2025年12月3日更新

【ネタバレ考察】『シナントロープ』最終話までのあらすじと結末予想!水町の過去やシマセゲラの正体を解説!原作ラストも紹介

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『シナントロープ』
「シナントロープ」製作委員会

2025年10月期のテレビ東京系列「ドラマプレミア23」枠にて、『シナントロープ』が放送開始! 『オッドタクシー』の制作陣や水上恒司ら若手実力派俳優が集結した本作を最終回まであらすじ・ネタバレを更新します。 >原作小説『シナントロープ』を結末までネタバレ!都成はどうなる? >『シナントロープ』キャスト一覧と相関図!水上恒司や山田杏奈らが出演

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ドラマ『シナントロープ』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】

タイトル 『シナントロープ』
監督 山岸聖太
脚本 此元和津也
キャスト 水上恒司 , 山田杏奈 , 坂東龍汰 , 影山優佳 , 望月歩
原作 なし

『シナントロープ』のあらすじ【ネタバレなし】

とある街の小さなバーガーショップ「シナントロープ」では、8人の若者たちが働いています。 バイトの仲間の水町ことみ(山田杏奈)に、密かに想いを寄せる大学生・都成剣之介(水上恒司)。そんな彼をよそに、ある日突然、シナントロープで不可解な強盗事件が発生しました。それぞれの揺らぎ出した関係と感情が、次から次へと事件を引き寄せていきます。 恋愛と友情、絆と裏切り、運命と選択が交錯する中で、都成の想いの先に待つものは……?

タイトル「シナントロープ」の意味

タイトルの「シナントロープ」とは、_人間社会の近くに生息しながら、人工物の恩恵を受けて人間と「共生」する野生の動植物の総称_です。 作中においては、完全には社会の中に溶け込めない「はぐれ者」を指しているのかもしれません。

『シナントロープ』最終話まで全話あらすじ・ネタバレ

【ドラマ】読みたいあらすじ・ネタバレ話数をクリック
第1話第2話第3話
第4話第5話第6話
第7話第8話第9話
第10話

第1話「俺たちは何者かになる」あらすじ・ネタバレ

あらすじ

街の小さなバーガーショップ「シナントロープ」で働く大学生・都成(水上恒司)は、バイトの同僚・水町(山田杏奈)に片思い中。そんな中、バイト中に目出し帽を被った明らかに怪しい男たちが来店します。 男はレジ係の志沢(萩原護)に拳銃を突きつけ、「金を出せ」と脅します。何事にも動じない水町が男と格闘し、その間に警察が到着。犯人の1人は捕まったものの、レジの金だけが何者かに盗まれていました。

ネタバレ

都成は老紳士のようなお客さんが1人減っていることを指摘。さらに犯人の腕に書かれていたメモのような情報を警察に伝えました。実は都成は、瞬間記憶の持ち主だったのです。 事件後、都成は幹太(坂東龍汰)と飲みに行き、雑談をしながら幹太が「アウトソーシング(外注)サービス」に興味を示していることを知ります。その頃水町は同じくバイト仲間の里見(影山優佳)の家に泊まりに行くことに。 水町はバイト仲間には内緒ということで、「今度こそお前を殺しに行く シマセゲラ」と書かれた紙が家に入っていたことを里見に伝えます。シマセゲラは1度、水町を助けてくれた存在とのこと。 一方店を出た都成と幹太の前には、ゾンビのような男が現れます。その頃折田(染谷将太)はぶどうを頬張りながら、シナントロープに強盗が押し入ったというニュースを見つめていて……。

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第2話「そのスニーカー可愛いね」あらすじ・ネタバレ

あらすじ

強盗が入ったせいで、翌日のシナントロープは休業することに。片づけに追われる都成(水上恒司)たちは、オーナーの加藤(黒田大輔)から犯人が自首したことを知らされます。 安心した8人のバイト仲間たちは、志沢(萩原護)の歓迎会を開くことに。鳥が好きな水町(山田杏奈)は志沢に「ハシビロコウ」とあだ名をつけ、歓迎会は盛り上がります。 そして二次会のカラオケの帰り、都成は昨日の強盗犯とすれ違い……。

ネタバレ

二次会の最中、都成は木場(坂東龍汰)から強盗の日にメモをした電話番号に電話をしてみることを提案されます。トイレで思い切って電話をかけた都成は、個室の中にあった電話が鳴っていることに気づきスマホをポケットにしまいました。 帰り道、水町はシナントロープからお金を取った老紳士・インカアジサシ(綾田俊樹)を発見。ちょうど水町が投げたペットボトルが男(松角洋介)に当たり、追いかけられた都成たちは必死に逃げたのでした。 バーミンの睦美(森田想)は裏の代行業者・バーミンのボス・折田(染谷将太)と電話をし、折田の元に届いた脅迫状と同じものを水町に送ったことを話しています。どうやら折田は「シマセゲラ」を探している様子で……。 都成は帰りのバスで、先ほど追いかけてきた男に遭遇。ちょうどその時、覆面を被った強盗男が警察官に追いかけられていて……。男が気になってバスを降りたため、都成たちは九死に一生を得たのでした。 翌日オーナーの加藤は、今日で店を閉店すると言い出し……!

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第3話「今日で店を閉めることになった」あらすじ・ネタバレ

あらすじ

オーナーの加藤(黒田大輔)は強盗のせいで店の評判が落ち、閉店を決意。別のバイトを探すよう伝えたのですが、水町(山田杏奈)は「経営を引き継ぎたい」と驚きの発言をします。 すると環那(鳴海唯)は協力を辞退したのですが、他のバイトメンバーは今まで通りここで働くことを決め……。

ネタバレ

久太郎(アフロ)と龍二(遠藤雄弥)は指示を受け、とある倉庫の車のブレーキホースを切りに向かいます。この時久太郎は、その場にあった緑のバイクに懐かしさを感じました。 新たなスタートを切った水町たちは、その緑のバイクでデリバリーを始めようとしていました。こうしてシナントロープは新たなグッズを揃え、再オープン。ですがさっぱりお客さんは来ませんでした。 都成は早速入ったデリバリーを届ける途中、折田(染谷将太)と遭遇。都成は折田がハンバーガーを頼んだ客だと勘違いするも、折田は久太郎たちに別の店のハンバーガーを買うよう頼んでいたのでした。 都成が届けたのは、和服を着た女(中村映里子)の家。その後都成は巧みな話術でクレームを入れてきた男女の客に抽選で1等を当てさせ、水町たちに褒められたのでした。 誰かの家を監視し続けているおじさん(山本浩司)と若い男(栗原颯人)は、300万の報酬でこの仕事を請け負っている様子。その家の男が帰ってきたら脅し、金庫の1000万を盗む計画を話しています。2人が戻りを待っている男は、折田のようで……。 その頃折田は、「こいつにしよ」と塚田(高橋侃)に狙いを定めていたのでした。

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第4話「運命は決まってる」あらすじ・ネタバレ

あらすじ

シマセゲラの正体を探っている折田(染谷将太)は、塚田(高橋侃)に狙いを定めます。塚田のライブをきっかけに「シナントロープ」を知ったという客から、なんと大量のデリバリー注文が入りました。 皆は張り切って調理に取り掛かったのですが、実は塚田を陥れるための折田の罠で……。

ネタバレ

そんな時、店にトランクを引いた若い女性が来店します。突然動かなくなった志沢(萩原護)は、その女性に一目惚れした様子。水町(山田杏奈)は志沢が女性のために傘を買いに行っている間、連絡先を聞いておくと約束します。 久太郎(アフロ)と龍二(遠藤雄弥)は折田にハンバーガーを届ける途中雨に遭遇し、公園で雨宿りします。久太郎は以前、カラオケに折田のスマホを忘れてきたことを龍二に告白。折田への不信感を募らせる久太郎に、龍二は折田がシマセゲラと水町が繋がっていると疑っていることを教えました。 塚田宛に劇団の打ち上げとして、70人分の注文が入ります。売上は20万円。しかし21時をすぎても取りに来る様子なし。その時、睦美(森田想)がコーヒーを飲みに来店します。 塚田は責任を感じ、明日までに20万で買い取ると約束。睦美はお金だけ置いて、いつの間にか店を立ち去っていました。 その頃折田は、「父親が帰って来ず閉じ込められた5歳の少女が、シマセゲラが助けてくれたと証言した」という新聞記事を眺めています。その時高橋が消費者金融「バーミン」のチラシを見て、「お金借りたいんですけど」と折田に電話をしていて……。

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第5話「空を飛べたらいいのに」あらすじ・ネタバレ

あらすじ

塚田(高橋侃)のライブ当日。シナントロープでは水町(山田杏奈)が帳簿を広げたままうたた寝をしていました。都成(水上恒司)は水町が心配になり、志沢(萩原護)を頼りに水町をランチに誘おうとします。 しかし水町は、「訊きたいことがあれば直接訊けばいいじゃん」と嗅ぎ回る都成に釘を刺し……。

ネタバレ

水町は5歳の時に父親に家に閉じ込められ、食事も与えられずずっと鳥を眺めていたそう。そんな時右の羽から血を流したシマセゲラが現れ、助けられたと語ります。水町は、父親は何者かによってすでに殺されていたことを知ったのでした。 工事現場でWワークしている木場(坂東龍太)は、アレックス(厚切りジェイソン)と過去の話をしています。アレックスは自身の借金について「取り立てがバーミンに移ったら終わり」と言っていて、木場は15歳で両親を失った時に自分の前に来た男たちが、バーミンの人間だと確信したのでした。 折田は、水町とシマセゲラに繋がりがないと思っている様子。睦美(森田想)は折田宛ての脅迫状の字と、シナントロープのメニューの字が似ていると気づきます。折田は「あの時シマセゲラを殺しておけばよかった」と涙を流しました。 龍二(遠藤雄弥)と久太郎(アフロ)は、折田(染谷将太)の父親もヤバイ奴だったと話しています。その後は車のトランクに閉じ込めた男、「キノミトキノミ」のベースの男を拘束。ブレーキに細工したのはこの男の車で、龍二は男を殴って全てを聞き出そうとします。 都成は、バイトメンバーと塚田(高橋侃)のライブへ。水町への気持ちが溢れる都成が水町の元に駆け寄ると、水町が折田と抱き合っているところを見てしまい……。

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第6話「心配すんな、お前はひとりだ。」あらすじ・ネタバレ

あらすじ

シナントロープに泊まることが増えた水町(山田杏奈)は、バイトの皆から合鍵を回収。翌日環那(鳴海唯)が店のメニューを誰が書いたのか確認すると、都成(水上恒司)が書いたことが分かりました。 その頃都成は「探さないでください」と置き手紙を残し、公園で水町がバンドの男に一目惚れしたのではないかと思い込んでいて……。

ネタバレ

店には田丸(望月歩)のゼミの仲間だという男3人が来店します。田丸や店員をバカにし始めた男たちに、店内は騒然。男たちは田丸が漫画の新人賞に応募したことを知っていて、その結果発表日にわざわざやってきていたのです。 田丸の落選を馬鹿にする男たち。すると木場(坂東龍太)の先輩のアレックス(厚切りジェイソン)が来店し、「うるせえ!」と店の外で3人をボコボコに殴りました。その近くには、なんとインカアジサシ(綾田俊樹)の姿があって……。 田丸はデリバリーに出たまま連絡が取れなくなって試合、里見(影山優佳)は涙を流します。その頃睦美(森田想)に「メニューの字は都成」と送っていたのは、環那でした。 公園で少年と仲良くなった都成。その帰り道、涙を流す田丸と遭遇しました。都成は田丸が「もう一歩で賞」を受賞していたことを報告。 一方おじさん(山本浩司)は若い男(栗原颯人)に対し、「ハンバーガーは幸せの象徴だ」と語ります。すると若い男は、おじさんが買った弁当の個数が1つ多いことに気づきました。 その頃折田(染谷将太)と睦美は、龍二(遠藤雄弥)と久太郎(アフロ)がキノミトキノミのカシューを拘束している場所に合流し……。

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第7話 「脳裏に蘇る記憶…『お待たせ、お嬢ちゃん』」あらすじ・ネタバレ

あらすじ

夜に1人で歩いていた都成(水上恒司)は、以前追いかけてきた強面の男(松角洋平)に遭遇します。男は警察官で、ある人物を追っているとのこと。 その頃山小屋に閉じ込められていたカシュー(山田求太郎)を前に、龍二(遠藤雄弥)は折田(染谷将太)と睦美(森田想)にシマセゲラの報告をしていて……。

ネタバレ

放送後に更新しま龍二は「キノミトキノミ」のカシューが12年前にデビューし、ドラムの「シイ」がシマセゲラで間違いないと折田に報告します。シイは35歳で消息不明。シイは右腕を怪我しており、昔やばい奴の息子を殺しかけてその親に追われていると言っていたようで……。 折田の父は16年前に捕まり、獄中で亡くなったとのこと。そのため今折田に脅迫状を送る意味が分からないと折田は言います。その頃目出し帽を被ったクルミは、シイと連絡を取っていて「もう一度やらないか?バンド」と誘っていました。 折田は久太郎に「カシューを殺そう」とナイフを手渡します。久太郎は自分を安く見積もられたことに腹を立て、折田にナイフをふりかざしました。その瞬間、折田はカシューめがけて銃を撃ち、殺したのです。 志沢(萩原譲)は都成に、水町が山梨の祖母と暮らしていたというのは嘘で、おじいさんだったと報告します。他にも矛盾があると志沢が言った瞬間、ゾンビのような男が暴れ始めました。ゾンビが都成を刺そうとした時、和服女が「アレックス!」と叫び、都成はゾンビ男を捕まえることができたのでした。 水町は折田について、「シマセゲラにもヒクイドリにも見えた」と里見(影山優佳)に語ります。ただ折田は水町がずっと会いたかった人のようで……。 夜、折田に「必ずシマセゲラを殺す」と誓った睦美は、シナントロープの鍵を開けて中に潜入していたのでした。す!

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第8話「月が綺麗ですね」あらすじ・ネタバレ

あらすじ

何者かがシナントロープに侵入した形跡があった翌日。水町(山田杏奈)が店を確認したものの、何も異常はありませんでした。 一方客の忍(髙梨みちる)に一目惚れをしていた志沢(萩原譲)は、水町のアドバイスを受けて東京に来ているという忍と会う約束をし……。

ネタバレ

折田(染谷将太)宛にシマセゲラから「居場所を突き止めた」という脅迫状が届き、睦美(森田想)は水町か都成が犯人だと推測している様子。龍二(遠藤雄弥)と久太郎(アフロ)は、折田にホテルの部屋の片付けを命じられます。 志沢がホテルから忍に電話をかけると、出た相手はまさかの龍二。龍二は「月が綺麗ですね」と志沢に言われ、シマセゲラがこのホテルにいると確信します。 一方都成は水町に頼まれて、ホテルの部屋にデリバリーへ。そこにいたのは龍二で、都成は「お前シマセゲラなのか?」と追及されます。訳の分からない都成は「睦美がクルミを探している」という言葉に驚き、今日クルミを駅前で見かけたと龍二に報告します。 この時、清掃員に扮したインカアジサシ(綾田俊樹)が折田から荷物運びを手伝えと命じられたと現れます。その瞬間、再び志沢から「月が綺麗ですね」と電話が入り……。 龍二と久太郎がシマセゲラ(志沢と勘違い中)を追いかけたため、都成はインカアジサシと2人きりに。都成は折田の名簿を暗記させられ、この清掃員がインカアジサシだと気づきました。 志沢は自分が忍に騙されたことに気づき、水町は志沢と都成を迎えに来ます。その都成はインカアジサシに、さっき覚えた名簿を書き写すよう頼まれて……。

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第9話 あらすじ・ネタバレ

あらすじ

全品半額セールや似顔絵プレゼントなどの影響で、シナントロープは混み合うように。都成(水上恒司)が客の顔を覚えて水町(山田杏奈)が鳥に例え、田丸(望月歩)が絵を描くという流れです。 一方龍二(遠藤雄弥)と久太郎(アフロ)は、折田(染谷将太)に指示された仕事を請け負います。2人はシマセゲラを始末し解放されることになったのですが……。

ネタバレ

水町は皆に給料を渡した時、突然都成を遊園地デートに誘います。都成は志沢メモを見ながら水町をエスコート。水町は観覧車の中で、シマセゲラから脅迫状が届いたことを相談します。 水町の家の周りには、「黒い服着た髪の長い男と坊主の男がうろついていると言います。都成はその2人が龍二と久太郎だと気づき、水町はライブで会った男=折田がシマセゲラではないかと考えているようで……。 帰り道、水町は「都成はずっとあたしの英雄だった」と隣にキス。そのまま水町は帰っていきました。しかし水町が家に帰ると、そこに龍二と久太郎が待ち構えていたのです。 16年前、おじさんは自分の子供を閉じ込めていると若い男に説明。おじさんの父親は警察に拘留中とのことで、おじさんは「水町」と書かれた免許証を若い男に託します。その時折田が帰宅したため、2人は宅配業者を装って折田の家へ。現れたのは、少年時代の折田でした。 現在。折田は睦美(森田想)に、龍二と久太郎どっちか殺そうと思っていると相談。一方シナントロープには、黒ずくめの男3人が店を荒らしていて……。

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第10話 あらすじ・ネタバレ

あらすじ

朝、シナントロープは荒らされ「シマセゲラを連れてこい」というメッセージが残されていました。しかも水町(山田杏奈)だけは連絡がつかず、環那(鳴海唯)は折田(染谷将太)に情報を流していたことを告白します。 ここでようやく、バイトメンバーたちは折田の存在とシマセゲラの脅迫の件を知り……。

ネタバレ

放送後に更新します!

【第1話の伏線】目出し帽のクルミや『笑い者の風船』作者の正体

伝説のバンド「キノミトキノミ」のクルミは誰?

都成や水町の動きとともに、オレンジの目出し帽を被ったクルミは何者なのでしょうか。警官から逃げていたり、CDショップにいたり、シナントロープにいたり……。役名は分かったのですが、都成たちとのつながりが一切分からないため今後に繋がるキャラクターとなりそうです。

漫画『笑い者の風船』

次々と描写が変わる中、共通しているのが漫画『笑い者の風船』。水町が里見の家に泊まりに行ったときや、謎の2人組の男もこの漫画を読んでいました。今後この漫画はキーポイントになりそうです。 実は、バイトメンバーで絵がうまい田丸(望月歩)が漫画の作者?ということもあるかもしれません。

【第2話の伏線】シマセゲラとは?あの場面は実は回想シーンだったのか

謎の人物「シマセゲラ」について

シマセゲラはバーミンの折田に脅迫文を送っていて、受け取った折田はシマセゲラを捜索しています。折田は水町に同じ脅迫文を送り、水町がシマセゲラと接触すると予想しましたが、予想が外れ水町は里見を頼ったということが分かりました。 水町は以前、シマセゲラに助けられた過去があるとのこと。これが誰なのか今後に注目です。

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『笑い者の風船』から見る、時系列の差

1話から続いている漫画『笑い者の風船』ですが、何かを監視している若い男(栗原颯人)とおじさん(山本浩司)の部屋にあったのは3巻。一方里見の部屋にあったのは18巻と巻数に差があります。 よって、男2人が監視しているのは過去の描写である可能性が。そしてこの2人は過去の水町を監視していたのではないかと予想します!

【第3話の伏線】里見と折田のつながり!水町父親の死を考察

里見と折田は繋がっている……?

デリバリーの注文が入った都成は、和服女にハンバーガーを届けます。この和服女は、第1話で里見が水町を泊めた際に遭遇した女性。さらに11階で都成は折田と遭遇したため、折田、里見、和服女は全員同じマンションに住んでいることが分かりました。 さらにバーミンの久太郎と龍二が折田にハンバーガーを届けようとしていたため、里見の近くにバーミンがうろついているということに。里見もバーミンと何かつながりがあるのかもしれません。

都成の表彰状が鍵?

都成の部屋が映ったシーンでは、表彰状が飾られていました。これは都成が5歳の時、ひき逃げ犯を捕まえることに協力してもらったもの。この事件が鍵となる可能性があり、このひき逃げで亡くなったのは水町の父親である可能性があります。

若い男とおじさんが監視しているのは折田の部屋

若い男(栗原颯人)とおじさん(山本浩司)が監視しているのは、折田であることが確定しました。折田の帰宅を待ち、金庫に入っている1000万円を奪うことが目的のよう。ただ指示役がおり、これが誰なのかが気になるところです。

【第4話の伏線】水町の父親が若い男?時系列の整理と監禁事件の過去

水町の監禁事件で分かったこと

水町は5歳の時に、父親によって監禁事件に巻き込まれたことが分かりました。父親が5歳の時に亡くなっているということですが、この事件のせいで亡くなったのか、後日亡くなったのかは分かっていません。水町はこの時自分で逃げて交番に駆け込み、「シマセゲラが助けてくれた」と語っています。 監禁した父親と亡くなった父親が同一人物なのか。水町には2人の父親がいて、亡くなる前に助けてくれた父親=シマセゲラという可能性もあるのではないでしょうか。

若い男とおじさんの描写は16年前!

ドラマ上では明言されていませんが、若い男とおじさんが折田を見張っているシーンは「16年前」であることが分かりました。ドラマの副音声で「16年前」と明言されています。 また若い男はキツツキ、おじさんはトンビとあだ名をつけ合っていました。実はシマセゲラがキツツキ科の鳥なので、若い男がシマセゲラなのでは。キノミトキノミのクルミ=若い男=シマセゲラで、水町の父親?なのかもしれません。

【第5話の伏線】都成がシマセゲラ!?折田の過去も明らかに

水町の監禁事件続報

水町は父親に監禁され、1日1回弁当を持ってきてくれていました。しかしそれがなくなり、空腹に耐えきれず脱出を試みた時に、右腕を怪我したシマセゲラが助けてくれたと都成に語っています。 そうなると、水町の父親は「おじさん」説も浮上します。おじさんは16年前に若い男と折田を監視中、弁当を買いに行く描写がありました。この時娘の水町の弁当も買い、届けていた可能性があります。

都成=シマセゲラ説浮上?

睦美は折田宛のシマセゲラの脅迫状の筆跡と、シナントロープのメニュー表の筆跡が似ていることに気づきました。そして第6話予告を見ると、それが都成が書いた字と似ていることが分かります。 となると、都成がシマセゲラで折田に脅迫状を送っていることになります!ただ水町を助けたシマセゲラが都成である可能性は低く(年齢的な面で)、誰かが都成に罪をなすりつけているか、都成の父親がシマセゲラということもあるかもしれません。

折田の父親と殺人

折田が初めて殺人を犯したのは中学生の時。年齢を考えると、16年前だと思います。その時亡くなったのは水町の父親なので、折田が水町の父親=おじさんを殺したのでは?と思います。また折田の「2択を間違えた」という発言から、本当は若い男がシマセゲラで若い男を殺すつもりだったのが、間違えておじさんを殺してしまった?という流れになると思います。 そして若い男とおじさんが見張っている折田とは、折田の父親ではないでしょうか。折田の父親と都成のひき逃げ事件と繋がりそうですし、今後情報が出るのを待ちましょう。

【第6話の伏線】おじさんと若い男の正体が判明!?水町の父親は誰

おじさん=水町の父親でほぼ確定!

おじさんと若い男のシーンは確実に16年前であり、弁当を3つ買っていたことから、おじさんが水町の父親とみて間違いないでしょう。おじさんは娘である水町を監禁し、弁当を届けていました。それがいつの頃からかなくなったということなので、おじさんの身に何かあったことになります。

おじさんは折田に殺された?

おじさんが何者かに殺されたとして、その犯人候補は折田です。というのも折田は2人組の男性に命を狙われ、その片方を殺したが「2択を間違えた」と発言。となると、折田は若い男と間違えておじさんを殺したと思われます。 また第7話の予告を見ると、折田は「キノミトキノミ」のドラムのシイがシマセゲラだと思っている様子。となるとシイ=若い男なのではないでしょうか。 おじさんは亡くなる前に若い男に水町の救出を頼んだため、水町を助けたシマセゲラは若い男だと予想します!

【第7話の伏線】シイが若い男(シマセゲラ)!折田父は都成によって逮捕された?

「キノミトキノミ」シイ(35歳)=シマセゲラ=若い男?

「キノミトキノミ」のドラム・シイが35歳であることが判明。そして恐らくシイが父親であるおじさんに監禁された5歳の水町を助けたシマセゲラであり、折田を監視している若い男であると思います。年齢的にも合致します。シイには右腕に怪我があり、水町を助けたシマセゲラも右腕に怪我をしていました。 ただこのシイが現代にすでに登場しているのか、新キャストなのかという謎が残っています。

折田の父親は16年前に獄中死!

折田の父親は16年前、獄中で亡くなっていたことが分かりました。16年前というと、都成がひき逃げ犯を捕まえた時と一致します。よって都成が捕まえたひき逃げ犯=折田の父親であると思います。 ただし折田の父親がひいた人物が不明のまま。もしかしたら水町を助けた若い男で、ひかれて右腕を負傷したのではないでしょうか。

水町が暮らしていた祖父はインカアジサシ?

水町は父親が亡くなった後祖母と暮らしていたと言いますが、志沢によると祖父であったことが分かりました。祖父だと考えると、水町の祖父はたびたび登場して盗みを働いているインカアジサシではないでしょうか。 なぜ祖母と祖父と嘘をついていたのか。まだ志沢は何かを掴んでいるようなので、続報に注目です。

【第8話の伏線】水町の動きが怪しすぎる!インカアジサシとグル?

水町とインカアジサシはグル!?

第8話はかなり水町の動きが怪しかったです。銀行に行っただけでなのに帰りが遅かったり、志沢と忍の恋を必死に応援したり……。都成をデリバリーに行かせて騒動に巻き込まれたりと、これは水町が仕組んだことでしょう。 志沢に「月が綺麗ですね」と言わせたのは水町。忍がいる部屋番号を伝えたのも水町。都成をデリバリーに向かわせ、そこに待っていたのはインカアジサシでした。恐らく忍は今回は存在せず、忍になりすましてインカアジサシが志沢とやりとりをしていたのでしょう。 インカアジサシは龍二の持っていた名簿(折田が金を貸している人物の一覧)を、都成に暗記するよう命じました。都成が瞬間記憶の持ち主だと知っており、これは孫である水町から情報を得ているのでしょう。 水町は都成の筆跡に似せてシマセゲラの脅迫状を書き、折田に送ったと予想。それも全てシマセゲラと共謀していて、折田の名簿を奪おうとしているのではないでしょうか。

おじさんの目的

16年前、若い男はおじさんが折田の名簿に記載されている人物であり、依頼人から見張りを頼まれているわけではないことに気が付きました。おじさんが折田父を潰そうとしている計画に、若い男が巻き込まれているということになります。 若い男はそろそろ、おじさんがお金を奪うだけでなく折田父を殺そうとしているのでは、と気づき始めたのだと思います。

【第9話の伏線】おじさんの正体確定!水町が誘拐される?

おじさん=水町の父!中学生折田に出会う

おじさんと若い男のシーンが16年前で、免許証からおじさんが水町の父親であることが確定しました。そして2人はずっと見張っていた折田の家に誰かが帰宅したということで、宅配業者を装って折田の家へ。そこにいたのは、中学生の折田少年でした。 ここから折田少年は若い男と間違えておじさんを殺してしまう、という予想通りの展開になると思います!

久太郎と龍二が水町の家へ!英雄となった都成が救う?

ついに久太郎と龍二が、水町の家に潜入しました。これは折田の指示で、折田はシマセゲラの正体が水町とインカアジサシであることに気づいたのでしょう。そして第8話で都成、志沢などを動かしていたのも全て水町。自分に脅迫状を送ったのが折田だと気づき、水町vs折田の戦いが始まりそうです。 ここから恐らく水町が誘拐され、水町の英雄となった都成が救う展開になるのだと予想します。ただし折田は久太郎と龍二のどちらかを殺すと宣言しており、恐らく殺されるのは龍二になると思います。そして久太郎は龍二の仇として折田と戦うことになるのではないでしょうか。

【結末予想】最終回はどうなる?水町の過去が明らかになる

結末は、折田たちに狙われた水町を都成が助け、シマセゲラの正体や水町の過去、折田とシマセゲラの関係なども明らかになると予想します! 流れを見ると今後水町が狙われ、ピンチに陥る可能性大。そこを助けるのはやはり都成で、シナントロープの面々の力も借りて水町を助ける展開になるのではないでしょうか。 ちなみにSynanthrope(シナントロープ)とは、ギリシャ語で「共に」と「人間」という意味。人間の生活圏に棲みつく野生の動植物のことです。スズメ、カラス、ヤモリなどが当てはまり、登場人物たちがさまざまな鳥にたとえられていることにも繋がります。 原作通りにドラマが進むかは分かりませんが、最後にはきちんと伏線を回収し謎を残さずに終わるのではと思います!

【ネタバレ考察】水町(山田杏奈)の過去とは?シマセゲラに救われた?

『シナントロープ』
©此元和津也/「シナントロープ」製作委員会

水町は強盗事件の夜、_「今度こそお前を殺しに行く シマセゲラ」という殺害予告_を受け、里見に「部屋に泊めて欲しい」と頼み込んでいました。一方で、「シマセゲラには救われたことがある」と言い、水町の過去は謎に包まれています。 水町はシングルファーザーである父・おじさんに育てられ、5歳の時に父も亡くなって祖母に育てられたとのこと。しかし父に監禁され、初めは弁当を届けてもらっていましたがそれもなくなり、シマセゲラに助けられたことが分かっています。父であるおじさんはこの時すでに亡くなったため、弁当が届かなくなっていました。ちなみに祖母ではなく祖父だったようで、この祖父はインカアジサシでしょう。 第2話で都成がひき逃げ犯の逮捕に貢献したことが分かりましたが、この時に逮捕されたのが折田の父親。水町の父親(おじさん)は、中学生の折田に殺されたと思われます。 水町は折田を「ずっと会いたかった人」と言っていました。これは父親を殺した犯人である折田を発見し、復讐に燃えているからだと思います!

手紙を出したのは水町……?

父親であるおじさんを折田に殺されたことを知った水町は、折田に復讐しているように見えます。第5話のラストで折田と対面した水町は、明らかに折田を睨んでいました。 水町は都成の筆跡を真似して、折田に脅迫状を送っていると予想。睦美がシナントロープに忍び込んでボールペンに細工をしていましたが、そのペンを使ってシマセゲラは脅迫状を書いていたので、恐らく水町でしょう。 ただ水町は1人で計画を遂行できず、祖父であるインカアジサシと協力しシマセゲラを追っていると思われます。

【ネタバレ考察】闇の組織・バーミンの折田は何者?

『シナントロープ』
「シナントロープ」製作委員会

強盗事件が解決した後、木場が裏の代行業者「バーミン(害虫、害獣)」の存在を都成に伝え、バーミンと強盗の関連が示唆されました。 組織自体は昔から存在しており、強盗の腕に書かれていた「オリタ=折田浩平」がトップです。折田は何かと「シナントロープ」にこだわっていて、水町の居場所をなくしてシマセゲラが誰なのかを何が何でも突き止めようとしているように見えます。 バーミンは対象の襲撃から社会的地位の剥奪まで引き受ける何でも屋で、オリタの情報を警察に渡した都成が狙われる可能性もあります。 この「バーミン」を最初に作ったのは折田の父親で、16年前におじさんと若い男が見張っている折田とは、折田の父親のことではないでしょうか。恐らく少年折田は父親の命令でおじさんを殺し、父親を獄中で亡くしたことが分かっています。

劇中の漫画『笑い者の風船』の内容とは?

誰かを監視する2人組の男や里見の部屋のシーンでは、漫画『笑い者の風船』が登場します。 3巻までの内容は、_ベラルーシ人の主人公が日本の路上でバルーンアートを始めるも不良に絡まれ、半殺しにされてしまう_というもの。作中で18巻まで確認されており、一部では此元和津也による漫画『セトウツミ』のバルーンさんがモデルだと考察されています。

『オッドタクシー』の脚本家!漫画家・此元和津也オリジナル作品

セトウツミ 映画 
©此元和津也(別冊少年チャンピオン)2013 ©2016映画「セトウツミ」製作委員会

『シナントロープ』に原作はなく、此元和津也(このもとかずや)が書き下ろしたオリジナル作品となります。 此元は2010年に漫画家デビューし、長編2作目の『セトウツミ』が大ヒット!同作は第18回手塚治虫文化賞の読者賞にノミネートされました。男子高校生が喋るだけの異色の会話劇が話題を集め、様々なメディアミックスを展開しています。 2018年以降は原作や脚本に活躍の場を移し、ドラマ『ブラック校則』(2019年)などを手がけました。

考察でSNSを賑わせた『オッドタクシー』

オッドタクシー
© P.I.C.S. / 小戸川交通パートナーズ

2021年に放送された『オッドタクシー』は、此元が初めてアニメ脚本を手がけた作品。動物モチーフの人々が生きる世界を舞台に、現代社会の闇を映し出した群像劇です。 軸となる「女子高生失踪事件」とネット炎上の集団心理、此元お得意の会話劇が複雑に絡まっていき、謎が謎を呼ぶ構成に視聴者の考察も白熱!また至るところに伏線が散りばめられており、衝撃の最終回がSNS上で大反響を呼びました。 2024年には新プロジェクトとしてドラマ「RoOT / ルート」が放送され、主演を務めた坂東龍汰が本作の主要キャストに名を連ねます。

原作小説『シナントロープ』を結末までネタバレ!都成はどうなる?

プロローグ

舞台はハンバーガーショップ「シナントロープ」。白色の目出し帽の怪しい客が来店し、拳銃を見せて「金を出せ」とレジ係の志沢を脅します。 都成は強盗犯と揉み合いになったバイト仲間・水町を助けようとした際、_強盗犯の腕に「オリタ」という名前と携帯番号が書かれている_のを目撃しました。そこへ通報を受けた警察が突撃し、強盗犯は何も盗らずに店から逃げ出して行くのでした。

第1章「Death and Rebirth(死と再生)」

『シナントロープ』
©此元和津也/「シナントロープ」製作委員会

強盗の直後にレジから金がなくなり、店内にいた老紳士が持ち出した可能性が浮上します。さらに警察の情報から、事件直前に来店したオレンジ色の目出し帽の男の正体が判明。彼は一般人であり、バンド「キノミとキノミ」のボーカル・クルミでした。 その後、木場の口から折田率いる闇の代行業者「バーミン」の存在が明らかに!折田は多重債務者らの名簿を持っており、彼らに強盗などの実行を命じていました。 そしてほぼ同時期に、シマセゲラという人物から水町と折田宛の殺害予告が届きます。不思議なことに、水町は幼い頃にシマセゲラに助けられた経験があるそうで……。 先日の強盗騒ぎの影響は大きく、オーナーの加藤は店を畳むことを決断しました。新たな経営者として名乗り出た水町のもと、「シナントロープ」は復活を目指します。

第2章「Past and Present(過去と現在)」

『シナントロープ』
©此元和津也/「シナントロープ」製作委員会

バーミンは「キノミとキノミ」のリーダー・シイがシマセゲラだと疑い、彼の行方を追っていました。 そんな中、折田の指示でシナントロープが破壊され、水町も何者かによって拐われます。現場には「シマセゲラを連れてこい」と書かれており、環那が「店の情報を渡していた」と自白。都成はわずかな情報からシマセゲラの正体にたどり着き、シイの居場所を探し出しました。 _16年前、先代の折田に弱みを握られていた水町の父親とシイは折田の自宅へ押し入り_ますが、息子から「ひき逃げで捕まった」と教えられます。 シイたちは戸惑いつつ、息子を脅して名簿が入った金庫を開けさせようとするも、反撃にあって縛られたまま4日間放置されてしまいました。シイがふと気づくと水町の父親は殺されており、息子を半殺しにしてその場を逃げ出した後、彼の「娘を頼む」という言葉を思い出します。

第3章「Heroes and Villains(英雄と悪役)」

『シナントロープ』
©此元和津也/「シナントロープ」製作委員会

水町は幼い頃、父親によって守るために監禁されており、餓死寸前のところをシイに救われました。 _幼い都成が持ち前の瞬間記憶能力で逮捕に貢献したひき逃げ犯こそが折田の父親_であり、間接的とはいえ、水町の命を奪っていた可能性があるのです。 シイから事情を聞いた都成は水町がいると思われる山中へ向かい、折田の部下と出会います。龍二と名乗った彼は、一緒に行動していた相棒・久太郎を折田に殺されていました。 龍二は水町が監禁されている小屋まで都成を案内した後、折田と相打ちになって死亡します。 一方、わずかに息があった折田は「生き残って逃げ切れたら、父親を超えられる」と言いながら崖の転落防止柵から身を投げ出しました。 シイに借りた服を着てシマセゲラのフリをし、無事に水町を救出した都成。彼は「6桁の数字を知らないか」と水町に問われ、久太郎が血文字で書き残した折田のスマホのパスコードを伝えます。この一件の後、折田の名簿を失ったバーミンは瞬く間に崩壊しました。

エピローグ

1年後。都成と待ち合わせた志沢は、「水町と協力者だった祖父(老紳士)の一人勝ちだ」と指摘します。 父親の仇であるバーミンに復讐し、父親の夢だったハンバーガーショップも成功させた水町。その上、彼女は探し求めていた英雄=都成という存在を得ました。 後日、都成はかつての交通事故に想いを馳せ、唯一生き残った被害者の息子を思い出します。 同じ頃、志沢は路上で都成の部屋を見上げ、_「彼にヒーローであってもらうためなら、俺はなんだってできる」_と独白するのでした。

監督は『忘却のサチコ』の山岸聖太

山岸聖太

『シナントロープ』の監督は、ドラマ「忘却のサチコ」シリーズで知られる山岸聖太です。 映像ディレクターとして、アーティストのMV、テレビドラマやCMを手がけてきた山岸。2017年公開の映画『傷だらけの悪魔』で長編監督デビューも果たしています。 本作の原作・脚本を担当する此元とは、彼がオリジナル実写脚本に初挑戦した「ルミネ」のクリスマス限定ドラマ『MATCH girls』(2018年)でもタッグを組みました。

『シナントロープ』キャスト一覧と相関図!水上恒司や山田杏奈らが出演

シナントロープ 相関図
都成剣之介役 水上恒司
水町ことみ役 山田杏奈
木場幹太役 坂東龍汰
里見奈々役 影山優佳
田丸哲也役 望月歩
室田環那役 鳴海唯
志沢匠役 萩原護
塚田竜馬役 高橋侃
折田浩平役 染谷将太
龍二役 遠藤雄弥
久太郎役 アフロ
睦美役 森田想

ドラマ『シナントロープ』で注目したいのは、8人の若者を演じる若手俳優たち。主演を務めるのは、『九龍ジェネリックロマンス』(2025年)などの主演作が控える水上恒司です。 ヒロインの水町ことみ役には山田杏奈。その他にも、坂東龍汰に影山優佳、望月歩、鳴海唯、萩原護、高橋侃の出演が決定しました。不穏な世界観を背景に、現代の若者たちを投影したリアルな人間模様を演じます。 強盗事件がカギとなる上、緻密な伏線や巧みな会話劇もあるとのことで、『オッドタクシー』のような考察必至のミステリーに仕上がるでしょう。 より詳細な登場人物・キャストの情報は以下の記事で解説しています!

『シナントロープ』バーミンの正体が気になる!考察要素だらけのドラマ

『シナントロープ』
©此元和津也/「シナントロープ」製作委員会

水上恒司主演のドラマ『シナントロープ』。 強盗事件がカギとなる上、緻密な伏線や巧みな会話劇もあるとのことで、『オッドタクシー』のような考察必至のミステリーに仕上がるでしょう。強盗犯は何者なのか、そして何が本当で何が嘘なのか、ぜひその目で確かめてみてください。