71フラグメンツ

71フラグメンツ

作品情報

原題 71 Fragmente einer Chronologie des Zufalls
日本劇場公開日 1993年11月30日
製作国 スウェーデン

監督・スタッフ・キャスト

新着感想・ネタバレ

southpumpkinの感想・評価
ハネケ御大初期監督作。『ファニーゲーム』直前の作品です。銀行での無差別銃乱射事件に至るまで、随所に当時のニュース映像を挟みながら様々な人々の生活を断片的に映しだす退屈な映画、となりそうでならなくて少しなった映画でした。世界情勢を伝えるニュース映像を本流にし、何の関係もなく毎日を送る人々。それぞれに悩み事を抱えたり抱えなかったり、そんな人々が銀行に集まり銃乱射事件に遭遇するのです。そしてその事件もニュースとして伝えられる。人々もニュースの一部になっているのです。僕達がのうのうと生きている間も凄惨な事件は起き続けていて、それはとても身近になる場合も多いのだよ、というわけです。しかしここに至るまでの日常を切り取った映像が非常に退屈。確かに基本的に長回し、定点カメラというハネケらしさは感じるものの、そういうのに全く興味が無いと鑑賞は辛いかと思います。
一人の老人が登場しますが『愛、アムール』を思わせるキャラクターでした。こういうところに発想の種があったということでしょう。
whentheycryの感想・評価
19歳の男子学生が突然銀行で銃を乱射し、3人が死亡。その後自身も頭を撃ち抜くという事件が発生した。
その事件までの被害にあった3人と加害者を取り巻く人間関係と環境を71の断片的なシーンで表しているんだけど、普段ニュースで報道される数々の事件も被害にあった側もその取り巻く人間も何もわからない。
でもその中には身近なことが絶対ある。

実際にあった、オーストラリアに密入国した少年が警察に保護されニュースに取り上げられて里親が出てきて強制送還が取り消されたということを基に作られたそうです。
でもインタビューであったように誰の目にも触れずに強制送還される少年少女の方が圧倒的に多いことは語られない。

ハネケ監督の映画には派手さはないけどそれだけ身近で身近にある狂気に気づかさせるとこが好きです。
akihitopiaの感想・評価
社会におけるコミュニケーションの不可能性を描いているようだが とても胸糞悪く 考えさせられる いい映画だった 特典としてついていたハネケのインタビューも彼の見る社会について語られていてとてもよかった
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