【ネタバレ】『シナントロープ』最終話までのあらすじ!水町の過去やシマセゲラの正体を考察

2025年10月期のテレビ東京系列「ドラマプレミア23」枠にて、『シナントロープ』が放送開始! 『オッドタクシー』の制作陣や若手実力派俳優が集結した本作を最終回まであらすじ・ネタバレを更新します。水上恒司らのキャストも解説。 >キャスト一覧
ドラマ『シナントロープ』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】
タイトル | 『シナントロープ』 |
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監督 | 山岸聖太 |
脚本 | 此元和津也 |
キャスト | 水上恒司 , 山田杏奈 , 坂東龍汰 , 影山優佳 , 望月歩 |
原作 | なし |
『シナントロープ』のあらすじ【ネタバレなし】
とある街の小さなバーガーショップ「シナントロープ」では、8人の若者たちが働いています。 バイトの仲間の水町ことみ(山田杏奈)に、密かに想いを寄せる大学生・都成剣之介(水上恒司)。そんな彼をよそに、ある日突然、シナントロープで不可解な強盗事件が発生しました。それぞれの揺らぎ出した関係と感情が、次から次へと事件を引き寄せていきます。 恋愛と友情、絆と裏切り、運命と選択が交錯する中で、都成の想いの先に待つものは……?
第1話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
街の小さなバーガーショップ「シナントロープ」で働く大学生・剣之介(水上恒司)は、バイトの同僚・ことみ(山田杏奈)に片思い中。そんな中、バイト中に目出し帽を被った明らかに怪しい男たちが来店します。 男はレジ係の志沢(萩原護)に拳銃を突きつけ、「金を出せ」と脅します。何事にも動じないことみが男と格闘し、その間に警察が到着。犯人の1人は捕まったものの、レジの金だけが何者かに盗まれていました。
ネタバレ
剣之介は老紳士のようなお客さんが1人減っていることを指摘。さらに犯人の腕に書かれていたメモのような情報を警察に伝えました。実は剣之介は、瞬間記憶の持ち主だったのです。 事件後、剣之介は幹太(坂東龍汰)と飲みに行き、雑談をしながら幹太が「アウトソーシング(外注)サービス」に興味を示していることを知ります。その頃ことみは同じくバイト仲間の奈々(影山優佳)の家に泊まりに行くことに。 ことみはバイト仲間には内緒ということで、「今度こそお前を殺しに行く シマセゲラ」と書かれた紙が家に入っていたことを奈々に伝えます。シマセゲラは1度、ことみを助けてくれた存在とのこと。 一方店を出た剣之介と幹太の前には、ゾンビのような男が現れます。その後剣之介はぶどうを頬張りながら、シナントロープに強盗が押し入ったというニュースを見つめていて……。
第2話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
強盗が入ったせいで、翌日のシナントロープは休業することに。片づけに追われる剣之介(水上恒司)たちは、オーナーの加藤(黒田大輔)から犯人が自首したことを知らされます。 安心した8人のバイト仲間たちは、志沢(萩原護)の歓迎会を開くことに。鳥が好きなことみ(山田杏奈)は志沢に「ハシジロコウ」とあだ名をつけ、歓迎会は盛り上がります。 そして二次会のカラオケの帰り、剣之介は昨日の強盗犯とすれ違い……。
ネタバレ
放送後に更新します!
【考察】水町の過去とは?シマセゲラに救われた?
水町は強盗事件の夜、_「今度こそお前を殺しに行く シマセゲラ」という殺害予告_を受け、里見に「部屋に泊めて欲しい」と頼み込んでいました。 一方で、「シマセゲラには救われたことがある」と言い、水町の過去は謎に包まれています。 その他にも彼女には自分の家がなく、閉所恐怖症だったり、「他人を圧倒的な力でねじ伏せようとするやつは許せない」と口にしたりするシーンも……。これらの断片的な情報から、監禁あるいは虐待されていた過去があるのかもしれません。
【考察】闇の組織・バーミンの折田は何者?
強盗事件が解決した後、木場が裏の代行業者「バーミン(害虫、害獣)」の存在を都成に伝え、バーミンと強盗の関連が示唆されました。 組織自体は昔から存在しており、強盗の腕に書かれていた「オリタ=折田浩平」がトップです。 バーミンは対象の襲撃から社会的地位の剥奪まで引き受ける何でも屋で、オリタの情報を警察に渡した都成が狙われる可能性もあります。
劇中の漫画『笑い者の風船』の内容とは?
誰かを監視する2人組の男や里見の部屋のシーンでは、漫画『笑い者の風船』が登場します。 3巻までの内容は、_ベラルーシ人の主人公が日本の路上でバルーンアートを始めるも不良に絡まれ、半殺しにされてしまう_というもの。作中で18巻まで確認されており、一部では此元和津也による漫画『セトウツミ』のバルーンさんがモデルだと考察されています。
『オッドタクシー』の脚本家!漫画家・此元和津也オリジナル作品

『シナントロープ』に原作はなく、此元和津也(このもとかずや)が書き下ろしたオリジナル作品となります。 此元は2010年に漫画家デビューし、長編2作目の『セトウツミ』が大ヒット!同作は第18回手塚治虫文化賞の読者賞にノミネートされました。男子高校生が喋るだけの異色の会話劇が話題を集め、様々なメディアミックスを展開しています。 2018年以降は原作や脚本に活躍の場を移し、ドラマ『ブラック校則』(2019年)などを手がけました。
考察でSNSを賑わせた『オッドタクシー』

2021年に放送された『オッドタクシー』は、此元が初めてアニメ脚本を手がけた作品。動物モチーフの人々が生きる世界を舞台に、現代社会の闇を映し出した群像劇です。 軸となる「女子高生失踪事件」とネット炎上の集団心理、此元お得意の会話劇が複雑に絡まっていき、謎が謎を呼ぶ構成に視聴者の考察も白熱!また至るところに伏線が散りばめられており、衝撃の最終回がSNS上で大反響を呼びました。 2024年には新プロジェクトとしてドラマ「RoOT / ルート」が放送され、主演を務めた坂東龍汰が本作の主要キャストに名を連ねます。
監督は『忘却のサチコ』の山岸聖太

『シナントロープ』の監督は、ドラマ「忘却のサチコ」シリーズで知られる山岸聖太です。 映像ディレクターとして、アーティストのMV、テレビドラマやCMを手がけてきた山岸。2017年公開の映画『傷だらけの悪魔』で長編監督デビューも果たしています。 本作の原作・脚本を担当する此元とは、彼がオリジナル実写脚本に初挑戦した「ルミネ」のクリスマス限定ドラマ『MATCH girls』(2018年)でもタッグを組みました。
ドラマ『シナントロープ』キャスト一覧!水上恒司や山田杏奈が出演

都成剣之介役 | 水上恒司 |
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水町ことみ役 | 山田杏奈 |
木場幹太役 | 坂東龍汰 |
里見奈々役 | 影山優佳 |
田丸哲也役 | 望月歩 |
室田環那役 | 鳴海唯 |
志沢匠役 | 萩原護 |
塚田竜馬役 | 高橋侃 |
折田浩平役 | 染谷将太 |
龍二役 | 遠藤雄弥 |
久太郎役 | アフロ |
睦美役 | 森田想 |
ドラマ『シナントロープ』で注目したいのは、8人の若者を演じる若手俳優たち。主演を務めるのは、『九龍ジェネリックロマンス』(2025年)などの主演作が控える水上恒司です。 ヒロインの水町ことみ役には山田杏奈。その他にも、坂東龍汰に影山優佳、望月歩、鳴海唯、萩原護、高橋侃の出演が決定しました。不穏な世界観を背景に、現代の若者たちを投影したリアルな人間模様を演じます。 強盗事件がカギとなる上、緻密な伏線や巧みな会話劇もあるとのことで、『オッドタクシー』のような考察必至のミステリーに仕上がるでしょう。
タイトル「シナントロープ」の意味
タイトルの「シナントロープ」とは、_人間社会の近くに生息しながら、人工物の恩恵を受けて人間と「共生」する野生の動植物の総称_です。 作中においては、完全には社会の中に溶け込めない「はぐれ者」を指しているのかもしれません。
ドラマ『シナントロープ』強盗犯は何者?

水上恒司主演のドラマ『シナントロープ』は、2025年10月6日から放送中です。 強盗事件がカギとなる上、緻密な伏線や巧みな会話劇もあるとのことで、『オッドタクシー』のような考察必至のミステリーに仕上がるでしょう。強盗犯は何者なのか、そして何が本当で何が嘘なのか、ぜひその目で確かめてみてください。