振り返っています。目には見えないものを感じ、信じることの豊かさに触れながら演じたという望海の姿に期待が高まります。

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監督は山岸聖太——MV・CM・ドラマで評価を集める映像作家

シナントロープ
©此元和津也/「シナントロープ」製作委員会

監督を務めるのは、MVやCM、ドラマなど多彩なフィールドで活躍する映像作家の山岸聖太です。ドラマ『シナントロープ』(2025年)で第63回ギャラクシー賞テレビ部門入賞を果たし、ABEMAオリジナルドラマ『MISS KING』(2025年)ではドイツの「ワールド・メディア・フェスティバル 2026」でグランプリを受賞しました。 2026年2月には、星野源とのコメンタリーツアー『にっぽん副音声紀行』(2026年)も手がけています。“副音声”に縁のある監督が、声と映像の重なりをどう描くのかにも注目が集まりそうです。 脚本は原作者の大林利江子が担当し、自身の小説を映画の脚本として再構築しました。大林はドラマ『私の知らない私』(2025年)や『身代金は誘拐です』(2026年)などを手がける脚本家です。音楽は、映画『関ヶ原』(2017年)や大河ドラマ『西郷どん』(2018年)などで知られる富貴晴美が担当します。

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映画『まだ見ぬ君へ』の見どころ

主観視点の映像に“声”が重なる——かつてない副音声の映像表現

本作の大きな特徴は、望海の視界を映した主観視点の映像に、陽介の“副音声”が重なっていく演出です。2026年11月5日に解禁された特報映像も、薄暗い部屋でパソコンに向かう陽介が「前方に、障害物なし。左右に、桜が咲き乱れている」と静かに語りかける場面から始まります。 観客は望海と同じ景色を見ながら、陽介の言葉でその情景を受け取ることになるでしょう。ふたりの距離を観客自身が体感できる点で、ほかのラブストーリーにはない没入感が味わえそうです。

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函館の四季がスクリーンいっぱいに——路面電車、夕陽、花火の絶景

舞台となる函館の風景も見逃せません。路面電車が走る街並みや、海を茜色に染める夕陽、夜空に咲く花火など、函館ならではの四季折々の景色がスクリーンに広がります。 陽介が言葉にする景色は、そのまま望海が「見る」世界でもあります。原作・脚本の大林利江子は「函館の風景の中を歩くように、映画の世界を楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメントしており、景色そのものがふたりをつなぐ物語の一部として描かれていくのでしょう。

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「君に会いたい」——ルールを越えて動き出すふたりの心

副音声には、依頼人のプライバシーに立ち入らないというルールがあります。それでも陽介は、望海への思いを抑えきれなくなっていくのです。特報映像には「僕は——君に会いたい」と思いをあらわにする陽介と、「もう少し、この世界を見たい」と希望を見出していく望海の姿が映し出されました。 企画プロデュースの貴島彩理は、本作を助けを求めるのが苦手な人たちが“誰かに頼る強さ”を見つける物語だと紹介しています。未来の見えない陽介と、光を失った望海——互いの存在がそれぞれの明日を照らしていく過程が、本作の核心となりそうです。

映画『まだ見ぬ君へ』は2027年4月2日(金)全国公開!声と視界で結ばれるふたりの物語

声と視界だけでつながる、顔も名前も知らないふたり。映画『まだ見ぬ君へ』は、「副音声」システムを通して惹かれ合う男女を描くラブストーリーです。主演は松村北斗、監督は山岸聖太、原作・脚本は大林利江子が務めます。 函館の美しい景色とともに紡がれる陽介と望海の物語を、2027年4月2日(金)からぜひ劇場で見届けてください。