悪魔のいけにえ

悪魔のいけにえ

作品情報

原題 The Texas Chain Saw Massacre
日本劇場公開日 1974年10月4日
製作国 アメリカ

新着感想・ネタバレ

ekurmovの感想・評価
レザーフェイスの初登場シーンのスピード感やハンマーの勢いに圧倒され、終盤の目のドアップの映像には衝撃を受けました

見たのは随分前ですが記録を忘れていたので記憶を頼りにざっくりと印象だけ書かせていただきました
若者たちがキャンプに行った先で殺人鬼に襲われ〜というサイコホラーの定番ストーリーの生みの親的作品ということでリスペクトもこめて☆4です
s_p_n_minacoの感想・評価
何が怖いって、この映画の中にある絶望だ。『スター・ウォーズ』のテロップがはるか銀河の彼方へ誘うのと同じように、何も起こらぬ前から絶望に突き落とす冒頭の口上。やがて乗り込むヒッチハイカー。一番怖いのはコミュニケイション不能な相手、話が通じない相手、という概念に70年代独特の厭世感が合わさって、底知れぬ不穏さが充満する。もうドン引き。
草原のパンショット、朽ちた家、漂う死臭、遠くから響く発電機のモーター音。何でもないラジオの天気予報すら救いがない。後半は話の全く通じない相手が更に増えて、マリリン・バーンズの絶叫悲鳴が執拗に凄まじく、まさかのトンカチや箒も不条理すぎて震える…。
なのに木漏れ日から夕暮れ、朝焼けの叙情的映像が生み出すマジックときたら。時代とアイディアと予算と環境すべてが奇跡的に作用してるんだろうな。当時のペシミスティックでナンセンスな虚無が全編を覆い尽くし、どんより淀んで溜まった絶望そのものがここにあるとしか言いようがない。確かに不世出の名作と唸ってしまう。
ある意味(手仕事の伝統を守る)レザーフェイス一家もアメリカの神話、現代版トールテールの一種なんだと思う。プリミティヴでありながら文明も駆使する、ポール・バニヤンの系譜みたいな。プロレスの怪奇系マスクマンと一緒で、そこが味わい深いんである。あと、殺人鬼は仕事が雑な方が怖い。
nonadebuの感想・評価
田舎こわ
ciatrをフォロー: