王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件

王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件

作品情報

原題 DETECTIVE DEE AND THE MYSTERY OF THE PHANTOM FLAME
日本劇場公開日 2012年5月5日
製作国 中国

新着感想・ネタバレ

potunenの感想・評価
なるほど次作の方がスケールアップはしてるけど、こっちはアンディ・ラウですから。CGでは超えられない迫力。
changpianの感想・評価
劉徳華アンディ・ラウ、劉嘉玲カリーナ・ラウ、梁家輝レオン・カーファイ、李冰冰らキャストに、徐克ツイ・ハークの監督・プロデュースという超豪華な顔ぶれ。映画もエンターテイメントとしてよくできている。
 判事ディーというのは実在の宰相だった狄仁傑。彼を主人公にした公案小説(裁判もの)『狄公案』が18世紀に書かれ、さらにオランダ人東洋学者ヒューリックがそれを基に「ディー判事シリーズ」を創作した。だが、この映画はそれらの影響はあるものの、オリジナルストーリーである。
 一見して感じられるのは、台湾で活躍した武侠小説家・古龍の影響である。古龍はミステリー仕立ての武侠小説を量産し、その多くは映画化された(映画の脚本も手がけている)。この映画もミステリー仕立てであることは言うまでもないが、その他の共通点としては、
・誰が味方で誰が敵なのかはっきりせず、ストーリーの展開につれ次々と反転していく
・超自然的な現象が起こるが、それらは後で(いちおう)科学的に説明される
・この世界とは別に、別種の人々が暮らす世界が存在する
などが挙げられる。但し、古龍の書くストーリーは、この映画とは異なり、いつの時代かわからないよう時代設定はぼかされているのだが(台湾政府の製作に従ったものとされる)。
 台湾出身の陳国富・張家魯のコンビが原作・脚本を手がけていて、古龍を意識したことは間違いないだろう。消去法で、最後の黒幕が誰な...
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